2019年4月の情報に基づいてTrueMoveの情報をアップデートしました。かなり詳細に記載しましたのでぜひご覧ください。!
前回はタイのAISのプリペイドSIMカードの2017年夏の情報をまとめました。
今回はTrueMoveのプリペイドSIMカードについて2017年夏時点の情報をまとめておきたいと思います。
ただ、私はタイではDTACのプリペイドSIMカードをメインに使っており、TrueMoveのプリペイドSIMカードはあまり使い込んでいません。もし間違えなどがあればコメント欄から指摘していただくと助かります。
2019/04/08 追記
AIS・DTAC・TrueMoveを比較して「タイのSIM選びガイド 2019年春版」を作成しました。ぜひこちらもご覧ください!
TrueMoveのプリペイドSIMカードを使う手順
タイでTrueMoveのプリペイドSIMカードを使うためには、
- SIMロックフリーのスマートフォンを入手
- TrueMoveのプリペイドSIMカードの入手
- TOP UP(チャージ)
- APNの設定
- その後の日々の利用
- ステータス確認
- TOP UP
- インターネットパッケージの申し込み
- 番号の維持(有効期限の延長)
- 国際ローミング
という流れになります。順々に紹介していきます。
SIMロックフリーのスマートフォンの入手
TrueMoveのSIMカードを使うにはSIMロックが解除されている(SIMフリー)のスマートフォンが必要になります。その際に重要になるのが「周波数(バンド)」です。
「TrueMoveが使用している周波数」と「スマートフォンが対応している周波数」が合わないと、SIMカードを差しても使えません。
TrueMoveの周波数は以下の通りです。
- LTE
バンド 周波数(MHz) 備考 1 2100 CA(キャリアアグリゲーション)対応 3 1800 CA(キャリアアグリゲーション)対応 8 900 CA対応(?) - 3G (WCDMA)
バンド 周波数(MHz) 備考 1 (I) 2100 5 (V) 850 終了?
TrueMoveのカバレッジ情報は下記で確認することができます。
TrueMoveはLTEのカバレッジはNo1を称して、バンコクなど都市圏内ではLTEはかなり使えるようになっているようです。
それでもまだLTEが使えないエリアがありますので、3G/WCDMAの周波数も対応しておいた方がよいでしょう。
ドコモユーザの方
下記のページでお手持ちのスマホの対応周波数を確認しましょう。
ドコモの端末の場合、LTEのバンド1と3には確実に対応しています。
LTEのバンド8についてはドコモの端末の場合はiPhone以外は対応していない可能性が高いです。しかし、バンド1と3が使えばほぼ大丈夫だと思います。
ドコモユーザの方はお持ちのスマートフォンをSIMロック解除して利用するのが手っ取り早いです。普段使っているスマホをそのまま海外で利用できるというのは本当に便利です。
ドコモのSIMロックの解除は、2015年5月以降に発売された機種の場合は購入6ヶ月後以降という条件がある点に注意が必要です。
それ以前に発売された機種はSIMロックの解除はいつでもできますが、ドコモショップに依頼する必要があります。また、事務手数料として3000円かかります。
KDDI/AUユーザの方
下記のページでお持ちのスマホの対応周波数を確認しましょう。
バンド1は全ての端末で対応していますが、バンド3は対応していない機種があるようです。また、バンド8はもっと対応機種は少なくなります。
なおiPhone 7/7 Plus/6s/6s Plus/SEであれば全てのLTEバンドに対応しています。
3Gについてはバンド1にはいずれの端末も対応していますが、iPhoneユーザ以外の方はそのままTrueMoveを使うのはあまりおすすめできないかもしれません。
KDDI/AUのSIMロック解除の条件としては、2015年4月23日以降発売の機種は、分割払いの場合は購入日から101日目以降にSIMロックの解除ができます。一括払いの場合は即時SIMロックの解除が可能です。
ソフトバンクユーザの方
下記のページでお手持ちのスマホの対応周波数を確認しましょう。
ソフトバンクの端末は、LTEのバンド1・3・8の全てに対応しているケースが多いです。このため、ソフトバンクユーザにとってTrueMoveは最適なキャリアと言えるでしょう。
ソフトバンクユーザの方はSIMロック解除をしてタイに持ち込みましょう。
ソフトバンクの場合は2015年5年以降に発売された機種は「購入後101日以上経過」がSIMロック解除の条件になっています。
Yモバイルユーザの方
下記のページでお手持ちのスマホの対応周波数を確認しましょう。
Yモバイルの端末も、LTEのバンド1・3・8の全てに対応しているケースが多いです。このため、YモバイルユーザにとってもTrueMoveは最適なキャリアと言えるでしょう
Yモバイルユーザの方はSIMロック解除をしてタイに持ち込みましょう。
なお、Yモバイルの場合も2015年5年以降に発売された機種は「購入後101日以上経過」がSIMロック解除の条件になっています。
新しくスマホを買われる方
自分のスマホがSIMロック解除に対応していない、あるいは、必要な日数を経過していないためSIMロック解除してもらえない、という方は日本で新しく端末を購入しておくことをお勧めします。
Amazonや楽天で「SIMフリー」というキーワードで検索すると、海外から輸入したXperiaなどの有名モデルや日本向けの格安端末などが出てきます。
スマホを買い換える場合
新たに購入するスマホを普段使いのスマホとして利用していく場合は、ある程度性能が高いスマホにすることをおすすめします。
現時点でお勧めなのが、HuaweiのP10です。性能も高く、対応波数が多いため、様々な国で使える可能性が高いです。もちろんTrueMoveの全周波数にも対応しています。旅行好きの方にはお勧めのスマホといえるでしょう。
一つ前のモデルとなるHuawei P9も対応バンドが多いため価格次第ではおすすめできます。
LTE | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 7 | 8 | 9 | 12 | 17 | 19 | 20 | 25 | 26 | 28 | 29 | 38 | 39 | 40 | 41 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Huawei P10 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Huawei P9 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
