中国でプリペイドSIMを使う その21: 上海の様子とSnail Mobile (蜗牛移动)

前回まではエチオピアのプリペイドSIMカードの情報を紹介してきました。

エチオピアに行くときに上海経由だったため、上海でのSIMの販売状況と、以前購入したSnail MobileのプリペイドSIMを紹介したいと思います。

なお、前回の中国編は下記になります。

今回は北京で購入したSnail Mobile (蜗牛移动)の使い方を紹介します。ステータス確認が中国語の音声のみで日本人には実質使えないという問題があるものの、データ通信を行うだけならなんとかなるという感じです。空港で手軽に購入できるので、とにかくスマートフォンでデータ通信を行いたいという方には良いのではないでしょうか。

今回の記事は2017年12月の取材に基づいています。

現在とは状況が変わっているかもしれないで注意してください。

上海浦東国際空港の様子

私の利用した航空機は上海浦東国際空港のターミナル2に到着しました。

ターミナル2ではプリペイドSIMカードを購入するタイミングが2回あります。

1回目は荷物受取りエリアです。ここにはいくつかカウンターがあってSIMカードを売っています。

そのうちの一つで値段表を撮影してきました。

上海浦東国際空港 荷物受取りエリアでの値段表

データ通信ができるプリペイドSIMカードは「Data Card」となっている2種類で、6GBで350元、12GBで450元となっています。

1元16円としても350元は5600円となります。LTE(4G)が使用でき、さらに6GBのデータ通信ができるとなるとまずまずの金額です。

しかし、短期滞在の場合はこのSIMカードは過剰なように思います。

2回目は到着ロビーに出てからです。

到着ロビーでたらそのまままっすぐ進まず、後ろを振り返る感じでお店を探すと、China Unicomと書かれたショップがあると思います。

ただし、私が到着したときにはすごい人混みでどんなSIMを売っているのか、確認することができませんでした。

Snail MobileのSIMカードを使う

荷物受取りエリアのSIMは高い、到着ロビーの店舗は激混みということで、今回は新しいSIMカードは買わず、以前に購入したSnail MobileのSIMカードを使ってみることにしました。

Snail MobileのプリペイドSIMカードとは

Snail MobileのプリペイドSIMカードは下記がオフィシャルページとなっています。

私はこのプリペイドSIMカードを2017年8月に北京首都国際空港で購入していました。

今回は中国の北京首都国際空港でSnail Mobile (蜗牛移动)のプリペイドSIMカードを購入したことを紹介します。北京首都国際空港では以前はChina UnicomのプリペイドSIMカードの自販機があったのですが、いつの間にかSnail Mobile (蜗牛移动)の販売設備に変わっていました。自販機と思いきや人力で購入するのがいかにも中国的な方式です。

Snail Mobileは実際にはキャリア(MNO)ではなく、China Unicomのネットワークを使ったMVNOになります。

China Unicomは日本のキャリアと同じ通信方式を使っているので、このSIMカードは日本の携帯電話kでも利用がしやすいものと言うことができます。

Snail MobileのSIMを上海で使う

この北京で買ったSIMカードが、今回使えるかどうかのポイントは下記の2点です。

  • 地域が変わってもデータ通信ができるか
  • 購入から4ヶ月経っているが期限切れになっていないか

まず地域についてですが、中国は国土が広大なため、省単位で管理されることがよくあります。

インターネットパッケージを購入する場合にも、「全国流量」と書かれてないパッケージは購入した州内でのデータ通信だけをサポートしていたりします。

実際に上海で購入したChina UnicomのプリペイドSIMカードを広東省に持ち込んだところ使えなかったことがありました。

中国・上海で購入したChina UnicomのプリペイドSIMカードを、今度は中国・広東省で使う機会がありました。 残高がほとんどなかったので、広東省でリチャージしようとしたところ、できないことが判明。どうも中国では携帯電話は地域別に管理されているようです。

ただ、8月にSnail Mobileを使った時には下記のようなSMSを受信していました。

残り20MBを切ったお知らせ

このSMSでは「100MB全国流量」と書かれていますので、これはクリアできそうな気がします。

有効期限についても8月に利用したときに、記のようなSMSも受信しています。

100MBを追加

ここには2018年8月8日まで使えるような記載があります。

私が上海に立ち寄ったときは2017年12月だったので、有効期間内ということになりそうです。

上海でも利用できました!

さて、Snail Mobileがどうだったかというと・・・上海でスマートフォンに挿入してみるとあっさりと使えるようになりました。

Snail Mobileのウェルカムメッセージ

これで次のAPNの設定をすればデータ通信ができるようになります。

名前 China Unicom (なんでもよい)
APN 3gnet
ユーザ名 なし (空欄のまま)
パスワード なし (空欄のまま)

ただしLTEは使えず3Gのみです。

上海でのSIMステータス

3Gといっても高速なHSPA+となっているのでWebでの調べ物等なら問題ありません。

実際に速度を測ってみると下記のように10Mbpsは超えました。

上海での通信速度

Snail MobileのプリペイドSIMカードは10元なのですが、なかなか使い勝手がよいSIMカードかもしれません。

まとめ

今回は北京で10元で購入したSnail MobileのプリペイドSIMカードを上海で使ってみました。

中国のプリペイドSIMカードのインターネットパッケージは省内でのみ使えることがあったりするのですが、Snail Mobileは中国全土でデータ通信ができるようです。

最近の中国の旅行者向けのSIMカードは値上がり傾向にあるので、Snail Mobileはなかなか良い選択肢なのではないかと思います。

次回は南米のエクアドルに移動します。