タイでプリペイドSIMを使う その50: DTACのSIM自販機登場!

ウボンラチャタニー タイ
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前回まではインドネシアのTelkomselのプリペイドSIMカードについて紹介してきました。

今回からはタイのSIMカード情報について数回ほど記事をアップしたいと思います。今回はタイから入ってきた情報を紹介します。

なおタイ編の前回は下記になります。

タイでプリペイドSIMを使う その49: DTACとTrueMoveの速度比較
今回はタイのDTACとTrueMoveのプリペイドSIMカードを利用して通信速度の比較をしてみます。DTAC・TrueMoveの両方ともやはりLTEのほうが快適な通信ができそうなことがわかりました。またDTACとTrueMoveの比較では微妙なところですが、DTACのほうがよさそうな気がします。
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DTACがSIM自販機を設置

このブログでもタイでのお勧めのプリペイドSIMカードとしてて押しているのがDTACのプリペイドSIMカードです。

タイでプリペイドSIMを使う その51: DTACのまとめ 2016春版
今回は2016年3月時点でのDTACのプリペイドSIMカードの使用方法をまとめます。現時点で調べられた内容はすべて盛り込んだつもりです。このページがあれば、タイでDTACのプリペイドSIMカードを使って過ごせるはずです。

そのDTACですが一つ難点があるのが、スワンナプーム国際空港のDTACブースはいつも混んでいる、ということです。行列が出いていてSIMカードを買うのに20分、30分かかるというのも珍しくありません。

そのため市内に出てからSIMカードを買うという方もいると思います。

そんな状況を変えるかもしれない!?ニュースがありました(1ヶ月以上前のニュースですが)。

バンコクでよく見かける英字新聞のTHE NATIONにニュースが出ています。

http://www.nationmultimedia.com/business/First-prepaid-SIM-card-vending-machine-unveiled-30278411.html (リンク切れ)

記事を引用してみます。

Total Access Communication (Dtac) has installed the first-ever prepaid SIM card vending machine at Suvarnabhumi Airport, where its prepaid Happy Tourist SIM cards can be bought.

The machine allows tourists to conveniently grab SIM card and register via passport as required by the Thai regulator. The SIM card is automatically activated after purchase.

The company said that this would respond to demand during high season. The machine could sell 1,000 SIM cards per day.

ざっと訳してみると次のようになります。

DTACはスワンナプーム国際空港にタイで最初となるプリペイドSIMカードの自動販売機を設置した。ここでプリペイドのHappy Tourist SIMカードを購入することができる。

この自動販売機により、旅行者は簡単にSIMカードを入手し、タイの法律に沿ってパスポートで登録を行うことができます。SIMカードは購入後自動的にアクティベートされます。

DTACはこれによりハイシーズンの需要にこたえることができると述べています。この自動販売機は1日に1,000個のSIMカードを販売することができます。

自動販売機で購入できるようになったのはHappy Tourist SIMのようです。インターネットパッケージも組み込まれていて、旅行者に使いやすいSIMカードなので当然かもしれません。

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購入できるSIMカード

購入できるのはHappy Tourist SIMです。Happy Tourist SIMは299バーツのものと599バーツのものがあり、この自販機では両方売っているようです。違いをまとめると次のようになります。

  Happy Tourist SIM 299 Happy Tourist SIM 599
価格 299バーツ 599バーツ
データ通信
(超過は速度低下)
7日間 1.5GB 15日間 4GB
LTE 利用可
初期残高 100バーツ分
有効期間 35日
通話 DTAC 0.99バーツ/分
SMS DTAC向け 3バーツ, 非DTAC向け 8バーツ

重要なのはデータ通信の容量と日数です。ここだけ見てどちらにするか決めればよいでしょう。

SIM自販機の設置場所

設置場所はスワンナプーム国際空港とのことですが、THE NATIONの写真を見る限り従来の店舗に自動販売機が備え付けらているようです。

スワンナプーム国際空港のDTACの店舗は到着ロビー(2F)のゲート7付近にあります。

スワンナプーム国際空港の到着ロビー

自販機での購入の仕方

本来ならば自分で自動販売機で購入して紹介したいのですが、残念ながらしばらくタイを訪問する予定がありません。

調べてみるとpostupnews.comというサイトで簡単に説明されていました。

dtac Unveils Thailand’s 1st Ever “Prepaid SIM Card Vending Machine” 3 Easy Steps for Tourists’ Smooth Connection in Thailand
February 2, 2016 - dtac recently revealed the first-of-its-kind channel to distribute “Happy Tourist” SIM card via Thailand’s first pr...

使い方が書いてある部分を引用します。

… 3 easy steps “choose – register – pay”.

  1. Select – Select one of the 2 prepaid SIM cards by dtac – Happy Tourist 299 baht and Happy Tourist 599 baht.
  2. Register – Register SIM card simply by scanning passport right at the machine
  3. Pay – Conveniently choose the preferred payment method — either credit card (Visa and MasterCard accepted) or cash in Thai baht. Changes are available.

翻訳してみます。

「選んで、登録して、支払う」の簡単な3ステップ

  1. 選ぶ – 二つのDTACのプリペイドSIMカード(Happy Tourist 299バーツとHappy Tourist 599バーツ)のうちどちらかを選ぶ
  2. 登録する – 自販機のパスポートをスキャンしてSIMカードを登録する
  3. 支払う – お好みの支払い方法を選ぶ。クレジットカード(VISAとMasterCardが利用可)かタイバーツの現金。お釣りも出てくる。

確かに簡単そうです。

長いフライトを終えて後の行列は疲れてしまうので、これで素早くSIMカードが入手できるのならば本当に助かります。AISよりDTACを推す理由がまた一つできました。

なお、購入した後の後の使い方は下記ページを参照してください。

タイでプリペイドSIMを使う その51: DTACのまとめ 2016春版
今回は2016年3月時点でのDTACのプリペイドSIMカードの使用方法をまとめます。現時点で調べられた内容はすべて盛り込んだつもりです。このページがあれば、タイでDTACのプリペイドSIMカードを使って過ごせるはずです。

まとめ

今回はタイのDTACがスワンナプーム国際空港にSIMカードの自販機を設置したことを紹介しました。

空港の店舗はいつも混んでいるので、この自販機は卒業旅行・GWと続く旅行シーズンに強い味方となりそうです。次の訪タイ時には試してみようと思います。

次回はタイDTACのプリペイドSIMカード情報を最新にアップデートしたいと思います。

コメント

  1. かぁさん より:

    今年の二月に渡タイしました。その時に自販機で買おうとしたんですが
    ファランが数人居て、モタモタしてたので購入しませんでした。
    dtacの人が自販機の所に居て、色々世話をしていました。
    次回は行ったときは購入して見ようと思います。
    しかし、自販機があっても、結局はかなり待つような気がしますね。

    • scratchpad より:

      情報ありがとうございます!

      さっそく自販機を試したんですね!
      確かに自販機も前の人がもたついたら意味がないですね・・・
      スワンナプーム国際空港はSIMが入手しやすいのがいいのですが、難点は待ち時間ですね。こればかりは何とかならなそうです。

      早朝着のフライトにするのが一番かもしれません。

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