3G(WCDMA) | 1 | 2 | 4 | 5 | 6 | 8 | 19 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Huawei P10 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Huawei P9 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
もう少し予算を抑えたい方は、3万円前後で購入できるZenFone3シリーズがお勧めです。
現在主力のZeFone 3 (ZE520KL)は、対応している周波数も3Gで6バンド、FDD-LTEで10バンドと多いのでタイ以外の多くの国で使える可能性があります。
海外で一時利用用のスマホにする場合
一時利用なので安いものでよい、という方はAmazon等で「SIMフリー LTE」検索してみて安いものを探すとよいでしょう。日本の格安SIM向けのスマホならば、タイのTrueMoveでも問題なく利用できます。
たとえば、FREETELの「Priori3 LTE」は1万円前半で購入できますが、対応周波数を見る限りTrueMoveでの利用は問題なさそうです。
TrueMoveのプリペイドSIMカードの入手
TrueMoveのプリペイドSIMカードを入手するには、TrueMoveの店舗で購入するか、街中の携帯電話ショップで入手するかになります。
最近のTrueMoveのプリペイドSIMカードは標準・マイクロ・ナノの全サイズに対応になったものになっています。
おそらくTrueMoveの直営店舗ならば3サイズ対応が出てくると思いますが、直営店舗以外で買う場合は確認を忘れないようにしてください。
タイではプリペイドSIMカードの購入にID番号の登録が必要となっています。
日本人の場合はIDとしてパスポートが必要ですので、パスポートを携帯するのを忘れないようにしてください。
スワンナプーム国際空港の店舗
お勧めなのがスワンナプーム国際空港のTrueMoveの店舗で購入することです。入国審査と税関を抜けると目の前にあるのですぐにわかるはずです。
ここの店員さんは英語も通じますし、何よりも旅行者に慣れています。旅行者に使いやすいパッケージの案内がありますので、自分の滞在期間と使いそうなデータ量に従って選ぶだけです。
2017年5月にバンコクに行った時の案内が下記です(クリックで大きくなります)。
表に書き出すと下記のようになります。
価格 | 期間 | データ | 通話 SMS |
Wi-Fi | 申し込み方法 |
---|---|---|---|---|---|
200B | 3日 | 1GB | 50B | 無料 | *900*8956# |
299B | 7日 | 2.5GB | 100B | – | |
450B | 10日 | 2.5GB | 100B | *900*8958# | |
600B | 15日 | 4GB | 100B | *900*8959# | |
850B | 30日 | 9GB | 50B | *900*8960# | |
1050B | 12G | 150B | *900*8983# |
自分の滞在する期間と使用するであろうデータ量でプランを決めて、「Give me this」とでもいえば理解してくれるでしょう。
あとはパスポートを渡して、言われた金額を払いましょう。
また、空港で購入した場合には後述のインターネットパッケージの申し込みやAPNの設定も全部やってくれるはずです。スマートフォンの言語設定を英語にしたうえで、店員さんにスマホを渡しましょう。
問題は非常に混んでいることです。常時2~3人は待っている感じなので、購入できるまでに10~30分は覚悟した方がよいでしょう。ツアーなどで行動時間に自由がない場合は厳しいかもしれません。また、すべて自分でやるよりも金額が少し高めな気もします。
市内のTrueMoveの店舗
バンコクには多くのショッピングセンターがあり、そのほとんどにTrueMoveのショップがあります。
都心部ならば空港ほどではないですが英語が通じる可能性があります。空港で購入できなかった方はTrueMoveのショップを探すことをお勧めします。
店舗で購入する場合はまずプリペイドTrueMoveカードの種類を選ぶことになります。面倒なことが嫌な方は「TOURIST SIM」があるかどうかを聞いてみましょう。
TOURIST SIMであれば十分なデータ通信が含まれていて、旅行者には手っ取り早いです。
とにかく安くインターネットが使いたいという方は「4G+ Net SIM」を購入してください。
TOURIST SIM 49 |
TOURIST SIM 299 |
TOURIST SIM 599 |
4G Net SIM | |
---|---|---|---|---|
価格 | 49バーツ | 299バーツ | 599バーツ | 79バーツ |
データ通信 | 90MB (超過は1.5B/MB) |
8日間 2.5GB (超過は1.5B/MB) |
15日間 8GB (超過は1.5B/MB) |
7日間 500MB (超過は0.2B/MB) |
LTE | 利用可 | |||
Wi-Fi(※) | 1B/分 | 無制限 | 毎日30分無料 以降は1B/分 |
|
初期残高 | 20バーツ | 100バーツ | 50バーツ | なし |
有効期間 | 30日? | 30日 | ||
通話 | 0.99バーツ/分 | 0.03バーツ/秒 | ||
SMS | 2バーツ | 2バーツ(?) |
- ※: Wi-Fiを利用するためには「*871*4#」でパスワードを入手する必要があります
SIMカードによって通話料金やSMSの料金が微妙に違うのですが、気にするほどでもありません。
TrueMoveショップで購入した場合はインターネットパッケージの申し込みやAPNの設定はお願いすればやってくれるかもしれません。ただ、英語が通じない場合は苦戦する恐れがあります。自分でできるように準備をしておいた方がよいです。
なお、プリペイドSIMカードを買おうとした場合に、複数の同じパッケージを見せられる場合があります。これは電話番号を選んで、という意味です。特にこだわりがなければ適当なものを選べばよいです。当たりはずれはありません。
携帯電話ショップ/コンビニ
プリペイドSIMカードはTrueMoveの店舗以外でも購入可能です。
