タイでプリペイドSIMを使う その75: スワンナプーム空港の状況 (2018年5月)

2018月8月にスワンナプーム国際空港の様子を調査いたしました。こちらもご覧ください。

今回は2018年8月のタイ・スワンナプーム国際空港でのSIMカードの販売の様子を紹介します。これまでスワンナプーム国際空港での状況はパッケージの変更を紹介することが多かったのですが、今回の調査では荷物受取りエリアでの販売が始まるという大きな変化がありました。新設された荷物受取りエリアの販売ブースではお得なパッケージも販売していますので、荷物の待ち時間にここでプリペイドSIMカードを購入することをお勧めします。

前回までは製品レビューをしてきましたが、今回からは久々に海外プリペイドSIMカードネタです。

ちょっと前になりますが2018年のゴールデンウィークにトランジットでタイに寄ったときに、スワンナプーム国際空港で調査した内容を紹介したいと思います。

なお、前回のタイ編は下記になります。

今回はタイDTACのプリペイドSIMカードでTOP UP(リチャージ)する方法を紹介します。最近はTOP UP機でTOP UPするのが主流のようですが、DTACの場合は日本のクレジットカードが使えるのでDTACアプリを使ってクレジットカードでTOP UPするのがお勧めです。

取材時期・時間

取材したのは2018年の5月上旬です。

空港に到着して到着ロビーに出たのは18時30分頃でした。この時間帯は空港が混み合う時間帯だと思います。

混み具合の違いは、早朝に到着したときの記事と比較していただければと思います。

今回は2017年12月上旬のタイ・スワンナプーム国際空港でのSIMカード販売の様子を紹介します。半年前の調査に比べ、使用可能か期間が延びていたり、データ量が増量されていたりと、ユーザにうれしい変更が行われていました。特にTrueMoveがこの時点では最もコストパフォーマンスよいように思います。

ちなみに、1年前のスワンナプーム国際空港で調査をしていました。このときは19時頃だったので、ほぼ同じ時間帯です。

今回は久しぶりの海外SIMカードネタとしてバンコク・スワンナプーム国際空港の状況を紹介します。空港でプリペイドSIMを調達する場合に問題となるのは長蛇の列です。正直なところタイの3キャリアは値段の差も少なく、どこを選んでもそこそこ使えるはずです。カウンターが空いているキャリアを選ぶか、DTACの自販機を使うのが正解だと思います。

当然ですが時間帯によって混み具合はかなり違います。

スワンナプーム国際空港でSIMカードを買うときの最大の難関は混在です。

空港でSIMカードを買う予定の方は時間に余裕を持つことをお勧めします。

AIS

タイの最大手のキャリアで、一番人気なのがAISです。

この日も一番行列ができているのがAISでした。

AISの店舗

この混雑だと順番が回ってくるまで15~30分は覚悟する必要がありそうです。

ここではカウンターに料金プランが書いてあるカードが置いてあります。

自分が必要とする期間・データ量でプランを選んでお金を払うだけという仕組みです。

AISのパッケージ 1

AISのパッケージ 2

このプランの書かれたカードは表と裏で微妙に記載が違うので、両面をチェックする必要があります。

合計で8プランがあるので、滞在期間とデータ通信量に合わせて選ぶことができます。

表に書き起こすと次のようになります。赤太字は半年前の調査から強化・追加されたところです。

価格期間データ量超過時
通信速度
通話
SMS
299B8日3GB384Kbps100B
449B10日3.5GB128Kbpsなし
549B30日4.5GB128Kbps50B
849B9GB
1049B15GB256Kbps
1849B24GB100B
2699B36GB
3549B48GB
1749B無制限(※)N/A

(※ 4G接続の場合は最大通信速度300Mbps、3G接続の場合は最大通信速度4Gbps)

「超過時通信速度」というのは所定のデータ通信量を超えた場合にデータ通信速度がここに記載された速度に制限されると言うことです。つまり、所定のデータ量を使い切っても、データ通信は遅いものの引き続き使うことができるということです。

半年前から比較すると次のような変化があります。

  • 299Bのプランのデータ通信量が、2.5GBから3GBに増量
  • 549Bのプランの超過時の通信速度が、64Kbpsから128Kbpsに増速
  • 大容量の2699B・3549Bのプランの追加
  • データ通信量無制限の1749Bのプランの追加

299B/8日のパッケージは各社の旅行者向け主力プランの一つです。おそらく他のキャリアとの競争のため、データ通信量を増量したのだと思います。

タイのプリペイドSIMカード事情は調査する度にユーザに有利な方向に改善されている気がします。

キャリア間の競争がユーザの利益になっていることがわかります。

DTAC

2019/07/28追記

DTACのプリペイドSIMカード(Happy Tourist SIM 299バーツ)は、楽天グループのVoyaginで予約をしておくと約40%オフの618円で入手することができます。

割引価格のSIMカードで、タイ旅行を効率良く快適に過ごしませんか?Voyaginでご予約いただける「ハッピーツーリストSIM 299」なら、8日間4Gが使い放題!安心の通信品質で、簡単にSIMの補充や延長も可能です。

Voyaginで予約した場合は、受取り場所は地下(鉄道駅のある階)のKlookカウンター(ユニットRC6)になりますので注意してください。

タイ第二位のキャリアです。

プリペイドSIMカードの有効期限を維持しやすく、私がずっと使っているキャリアです。今回の調査で最も空いていたのがDTACでした。

DTACの店舗

DTACもパッケージの一覧が書いてあるカードを用意しています。

DTACのパッケージ

表に書き起こすと次のようになります。赤太字は半年前の調査から変化があったところです。

価格期間データ量通話
SMS
299B7日4.5GB20B
299B8日3GB 100B
499B10日4.5GB35B
599B15日6GB100B
549B30日4.5GB85B
849B9GB65B
1349B20GB135B

