ABOAT 金メッキのUSB Type-Cケーブルを試す

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前回までは中華アクションカムELECAM Explore Sの紹介をしてきました。

今回はABOATの金メッキUSB Type-Cケーブルの紹介です。

USB Type-Cケーブルについては、以前ABOATの5本セット、Ocean-Cの3本セット(Ocean-CはABOATの別ブランド)を紹介しているので、それと比較しつつ紹介していきたいと思います。

ABOAT USB Type-Cケーブルを試す
今回はABOATのUSB Type-Cケーブルを紹介します。実際に充電に使用してみると手持ちのUSB Type-Cケーブルよりも多くの電流が流れ、高品質のケーブルである裏付けが取れました。5本で約1400円と低価格ですし、使いやすい長さの組み合わせなのでUSB Type-Cケーブルが不足している方におすすめの一品です。
Ocean-C USB Type-Cケーブルを試す
今回はOcean-CのUSB Type-Cケーブルを紹介します。3本セットで980円というお手軽価格ながら品質はしっかりしたものです。2mという長いケーブルでも充電電流の低下が少なく、電源から離れたところでスマホ・ノートPC・タブレットを使う人には特にお勧めできると思います。

今回使用しているABOATの「金メッキ USB Type-Cケーブル2本セット」はABOATよりレビュー用に提供していただきました。

AmazonではこのUSB Type-Cケーブル2本セットは2017/05/10時点で1080円で販売しています。

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USB Type-Cとは

USB Type-CとはUSBコネクタの規格です。最大の特徴は表裏の区別のないプラグ形状です。

USB Type-C - Wikipedia

今までのUSBコネクタ(Type-AおよびType-B)は表・裏の区別があり、ケーブルを接続しようとしても表裏を間違っていて接続できなかったということはよくあったと思います。USB Type-Cを使用することでこの問題は完全に解決できます。

近年では、データ転送用兼電力供給用としてノートPC・タブレット・スマートフォンなどのデバイスで、USB Type-Cの採用が進んでいます。

ノートPCでは、MacBookが採用していますし、スマートフォンでは2017年に発表・発売されたスマホのほとんどはUSB Type-Cを採用しています。 さらにNintendo SwitchもUSB Type-Cを採用しています。

ABOATの金メッキ USB Type-Cケーブル

今回紹介するUSB Type-CケーブルはABOATというブランドでAmazonで販売されている2本セットの製品です。最大の特徴は金メッキ処理された端子部と、ナイロン編みによる柔軟なケーブルです。

中国のブランドですが、製品在庫は日本(と言うかAmazonの倉庫)に持っているために、配送は国内製品の購入と変わりません。

実際、私が注文したところ2日ほどで配送されました。配送はゆうパケットでポスト投函タイプでした。

ケーブルはちゃんとしたパッケージに入っています。パッケージは下記のような感じです。

パッケージ

デザインは以前購入したABOATのパッケージと同じです。違いは裏側にあるシールだけです。

パッケージを開けるとビニールに入ったケーブルがでてきます。

パッケージ内のカバー

ちゃんとビニールに入っているので、ポストに投函したときなどに雨に濡れても影響を抑えられそうです。

2本のUSB Type-Cケーブルはともに1mです。

ケーブル2本

コネクタ部分は金メッキされています。

ケーブルはUSB Type-C側のコネクタにはABOATの文字が入っています。以前のABOATのケーブルでは刻印だったのですが、今回のケーブルでは印刷となっています。

USB Type-Cコネクタ

USB Type-A側のコネクタにはABOATのロゴが入っています。このロゴも印刷です。

TYPE-A側のコネクタ

ケーブルの太さは3.5~4mmほどです。

ケーブルの太さ

このUSB Type-Cケーブルはナイロン網になっているのが特徴です。この加工によりケーブルが柔らかく、また、変な癖がつきにくくなっています。例えば、結んで鞄に入れていても、すぐにひもといて使うことができます。

ナイロン編み加工のケーブル

以前入手したABOATのケーブルとOcean-Cのケーブルを比べてみます。

左から、今回のABOATのケーブル、以前入手したABOATのケーブル、Ocean-Cのケーブルです。コネクタ部分のサイズが微妙に違うのがわかると思います。

コネクタの比較

Type-C側のコネクタもサイズが若干違います。今回入手した金メッキのUSB Type-Cケーブルはコネクタが比較的コンパクトでなかなかよいと思います。

コネクタの比較

最後にケーブルを比較してみます。

ケーブルの比較

今回のUSB Type-Cがわずかに太い気がしますが、ナイロン編み加工で柔らかいので特に気になりません。

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使ってみる

USB Type-Cケーブルのレビューということで、充電して比較してみたいと思います。

比較対象

比較対象は次の通りです。

  1. ABOAT 金メッキ USB Type-Cケーブル 1m
  2. ABOAT USB Type-Cケーブル 1m
  3. Ocean-C USB Type-Cケーブル 1m
  4. 100円ショップ(セリア)のUSB Type-Cケーブル 50cm

評価内容

評価内容は充電するときにUSB Type-Cケーブルを利用して、流れる電流を測定するというものです。

電流の測定には下記のUSB電源チェッカーを使用します。このUSB電源チェッカーはQuickCharge 3.0に対応しています。

7 in 1 USB tester
QC2.0, QC3.0サポート

充電対象は中華スマホXiaomi Mi5sで充電器はこのスマホに付属のものです。

スマホも充電器もQuick Charge 3.0に対応しています。

評価結果

今回使用したUSB電源チェッカーは下記のようにいろいろな情報が表示されます。

測定中

このうち「電圧 (V)」「電流 (A)」「電力 (W)」を記録して比較してみます。

電圧 (V) 電流 (A) 電力 (W)
ABOAT 金メッキ USB Type-Cケーブル 6.33 2.51 15.935
ABOAT USB Type-Cケーブル 6.32 2.54 16.061
Ocean-C USB Type-Cケーブル 6.34 2.67 16.996
100円ショップ USB Type-Cケーブル 6.33 2.49 15.790

いずれもQuick Charge 3.0が機能して、電圧・電流が調整されて約16Wで充電が行われました。

実は、差が出ることを期待していたのですが、ほとんど誤差のような状況になりました。

まとめ

今回はABOATの金メッキ USB Type-Cケーブルを紹介しました。

2本セットで1080円と若干単価が高いですが、ケーブルの品質はよいものです。金メッキのコネクタはあまり意味を感じませんが、ナイロン編み加工のケーブルは柔らかく絡まりにくいので非常に便利です。

持ち歩きなどにもちょうどよいので、1セット手元のあると便利だと思います。

次回は衣類スチーマーを紹介します。

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