コンビニならばぼられる心配はないのですが、小さな携帯電話ショップの場合はぼられることもありますし、サポートもありませんので慣れていな方にはなかなか難しいかもしれません。最後の手段と考えてください。
有名どころではバンコクのMBKというショッピングセンターです。BTSのナショナルスタジアムから歩いてすぐになります。このショッピングセンターの3階だか4階には携帯電話ショップがずらっと並んでいます。 たいていの携帯電話ショップの店頭にはプリペイドSIMカードのパッケージが並んでいますので、自分でほしいプリペイドSIMカードを探して購入します。 このようなお店で買う場合にはまず「4G+ Net SIM」を探してください。
4G+ Net SIM | |
---|---|
パッケージ | |
価格 | 79バーツ |
データ通信 | 7日間 500MB (超過は0.2バーツ/MB) |
LTE | 利用可 |
Wi-Fi(※) | 毎日30分無料 以降は1バーツ/分 |
初期残高 | なし |
有効期間 | 30日 |
通話 | 0.03バーツ/秒 |
SMS | 2バーツ(?) |
- ※: Wi-Fiを利用するためには「*871*4#」でパスワードを入手する必要があります。ユーザ名は電話番号です。
次に値段を確認しましょう。定価は79バーツなのですが、それ以上の値段で売っていることはざらにあります。
たいていはパッケージの上にシールが貼ってあり値段が書いてあります。+50バーツならばまぁまぁ、+100バーツならばぼられている、というところでしょうか。
このような携帯電話ショップで購入した場合は、インターネットパッケージの購入やAPNの設定などは手伝ってくれません。自力で行う必要があります(このページの内容を参考にしてください)。
日本で購入する場合
実は輸入業者がいて日本でもTrueMoveのプリペイドSIMカードは購入することは可能です。
Amazonや楽天で「True Move SIM」で検索すると出てきます。値段はまちまちです。
いま調べたところ、TOURIST SIM 299が1100円で売っていました。タイで買う場合より数百円高い程度なので、現地で探す手間が省けることを考えると悪くないと思います。
チャージ(TOP UP)
- 空港でプリペイドSIMカードを購入した方。
→店員さんがすべてやってくれるのでTOP UPは不要です。 - TOURIST SIMを入手できた方。
→インターネットが最初から含まれているため、追加のTOP UPは不要です。
4G+ Net SIMを購入した場合は、最初からデータ通信が500MBついているものの、初期残高がゼロのため通話もSMSもできません。そのままでもよいのですが、できればTOP UPしておいた方がよいでしょう。
まずTOP UPする金額を決めます。
4G+ Net SIMに通話のためにTOP UPするのでしたらまずは50バーツほどでよいでしょう。
あとあとインターネットパッケージでデータ通信量を増やしたい場合は、後述するインターネットパッケージの一覧の申し込みたいインターネットパッケージの価格+100バーツ程度としておきます。
+100バーツとするのは、電話する場合を考えてということもありますが、後述する有効期限の延長や、次回にタイに来た時にすぐにインターネットパッケージを申し込めるようにしておくためです。
TrueMoveの店舗で購入した場合
これは簡単です。店員さんに「TOP UP Please」といって金額を書いた紙を見せましょう。
あとはその金額を払えば店員さんがやってくれると思います。TOP UPの作業には電話番号が必要なので、プリペイドSIMカードのパッケージを渡してあげましょう(パッケージに電話番号が書いてあります)。
携帯電話ショップで購入した場合
プリペイドSIMカードを買ったお店で、「TOP UP Please」といって金額を書いた紙を見せてみてください。
運が良ければ店員さんがTOP UPしてくれます(数%の手数料を取られる場合もある)。
TOP UP方法として、店員さんの携帯電話の残高から移してくれる場合と、リフィルカード(スクラッチを削るとTOP UP用の数値が出てくるカード)を使ってTOP UPをする場合があります。
後者の場合はプリペイドSIMカード自体が必要なので、店員さんにプリペイドSIMカードを渡しましょう。店員さんの携帯電話にプリペイドSIMカードを差してTOP UP作業をしてくれます。
運が悪いとリフィルカードを売りつけられるか、拒否されます。この場合は後述するTOP UP方法を参照して自力でTOP UPする必要があります。
インターネットパッケージの申し込み
現在TrueMoveで入手しやすいプリペイドSIMカードの「TOURIST SIM」と「4G+ NET SIM」は最初からデータ通信量が含まれているため、インターネットパッケージを申し込まなくてもインターネットを利用することができます。
そのため使用開始直後にインターネットパッケージの申し込みは不要です。
プリペイドSIMカードを使い続けて最初のデータ量を使い切った場合や、有効期限が切れた場合は、改めてインターネットパッケージの申し込みが必要となります。これは後ほど説明します。
APNの設定
TrueMoveの店舗でプリペイドSIMカードを購入した場合は、店員さんがAPNの設定を行ってくれます。店員さんにスマートフォンを渡す際は「設定」→「言語と文字入力」→「言語の選択」を「英語」にしてから渡してあげてください。
その他の場合はAPNの設定を自分で行います。
Andoridの場合は「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」でAPN設定画面が開きますので、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。そして次のように設定します。
名前の欄はtrueなど適当に設定して大丈夫です。
APN | internet |
---|---|
ユーザ名 | true |
パスワード | true |
設定が終わったらメニューボタンを押して「保存」を選択します。
するとAPNの一覧に先ほど作成したAPNがあるので、これを選択しておきます。
これでWiFiがオフになっていればステータスバーのアンテナアイコンに「LTE」「H」「3G」などのデータ通信が利用できることを示す文字が表示されるはずです。
その後の日々の利用
ここまでの手順でタイでモバイルインターネットができるようになったと思います。
