中華Windowsノート Chuwi LapBook 12.3で遊ぶ その6: キーボードとタッチパッド

中華Windowsノート
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前回はChuwi LapBook 12.3のバッテリーについて紹介しました。

今回はChuwi LapBook 12.3のキーボードとタッチパッドを紹介したいと思います。

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キーボード

LapBook 12.3のキーボードは英語配列のとなっています。

キーピッチは18~19mmあるので、デスクトップのキーボードよりちょっと小さい程度なので打ちにくいと言うことは無いと思います。

使っていて気になるのは、キー配列です。

このキーボードには右コントロールキーがありません

LapBook 12.3のキーボード

右コントロールキーがあるべきところに\キーが配置されており、本来は\キーがあるところにDeleteキーが配置されています。

そしてDeleteキーを配置すべきであろうところに電源ボタンがあります。

ショートカットの入力で右コントロールキーを使用する方はこのキーボードはちょっと使いにくいかもしれません。

ここは電源ボタンをどこか別のところに配置して、標準的なキーボードを採用して欲しかったところです。

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タッチパッドとジェスチャー

Windows10ではタッチパッドを使ったジェスチャー操作をサポートしています。

Windows のタッチ ジェスチャ - Microsoft サポート
Windows 10/11 デバイスの一般的なタッチパッド ジェスチャを参照してください。

しかしLapBook 12.3では「設定」→「デバイス」と選択しても「マウスとタッチパッド」という選択肢がありません。

マウスの設定

このためジェスチャーはできないのかと思いましたが、試してみるといくつかのジェスチャーは機能しました。

ジェスチャー 操作
2本指でのスワイプ スクロール
ピンチイン・ピンチアウト 拡大縮小
3本指で上スワイプ タスクビューの表示
3本指で下スワイプ デスクトップの表示
3本指で左右スワイプ ウィンドウの切り替え

これは地味に便利です。マウスがないときには結構便利なので覚えておいた方が良さそうです。

ただ、CPUのパワー不足のせいかピンチイン・ピンチアウトの拡大縮小は少々重かったです。一度試して確認してみることをお勧めします。

タッチパッドの無効化

タッチパッド付きのキーボードを使っていてイラッとくるのは、キー入力をしているとき意図せずにタッチパッドを触ってしまって、カーソルの位置が移動してしまったり、ウィンドウが切り替わってしまうことです。

このような誤操作を避けるために、多くのタッチパッド付きキーボードではタッチパッドを無効にするためのショートカットが用意されています。

しかし、LapBook 12.3ではそのようなショートカットを見つけることができませんでした。

Windowsの機能を使った無効化→失敗

ググってみると「Windows10でマウスをつなげている時はタッチパッドを無効にする」という情報が出てきます。

Windows10でマウスをつなげているときはタッチパッドが動かないように無効にする方法|今村だけがよくわかるブログ
ノートPCに付いているタッチパッドって、キーボードで文字を入力している時などについつい触ってしまうんですよね。 このタッチパッドはマウスをつなげているときは動かないように無効にする方法があります。 私と同じように「タッチ...

しかしLapBook 12.3のマウスの設定画面ではそのような項目はありません。

マウスのプロパティ

いろいろ調べたのですが、Windowsの標準の機能を使ってはタッチパッドを無効にする方法を発見できませんでした。

フリーソフトを使った無効化→成功

「TouchSwitch」というフリーソフトを試してみました。

TouchSwitchの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
Win8/8.1/Win10 用タッチパネル有効・無効切り替えアプリ

TouchSwitchを実行すると最初に無効化するデバイスを選択する欄があるので「USB\VID_248A&PID_1205」で始まるものを選択します。

TouchSwitchのデバイスの選択

選択したら「Test Start」を選択してタッチパッドが無効化されていることを確認してください。

タッチパッドが無効化されていることを確認したら「はい」を選択します。

無効化できたことの確認

そして次のようなメッセージが出たら「はい」を選択して、TouchSwitchで選択したデバイスを制御できるようにします。

制御対象として選択

これでタスクトレイに「T」マークのアイコンが出るので、これをダブルクリックするとタッチパッドのオン・オフを切り替えられるようになるはずです。

さらにTouchSwitchの設定画面を見るとショートカットキーの設定もできます。ここで選択したキーでタッチパッドのオン・オフを切り替えることができるようになります。

TouchSwitchの設定画面

あとはTouchSwitchをWindowsの起動時に自動実行するようにすれば、かなり使い勝手がよくなるはずです。

これはおすすめです。

まとめ

今回はChuwi LapBook 12.3のキーボードとタッチパッドについて紹介しました。

キーボードは微妙にキー配列が変更されているところが惜しいですが、キーの入れ替えなどでなんとかしのげそうです。タッチパッドについては、標準ではタッチパッドを無効にする方法がなく少々不便ですので、TouchSwitchというフリーソフトを導入して改善しましょう。

次回はしばらく使った感想を紹介します。

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