タイでプリペイドSIMを使う その88: タイのSIM選びガイド 2019年春版

タイのSIMカード

前回はタイのTrueMoveのプリペイドSIMカードの使い方をまとめました。

ここのところDTAC・AIS・TrueMoveの2019年春時点での情報をまとめましたので、それらを比較していまから買うならばどのSIMがよいかを検討してみようと思います。

3社のまとめ

まずはせっかく書いたので3社のまとめへのリンクを掲載しておきます。

すでに会社が決まっている方や、SIMカードを購入して使い方だけを調べたい方はこちらをご覧ください。

今回は2019年4月時点でのDTACのプリペイドSIMカードの使用方法をまとめます。現時点で調べられた内容はすべて盛り込んだつもりです。このページをご覧頂けば、タイでDTACのプリペイドSIMカードを使って過ごせるはずです。
今回は2019年4月時点でのAISのプリペイドSIMカードの使用方法をまとめます。2019年春時点で調べられた内容を盛り込みましたが、AISはあまり使い込んでないので間違いがあるかもしれません。間違いやAIS側の変更などにお気づきの点がありましたら、コメント欄にお願いいたします。
今回は2019年4月時点でのTrueMoveのプリペイドSIMカードの使用方法をまとめます。現時点で調べられた内容はすべて盛り込んだつもりです。このページをご覧頂けば、タイでTrueMoveのプリペイドSIMカードを使って過ごせるはずです。

タイプ別おすすめキャリア早見表

このページで細かく各キャリアの違いを紹介していますが、そんなことはいいからどれがおすすめなのか知りたい、という方もいると思います。

そこで最初に私の独断と偏見の早見表を紹介してみたいと思います。

下記の表で、左端の列で自分が重要視する項目、渡航パターンを選択してください。そして選択した行を見て「◎」がついているのが一番のおすすめのキャリア、「○」が次点です。

AIS DTAC True
Move
理由・解説
地方に行く 伝統的にAISがカバレッジが広いとされている
通信速度
重視
AISとTrueMoveはキャリアアグリゲーション対応済
実測ではAISの方がTrueMoveより高速だった。
DTACは展開中のTDD-LTE B40の効果次第
番号を長く
維持したい
3社とも日本滞在時もオンラインでTOP UP可能(DTAC・TrueMoveはクレカ、AISはLINE Pay)
DTACとTrueMoveは格安で有効期限の延長可能
とにかく
コスト重視
現地で買うとあまり違いはない。
TrueModeはAmazonで390円で売っているSIMがある。
上記以外 空港でカウンターが空いているキャリア 価格差はわずかなので時間の方が大切
TrueMoveは空港に自販機が3台あり、自販機は空いている。

特にこだわりがなければ、到着時の空港で一番空いているキャリアを選択するのが正解です。

タイのモバイル業界は競争が正常に働いており、年々コストは下がり、サービスは向上しています。1・2週間の滞在ならば違いは数百円でしょう。

コストを気にする方もいらっしゃいますが、数百円の違いならば空いているカウンターでさっさと買ってしまい、自由に使える時間を無駄にしないことの方が大切だと思います。

以降は各キャリアの情報を細かくチェックしていきます。

早見表で納得がいかない方は、以降をチェックしてみてください。

ネットワークの情報

ネットワークで重要なのは「周波数」と「カバレッジ(サービスエリア)」です。

周波数

タイの3社の使用しているLTE(4G)の周波数は次のようになります。

周波数(バンド) 備考
2100
(B1)
1800
(B3)
850
(B5)
900
(B8)
2300
(B40)
AIS バンド1・3・8でCAあり
DTAC バンド40でCAあり
TrueMove バンド1・3・8でCAあり。バンド5のCA対応は不明。

LTEについては各社ともB1を主力にしており、その他のバンドを補完するために利用してます。

LTEのバンド5と8はプラチナバンドと呼ばれる周波数で、つながりが良いことが知られています。おそらく都市の地下や山間部などで利用されていると思います。

LTEのバンド3とバンド40は高速化のために利用しているようです。

日本のキャリアの周波数との関係は次の通りです。

周波数 B1 (2100) B3 (1800) B5 (850) B8 (900) B40 (2300)
タイのキャリア AIS
DTAC
TrueMove
AIS
DTAC
TrueMove
TrueMove AIS
DTAC
TrueMove
DTAC
ドコモ × ×
KDDI/AU × × ×
ソフトバンク × ×