あとはこのプリペイドSIMカードを活用していくだけです。また、タイリピータの方は同じSIMカードを使い続けたいということもあると思います。
以降はTrue MoveのプリペイドSIMカードを利用していくにあたって必要な情報を紹介します。
ステータス確認
TrueMoveのプリペイドSIMカードの状態を調べるにはさまざまなコマンドがあります。
よく使うものは次の通りです。
確認したい内容 | 確認方法 |
---|---|
自分の電話番号 | *833# |
残高と有効期限 | *123# |
通話ボーナス | *123*1# |
現在の料金プラン | *935# |
インターネットパッケージの状態 | *900# |
いずれも英語で結果が提示されるので何とか意味が分かると思います。
なお、残高については画面に問い合わせ結果が表示されますが、その他はSMSで結果が通知されます。
TOP UP
プリペイドSIMカードの残高が減ってきた場合はTOP UP(チャージ)を行って残高を回復させる必要があります。また、TOP UPすることによって、プリペイドSIMカードの有効期限も伸びます(伸び方はTOP UPの金額と方法で異なります)。
TOP UPにはいくつか方法があるのですが、ここでは旅行者が使いやすいと思われる方法をいくつか紹介しておきます。
いずれの方法もTOP UPに成功すると、新しい残高と有効期限が書かれた下記のようなSMSが送られてきます。
1通目はTOP UP完了の通知と、おすすめのパッケージのお知らせです。
2通目の方で「100バーツのTOP UPをして、残高が100バーツになったこと」「有効期限が2017/06/30になったこと(30日延長)」がわかります。
TrueショップでのTOP UP(おすすめ)
Trueショップが近くにある場合は、Trueショップに行くのが確実です。
ほとんどのTrueショップにはセルフトップアップ機があるので、英語に言語を変更した後に電話番号と金額を入れてトップアップすることができます。
Trueショップのセルフトップアップ機の場合は手数料はとられません。
多くの場合、近くに店員さんがいるので「TOP UP」と言えば、使い方を案内してくれるはずです
セルフトップアップ機がない場合は、店員さんに「TOP UP please」といって金額を指定してください。電話番号を聞かれたら「*833#」で電話番号を画面に表示させてみせましょう。
コンビニのレジでのTOP UP
コンビニのレジにで「TrueMove TOP UP」といって金額を伝えます。受け付けてくれる金額は100・200・300バーツです。
以前は50・90・150・500・1000バーツもできたと思いますが、調べたところ発見できませんでした。
対応しているコンビニは「セブンイレブン」「ファミリーマート」「TESCO Lotus」「CP Fresh Mart」などです。
店員さんがレジの近くの機械で番号を入力するように言ってくるので、その機械で自分の電話番号を入力します。電話番号がわからなくなった場合は「*833#」で確認しましょう。
セルフトップアップ機でのTOP UP
コンビニの入り口や駅で液晶画面のついた機械を見た方も多いと思います。
この機械とを使うとトップアップを行うことが出ます。トップアップ機はいくつか種類がありますが、使い方は基本的に「携帯電話会社(TrueMove)の選択→自分の電話番号の入力→金額の選択→お金の投入」という流れになります。
ただ、機械の種類によって、あるいは、トップアップ金額によって手数料(2バーツ程度)とられる場合があるようです。
下記のオレンジ色のトップアップ機を使ったところ2バーツの手数料を取られてしまったので注意してください。
リフィルカードでのTOP UP
携帯電話ショップやコンビニなどで「リフィルカード」というものが売っています。クレジットカードの半分ぐらいのサイズの紙で裏に削る部分がついています。削ると数値が出てきますので、
「*123*」「リフィルカードの番号」「#」と続けて入力して発信するとTOP UPすることができます。
クレジットカードによるTOP UP → 日本のカードは使えません
TrueMoveのWebサイトには、クレジットカードによるTOP UPができる「Easy Top Up」というメニューがあります。
しかし、日本のクレジットカードを使用すると、決済を拒否されてしまいます。
このためタイのクレジットカードを持っていない場合は、クレジットカードでのTOP UPできません。
インターネットパッケージの申し込み
現在入手しやすいTrueMoveのプリペイドSIMカードはすべて最初からデータ通信が含まれています。
しかし、そのデータ量を使い切ったり有効期限が来た場合には、自分でインターネットパッケージを申し込む必要があります。
インターネットパッケージは自分の滞在期間とデータ通信量を考えて選択します。
3Gのみに限定されたパッケージもあるのですが、ほとんどの方がLTE(4G)対応のスマホを持っていると思いますので、ここではLTE(4G)が使用できるパッケージのみを紹介します。
2017年8月時点でLTE対応のSIMカードで使用できるインターネットパッケージは次の通りです。
名称 | 通信量 | 価格 | 期間 | True Wi-Fi |
申し込み方法 | 超過時 | 自動継続 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4G Ble Ble | 200MB | 9B | 24時間 | NO | *900*1922# | 従量制 | NO |
400MB | 15B | 24時間 | *900*1923# | ||||
1.5GB | 39B | 24時間 | *900*1924# | ||||
800MB | 59B | 7日間 | *900*1925# | ||||
2GB | 99B | 7日間 | *900*1926# | ||||
4G Non-Stop Topping |
1.5GB | 199B | 30日間 | YES | *900*8816# | 128Kbps | YES |
2.5GB | 299B | *900*8817# | |||||
4GB | 399B | *900*8818# | |||||
8GB | 699B | *900*8819# | 384Kbps | ||||
12GB | 799B | *900*8820# |
またTOURIST SIMには専用の追加インターネットパッケージが用意されています。
名称 | 通信量 | 価格 | 期間 | LTE | True Wi-Fi |
