中華Windowsノート Chuwi LapBook 12.3で遊ぶ その3: ベンチマーク

前回は中華WindowsノートPCのChuwi LapBook 12.3をセットアップしたことを紹介しました。

今回はベンチマークソフトを実行して性能を確認してみたいと思います。

結果については中華2-in-1のTeclast Tbook 10Sや中華WindowsノートPCのJumper Ezbook Airなどと比較してみます。Tbook 10SとEzbook Airについては下記を参照してください。

今回はGearBestから提供していただいた中華タブレットTeclast Tbook 10 Sを紹介します。筐体は合金製でしっかりとしておりチープ感は感じられません。このタブレットはキーボード組み合わせてて利用する形で宣伝しているので、キーボードとの組み合わせがどうかというところが気になるところです。
今回は激安の中華WindowsノートPCのJumper Ezbook Airを入手したことを紹介します。CPUがAtom Z5-8350、メモリ4G・ストレージ128GBという十分なスペックながら、GearBestでは価格が25,000円を切っているという激安ぶりです。筐体も金属っぽくでチープな感じはしません。持ち歩き用のパソコンとして活用できないかと期待が高まります。

ベンチマークソフトを実行する際には、CPU性能が最大まで出るように付属のACアダプタで給電している状態で行いました。

今回使用しているXiaomi Mi Pad 3は通販サイトのGearBestから提供していただきました。

GearBestではChuwi LapBook 12.3は2017/07/20時点で31706円で販売していますので、購入にトライしようと思う方は下記サイトを参照してみてください。

今回は香港・中国の通販サイトであるGearBestの使い方について紹介します。 GearBestはAliExpressよりもサイトが使いやすく簡単な英語がわかれば注文することができます。中国ブランドのタブレットやスマホを安く入手したい場合は有力な選択肢となるでしょう。

このノートPCはクーポン・フラッシュセール対象となることも多いので、購入前にはクーポン・セール情報を忘れずにチェックしましょう!

このページではGarBestのマーケティング担当者から紹介があったセール情報・クーポン情報のうち、私が面白いと思ったものを記載してみます。 情報が入ったら随時更新するようにしてきます。

Windowsエクスペリエンスインデックス

Windows7まであったWindowsエクスペリエンスインデックスというスコアを表示する機能がありました。

実はこのスコアはWindows10でも表示させることができます。

これは「Windows PowerShell (管理者)」を開いて「winsat formal -restart clean」というコマンドを実行するとテストが実行されます。

「Windows PowerShell (管理者)」はスタートメニューを右クリックして表示されるメニューから出てきます。

スタートメニュー

「winsat formal -restart clean」はバッテリー駆動状態では実行できないので付属のUSB-ACアダプタで給電しておきましょう。

結果は「c:\Windows\Performance\WinSAT\DataStore」に格納されます。ファイルはいくつか生成されますが重要なのは「実行日時 Formal.Assessment (Recent).WinSAT.xml」です。

このファイルを取り出してWinSAT Viewerにドロップすると結果が表示されます。

Windows 10 標準ベンチマーク「エクスペリエンス インデックス」の表示ツール

以下がLapBook 12.3での実行結果です。

Windowsエクスペリエンスインデックス

ゲーム用グラフィックスのスコアはWindows10では表示されないとのことです。

私が所有している中華ノートPC・中華タブレットと比較すると次のようになります。

機種 Chuwi
LapBook 12.3
Teclast
Tbook10 S
Jumper
Ezbook Air
Teclast
X98 Plus II
Chuwi
Hi8 Pro
スペック CPU Celeron
N3450
Atom x5
Z8350
Atom x5
Z8350
Atom x5
Z8300
Atom x5
Z8300
RAM 6GB 4GB 4GB 4GB 2GB
ストレージ 64GB 64GB 128GB 64GB 32GB
測定結果 プロセッサ 7.1 6.0 5.2 5.8 6.1
メモリ
(RAM)
7.4 5.9 5.9 5.9 5.5
グラフィクス 3.6 3.4 4.1 3.9 4
ゲーム用
グラフィクス
9.9
プライマリ
ハードディスク
6.7 5.9 6.8 6 5.75