凡例は次の通りです。

  • ◎: そのキャリアで使用しているバンド
  • ○: そのキャリアで使用しているバンドに内包されているバンド
  • △: そのキャリアで使用しているバンドと重なっているバンド
  • ×: そのキャリアでは使用していないバンド

ドコモのバンド19はバンド5と重なっており、バンド19対応のスマートフォンはバンド5も利用できる可能性があります。そのため「△」としています。

KDDI/AUのバンド26はバンド5を内包しており、バンド26対応のスマートフォンはバンド5も利用できる可能性が高いです。そのため「○」としています。

日本のキャリアから発売されているスマートフォンは、そのキャリアが使っているバンドにはまず対応しています。

このため自分のスマートフォンの対応周波数(バンド)がわからない場合は、そのスマートフォンがどのキャリア向けのスマートフォンかということで対応周波数を推定すると良いでしょう。

最初からSIMフリーとして売られている端末、および、NVMO(いわゆる格安SIM)から発売されているスマートフォンは、ドコモの周波数に合わせて設計されているケースが多いです。

このためSIMフリースマホを購入して、対応周波数側からない場合は、ドコモのバンドから対応周波数を推定すると良いでしょう。

また、SIMフリーのスマートフォンでも、iPhone・Pixel・Huawei P/Mateなどは、世界各地で売られているものをそのまま日本で売っているケースがあります(いわゆるグローバルモデルのスマートフォン)。

このようなグローバルモデルのスマートフォンは対応周波数が多くなっているので、タイで利用されているバンドは全て利用できる可能性が高いです。

DTACが高速化(Dtac TURBO)のために導入しているLTE B40に至っては、日本で使っているLTEとは異なるTDD-LTEという方式です。このためLTE B40を使うにはグローバルモデルのスマートフォンが必要になります。

仮に手持ちのスマートフォンの対応周波数(バンド)と日本のキャリアのバンドが同じとすると次のようになると思います。

  • ドコモ向けスマホの場合
    → 少なくてもどのキャリアでも2つのバンド(B1とB3)は使えるので問題なし。TrueMoveの場合はさらにプラチナバンドのLTEが使える可能性あり。
  • KDD/AU向けのスマホの場合
    → AISとDTACではB1のみになりやや不安。TrueMoveだとB5も使える可能性が高いのでTrueMoveが無難?
  • ソフトバンク向けスマホの場合
    → 3キャリア全てで3バンド(B1・B3・B8)が利用できるので全く問題なし。

正直なところバンコク・プーケット・アユタヤなどメジャーな観光地・都市を旅行する場合は、どのスマホを持ち込んでもつながらないということはないと思います。

一方、都市部を離れる場合や、都市間をバスで移動するような場合は、自分のスマートフォンが対応している周波数の多いキャリアを選ぶと良いでしょう。

カバレッジ

各社カバレッジ情報をWebサイトで公開しています。

AISはNo1キャリアであることから伝統的にカバレジが広いといわれています。地方に旅行に行く方はAISが一番良いでしょう。

かつてはTrueMoveはLTE No1としてプロモーションしていましたが、カバレッジマップがなかったりと、ちょっとトーンダウンしている雰囲気です。

実際のところバンコクやアユタヤ・チェンマイというメジャーどころの場合はどのキャリアを利用してもほとんど変わらないと思います。

日本でも県庁所在地ならどのキャリアでもつながるのと一緒です。

一方、イサーンなどの地方に行ったり、バスを使って都市間を移動したりする場合は、AISが無難だと思います。

空港でプリペイドSIMを買う場合

3社ともスワンナプーム国際空港には店舗を持っており、売っているパッケージも同じようなものです。

2018年8月に取材したときの情報を元に作成したのが下記の表です。

スワンナプーム国際空港ではSIMカードは荷物受取りエリアと到着ロビーの2箇所で購入できますが、下の表では合わせて記載しています。

期間 データ量 通話
SMS
AIS DTAC TrueMove
3日 1GB 50B 200B
5日 3GB なし 199B
8日 3GB 100B 299B 299B 299B
4.5GB 20B 299B
5GB 40B 299B
45B 299B
7GB 45B 299B
10日 3.5GB なし 449B
15日 6GB 100B 599B
8GB 50B 599B
20日 10GB 80B 649B
30日 4.5GB 50B 549B
85B 549B
6GB 50B 600B
9GB 50B 849B
65B 849B
10GB 50B 850B
15GB 50B 1049B 1050B
20GB 135B 1349B
24GB 100B 1849B
36GB 100B 2699B
38GB 100B 3529B

