中華スマホRedmi Note 3 Proで遊ぶ その14: アンロックする

アンロック

前回はRedmi Note 3 Proの使い勝手を改善すべくホームアプリを入れ替えてみました。

一応これでMIUIになれない体でも使い勝手がよくなったのですが、根本的に解決するにはルート化するなり、カスタムROMを導入するしかありません。

今回はこの第一歩としてRedmi Note 3 Proのブートローダをアンロックしたいと思います。

今回使用しているRedmi Note 3 Proは海外通販サイトEverBuyingから提供していただきました。

EverBuyingでは、このスマホは売り切れとなっています。

2017/05/28時点では在庫はTOMTOPにあり、32GB版を185.99ドルで販売しています。

TOMTOPでの注文方法については、下記ページを参照してみてください。

今回は中国の通販サイトであるGeekBuyingの使い方について紹介します。 品ぞろえはGearBestに及ばない感じですが、サイトの作り・取扱商品を見るとGearBestの対抗馬となるサイトだと思います。中華タブレットや中華スマホを買うときには、GeekBuyingも確認してみるとよいでしょう。

すでに後継機種のRedmi Note 4Xも発売されました。いま入手するならRedmi Note 4Xがおすすめです。

Redmi Note 4Xの場合は、GearBestがRAM 3GB/ROM 32GBモデル(シルバーグレー)を153.99ドル(17351円) (2017/05/28時点)で販売しています。

ご注意

はじめに注意事項です。

ブートローダのアンロックは比較的安全な作業ですが、アンロックした場合はそれ以降は保証が一切受けられなくなります。

購入元の海外通販もサポートしてくれません。

アンロック作業はくれぐれも自己責任で実施してください

また英語となりますが、下記のサイトを参照するとよいと思います。

手順

Redmi Note 3 Proのブートローダをアンロックするためには手順があります。

  1. Miアカウントの作成
  2. アンロックの申請
  3. アンロックツールを使ったアンロック

以降で順々に紹介していきます。

Miアカウントの作成

Miアカウントとはシャオミのサービスで共通に使うアカウントのようです。

アンロックをするためにはシャオミに申請が必要で、申請にはMiアカウントが必要なのです。

Miアカウントを作るにはいくつか方法があるのですが、ここではRedmi Note 3 Proを使って作成する方法を紹介します。

まず、Wi-FiなどRedmi Note 3 Proがインターネットに接続している状態で「Mi Account」アプリを起動します。

Miアカウントアプリ

初回起動時には「サインイン」か「アカウントを作成する」かが選択できます。アカウントを作る場合は「Create a Mi Account for free」を選択します。

アカウントの新規作成を選択

アカウントは「電話番号」か「メールアドレス」で作成できます。今回はメールアドレスで作成してみます。その場合は次の画面で「Create an account using email address」を選択します。

メールアドレスを使ったアカウント作成を選択

これでメールアドレスを入力する欄が表示されるので、「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。パスワードは8~16文字で数字とアルファベットの両方を含む必要があります。「メールアドレス」と「パスワード」を入力したら「Create an account」を選択します。

アカウント情報の入力

次の画面ではCaptchaコードの入力が必要になります。画面に書かれているコードを入力したら「OK」を選択します。

認証コードの入力

次のような画面になればRedmi Note 3 Proでの設定はひとまず終了です。

アカウントの作成成功

次は入力したメールアドレスの受信箱を確認します。受信箱にはこのようなメールが入っているはずです。

アクティベーションのメール

このメールの「Activate account」を選択するとブラウザが開き、次に様な画面になればMiアカウントの作成完了です。

アクティベーションの完了

なお、ここまで来たら先ほどのRedmi Note 3 Proの画面で「Account verified」を選択するとログインできます。

Miアカウントのログインへ

Miアカウントの作成が完了していれば 次に様な画面になります。

Miアカウントの確認完了

「Finish」を選択するとMiアカウントで使用できるサービス(Sync, Find device, Mi Voice)の設定ができます。私はとりあえず三つともOFFにして「Continue」を選択しました。

Miクラウドの設定

これで必要な設定はすべて完了して、Mi アカウントの画面になります。ここで顔アイコンをタップすると個人情報の入力ができます。

Miアカウントの設定画面

顔アイコンや名前・電話番号などが登録できるので、登録しておいてもよいでしょう。

Miアカウントの詳細設定

取りあえずMiアカウントの作成はこれで終わりです。

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アンロック申請

シャオミのスマートフォンはシャオミに申請して許可をもらわないとアンロックができません。この辺は自由にアンロックできるNexusデバイスとは大きく違います。

アンロック申請は下記のページから行います。

アンロック申請のページには「Unlock Now」というボタンがあるのでこれを選択します。

アンロック申請の開始

すると画面がなぜか中国語になってしまいます。MIUIのフォーラムに入らなければいけないようなので、「Miアカウントのメールアドレス」「パスワード」を入力してオレンジのボタン(立即登録)を選択します。

