タイでプリペイドSIMを使う その61: TrueMoveのSIMを49バーツで購入!

前回はバンコクのスワンナプーム国際空港の地下で1ドルでDTACのプリペイドSIMカードを入手したことを紹介しました。

今回はDTACではなくTrueMoveのプリペイドSIMカードのお話です。

私はタイ滞在時用に長年使っているDTACのSIMカードがあるのですが、現地で通信速度の比較をしたいと思っていたのでTrueMoveのプリペイドSIMカードも調達することにしました。

当初の予定

プリペイドSIMカードを購入するのはバンコクのスワンナプーム国際空港で購入するのが無難です。

タイでプリペイドSIMを使う その58: スワンナプーム空港の状況 (2017年5月)
タイでプリペイドSIMを使う その58: スワンナプーム空港の状況 (2017年5月)
今回は久しぶりの海外SIMカードネタとしてバンコク・スワンナプーム国際空港の状況を紹介します。空港でプリペイドSIMを調達する場合に問題となるのは長蛇の列です。正直なところタイの3キャリアは値段の差も少なく、どこを選んでもそこそこ使えるはずです。カウンターが空いているキャリアを選ぶか、DTACの自販機を使うのが正解だと思います。

ところが空港で購入した場合、必ず旅行者用のSIMを購入することになります。

TrueMoveの場合はTOURIS SIMです。

เดินทางไปต่างประเทศ : ขณะอยู่ต่างประเทศ
เดินทางไปต่างประเทศ : ขณะอยู่ต่างประเทศ

空港で購入する場合、299ドルのTOURIST SIMを買うことになるか、インターネットパッケージと組み合わせて買うことになります。

今回のTrueMoveのプリペイドSIMカードを購入する理由が通信速度の測定だったため、プリペイドSIMカードを購入するためのコストは抑えたいところです。

そこで、最も安く、そして、そここそデータ通信ができるプリペイドSIMカードとして「4G Net SIM」を購入することを計画しました。購入する場所は空港ではなく、市内のTrueMoveショップです。

ทรูมูฟ เอช 4G เน็ตซิม

このSIMカードの価格は79バーツですが、最初から500MBのデータ通信が付属します。500MBだけで良いのならば79バーツ以上払う必要がありません。

データ通信速度を比較するだけだったら500MBもあれば余裕です。

市内でプリペイドSIMカードを買うと空港で買うよりも安く済む場合があります。

しかし、店員さんのサポートが得られない場合が多いので、海外プリペイドSIMカードになれた人向きです。

海外プリペイドSIMカードになれていない方は、多少コストがかかっても空港でプリペイドSIMカードを調達しましょう。

バンコク市内でTrueMoveのプリペイドSIMカードを購入!

バンコク市内には多くのTrueMoveショップがあります。ショッピングモールに行けばほぼ確実にあると思います。

ただ、英語で対応できる店員さんがいる可能性が高いのは、観光客が多くいるスクンビットエリアです。

私はBTSプロンポン駅に隣接するエム クオーティエ(EMQUARTIER)に入っているTrueMoveショップに行きました。エンポリウムの反対側です。

TrueMoveショップには日本のドコモショップのように受付番号の紙をとる機械があるので、近くにいる店員さんに「Buy new SIM」と伝えれば適切な種類の紙を渡してくれます。