「通話・SMS」というのは通話やSMSに使える初期残高のことです。「50B」となっていれば50バーツ分の通話かSMSも利用できます。

この表を見ると次のようなことがわかります。

  • 8日間 / 3GBで299バーツのパッケージが主力。AIS・DTAC・TrueMoveの3社が同じものを出している。
  • 価格は大差ないが、強いていえば AIS→DTAC→TrueMove の順に安くなる。
  • 大容量パッケージはAISのみ

とはいえ、正直なところたいした差ではありません。1・2週間程度のたいざいならどのキャリアのSIMを買っても快適に過ごせるでしょう。

強いて違いを挙げれば、TrueMoveだけが公衆Wi-Fiが追加料金無しで利用できることぐらいです。バンコクなどの大都市だとWi-Fiが利用できるところが結構あるので、おまけとしてはうれしいところです。

結局重要なのは、待ち時間かもしれません。空港の店舗はとにかく混んでいるので、空いているところで買う、というのが一番良いかもしれません。

スワンナプーム国際空港では、DTACとTrueMoveがプリペイドSIMカード用の自動販売機を設置しています。

購入できるパッケージの種類が限定されているのが玉に瑕ですが、自販機は大体空いているので穴場ではあります。

旅行者向けのプリペイドSIMを買う場合

空港でプリペイドSIMカードを購入しなかった場合、キャリアのショップでプリペイドSIMカードを買うことになると思います。

3社とも旅行者向けのプリペイドSIMカードを発売していますので、各社のショップに行くと外国人に勧められるのはまずこのタイプです。

AIS Traveller SIM
DTAC Happy Tourist SIM
TrueMove Tourist SIM

滞在が1週間の場合と2週間の場合を考えてみましょう。

1週間用滞在の場合

もっとも激戦区と思われるのが1週間滞在用の旅行者向けプリペイドSIMカードです。

AIS
Traveller SIM
DTAC Happy
Tourist SIM
TrueMove
Tourist SIM
価格 299バーツ 199バーツ 299バーツ 299バーツ
データ
通信量
8日間 3GB
(超過時速度低下)
7日間 0.5GB
(超過時2B/MB)
8日間 3GB
(超過時速度低下)
8日間 3GB
(超過時1.5B/MB)
Wi-Fi 利用可
(7日間)
不可 利用可
有効期間 30日 35日 30日?
初期残高 100バーツ なし 100バーツ 100バーツ
通話 1バーツ/分 0.99バーツ/分
Tourist SIM間では無料
0.99バーツ/分 0.99バーツ/分
SMS 3バーツ 3バーツ 2バーツ

DTACの199バーツのパッケージを除けばほとんど横並びです。

あまりデータ通信を使わない場合は、DTACの199BのTourist SIMという手もありますが、初期残高がなく使い勝手に劣る気がします。

1週間滞在の場合は、よほどのことがなければ299バーツの旅行者向けSIMから選択すると良いでしょう。

バンコク市街に滞在する時間が多い方は、無料Wi-Fiが利用できるAISのTraveller SIMかTrueMoveのTourist SIMがお勧めです。ショッピングセンターなどでホットスポットサービスを展開しているので、バンコク市街に滞在する時間が多い人には便利だと思います。

2週間滞在の場合

夏休みや年末年始の連休ですと1週間を超えて10日間程度滞在する方もいると思います。

このような方向けには各社15日間データ通信が可能な旅行者向けSIMを用意しています。

AIS
Traveller SIM
DTAC Happy
Tourist SIM
TrueMove
Tourist SIM
価格 599バーツ 599バーツ 599バーツ
データ
通信量
15日間 6GB
(超過時速度低下)
15日間 6GB
(超過時速度低下)
15日間 8GB
(超過時1.5バーツ/MB)
Wi-Fi 不可 不可 利用可
有効期間 30日 35日 30日?
初期残高 100バーツ 100バーツ 50バーツ
通話 1バーツ/分 0.99バーツ/分 0.99バーツ/分
SMS 3バーツ 3バーツ 2バーツ