申し込み方法 | 超過時 | 自動 継続 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Upgrade options for Tourist SIM |
1GB | 100B | 3日 | YES | YES | *990*8984# | 128Kbps | なし |
1.5GB | 150B | 7日 | YES | YES | *990*8985# | 128Kbps | なし | |
2.5GB | 300B | 10日 | YES | YES | *990*8986# | 128Kbps | なし | |
4GB | 450B | 15日 | YES | YES | *990*8988# | 128Kbps | なし | |
9GB | 750B | 30日 | YES | YES | *990*8989# | 128Kbps | なし | |
12GB | 850B | 30日 | YES | YES | *990*8992# | 128Kbps | なし |
使用したいインターネットパッケージが決まったら、通話アプリを立ち上げて申し込み方法に書いてある番号を入力して発信します。
申し込みに成功するとしばらく(数分後)して次のようなSMSが送られてきます。これで申込み成功です。
このSMSは24時間39バーツで1.5GB使えるインターネットパッケージを申し込んだときのものです。
申し込み時点から24時間使用できることがわかります。
なお、7日間や30日間等のインターネットパッケージでは夜中の23時59分59秒に有効期限が来るので注意してください。
有効期限の延長
有効期限の最長は365日です。これ以上は有効期限は延ばすことができませんのでご注意ください。
通常プリペイドSIMカードには有効期限があり、有効期限を過ぎるとその電話番号が無効になってしまいます。
この場合新しいプリペイドSIMカードを買わなければならず、また電話番号も変わるのでタイで連絡先を交換したときに困るかもしれません(最近はLINEで通話できたりするのであまり気になりませんが・・・)。
電話番号を維持するためには、プリペイドSIMカードの有効期限を延長し続けなくてはなりません。
TOP UPによる有効期限の延長
TOP UPをすると有効期限が延長されます。
ただTOP UPをした方法やTOP UPした金額によって延長される日数が異なるようです。
TrueMoveのWebページでは情報が見つけられなかったのですが、他のページでは300バーツ以下のTOP UPでは30日の延長となるようです。
セルフトップアップ機を使って小分けにしてTOP UPすることで有効期限の延長はができそうです。
アクティベーション後90日以上たっている場合は、この次に紹介する「Quick Addサービス」を利用することをお勧めします。
Quick Addサービスによる延長
2017年12月の時点で「Quick Add」に成功したという情報もいただきました。
正直なところ「Quick Add」が全てのSIMで使えるのか、一部のSIMのみで使えるのかわからない状況です。
最近買ったTrueMoveのSIMで「Quick Add」に成功した方は、是非コメントをお願いいたします。
「Quick Add」サービスは廃止になったと言う情報をいただきました。
有効期限を延ばすには地道にTOP UPするしかなさそうです。
TrueMoveではアクティベーションしてから90日たったユーザに対しては格安で有効期限を延ばす方法を提供しています。正式名称はいまいちよくわからないのですが「Quick Add」とか「Instant Add」とかのように記している方がいました。
有効期限の延長の仕方は下記のようになります。30日あたり2バーツで有効期限が延長できることになります。
延長日数 | 費用 | 申し込み方法 |
---|---|---|
30日延長 | 2バーツ | *934*30# |
90日延長 | 6バーツ | *934*90# |
180日延長 | 12バーツ | *934*180# |
アクティベーションしてから90日経過するまでは小分けにTOP UPして有効期限を延長してしまえば、あとは電話番号を維持するのは簡単そうです。
国際ローミング
TrueMoveのプリペイドSIMカードをタイ国外(例えば日本)で使うためには国際ローミングを有効にする必要があります。
TrueMoveのローミング設定は購入したプリペイドSIMカードによって異なるようです。
私が2017年5月に購入したTOURIST SIMは国際ローミングが最初から使える状態でした。
それ以外の方は、Trueショップかカスタマーサービス(1242)で国際ローミングの有効化を依頼する必要があるようです。
国際ローミングを有効にするコマンドとして「*112*1#」というものがあります。
しかし、TrueMoveのサイトによると「only for TrueMove H postpaid customers」と記載されているので、プリペイドSIMカードユーザには適用できないのではないかと思います。
日本でTrueMoveのプリペイドSIMカードを使ってもデータ通信料などはかなり高くなるのでメリットはありません。
しかし、ローミングが有効になったTrueMoveのプリペイドSIMカードをスマホに差すことによって、各種コマンドが使えるようになったり、TrueMoveからのSMSを受信できるようになります。
TrueMoveのインターネットサービスを使う場合はSMSでワンタイムパスワードが送られてくるパターンがよくあります。このため、長くTrueMoveのプリペイドSIMカードを付き合っていく予定の方は、ローミングをオンにすることをお勧めします。
まとめ
今回は2017年8月時点でのTrueMoveのプリペイドSIMカードの使用方法をまとめました。
現時点で調べられた内容はすべて盛り込んだつもりです。このページをご覧頂けば、タイでTrueMoveのプリペイドSIMカードを使って過ごせるはずです。
間違いやTrueMove側の変更などにお気づきの点がありましたら、コメント欄にお願いいたします。
次回はAIS・DTAC・TrueMoveの3社のプリペイドSIMカードを比較してみます。
コメント
Quick Addサービスによる延長に関して、先日BKKに行ったときに、TRUEのヘルプデスクに確認したところ、すでに延長サービス自身が存在しないとのことでした。よって、トップアップにより、最大3か月の延長以上の延長の方法は存在しないとのとこです。2017年9月時点の情報
情報ありがとうございます!
