中国でプリペイドSIMを使う その17: China UnicomのSIM Toolkitを使う

中国でプリペイドSIMを使う その17: China UnicomのSIM Toolkitを使う 中国
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前回は上海で購入したChina UnicomのプリペイドSIMカードを使ってみた状況を紹介しましたが、なぜか従来の方法では残高照会できませんでした。

今回はChina UnicomのプリペイドSIMカードで使用できるSIM Toolkitについて照会します。

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SIM Toolkitとは?

正式にはSIM Application Toolkitというらしいです。

一部のSIMカードでは、そのSIMカードをスマートフォンに挿入すると、SIM Toolkitというアイコンが現れます。Androidでは次のようなアイコンです。

SIM Toolkitのアイコン

このアイコンを選択すると、そのSIMカードに関する操作ができたり、ニュースなどの情報を取得することができます。アプリはきわめてシンプルなテキストベースのアプリケーションです。

もちろんアプリケーションの内容はSIMカード(というか携帯電話会社)によって異なります。

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China UnicomのSIM Toolkit

それではChina UnicomのSIM Toolkitを使ってみます。

China UnicomのプリペイドSIMカードを挿入した状態で、スマートフォンのアプリ一覧を確認すると「SIM Toolkit」というアイコンが増えているはずです。

SIM Toolkitを起動すると次のようなメニュー一覧が表示されます。もちろん中国語です。

SIM Toolkitのメニュー

それではSIM Toolkitを使って残高照会をしてみます。

残高照会

SIM Toolkitを選択して現れるメニュー一覧から一番下の項目を選択します。

SIM Toolkit メニュー

次に上から3番目の「帳戸余額」と言う項目を選択します。

SIM Toolkitの残高照会メニュー

すると画面には次のようなメッセージが表示されます。

SIM Toolkitによる残高照会

しばらくすると残高が記載されたSMSが送られてきます。

残高照会の結果

プリペイドSIMカードを購入するときに70元支払って66元のプランに加入したので、残り4元が使えることになっています。

使用料金照会

使用料金の照会はSMSでも成功しましたが、SIM Toolkitを使ってもできます。

残高照会と同じく、最初のメニューで一番下を選択した後「当月活費」を選択します。

SIM Toolkitの使用料金照会メニュー

使用料金照会の場合は次のようなメッセージが表示されます。

SIM Toolkitによる使用料金照会

結果はSMSで送られてきます。

使用料金照会の結果

内容はSMSで問い合わせたときと同じです。

データ通信量照会

データ通信量もSIM Toolkitを使って照会できるのではないかと思いましたが、残念ながらメニューを探り当てることができませんでした。

データ通信量に関しては引き続きSMSで確認するのがよさそうです。

まとめ

今回はSIM Toolkitを使ってChina Unicomの残高照会などを行ってみました。

メニューが漢字(簡体ですが)なので何とか理解して、いくつかの操作を行うことができました。SMSに入力する文字をを忘れてしまった場合などにはSIM Toolkitを活用できると思います。

なお、SIM Toolkitのメニュー項目によっては、動作には通信が必要なので電波が届かないところでは使用できませんのでご注意ください。

次回はオーストラリアのプリペイドSIMカードについて照会したいと思います。

コメント

  1. splash より:

    とても役立つ情報ありがとうございました。
    細かい内容まで書いてあり、助かります。
    最近、上海への出張が多く、たいした通信をする訳ではないのですが、国内でwifiルーターを借りるよりずっと安いですね。
    次回から、SIMロック解除してChina Unicomの店舗を探してみます。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      普段使っているスマホをそのまま使えるというのは、思ったより快適ですよ。
      また、いざというときに安く電話もできる点も安心です。

      中国語ができない場合は、その14で紹介している地下鉄10号線の水城路駅近くのChina Unicomのお店を試してみてください。
      日本語ができる若者が相手をしてくれますし親切でした。

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