価格は599バーツで横並びとなっていますが、データ通信量に着目するとTrueMoveのお買い得具合が目立ちます

これでWi-Fiも使えるので旅行者用のSIMを入手して2週間の利用ならばTrueMoveがお得でしょう。

一般のプリペイドSIMカードを使う場合

次にあえて旅行者向けのプリペイドSIMカードではなく一般用のプリペイドSIMカードを利用する場合です。旅行者用のプリペイドSIMカードに比べ少々敷居が高いですが、うまくすると安く利用することができます。

この場合はまず各キャリアのショップでプリペイドSIMカードを入手します。

今回は初期状態で多くのデータ通信ができるプリペイドSIMカードを入手できたとします。具体的には下記のSIMカードを利用したとします。

AIS DTAC TrueMove
Super Play SIM Super 4G SIM Super Free SIM for Teens
価格 50バーツ 49バーツ 49バーツ
データ通信 150バーツのTOP UP後に7日間 1GB なし 500MB

これらのSIMカードを買ったとして

  • 1週間の滞在で2GBが必要な場合
  • 2週間の滞在で4GBが必要な場合
  • 1ヶ月の滞在で10GBが必要な場合

というケースについて調べてみたいと思います。

SIMカードに付属していたデータで不足している場合は、適当なインターネットパッケージを組み合わせて利用するとします。

組み合わせるインターネットパッケージは「速度制限がないもの」「LTE(4G)が使用できるもの」とします。

インターネットパッケージの選択の仕方は人それぞれだと思います。

今回は期間とデータ量から選択しましたが人によっては期間が短いインターネットパッケージを繰り返し申し込む方もいると思います。

ここで紹介したインターネットパッケージの選択は一例だと思っていただけるとよいと思います。

1週間滞在の場合

ぴったり2GBにすることができないものもあったので、2GB前後になるようにプリペイドSIMカードとインターネットパッケージを組み合わせてみました。

AIS DTAC TrueMove
プリペイド
SIMカード
名称 Super
Play SIM
Super
4G SIM
Super Free SIM
for Teens
価格 50バーツ 49バーツ 49バーツ
データ
通信量
150バーツのTOP UP後に7日間1GB なし 500MB
追加
インターネット
パッケージ
価格 115バーツ 99バーツ 99バーツ
データ
通信量
7日間
2GB
(※)
7日間
2GB
7日間
2GB
申込
方法
*777*7047# *104*342*9# *900*1926#
合計 金額 165バーツ 158バーツ 158バーツ
データ
通信量
2GB 2GB 2.5GB
1GBあたりの費用 82.5バーツ 79バーツ 63.2バーツ
  • ※: 150バーツをTOP UPすると1GBのデータ通信が可能となりますが、今回の条件では150バーツをTOP UPするより安いインターネットパッケージを買ったほうがトータルで安くなります。

こんな比較をする方がいるかどうかわかりませんが、1GBあたりの費用で見ると、一番お得なのはTrueMove、続いてDTAC、一番コスパが悪いのはAISとなりました。

TrueMoveのSuper Free SIM for Teensには500MBのデータ通信が最初からついていたので、これが決め手になっています。

ただ、支払う価格の差の7バーツは日本円にすると30円未満なので、ほとんど差がないといっても良いでしょう。

旅行者用向けのプリペイドSIMカードの場合は299バーツで3GBで横並びになっています。この場合は1GBあたり約99.7バーツになります。

一般のプリペイドSIMカードを買って自分でインターネットパッケージを追加するほうが得であることがわかると思います。

2週間滞在の場合

2週間の場合もぴったり4GBにできなかったので、4GB前後になるようにプリペイドSIMカードとインターネットパッケージを組み合わせてみました。

AIS DTAC TrueMove
プリペイド
SIMカード
名称 Super
Play SIM
Super
4G SIM
Super Free SIM
for Teens
価格 50バーツ 49バーツ 49バーツ
データ

通信量

150バーツのTOP UP後に7日間1GB なし 500MB
追加
インターネット
パッケージ
価格 145バーツ 99バーツ×2 99バーツ×2
データ
通信量
15日間
3GB
7日間
2GB×2
7日間
2GB×2
申込