DTACも半年前と少しパッケージが変わっています。

299B/8日のパッケージはデータ通信量が3GBに増量しました。これでAISと同条件になっています。

一方、299Bで4.5GB使えるパッケージの利用期間が8日間から7日間に短縮され、通話・SMSにつかえる初期残高が40Bから20Bに減額されています。

この299B/7日のパッケージは短期間滞在でデータ量重視の旅行者向けということになります。

DTACのプリペイドSIMカード自販機

DTACは店舗のカウンターの左側に自販機が設置してあり、プリペイドSIMカードを購入することができます。

DTACの自販機

この自販機には下のような張り紙がありました。

自販機で購入可能なパッケージ

以前は自販機では「299B/8日」と「599B/15日」の二種類だけを取り扱っていたのですが、3種類に増えたようです。

自動販売機はいつも空いているので、店舗のカウンターに行列ができている場合は自販機を使うのも良いと思います。

Airport Rail Linkの駅の販売所

実はDTACのプリペイドSIMカードは到着ロビー以外にも空港で購入することができます。

空港の地下にある電車(Airport Rail Link)の駅構内に簡易販売所があるのです。 場所はAirport Rail Linkの改札を抜けてすぐのところ(エスカレータでプラットホームに降りる前)です。

AirPort Rail Linkの駅の販売所

ただしここが開いているのは日中だけのようで、早朝や深夜だと誰もいません。

この日は19時にここを通過したところ、係員がいてプリペイドSIMカードを販売していました。

ここで入手できるプリペイドSIMカードのパッケージ(プラン)は、到着ロビーの店舗とはちょっと違います。

AirPort Rail Linkの駅の販売所のパッケージ 1

AirPort Rail Linkの駅の販売所のパッケージ 2

特徴は通信速度を制限する代わりに、データ通信量を無制限にしていることです。

表にすると次のようになります。

価格期間データ量通信速度通話
SMS
100B7日無制限1Mbpsなし
150B4Mbps
125B1MbpsDTAC無料
150B4Mbps
150B1Mbps50B
200B4Mbps
480B30日1MbpsDTAC無料
695B4Mbps
350B1Mbps50B
550B4Mbps

通信速度制限があるせいか、全体的に価格がかなり抑えられています。

1Mbpsだと写真の送受信にストレスがあるかもしれませんが、4Mbpsでれば大体の使い道では問題が無いはずです。

タイではホテルではWi-Fiが整備されていることが多いです。動画鑑賞などの通信速度が重要な用途はホテルで行うようにすれば、速度制限があっても実用上は問題ないかもしれません。

少しでも安くインターネット接続を確保したい方にお勧めのパッケージです。

TrueMove

タイの第三位のキャリアです。高速通信をウリにしています。また、Wi-Fiホットスポットサービスにも力を入れています。

この日の二番人気はTrueMoveでした。

TrueMoveの店舗

TrueMoveもプランが書かれているカードがあります。

TrueMoveのパッケージ

TrueMoveのパッケージ 2

表に書き出すと下記のようになります。ただし、279B/8日のパッケージは中国人用と思われるので除外しておきます。

価格期間データ量通話
SMS
Wi-Fi
200B3日1GB50B無料
299B8日3GB100B
5GB 45B
599B15日8GB50B
600B30日6GB
850B10GB
1050B15GB

赤太字は半年前の調査から強化・追加されたところです。

売れ筋の299B/8日のパッケージが二つに分けられました。

通話を必要とする人にはデータ量を3GBで通話・SMSが100Bのパッケージが、データを重視する人にはデータ量5GBで通話・SMSが45Bのパッケージが選べます。

またこの299Bのパッケージでは、Faceboot・Instagram・TwitterなどのSNSのデータ通信は無料となります。

1週間滞在の旅行者にとっては自分のライフスタイルに合わせて選べるのでこれはうれしい改良だと思います。

TrueMoveのプリペイドSIMカード自販機

TrueMoveの店舗の右隣にはプリペイドSIMカードの自動販売機が3台設置されています。

TrueMoveの自販機

しかし、いつものことながらここには人がいません。

ここで購入できるプリペイドSIMカードは299バーツ・8日間のSIMカードです。

自販機で購入できるパッケージ

さらに自販機で購入すると500MBのボーナスがもらえるということで、お買い得度は高いはずです。

自販機で購入した場合のボーナス

TrueMoveのカウンターが混んでいるときにはこの自販機でプリペイドSIMカードを調達するのはありだと思います。

この自動販売機でのSIMカード購入については別途記事にしたいと思います。

2018/07/17 追記

TrueMoveの自販機での購入方法を下記にまとめました。

今回はバンコク・スワンナプーム国際空港に設定されているTrueMoveの自販機でプリペイドSIMカードを購入したことを紹介します。自販機で購入できるSIMカードは1種類ですが、ほとんどの場合は自販機では待ち時間なくプリペイドSIMカードを購入することができると思います。もちろんカウンターで購入したのと同様に快適にインターネットを使用することができます。APN等を自分で設定できる方にはお勧めです。

まとめ

今回は2018年5月上旬のタイ・スワンナプーム国際空港でのSIMカード販売の様子を紹介しました。

半年前の調査に比べ、各キャリアともデータ量を増やしていたり、ユーザにうれしいプラン改良がなされていました。特に299バーツ/8日間のパッケージは激戦らしく、データ量が増えた状態で横並びになっています。

タイでは3キャリアあの競争が健全に行われていて、どんどんサービスが強化されています。料金が高止まりしている日本の状況を鑑みるとうらやましい限りです。

次回はスワンナプーム国際空港の自販機でTrueMoveのSIMカードを購入したことを紹介します。