MIUIフォーラムへの登録

次の画面はMIUIフォーラムのニックネームを設定する画面です。これはスキップしたいところですが入力しないと先に進めません。ニックネームはアルファベットで3~15文字です。ニックネームを入力しても先に取得されているとこの画面に戻ってきます。

ニックネームの登録

ニックネームに登録成功するとMIUIのフォーラムが表示されます。

MIUIフォーラム

本当にMIUIフォーラムのアカウントの登録が必要なのかどうかわかりませんが、私の場合は登録しないと先に進めませんでした。

ここまで来たらもう一度アンロック申請の画面に戻ります。

これでようやくアンロック申請の画面になります。

アンロック申請画面

この画面ではいくつか入力しなければいけません。上から

  • 名前(アルファベットで入力)
  • 電話の国番号(日本は「+81」)
  • SMSを受信可能な電話番号 (先頭の「0」は除く)
  • アンロックしたい理由

を入力します。

問題は「アンロックしたい理由」です。私は下記のサイトを参照して「我的手机是砖砌在启动循环模式。请批准我的请求开锁。」をコピペしました。これは「スマホが文鎮化してしまったので、アンロックの許可をお願いします」という意味らしいです。

This is a nice easy guide on how to get stock MIUI bootloader of your Redmi Note 3 unlocked properly using MiFlash Unlock tool. The tool is designed as Windows

ただ英語で理由を入力してもOKという情報もありました。

ここまで入力したらチェックボックスのチェックを入れて「Apply Now」を選択します。

これでアンロック申請の確認画面になります。ここで入力した電話番号へSMSが来ているはずですので、そのSMSに書かれている認証番号を入力して「Next」を選択します。

認証番号の入力

正しい認証番号を入力すればアンロック申請完了です。

アンロック申請完了

ここには

  • アンロックの許可が出たらSMSを送る
  • アンロック申請をしてから許可が下りるまで最大10日営業日程度
  • 10日過ぎても連絡がなければMIUIフォーラムでクレームをしてくれ

と記載されています。

10営業日ということはおよそ2週間です。かなり長く感じますが待つしかありません。

アンロック作業

アンロック申請の許可が来たらアンロック作業を始めます。

しかし、私は10日間待っても許可のSMSは送られ来ませんでしたので、試しにアンロック作業をしてみることにしました。

まず、アンロックしたいRedmi Note 3 ProでMiアカウントにログインしておきます。初期化などをしてしまった場合は「Settings」→「Mi Account」でログインしておきます。

次に下記のURLにWindows PCでアクセスします。

ここで右側にある「Download Mi Unlock」を選択してアンロックツールをダウンロードします。

アンロックツールのダウンロード

私がダウンロードしたときには「MiFlashUnlock_1.1.0317.1_en.zip」というファイル名でした。

ダウンロードに成功したらこのzipファイルを展開して、中身を適当なフォルダにコピーします。私の場合は「c:\xiaomi\MiFlashUnlock」にコピーしました。

次にコピーした「MiFlashUnlock.exe」をダブルクリックして実行します。最初の画面は「Agree」を選択します。

免責事項の同意

次にMiアカウントのログイン画面になりますので、メールアドレス(電話番号)とパスワードを入力して「Sign in」を選択します。

Miアカウントでのログイン

Miアカウントにログインして次に様な画面になったらWindowsでの作業はいったん停止して、次はRedmi Note 3 Proでの操作です。

スマートフォンの接続待ち状態

まず、Redmi Note 3 Proの電源をいったんオフにします。そしてボリュームマイナスボタンを押しながら電源ボタンを押します。ボタンは下記の画面になるまで押しっぱなしにした方がよいでしょう。

Fastbootモードの画面

この画面がFastbootモードです。この画面とWindowsをmicroUSBケーブルで接続します。10~20秒ほど待つとアンロックツールの画面が変わり「Phone connected」になるはずです。ここまで来たら画面下の「Unlock」を選択します。