方法

*777*7054# *104*342*9# *900*1926#
合計 金額 195バーツ 247バーツ 247バーツ
データ

通信量

4GB 4GB 4.5GB
1GBあたりの費用 48.8バーツ 61.8バーツ 54.9バーツ

AISのSuper Play SIMは150バーツをTOP UPすると1GBのデータ通信が可能になります。これを利用して150バーツをTOP UPして、それを使って145バーツのインターネットパッケージを購入する前提にしています。

1週間の例に比べるとGB単価は低下しました。

AISはSuper Play SIMの1GBのデータ通信が効果を発揮して一番コスパが良くなりました。次にコスパが良いのはTrueMove、一番悪いのはDTACとなります。

旅行者向けのプリペイドSIMカードは各社とも599バーツで15日間のデータ通信が可能です。この旅行者向けSIMカードで1GBあたりの価格を計算すると次のようになります。

  • AIS: 99.8バーツ
  • DTAC: 99.8バーツ
  • TrueMove: 74.9バーツ

TrueMoveのTourist SIM 599はデータ通信が8GBもできるので1GBあたりで計算する有利になりますが、それでも自力でSIMカードとインターネットパッケージを組み合わせた方が安くなることがわかると思います。

1ヶ月(30日)滞在の場合

30日の場合もぴったり10GBにならなかったので、10GB前後になるようにプリペイドSIMカードとインターネットパッケージを組み合わせてみました。

AIS DTAC TrueMove
プリペイド
SIMカード
名称 Super
Play SIM
Super
4G SIM
Super Free SIM
for Teens
価格 50バーツ 49バーツ 49バーツ
データ
通信量
150バーツのTOP UP後に7日間1GB なし 500MB
追加
インターネット
パッケージ
価格 145バーツ×3 499バーツ 99バーツ×5
データ
通信量
10日間
3GB×3
30日間
10GB
7日間
2GB×5
申込
方法
*777*7054# *104*320*9# *900*1926#
合計 金額 485バーツ 548バーツ 544バーツ
データ
通信量
10GB 10GB 10.5GB
1GBあたりの費用 48.5バーツ 54.8バーツ 51.8バーツ

大容量のインターネットパッケージがあるため、2週間の場合と同じくAISが一番お得となりました。

僅差でTrueMoveですがTrueMoveは30日のインターネットパッケージではWi-Fiが無制限に使えますので、人によってはTrueMoveの方がお得かもしれません。

タイリピータの場合

最後にタイリピータに向いたプリペイドSIMカードについて考えてみたいと思います。

タイリピータのパターンとして、乗り継ぎなどで繰り返し短期間(1日程度)の訪タイを繰り返す人と、1週間程度の滞在を年数回する人を考えてみたいと思います。

またSIMカードの維持のしやすさについても考えてみます。

繰り返し短期間タイプ

このタイプのユーザにとって重要なのは、短期間でお得なインターネットパッケージがあるかどうか、ということです。

ここでは例として各社の1日あるいは24時間で500MB前後使えるパッケージについて比較してみたいと思います。

AIS DTAC TrueMove
価格 20バーツ 19バーツ 15バーツ
データ通信量 600MB 500MB 400MB
期間 24時間 24時間 24時間
申し込み方法 *777*7022# *104*881*9# *900*1923#

各社とも短期間で大容量のインターネットパッケージを用意しています。

トランジットの様な短期滞在ではこれらを利用すると便利でしょう。

単価で比較するとAISが一番有利なのですが、微々たる違いです。

1週間程度の滞在を繰り返すタイプ

既にSIMカードを持っているので、純粋にインターネットパッケージを購入すれば良いことになります。

1週間で2GBのデータ通信を利用するとすると次のようなインターネットパッケージが利用できます。

AIS DTAC TrueMove
価格 115バーツ 99バーツ 99バーツ
データ通信量 2GB 2GB 2GB
期間 7日間 7日間 7日間
申し込み方法 *777*7047# *104*342*9# *900*1926#

若干(26バーツ=約90円)、AISが高くなり、DTACとTrueMoveが同額となりました。

一番高いAISでも日本円にすると約400円です。これだけ安い価格でモバイルインターネットが使えるなんてありがたい限りです。

SIMカードの維持 (電話番号の維持)