あとは自分の番号が表示されたカウンターに行き、カウンターでは店員さんに欲しいSIMを伝えるだけです。

が、外国人とわかるとまず間違えなくTOURIST SIMをすすめてきます。おすすめとしては買いたいSIMカードの写真かスクリーンショットを見せることです。

私の場合は・・・意思疎通に失敗して、結局49バーツのTURIST SIMを買わされてしまいました。

49BのTOURIST SIMのパケージ

実は4G Net SIMは49バーツだと勘違いしていたので、49バーツと言われた時点で4G Net SIMだと思い込みOKしてしまいました。

なお、プリペイドSIMカードの購入にはパスポートが必要です。

タイでのプリペイドSIMカードでは個人IDの登録が必要になっておりますので、その場でパスポート番号を登録してくれます。

購入したプリペイドSIMカード

購入したプリペイドSIMカード(TOURIST SIM 49B)は3サイズ対応のものでした。タイではもはや3サイズ対応のSIMがスタンダードなようです。

49BのTOURIST SIM 表49BのTOURIST SIM 裏

旅行者向けのプリペイドSIMカードなのでパッケージには英語で使い方などが記載されています。これはありがたいところです。

49BのTOURIST SIMのパッケージ 全体1

49BのTOURIST SIMのパッケージ 全体2

ちなみにこのパッケージの一部(上の画像の「1GB」「2GB」「3GB」と書かれている部分)は切り取ることができます。

この切り取れる部分にはTOP UPに必要な情報と、インターネットパッケージが書かれているので便利かと思います。

初期設定

それではこのプリペイドSIMカードを状態をチェックしつつ使えるようにしたいと思います。

アクティベーション

アクティベーションは特に操作は不要です。SIMカードを挿してしばらく待っていると、次のようなSMSが送られてきます。

最初のSMSには自分の電話番号と登録に使ったID(パスポート番号)が記載されているはずです。

電話番号とIDの通知

続いて立て続けにSMSが送られてきます。

開通時のSMS

上から

  1. ウェルカムメッセージ
  2. 残高照会は「*123#」、データ残量確認は「*900#」、TOP UPはセブンイレブンでできる
  3. APNの設定をするためには「*880#」
  4. 有効期限は「2017/05/31 (30日間)」、プラン(プロモーション)は「4G Thailand Tourist SIM」、通話・SMS用残高は90バーツ、4Gでのデータ通信は90MB可能
  5. 宣伝 (無視してOK)

となっています。

初期状態の確認

TrueMoveでSIMカードのステータスを調査するためには下記のようなコマンドが用意されています。

電話番号確認 *833#
残高確認 *123#
データ残量確認 *900#
現在の料金プラン *935#

それぞれ試してみたいと思います。

まずは「*833#」です。

電話番号の確認

結果はスマートフォン画面に表示されます。シンプルに番号が表示されるだけです。

自分の電話番号

続いて残高確認です。

残量の確認

これも同じく画面に結果が表示されます。

残量の確認結果

SIMカードの説明によると20バーツの初期残高があるはずなのですが、残高は0バーツと表示されました。

どうも初期残高はSMSと通話にしか使えないので、通常の残高とは別管理のようです。

次はデータ残量の確認です。

データ残量の確認

データ残量の確認結果はSMSで送られてきます。

データ残量の確認結果

90MBが5/30まで(開通から30日間)、使用できることがわかります。

最後に現在の料金プランの確認です。

料金プランの確認

結果はSMSで送られてきます。

料金プランの確認結果

プラン名は「4G Thailand Tourist SIM」です。国際電話を掛けるときには最初に「00600」をつけると安くなるようです。

データ通信の設定

データ通信(インターネット通信)をするためにはAPNの設定をする必要があります。

TrueMoveの場合は「*880#」でAPNの設定情報を取得することができます。

APNの情報

一部の機種ではSMS経由でAPNの設定ができるようですが、私の機種はできませんので、手動でAPNを設定する必要があります。

設定内容はオレンジで囲んでいる部分に記載されています。

APN internet
ユーザ名 true
パスワード true

これを「設定」→「モバイルインターネット」→「アクセスポイント名」 (機種によってメニュー名は異なります)を選択し、メニューの新規作成から新しいアクセスポイントとして作成します。