アンロックの開始

「Unlock」ボタンを選択すると、進捗を示すパーセントの表示が出て100%になれば成功です。

成功すると次のような画面になるので「Reboot phone」を選択しましょう。

アンロックの成功

Redmi Note 3 Proが再起動します。

なお、パーセント表示が50%で止まってしまってエラーになる場合は「トラブルシューティング」の項を参照してみてください。私も結構はまりました。

TOMTOP

アンロックの確認

アンロックツールで「Unlocked successfully」となっていればアンロックに成功しているはずですが、心配な方は次の手順で確認できます。

まず下記のファイルをダウンロードしてわかりやすいところに展開しておきます。

今回は「c:\xiaomi\adb」に展開したとします。

次にFastbootモードでRedmi Note 3 Proを起動します(ボリュームマイナスボタンを押しながら電源ボタンを押す)。

ここでコマンドプロンプトを起動して次のコマンドを入力します。

cd c:\xiaomi\adb
fastboot devices

これで「fastboot」が含まれている行が表示されていればRedmi Note 3 Proと正しく通信ができています。

ここまで確認できたら次のコマンドを入力しましょう。

fastboot oem device-info

このコマンドで表示される「Device unlocked:」のところが「true」なっていればアンロックに成功しています。

アンロックの確認

トラブルシューティング

私が試したところ、いくつかはまった点がありましたので紹介したいと思います。

「Not connected to Mi Phone」で止まる

Unlock処理を始めたところ私の場合は下記のような画面で止まってしまいました。

アンロックの失敗

この場合はデバイスマネージャを確認してみてください。FastbootモードのRedmi Note 3 Proが認識されていないかもしれません。

デバイスマネージャ

この場合は下記のページから「MIUI ROM Flashing Tool」をダウンロードしてインストールする必要があります。

,Xiaomi MIUI Official Forum

ダウンロードのリンクは下記です。

MIUI ROM Flashing Toolのダウンロード

MIUI ROM Flashing Toolをインストールしたら、デバイスマネージャから「Android」を右クリックしてドライバを更新してください。

必要なドライバは「C:\Program Files (x86)\Xiaomi\MiPhone\Google\Driver」に入っています。

うまく認識できると下記のようになるはずです。

Fastbootモードを認識した状態

「Current account is different …」で止まる

Unlock処理をしたところ次のような画面で止まることがありました。

アンロックの失敗

この状態になるにはRedmi Note 3 ProでログインしたMiアカウントと、アンロックツールでログインしたMiアカウントが違う可能性があります。

もし一致している場合は使用しているRedmi Note 3 Proのファームウェア(ROM)がアンロックに対応していない可能性が高いです。

まず、通販サイトのカスタムROMの場合(MIUIの言語選択に日本語があればカスタムROMです)は、オフィシャルROMに書き換えてください。

書き換え方は下記で説明しています。ただし使用するROMは「Redmi Note 3 Qualcomm Latest China Developer Version」としてください。

今回はRedmi Note 3 ProのファームウェアをXiaomi公式のグローバル版ROMの更新します。手順を紹介しているサイトを見ると手順が複雑そうだったのですが、一つ一つ意味を理解しつつ作業したことで、割とすんなりと成功することができました。

ダウンロードするROMファイルは下記になります。

Latest china Developer ROMのダウンロード

Redmi Note 3 Proの場合、Global Stable ROMでもアンロックできるという記載があるのですが、私の場合は「Current account is different …」で止まってしまいました。
そこでChina Developer ROMに書き換えてから試したところ成功しました。

「Unkown error(501)」で止まる

Unlock処理をしたところ次のよう画面で止まることがありました。

アンロックの失敗

これはおそらくシャオミのサーバが混雑しているのだと思います。

「Try again」を選択して何度かトライしてみてください。私の場合は3回目ぐらいで成功しました。

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まとめ

今回はルート化を目指してRedmi Note 3 Proのブートローダをアンロックしました。

シャオミに申請が必要だったり、China Developer ROMを使わなければいけなかったりなかなか大変でしたが、これでようやくルート化へ進むことができました。

次回はいよいよルート化してみます。

『中華スマホRedmi Note 3 Proで遊ぶ その14: アンロックする』へのコメント

  1. 名前:inside 投稿日:2017/01/22(日) 00:33:30 ID:11d8e0c01 返信

    アンロックする端末と、SMSを受け取る端末が違っても大丈夫なんですか?

  2. 名前:gql 投稿日:2017/04/05(水) 13:32:13 ID:02bb89eff 返信

    初めまして、このサイトを見てとても安心できました。
    ありがとうございました。

    Androidアプリの勉強を行いAOSPなどに興味を持ち、先日Redmi Note 3 Proを入手しましたが、初めての作業なのでとても心配でした。
    このサイトでは画像や入力に必要な情報、押すべきボタンを丁寧に図示していただけたので安心して作業を行えました。
    ありがとうございました。

    • 名前:scratchpad 投稿日:2017/04/09(日) 15:51:20 ID:0ea6fd24c 返信

      コメントありがとうございます。

      役に立ったようでよかったです。Xiaomiの端末は中華スマホの中では日本語情報が多いのでいろいろ遊びやすいとは思います。
      Redmi Note 3 Proは性能と価格のバランスがよくいい機種ですので、楽しんでください