TrueMoveのサイトを検索しても「Quick Add」や「*934*30#」の情報は出てこないですね・・・
廃止となったら残念ですね。
DTACの方は相変わらず格安で有効期限を延長できるので、有効期限重視の方はDTACの方が良いかもしれませんね。
上記情報に驚きました。DTACが古くから実施しているものと同じサービスを、TRUEが真似して導入したばかりなのに、導入早々にもう廃止なの?と。
2017年12月13日にバンコクに到着したばかりですが、真偽確認のため、先ほど「*934*30#」を試してみたところ、残高から2バーツプラスVATが引かれ、有効期限が問題なく30日延長されていました。(SNSも送られてきました。)
したがって、廃止されていないようですよ。
廃止されたという情報があるのであれば、もしかしたら、SIMカードの種類によっては、廃止されたものがあるということでしょうか?タイの通信各社では、様々なSIMカードが発行されており、SIMカードごとに使用条件が微妙に異なることもありますから。
当方が使用しているSIMカードは、2~3年前にバンコクのセブンイレブンで購入したものですが、従来通り延長できました。
少なくとも当方が使用しているSIMカードの場合は、何の問題もなく、従来通り、有効期限の延長が可能でしたので、報告します。
こちらのページは多数の渡航者が非常に便利に利用させていただいているものと思われますので、伝聞ではなく、実際に確認した方の情報を掲載していただけましたらありがたいと思います。
タイに何度も渡航していると、ショップのタイ人スタッフによっては、説明がいい加減で間違っているという経験を、過去に何度もしていますので、タイ人の仕事ぶりを理解したうえで、ある1人のスタッフの説明を鵜呑みにせず、自分で実際に確認してみるという癖がついてしまっています。(日本の感覚とはだいぶ違って残念ですが、タイに限らず海外の場合、そういったマイペンライのお国柄の場合が少なくないので仕方がないですね。)
以上、少なくとも、すべてのTRUE MOVEのSIMカードで、2バーツにつき30日間の有効期限の延長手続き方法が廃止されたという事実はありません。(2017年12月13日現在)
いつも情報を利用させていただいています。ありがとうございます。
情報ありがとうございます。
タイだと担当者でいうことが違うというのはよくありますね。
可能性としては、古いユーザはQuick Addが使えて、新しいユーザは使えないのかもしれません。
もちろん自分で確認できれば良いのですが、タイ在住ではないため、それはかなり難しい要望です。
いろんなユーザから情報をいただいて、精度が上げられればと思います。
International Roamingについて
TrueMoveのHPには、USSR「*112*1#」はPost Paid契約者限定と、たしかに書かれていますね。
でもタイのことですから、プリペイドSIMでも出来るんじゃないかなと考え、実行してみましたので報告します。
3年前にバンコクのコンビニで購入したSIMカードを、少額のトップアップを繰り返して有効期限を延長し、ずっと使っており、もちろん訪タイ時には「Prepaid」 SIMとして使用しています。現在、バンコク来訪中です。
上記USSRを送信した結果はというと、即座に「Roamingをactivateしました」という英語のSMSが返って来ました。
「えっ?Prepaidなのに出来ちゃうの?」と驚くほど簡単でした。
でも、SMSが送られてきてもまだ半信半疑でしたから、すぐにTrueショップに行き電話番号を提示して、「IRを設定してもらいたい」と依頼すると、係の方がパソコンで調べていましたが、しばらくすると「この番号のSIMは、すでにIR可能に設定済みですね。」と返事がありました。
やっぱり、Prepaid SIMでも上記「*112*1#」で成功するということのようです。
興味のある方は、試してみられたらいかがでしょうか?
複数の成功報告が寄せられれば、確実な情報となりますから。
以上、ご参考までに。
情報ありがとうございます!