CPUスコアについては大幅に向上しました。はやりCPUの世代がCherrTrailからApolloLakeに更新されたのが大きいと思います。

実際に使っていてもJumper Ezbook Airの時に感じられた遅さはかなり改善されたように感じられます。

一方、グラフィクスについてはスコアが下がってしまいました。

おそらくLapBook 12.3の2736×1824という解像度のディスプレイが足を引っ張ってしまっているのだと思います。

実際にディスプレイの表示サイズを200%にしたところ、グラフィクスのスコアは「4.5」に改善しました。

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CrystalMark

けっこう古いフリーソフトとなりますが、CrystalMarkでもベンチマークを取ってみました。

LapBook 12.3での実行結果は次の通りです。

CrystalMark

ここでも私が所有している中華ノートPC・中華タブレットと比較してみます。

LapBook 12.3とTeclast Tbook 10 S以外は古いCrystalMarkによるスコアです。

CrystalMarkの作者によると「ベンチマークスコアは 2004/R2/R3 とほぼ同じですが微妙に異なります」とのことです。

ベンチマークソフト CrystalMark
2004R7
CrystalMark
2004R3
機種 Chuwi
LapBook 12.3
Teclast
Tbook 10 S
Jumper
Ezbook Air
Teclast
X98 Plus II
Chuwi
Hi8 Pro
スペック CPU Celeron
N3450
Atom x5
Z8350
Atom x5
Z8350
Atom x5
Z8300
Atom x5
Z8300
RAM 6GB 4GB 4GB 4GB 2GB
ストレージ 64GB 64GB 128GB 64GB 32GB
測定結果 総合 101121 72966 81525 80304 76585
ALU 29670 20811 18468 21377 21303
FPU 15343 12534 15323 18019 18025
MEM 29462 14987 17238 16702 17342
HDD 15618 15780 22291 16010 11111
GDI 5918 3232 2850 3723 3884
D2D 1402 2754 2583 1474 2075
OGL 3808 2668 2772 2999 2845

過去のCherryTrail採用の機種に対してALU・MEMのスコアが大幅に伸びています。

これらの項目はCPUの性能が直接出るところですので、CPUがApolloLakeに更新された効果が現れていると考えてよいでしょう。

一方、ストレージ(HDD)に関しては、Ezbook Airに大きく負けています。Windowsのアプリはどうしてもディスクの読み書きが多くなるため、このストレージの遅さについてはちょっと心配です。ストレージについてはCrystalDiskMarkで見てみたいと思います。

とはいえ、全体のスコアの伸びは20%ほどあるので、CherryTrail世代の格安ノートPCからは使い勝手が向上していることは間違いないと思います。

CrystalDiskMark

システム全体のベンチマークではありませんが、ストレージのベンチマークとしてCryistalDiskMarkを使用してみました。.

LapBook 12.3の内蔵ストレージに対して実行すると次のような結果になりました。

CrystalDiskMark

ここでも私が所有している中華ノートPC・中華タブレットと比較してみます。

機種 Chuwi
LapBook 12.3
Teclast
Tbook 10 S
Jumper
Ezbook Air
Teclast
X98 Plus II
Chuwi
Hi8 Pro
スペック CPU Celeron
N3450
Atom x5
Z8350
Atom x5
Z8350
Atom x5
Z8300
Atom x5
Z8300
RAM 6GB 4GB 4GB 4GB 2GB
ストレージ 64GB 64GB 128GB 64GB 32GB
測定結果 方向 Read Write Read Write Read Write Read Write Read Write
Seq
Q32TI
109.3 22.24 102.2 47.85 142.8 70.98 99.34 47.42 76.61 36.05
4K
Q32TI
18.56 3.776 12.34 3.584 24.59 27.53 10.18 3.423 13.68 2.005
Seq 151.9 49.29 124.6 47.80 164.2 76.55 107.2 55.78 68.78 36.7
4K 5.634 3.268 10.21 3.264 17.22 26.71 10.96 3.215 7.212 1.975

ストレージ性能についてはEzbook Airが頭一つ抜けており、LapBook 12.3はTbook 10Sとそれほど変わりません。

細かく見ると、LapBook 12.3では「Seq Q32TI」のWriteでスコアがかなり低くなっています。読み書きが発生するような使用状況ではパフォーマンスの低下があるかもしれません。

RAMが6GBあるので1GBをRAMディスクにして、一時ファイル置き場などに使った方がパフォーマンスが出る可能性があります。

AnTuTu Benchmark

Androidでは定番のAnTuTuベンチマークがWindowsにも登場したので試してみました。

このアプリはWindowsストアから入手します。

Windows 10、Windows 10 Mobile 向けの Microsoft ストアからこのアプリをダウンロードします。スクリーンショットを確認し、最新のカスタマー レビューを読んで、AnTuTu Benchmark v6 の評価を比較してください。

結果は次の通りです。

AnTuTu Benchmark

スコアは112858です。

スマホではこのスコアは結構よい方ですが、Windowsとしてこれが早いのかどうかはわかりません。

今後Windowsマシンを手に入れたら比較してみたいと思います。

まとめ

今回はChuwi LapBook 12.3でいくつかのベンチマークソフトを実行してみました。

CPUがApolloLake世代となっていることで、CPU周りのスコアは確実にCherryTrailの中華タブレット・中華ノートPCからは向上が見られます。一方で高解像度のディスプレイを採用したことにより、グラフィクス処理が重くなってしまっているようです。

また、ストレージの遅さも少し心配です。

次回はLapBook 12.3のディスプレイを紹介します。