前回はタイのDTACのプリペイドSIMカードでインターネットパッケージをキャンセルする方法を紹介しました。
今回はこのDTACのプリペイドSIMカードでTOP UP (リチャージ)する方法を紹介します。
DTACのプリペイドSIMカードの詳細は下記を参照してください。
DTACのTOP UP方法
プリペイドSIMカードはあらかじめ投入した残高の分だけ仕え、残高がなくなったら使えなくなってしまいます。
そのため残高を必要に応じて回復させる必要があります。
この残高を回復させる作業を一般的にはTOP UPといいます。DTACの場合は「Refill」とも記載しますが、「チャージ」や「リチャージ」という方がわかりやすいかもしれません。
DTACのTOP UP方法は下記のように複数あります。
- DTACのTOP UP機
- クレジットカード
- コンビニのレジ
- リフィルカード
- 他社のTOP UP機 (手数料がとられます)
そのほかにも銀行のATMを使う方法などもあるようですが、私は試したことがありません。
今回は主流となりつつあるDTACのTOP UP機と、クレジットカードによるTOP UPを紹介したいと思います。
DTACのTOP UP機の利用
DTACの店舗はショッピングモールなどで見つけることができます。
DTACの店舗に行くとATMのような機械が設置されていると思います。「Payment machine」となっていればそれがTOP UP機です。
ちなみにAISやTrueMoveのTOP UP機は地下鉄(MRT)の駅など店舗外でも見かけますが、DTACのTOP UP機はDTACの店舗外ではあまり見かけません。
下記のようなオレンジの機械でもTOP UP可能ですが、1回2バーツ程度の手数料が取られます。
TOP UP機を探す場合はDTACの店舗に行くのが無難です。
さてDTACのTOP UP機を見つけたまず画面を確認して、表示を英語に変えましょう。右下の「English」を選択すると言語が切り替わります。
表示が英語に切り替わったら画面で「Top-up」を選択します。
TOP UPする電話番号(通常は自分の電話番号)を入力します。なお、電話番号を確認するには「*102*9#」です。
次はTOP UPする金額を選択します。TOP UP機はおつりが出ないので手持ちのお金でぴったりとなる金額を選択しましょう。
金額を選択すると確認画面になります。確認画面では電話番号・登録しているユーザ名・支払い金額が表示されます。
あとはTOP UP機にお金を投入するだけです。おつりが出ないのでぴったりとなるようにお金を投入します。
必要な金額を投入すると次のようになりTOP UP完了となります。「Finsh」を選択して終了しましょう。
TOP UPが完了するとTOP UP機からはレシートが出てきます。
また、下記のようにSMSが送られてきて、残高が増えたことと有効期限が延びたことがわかります。
有効期限はTOP UP1回につき30日の延長となります。
有効期限を伸ばしたい方は、後ろに人が並んでいないことを確認の上、細かい金額に分けてTOP UPすると良いでしょう。
クレジットカードによるTOP UP
クレジットカードによるTOP UPはDTACのWebサイトあるいはDTACのアプリで行うことができます。
Webサイトでの利用方法は既に下記で紹介しています。
今回はDTACのアプリを使ってみます。
まずはスマホにDTACアプリを入れておきましょう。
DTACアプリをインストールしたら実行してログインします。ログインIDはDTACの電話番号です。このときWi-FiなどDTACのモバイル通信以外でインターネット接続をしている場合は、SMSでワンタイムパスワードを受信する必要があります。
電話番号を入力して「Request OTP code via SMS」を選択すると、タイムパスワードが送られてきます。
このワンタイムパスワード(上記の例では1363)を入力するとDTACアプリにログインすることができます。
DTACアプリにログインしたら右下の「Other」を選択し、表示されたメニューから「Refill」を選択します。
これでTOP UP(Refill)の画面に遷移しますので、TOP UPする金額を選択します。今回は20バーツとしておきます。
すると支払い方法の選択画面が表示されます。今回はクレジットカードなので一番上の「Credit/Debit/ATM card」を選択します。
これでクレジットカードの情報入力画面になります。
クレジットカード番号・カード所有者の氏名・カードの有効期限・背面の3桁のセキュリティコードを入力します。カード所有者の氏名は、カード上の刻印と全く同じになるように、ローマ字で名→姓の順で入力します。
全ての入力が終わったら画面下の「Submit refill」を選択します。
クレジットカードの種類によっては、クレジットカード独自の認証画面がこのあとに表示される場合があります。
三井住友VISAカードの場合は下記のような追加認証画面が表示されるので、三井住友VISAのサービス(VPass)で設定したパスワードを入力します。
認証に成功すると下記のような画面が表示され、TOP UP成功となります。
もちろん、TOP UPした金額と新しい有効期限を知らせるSMSも届きます。
クレジットカードの場合でも1回30日有効期限が延長になるようです。
なお、DTACアプリでクレジットカードでTOP UPするとそのクレジットカードの情報をDTACアプリが覚えています。
次回以降は支払い方法としてクレジットカードを選択すると、以前使用したクレジットカードを選択できるようになり、カード情報の入力が不要となります。
TOP UPによるボーナス
TOP UPすると残高が回復し、プリペイドSIMカードの有効期限が延びます。
ただこれだけでなくたまにボーナスがもらえる場合があります。
ボーナスをもらえる条件は不明なのですが、私の場合は「DTACアプリからクレジットカードで300バーツをTOP UP」したところ「スターバックスの100バーツクーポン」と「1週間1GBのインターネット通信」がボーナスとしてもらえました。
下記が300バーツをトップアップしたときのSMSです。
2通目がスターバックスのクーポンで、3通目が1GBのインターネット通信のボーナスです。
スターバックスの100バーツクーポン
クーポンを確認するためにDTACアプリを使うのが簡単です。
DTACアプリにログインして画面下の「Campaign」を選択した後、画面上部の「Gift」を選択します。
これで取得可能なギフトが「Redeemable gift」の欄に表示されます。
スターバックスのクーポンは「Free 100 Baht Starbucs e-Coupon」なのでこれを選択しましょう。
これでクーポンの詳細が表示されます。
スターバックの支払いで100バーツの代わりとして使えるようです。クーポンを画面に表示させるには「Get my gift」を選択します。
これが100バーツのクーポンになります。スターバックの支払時にレジでこれを見せると100バーツ引きとなるようです。
1GBのインターネット通信のボーナス
このボーナスもDTACアプリなどから操作を行う必要があります。
スターバックスのクーポンの時と同様に、DTACアプリで「Campaign」→「Gift」と選択します。
下記が「1GB インターネット通信のボーナス」です。
どうやら2017/07/17~2017/12/31の間にオンラインでTOP UPするとその初回にもらえるボーナスのようです。
このボーナスを有効にするには「Get my gift」を選択します。
すると「Recommended Add-On」に0バーツのインターネットパッケージが追加され、選べるようになります。
この「Free internet 1GB for 7 days」を選択すると次のような画面になります。有効にするには「CLICK TO BUY」を選択します。
有効化に成功すると「Successfull subscribe」と表示されます。
次のようなSMSが送られてくれば無料で7日間1GBまでインターネット通信が利用できます。
まとめ
今回はタイDTACのプリペイドSIMカードでTOP UP(リチャージ)する方法を紹介しました。
最近はTOP UP機でTOP UPするのが主流のようですが、DTACの場合は日本のクレジットカードが使えるのでDTACアプリを使ってクレジットカードでTOP UPするのがお勧めです。
次回はモバイルバッテリーの紹介をします。
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