先日タイでTrueMoveのSIMを買ったのですが、「*112*1#」を試すのを忘れてしまい、店員さんにお願いして国際ローミングをオンにしてしまいました。
店員さんにお願いすればいいとしても自分でローミングをオンにできれば簡単ですね。
他にも試して成功した(あるいは失敗した)方がいれば情報が欲しいところです。
(コメントが2つありましたので片方は削除しておきました)
お忙しいところ、申し訳ありませんが、質問です。SIMフリーのスマホですが、SIMにはサイズがmicro nano とありますが、タイではどちらの SIM も使えますか。
コメントありがとうございます。
タイの場合は3サイズ対応のSIMカードが主流なので、どのようなスマホにも装着できるSIMが入手可能です。
SIMカードの写真は下記の記事を参照してください。
https://scratchpad.jp/prepaid-sim-in-thailand-70/
心配な場合は、購入するときに自分のスマホのSIMのサイズを伝えればOKです。
ありがとうございました。
TrueMove Tourist Simの有効期限について、あまり自信がなさそうな記述ですので試してみましたよ。
アクティベート(開通)直後の有効期限は30日で、1回トップアップすると(セルフトップアップ機からの最低金額の10バーツで試しました)、90日後の日付に延びました。しかし、続けて更に10バーツをトップアップしても有効期限は変わらず、おかしいなと思い、更に10バーツをトップアップしても変わらず。もしや、「このSIMカードは、アクティベート日から90日経ったら使い捨てなのか?」との疑問が頭をよぎります。
3日後に、再トライ。トップアップ機から10バーツをトップアップすると、有効期限が更に3日延びました。
翌日、しつこく確認。トップアップ機から10バーツをトップアップすると、有効期限が更に1日延びました。
つまり、TrueMoveのTourist SIMの有効期限を延長する場合、上限は、「トップアップ日から90日」ということだと考えられます。(有効期限が短そうなので、1回数百バーツという高額のトップアップはリスクがあるので試していません。)AISやDTACの旅行者用SIMならトップアップから1年後まで延びるのに、TrueMoveは極端に短いですね。
したがって、同じSIMカードを使い続けたい(同一電話番号を維持したい)方は、TrueのTourist SIMは避けるべきでしょうね。(TrueMoveなら、他の一般のSIMカードを、また旅行者用ならAISかDTACのトラベラーSIMなら、有効期限の上限は1年ですから、そちらを選ぶべきでしょう。長期利用したかったのに誤ってTourist SIMを購入してしまった方は、Trueショップに行けば、無料で通常のSIMカードに交換してもらえます。電話番号は変わりません。)
なお、TrueMoveのTourist SIMですが、インターネットパッケージを使い切った場合、Tourist SIM用に用意されたパッケージのUSSDではなく、一般のSIM用の「24時間」、「3日間」等のUSSDでも申し込みできますので、その方が安いです。また、Tourist SIMに初めから入っている「通話用100バーツ」等の残高は、通話に限らず使用できますので、この際の、追加用のパッケージの購入にも充てることができます。(単なる残高であって、「通話用」という表記は誤解のもとですね。)
詳細な情報ありがとうございます!
TOURIST SIMはどんなに頑張ってTOP UPしても、最大90日しか伸びないのですか・・・それは不便ですね。
TrueMoveの場合は日本からTOP UPするのは難しいですし、旅行者が番号を維持するのには明らかに不向きといえそうです。
SIMカードを無料で交換できるというのは知りませんでした。お得な制度ですね。
ただ、以前に比べLINEなどのメッセージソフトがあるので、電話番号を維持する必要性がなくなったので、使い捨てにするのが現実的かもしれませんね。
使い捨てにして毎回買い替えるというのは、そのたびにID(パスポート)登録したり、また来月からは、新規購入者には指紋登録が義務化されるので、これらを何度も行うのは、なんとなく気持ちが悪いですよね。
ですから、今所有しているSIMカードがあれば、トップアップを繰り返して有効期限を延長することでずっと使うほうがいいと思いますね(すでに所有している人には指紋登録は強制されません。安全のため指紋登録が「推奨」されるだけだそうです。将来、方針変更になるかもしれませんが…)。
ID登録の件もそうでしたが、タイでは過去、方針が出されても、方針の出しっぱなしで実施がうやむやになることがありましたが、現在の軍事政権になってからは、出した方針は厳格に実施するようになっていますね。
ところで、日本のアマゾンや楽天市場等で買えている旅行者用SIMカードも、そのうち買えなくなるか、あるいは使用制限がかかりそうですね。(ネットワーク上で電話番号と照合し、無登録者の場合は即時に失効とか?)
スワンナプーム空港等タイ国内で購入する場合にかならず必要なID登録なしに使用できるという理由が不明なので、ネット上では、なにかカラクリがありそうだという噂がありますから。あくまでネット上の噂で真偽のほどは分かりませんが。
情報ありがとうございます。
指紋登録は旅行者は除外して運用されていると思ったのですが、今後はレギュレーションが変わるようですね。
https://tech.thaivisa.com/thailand-ramps-requirements-fingerprints-facial-scans-anyone-buying-sim-card/26914/
私自身は世界各地でSIMを買うのにパスポート情報の提出やら指紋の登録などもしているので、特に気にしないのですが、気にする方はいやかもしれませんね。
とはいえ、コンビニなどのキャリアショップ以外でのSIM販売が継続するとすると、
指紋登録なしでもアクティベーション後はしばらく(1週間とか)は使えるのではないでしょうか?
