中国でプリペイドSIMを使う その6: 通信規制(検閲)の状況

万里の長城

前回はChina Unicomの料金プラン・プリペイドSIMカードの種類について紹介しました。

今回は中国の通信規制(検閲)状況を調べてみたので紹介したいと思います。おそらくChina Unicomだけでなく、ホテルなどのインターネット接続でも同様の状況だと思います。

中国の検閲システム

中国はインターネットの検閲を行っているのは有名な話です。

金盾」といわれるシステムで政府の都合の悪い情報を遮断しているわけです。なので、日本から見えているWebページやインターネットサービスが中国では使えないということが起こります。

ちなみにこのブログ(scratchpad.jp)は今のところアクセスできます。

インターネットサービスへのアクセス

さて、実際にWebブラウザでアクセスしてみて○×をつけてみます。

Google系のサービスはメジャーなだけ、狙われているのかもしれません。

次にインターネットを使うアプリが使えるか確認してみました。

  • Gooogle翻訳: ○
  • SkyDrive: ○
  • DropBox: ○
  • Evernote: ○

こちらは意外と問題なし。

SNSへのアクセス

次は問題となりすいSNSです。

  • Facebook: ×
  • Twitter: ×
  • Mixi: ○
  • Foursquare: ○

やはりメジャーなFacebook/Twitterは規制されています。Google+についてはチェックするのを忘れてしまいました。

キーワード

気になるのはキーワードによる規制です。「天安門事件」で調べてみました。

  1. www.google.co.jpで「天安門」を検索: OK。検索結果の一番上はWikipedia「天安門事件」
  2. 検索結果からWikipediaの「天安門事件」を選択: OK。Wikipediaが表示される。ちょっと意外。
  3. Wikipediaの「天安門事件」のページから「六四天安門事件」を選択: OK。Wikipediaが表示される。かなり意外。
  4. Wikipediaの「六四天安門事件」のページから中国語版を選択: NG。さすがに中国語のページは表示されなかった。

こんな感じで規制されているわけです。しかし驚いたのは次でした。

  • Wikipediaの日本語の「六四天安門事件」のページに戻る: NG。さっきまで表示されていたのに!

規制は固定のWebページだけでなく、アクセス履歴も関係しているようです。

ちょっと気味が悪くなったので調査はここで中断しました。

まとめ

今回は中国のインターネットの検閲状況を紹介しました。あくまでも私が調べただけなので、時期によってまた変わるかもしれません。

とりあえず中国編は今回でいったん休止です。前回の料金プランのお話など謎がいくつかあるので、次回中国に行ったときに情報を収集したいと思います。

次回はスマートフォンの買い替えを紹介します。

また、プリペイドSIMカードの中国編のその7はこちらになります。