ドイツでプリペイドSIMを使う その3: O2のプリペイドSIMを購入

ツークシュピッツェ

前回はケルンのVodafoneショップでプリペイドSIMカードを購入しようとして、店員が態度不遜のため退却したところでした。

そこで近くにあった電気店MediaMarktに寄ってみることにしました。

プリペイドSIMカードの捜索

場所はケルンのホーエ通りです。

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MediaMarktの1階にはスマートフォンなどが並んでいる携帯電話売り場がありました。

その付近をウロウロしてみると、どうもプリペイドSIMカードらしいものがプラスチックのケースに入ってぶら下がっています。どうやら携帯電話事業者直営のお店でなくても、普通の電気店(MediaMarkt)でもプリペイドSIMカードは購入できるようです。

ただ、正直ってどれが何のSIMカードなのかさっぱりわかりません。これは店員に聞いてみるしかありません。

とりあえず、近くにいる女性店員に「プリペイドSIMカードはありますか?(Do you have prepaid SIM card?)」と聞いてみたところ、即座に「No」の返事。え・・・!?そこに売っているのはSIMカードではないのでしょうか?

どうも、女性店員の表情を見ると、Vodafoneショップの店員と同じ雰囲気。いやーな感じなんで、この店員に話しかけるのはもうやめました。

O2に決定!

ないといわれてもSIMカードっぽいものがぶら下がってるんだから、きっと売ってるはずと思い。

今度はちょっと太目の男の店員さんに同じように話しかけてみました。するとこちらのお兄さんはちゃんと相手をしてくれます! ようやくまともに話ができます。そこでこちらのリクエストを伝えます。そのときに使ったメモが残っていました(聞き間違えを避けるには筆談は効果的です)。私のリクエストは

  • Prepaid
  • Internet SIM for Smart Phone
  • 1 week (私のドイツ滞在予定が5日ほどだったので、1週間で十分でした)
  • Flatrate (定額料金のことです)

でした。お兄さんの返答はあるけど、フラットレートは30日とのことでした。

O2の料金

とりあえず料金を聞いてみました。メモとペンを渡すとちゃんと書いてくれるのでとても助かりました。

  • プリペイドSIMカード自体は5ユーロ
  • インターネットパック(データ通信料)は30日間でデータ量ごとに異なる
    • 上限300MBで10ユーロ
    • 上限1000MB(1GB)で15ユーロ
    • 上限5000MB(5GB)で25ユーロ

なお、いまO2のWebページのプリペイドSIMカードのインターネットパックは下記のようになっていました(Google翻訳で英語に翻訳しています)。

O2のデータ通信プラン

私が説明を受けたのと少し違っています。

  • Tages-Flat (Daily Flat/一日定額): 1日上限1GB, 通信速度は最大7.2Mbps, 3.5ユーロ
  • Monats-Flat M (Monthly Flat M/一月定額 M): 30日上限1GB, 通信速度は最大3.6Mbps, 15ユーロ
  • Monats-Flat L (Monthly Flat L/一月定額 L): 30日上限5GB, 通信速度は最大7.2Mbps, 25ユーロ
  • Monats-Flat XL (Monthly Flat XL/一月定額 XL): 30日上限7.5GB, 通信速度は最大14.4Mbps, 35ユーロ

いずれも通信量が上限を超えても、通信速度が64kbpsに制限されますが、データ通信はできるようです。

15ユーロのプランの通信速度が抑えられているのが面白いですね。一番人気があるプランなのかもしれません。

購入とアクティベート

本当にデータ通信できるかどうか心配だったので、一度テストさせてくれないか?と聞いてみたところ、それはダメとのこと。買ってみて試すしかありません。

インターネットパックの選択に悩みましたが、滞在が5日ということで1GBもあれば十分だろうということで、15ユーロのデータ通信プランを使ってみることにしました。

店員さんが書いてくれたメモの「1000MB 15ユーロ」ところに丸を描いて意思を伝えます(メモはこれだから便利!)。

次に店員さんにパスポートを渡して、プリペイドSIMカードをアクティベート(というか個人情報の登録?)をしてもらいます(店員さんが端末で行ってくれます)。

店員さんの作業が完了すると、注文書みたいなA4サイズの紙を印刷して渡してくれるので、レジに会計に行きます。ちなみにこの店員さんは、この紙に「+15Euro O2 Voucher」と手書きしてくれました。

これは15ユーロのインターネットパックを購入するのに15ユーロをチャージ(TOP UP)する必要があるから、レジで一緒にバウチャー(実際にはTOP UP用の番号を発行してくれる)を購入するように、ということです。気が利く店員さんです。

レジではプリペイドSIMカードを5ユーロ、TOP UPに15ユーロの合計20ユーロを支払います。クレジットカードは受け付けず、現金払いのみでした。

結局、入手したのは写真のケースに入っているプリペイドSIMカードで、通常のSIMとマイクロSIMの両対応のタイプでした。

プリペイドSIMカードの種類としては「O2 o Prepaid Startpaket」ということになるのでしょうが、注文書(?)には

  • 「%LOOP%DOPPLESIM (英訳: double SIM, “%LOOP%”は意味不明)」
  • 「O2 O2 O STARTPAKET KOMBISIM (英訳: Start Packet Combination SIM)」
  • 「O2 O2 O PREPAID STARTPACKET (英訳: Prepaid Start Packet)」