タイではLINEが広く普及しているだけに電話番号を維持する必要性はだいぶなくなってきました。

しかし、到着してからすぐにSIMカードを使ってスマートフォンを利用できるということを考えると、SIMカードを維持するメリットはあると思います。

旅行者にとって、SIMカードを維持する際に重要なポイントは次の2点です。

  1. 低コストでに有効期限を延長できるかどうか
  2. オンラインでTOP UPできるかどうか (タイ国外にいてもTOP UPできるかどうか)

30日の有効期限の延長にかかるコストは次の通りです。

キャリア 延長方法 コスト
AIS TOP UP 20バーツ
DTAC TOP UP 20バーツ
Day Give Away 2バーツ
TrueMove TOP UP 20バーツ
Quick Add 2バーツ

3社とも20バーツのTOP UPを行うと30日の有効期限の延長を行うことができます。従って、20バーツのTOP UPを繰り返すことによって有効期限をどんどん伸ばすことができます(最大365日です)。

さらに、DTACとTrueMoveは、格安で有効期限を延ばすことのできるサービスを導入しています。DTACがDay Give Awayで、TrueMoveはQuick Addです。

Day Give AwayとQuick Addを使うためには、SIMカードの利用開始から90日経過後という条件がありますが、タイリピータであればこの条件はかんたんに満たすことができるでしょう。

一方、オンラインTOP UPの対応状況は次の通りです。

キャリア 対応状況
AIS LINE Payに対応 (LINEにクレジットカードの登録必要)
DTAC 日本国内発行のクレジットカードに対応
TrueMove 日本国内発行のクレジットカードに対応

TrueMoveは以前は日本発行のクレジットカードが使えなかったのですが、最近使えるようになりました。

つまり3社ともクレジットカードを保有していればオンラインでTOP UPできるので、日本国内にいても残高確認がなくなってしまうことを避けることができます。またTOP UPすることにより有効期限を延ばすことができます。

以上の2点を考慮すると「3社ともSIMカードの維持はかんたんにできる」「DTACとTrueMoveはSIMカードの維持コストが安い」ということができます。

オンラインTOP UPをするためには国際ローミングを有効にする必要があります。

SIMカードを維持したい方はタイから帰国する前に必ず国際ローミングを有効にするようにしてください。

まとめ

今回は2019年夏時点の情報でタイのAIS・DTAC・TrueMoveのプリペイドSIMカードを比較してみました。

旅行者向けプリペイドSIMカードを利用する場合は3キャリアでそれほど差はありません。

しかし、一般のプリペイドSIMカードを使用する場合は、多種多様なインターネットパッケージを用意しているAISが一番使い勝手が良さそうです。

空港で旅行者向けのプリペイドSIMカードを買うならカウンターが空いているキャリアが、一般のプリペイドSIMカードを使用するならAISがおすすめかと思います。

次回は中華圏で使えるプリペイドSIMカードを紹介します。

『タイでプリペイドSIMを使う その88: タイのSIM選びガイド 2019年春版』へのコメント

  1. 名前:hiro tanaka 投稿日:2019/05/21(火) 09:35:44 ID:3399b264a 返信

    いつも活用させていただいております。
    ありがとうございます。

    私自身、AIS One-to-Call Customerを2年数カ月続けています。
    期間延長の項目ですが、AISは、
    TOP UP 10バーツ 1カ月延長できます。

    日本でTOP UPできます。
    日本でインターネット経由でAIS My ACCOUNTに入ることができます。
    方法1タイの電話番号+ログインコード(OPT)メッセージ(SMS)で都度取得
    方法2タイの電話番号+パスワード(My ACCOUNTで設定)

    情報でした。

    • 名前:scratchpad 投稿日:2019/05/28(火) 01:45:11 ID:4b1767464 返信

      情報ありがとうございます!

      日本でTOP UPできるというのは、支払はどの方法を使ったでしょうか?

      私は以前クレジットカードでTOP UP使用としたことがありましたが、日本の会社発行のクレジットカードは拒否されてしまいました。

      最近は日本滞在中にAISにTOP UPする場合は、LINE Payを使っています。LINE Payでは最小10バーツのTOP UPがかのうで、30日の延長ができました。