APNを作成したら保存して、そのAPNを選択すればOKです。

私のスマホの場合はあらかじめDTACのAPNが組み込まれていたので、APNを選択するだけでした。

APN設定

APNを設定してもうまくインターネットにつながらない場合(アンテナピクトに3GやLTEと表示されない場合)は、スマートフォンを再起動させてみてください。

端末のステータスを確認したところLTE_CAと表示されました。これはキャリアアグリゲーションしていると言うことのようです。

端末ステータス

バンドを確認してみるとバンド3を利用していました。

周波数の状態

TOP UP

TOP UPはセブンイレブンのレジでもできますが、TrueMoveの店舗にいる場合はTrueMoveのキオスク端末を使うと良いでしょう。

キオスク端末の画面の写真を撮ろうと思ったのですが、店員さんが横にぴったりついていたため断念しました

画面は英語にすることもできますし、店員さんがサポートしてくれるので初めての方でもなんとかなると思います。

やることは電話番号を入れて、お金を入れてOKをするだけです。手数料はかかりません。

TOP UPに成功すると次のようなSMSが送られてきます。

TOP UPの結果

1通目の方は無視して良いです。

2通目の方で「100バーツのTOP UPをして、残高が100バーツになったこと」「有効期限が2017/06/30になったこと(30日延長)」がわかります。

TrueMoveにはインターネットでクレジットカードを使ってTOP UPする方法がありますが、2017年5月時点では日本のクレジットカードは使用できません。

クレジットカードの認証画面までは行くのですが、最後の最後にはねられます。

インターネットパッケージの購入

49バーツのTOURIST SIMは初期状態で90MBのデータ通信ができますが、これはすぐに使い切りそうです。

このため本格的に使うにはインターネットパッケージ(Topping Package)を購入する必要があります。

調べたところLTE(4G)が使えるインターネットパッケージは下記のようなものがありました。

名称 通信量 価格 期間 True
Wi-Fi
申し込み方法 超過時 自動継続
4G Ble Ble 200MB 9B 24時間 NO *900*1922# 従量制 NO
400MB 15B 24時間 *900*1923#
1.5GB 39B 24時間 *900*1924#
800MB 59B 7日間 *900*1925#
2GB 99B 7日間 *900*1926#
4G Non-Stop
Topping
1.5GB 199B 30日間 YES *900*8816# 128Kbps YES
2.5GB 299B *900*8817#
4GB 399B *900*8818#
8GB 699B *900*8819# 384Kbps
12GB 799B *900*8820#

TOURIST SIM向けには上記以外にもにも専用のインターネットパッケージがあります

今回は24時間で1.5GBを39バーツで使えるプランを利用してみることにしました。

申し込みは、申し込み方法の欄に記載の番号に発信するだけでOKです。

インターネットパッケージの申し込み

成功すると次のようなSMSが送られてきます。申し込み時点から24時間使用できます。

インターネットパッケージの申し込み結果

このインターネットパッケージの残量確認は「*900#」で行うことができます。

海外での利用

プリペイドSIMカードをタイ国外で使用するためにはローミングをオンにする必要があります。

「*112*1#」がローミングオンのコマンドです。

ローミングオン

試してみると、次のように表示されました。

ローミングをオンにした結果

どうやら、TOURIST SIMは最初からローミングが対応になっており、そもそもローミングのオン/オフはできないようです。

このTOURIST SIMは特に何もしなくてもタイ国外で電話・SMSが使えるわけですが、タイ国外でデータ通信はできません。あまり需要はないかもしれませんが、「*113*1#」でタイ国外でのデータ通信を有効にすることができます。

データローミングをオン

「*113*1#」を実行すると次のようなメッセージが表示されます。

データローミングを有効にした結果

結果はSMSで送るのでしばらく待てとのことです。15分たってもSMSがなかったら+66891001331に電話するようにも記載されています。

私の場合は無事にSMSが送られてきました。

データローミングを有効にした結果 (SMS)

これでタイ国外でデータローミングをONにすればTrueMoveのプリペイドSIMカードを刺している状態でデータ通信ができます。

ただし、従量制で課金されますので注意してください。あくまでも臨時利用と考えた方が良いと思います。

まとめ

今回はバンコク市内でTrueMoveのプリペイドSIMカードを49バーツで購入したことを紹介しました。

本来は79バーツの4G Net SIMを買ってそれだけでデータ通信を利用しようと思ったのですが、手違いで49バーツのTOURIST SIMとなってしまいました。TOURIST SIMはパッケージに使用するために必要な情報がまとめられており、使いやすさを実感しました。

次回はAISのSIMカードをバンコク市内で購入したことを紹介します。