と商品名(?)が三つ書かれています。

O2 o Prepaid startpaket

レジで会計を済ませると、15ユーロ分のTOP UPコードが書かれているレシートもくれるので、それを持って店員さんのところに戻ります。

AQUOS PHONE SH-12Cを渡してO2のプリペイドSIMカードをセットして電源を入れて渡すと、レシートを見て店員さんがチャージ(TOP UP)をしてくれました。TOP UPに成功すると、SMSが送られてきて残高がわかります。

TOP UP成功 SMS

ドイツ語で何がなんだかわかりませんが、Google翻訳で翻訳(英訳)してみる(SMSを直接読み込んで翻訳できるので便利です)と

TOP UP成功のSMSの翻訳

となりましたので、「チャージ(TOP UP)が成功。現在の残高は16ユーロ。消費期間は2012年2月16日」ということのようです。

TOP UPしたのが2011年8月18日で、チャージしたのが15ユーロですから、TOP UPした金額の有効期限は約6ヶ月みたいですね。また、1ユーロ余分に残高がついていますので、買ったプリペイドSIMカードには1ユーロ分、おまけがついていたのかもしれません。

インターネット接続のための設定

さて、インターネットにつなげるようになるためには、インターネットパックの申し込みが必要です。私は15ユーロの1ヶ月上限1GBプランを申し込む予定でした。

この申し込みは・・・これも店員さんがやってくれました。至れり尽くせりです。

スマートフォン側でデータ通信に必要な設定で重要なのはアクセスポイント名(APN)の設定です。これを店員さんに聞いてみたところ、「sufo2」か「Internet」のどっちかにすればよいとのことでした。

APNの設定を自分でやったかどうかは忘れてしまいましたが、「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を開いてみて何もなかったら、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選んで、

名前 O2 Surf (なんでもよい)
APN surfo2
ユーザ名 なし (空欄)
パスワード なし (空欄)

とします。念のため、もう一回「新しいAPN」を選んで

名前 O2 Internet (なんでもよい)
APN Internet
ユーザ名 なし (空欄)
パスワード なし (空欄)

も作成しておいても良いでしょう。そして作成したAPNのどちらかを選択しておきます。

しばらく経つと、インターネットパックの設定が完了した旨のSMSが送られてきます。

インターネットパックの申し込み完了のSMS

こちらも英訳してみます。

インターネットパックの申し込み完了のSMSの翻訳

「インターネットパック(Internet-Pack-M+)が有効になりました。使用可能な期間は2011年9月17日まで。」という感じです。確かに1ヶ月使用することができるようです。

ここまでくればデータ通信可能なはずです。

注意点!

プリペイドSIMカードの価格

今回改めて調べてみてよくわからないのはプリペイドSIMカード(O2 o Prepaid Startpaket)の価格です。

レシートも残っているので私は確かに5ユーロで購入しています。

ところが、ネットで調べてみると20ユーロで購入した方Amazonで似たようなものが5ユーロ弱で販売されていたり、正直よくわかりません。

定価はなく販売店によって違うのかもしれません。私はたったの5ユーロだったので、結構得した気分です。

SIMカードのロック

一番あせったのがこれでした。たまたまAQUOS PHONE SH-12Cを再起動させたあとに使おうとしたところ見慣れぬロック画面が・・・

ロック画面

入力するPINコード(4桁の数値)に心当たりがなくすっごくあせりました。PINコードを何度も間違えるとSIMカード自体が無効になる可能性もあるので、適当に試すわけにも行きません。

実はこのPINコードはSIMカードが入っていたケース(というか紙)の内側に書いてあります。なので、あのケースは捨ててはいけないのです。

無事にロックを解除できたら「設定」→「位置情報とセキュリティ」→「SIMカードロック設定」→「SIMカードをロック」をオフにしておきましょう。

SIMカードをロック

通話

実はO2のプリペイドSIMカードにはデータ通信専用で、電話として使えない(音声通話ができない)タイプがあるそうです(「20ユーロで購入した方」参照)。

私が買ったプリペイドSIMカードが通話できるのかどうか・・・試していないので良くわからなかったりします。ただ、プリペイドSIMカードが入っていたケースには電話番号が印刷されたシールが貼ってあるし、スマートフォンで端末の状態を確認するとちゃんと電話番号が表示されます。データ通信専用のSIMカードだとここが「不明」だった利するので、実は通話できるのではないかと思っています。

そのうち検証してみたいと思います。

まとめ

ようやくO2のプリペイドSIMカードを入手して、AQUOS PHONE SH-12Cを使ってインターネットに接続できるようになりました。

SIMロックフリーの端末ならプリペイドSIMカードを挿すだけといっても、そうは行かないのが現実です。やはり親切な店員さんがいるお店で購入するに限ります。

次回は、実際の使い勝手を紹介したいと思います。