タイでプリペイドSIMカードの所有に対して、ID登録を義務化したときには、不可能ではないかといわれていたのですが、結局実現しました(少なくても形式的には)。
指紋登録もそれなりに実施されそうですね。
昨年2月の初回実施時には、海外からの旅行者には、SIMカード新規購入時の指紋登録が免除され、一旦は完全実施が見送られたのですが、今度は旅行者も除外されないようなので、一体どうなるのでしょうね?
先週1月27日の日本経済新聞でも、2月からタイで実施される生体認証登録(顔または指紋)実施について報じられていましたので、今度は日本からの旅行者にも影響が出ると日本のメディアは考えているのでしょうか?まもなく、結果がわかると思いますが。
なお、スワンナプーム空港の各通信会社ショップ横に設置されている「旅行者用」SIMカード自動販売機(Truemove TouristSIM)にも、パスポート読み取り機と指紋読み込みセンサーが設置されていましたが、利用している人はいませんでした。(有人サービスのほうは行列でしたが)
情報ありがとうございます。
2017年12月にスワンナプーム国際空港でTrueMoveの店舗でSIMカード自動販売機を見たときに、自販機指紋スキャナがあって気になっていたのですが、結局旅行者も指紋登録の対象になりそうなのですね。
https://scratchpad.jp/prepaid-sim-in-thailand-69/
TrueMoveは指紋登録義務化を見越して自販機を作成したのでしょうか。
先にSIMカード自販機を導入したDTACの場合は、自販機に指紋スキャナがないのでどうなるのか気になるところです。
設置してからまだ2年もたっていないのに、かわいそうな気がします。
こんにちは。
今回買ったTrue のプリペイドSIMで合計1年近く延長出来たと思われるので状況をお知らせします。2018年2月4日にバンコクのサイアムスクエアにあるTrueのショップにSIMを買いに行きました。今回は2週間近くの滞在だったのでプリペイドSIM (49バーツ)とインターネットパッケージ30日Unlimited (無制限)、但し速度は3Gで最大1Mbsというパッケージ、300バーツ+Tax21バーツのプランを合計370バーツで購入しました。ついでに通話料50バーツトップアップしてもらいました。
この時点で*123#で確認したところで有効期限が4ヶ月後の6月4日になっていました。多分50バーツのトップアップで延長されたと思います。来年また来ると思うので1年位延長出来ないかと思い、昨日同じTrueのショップに行き、スタッフのおねえさんに来年またタイに来るから1年延長は出来ないか尋ねたところ6ヶ月までしか出来ませんと言われました。Unlimitedのプランも申し込む際、最初は無いと言われましたが昨年同じプランを申し込んだ際もらった色々なインターネットパッケージが書かれているコピーを見せたら調べてくれて申し込むことができました。ショップの人の多くはすべてを把握していないと思います。
延長は一旦は諦めたのですが最初にSIMを購入してから一週間後の本日2月11日にこちらの記事を読み、試しに*934*180#にダイアルしたところタイ語で180なんたらかんたらというSMSが届きました。*123#で確認したところ有効期限が12月1日に変更され12バーツ+Taxが 引かれました。やはり6ヶ月は延長出来るんだなと思ってダメもとと思って再度*934*90#にダイアル934したら再び90なんたらかんたらというSMS が届きました。*123#で確認したら6バーツ+Taxが引かれ有効期限が2019年2月11日になっていました。2回目は90日は延長されず2ヶ月と数日でした。本日が2018年2月11日ですから申し込んだ本日からちょうど一年が延長出来る最大なのかもしれません。大した金額ではないので帰国前に試しにもう一度延長してみようと思います。
情報ありがとうございます! レスポンスが遅れてすいません。
Quick Addが使えたという情報は朗報です。まだ無効になったというわけではないようですね。
ただ、もしかしたらTourist SIMは駄目というような制限はあるかもしれません。
DTACが同様に期限を延ばすDay Give Awayサービスを続けているので、競争を考えるとTrueMoveだけ中止するというのは考えづらいですね。
AISはトップ企業なので追随はせずに様子見というところだと思いますが、DTACとTrueMoveの2位競争は熾烈です。
競争って素晴らしいですね!
書き忘れましたが今回一年延長に成功したSIMは3G+でした。なので4G、ツーリストSIM で延長出来るかどうかはわかりません。特に希望したわけではありませんが3Gのパッケージを購入したのでこのSIMを渡されたのかもしれません。ちなみにLTE対応端末3台持っていますが何故かこのSIMで2台はLTEで通信、1台は3Gで通信します。何故3G+のSIMで4Gで通信するのか良くわかりません。速度はいずれも同じようなものです。あと今回初めて知りましたがTrueには最大速度6Mbps、4Mbpsの容量無制限のプランもあるようです。True他各社のほとんどのプランは容量が決まっていて容量を越えると速度がかなり低下するもしくは使えなくなりますがこちらはスピードは落ちますが無制限で使えますので容量を気にせずネットしたい方には便利です。
コメントありがとうございます。
3G+ SIMとはかなり古いですね。
3G→LTEの移行の際、DTACの場合はSIM交換が必要でしたが、TrueMoveは不要だったのかもしれませんね。
TrueMoveだけでなく、DTACもAISもプリペイドのインターネットパッケージは豊富です。
自分の使い方に合わせて選べるのでありがたいですね(多すぎて何が良いのか迷いますが・・・)