CyanogenModは2016年12月にCyanogenが活動を停止したことに伴い、開発を終了しました。
後継プロジェクトはLineageOSとなります。
前回はRedmi Note 3 ProにCyanogenMod 13のカスタムROM(CM13)を書き込みました。
今回はCyanogenMod 13のカスタムROMを書き込んだRedmi Note 3 Proの初期設定をしたいと思います。
今回使用しているRedmi Note 3 Proは海外通販サイトEverBuying(閉鎖)から提供していただきました。
2019/03/02時点のRedmi Noteシリーズの最新機種は、Redmi Note 7となります。Redmi Note 7のGloval Versionは海外通販サイトGeekBuyingで239.99ドルで販売しています。
GeekBuyingでの注文方法については、下記ページを参照してみてください。
また、販売店・メーカのサポートも受けられなくなります。
本サイト内容を利用することによる損害・トラブルについては一切対応できません。
ROM焼きはあくまでも自己責任で実施してください。
CyanogenModとは
CyanogenModとはさまざまなAndroid端末に対応したカスタムROMです。つづりが長いのか読みにくいのかで、短く「CM」と記載されることもあります。
日本語のWikipediaにもページがあるのでそちらを見れば経緯は詳しくわかると思います。
CyanogenModは開発が活発なことから人気があるカスタムROMです。
Redmi Note 3 ProへのCyanogenModの導入方法は前回の記事を参照してください。
初期設定
CyanogenMod 13のROMを焼いて再起動すると、初期設定が始まります。
最初は言語設定です。スクロールすると日本語があるのでこれを選択しましょう。xiaomi.euのROMにも日本語がなかったのでこれはうれしい点です。
次はWi-Fiの設定です。アクセスポイントの一覧が表示されるので接続したいアクセスポイントを選択します。
RedMi Note 3 Proは5GHzにも対応しているので、2.4GHzと5GHzの両方のアクセスポイントが表示されますが、私の場合はいつも5GHzのアクセスポイントが少し遅れて表示されました。
Wi-Fiの設定が終わるとモバイルデータ通信の設定になりますが、私はSIMカードを差していなかったので次のような画面になりました。
モバイルデータ通信の設定が終わると、Googleアカウントの設定になります。
Googleアカウントの設定では登録しているメールアドレスを入力します。
パスワードを入力します。
2段階認証をONにしているときには認証コードの入力が必要です。
これでログイン成功です。利用規約とプライバシーポリシーに問題がなければ「同意をする」を選択します。
次はGoogleサービスの設定です。最初はGoogleアカウントで各種情報をバックアップするか聞かれるので、必要に応じてチェックボックスをオンにして「次へ」を選択します。
Googleアカウントでバックアップを有効にしていると、リストア元の端末の選択画面になります。
新たな端末ととしてセットアップした場合はスクロールして「復元しない」を選びます。
これでGoogle関係の設定は終わりになり、次からはCyanogenModの機能に関する設定になります。
動作状況をレポートする機能の確認があるので、必要に応じてチェックボックスをオフにして「次へ」を選択します。
次は位置情報の仕様について確認があるので必要に応じてチェックボックスを変更して「次へ」を選択します。
最後に日付と時刻の設定になります。Wi-Fiやモバイルデータ通信の設定ができていれば正しい日時になっているのではないかと思います。
これで初期設定完了です。
開始を選ぶとホーム画面になります。
初期状態
私はCyanogenModのカスタムROMを使うのが初めてなので簡単にチェックしてみました。
設定メニュー
かなり長い画像ですが、下記がCyanogenMod 13導入後の設定メニューの項目一覧です。標準のAndroid(Nexus5)とほぼ一緒ですので、私はMIUIよりこちらが使い安です。
端末情報
設定メニューから端末情報を見ると次のような情報が表示されます。
AndroidバージョンのほかにCyanogenMod 13のバージョン情報も表示されます。
プリインストールアプリ
最初に導入したOpen GAppsが最小限(pico)だったので、プリインストールのアプリはこれだけです。GMailもGoogle Mapもありません。必要な場合はGoogle Playからインストールすることになります。
内蔵ストレージ
内蔵ストレージの空きは10.26GBでした、購入直後やxiaomi.euの書き込み後はほぼ10GBだったので200MBほど空きが増えています。
もう少し空が増えるかと思ったのですが、あまり変わりませんでした。
ベンチマーク
Antutuベンチマークを動かしてみました。
結果は下記です。ベンチマーク実施時は充電はせずにバッテリで駆動している状態です。
CyanogenMod導入前のスコアは下記に記載しています。いずれも75000前後です。さすがにROMを変えたぐらいではスコアは変動しないようです。
まとめ
今回はRedmi Note 3 Proに導入したCyanogenMod(CM13)の初期状態を紹介しました。
CyanogenMod 13は素のAndroidに近く、独特な動作が多いMIUIより個人的には使いやすく感じます。これで安定していればCM13を常用していきたいところです。
次回はCyanogenMod 13導入後のブートローダアンロックを紹介したいと思います。
コメント
こんにちは。
これからredmi note pro3を買おうと考えており、管理人様のサイトを何度も読ませて頂いております。
質問があるのですがcm13を導入したredmi note pro3はデュアルsimを認識しますか。
またデュアルスタンバイは可能でしょうか。
コメントありがとうございます!
先ほど試しました(ドコモ2枚)が、結果としてうまくいきませんでした。
2枚とも認識してAPN設定などはできるのですが、安定して2つともアンテナが立ちません。
1回だけアンテナピクトが二つともちゃんと表示され、SIM1のほうにLTEの文字が出るところまではいったのですが、その後はSIM2のアンテナが0本状態になってしまいました。
データ通信・通話ともSIM1/2を選べるようなメニュー構成なのですが、残念ながら私は上手く切り替えることができていません。