前回まで日本で買える海外SIMカードHanaCellを紹介してきました。今回からは話題を変えて中華タブレットネタです。
今回から紹介するのはTeclast Tbook 10 Sという10インチクラスの中華タブレットです。
このタブレットは一般的なスペックですが、別売りのキーボードを組み合わせて2-in-1で使用できるのが特徴です。
今回使用しているTeclast Tbook 10 Sは通販サイトのGearBestから提供していただきました。
GearBestではTeclast Tbook 10 Sは2019/03/02時点で175.99ドル(19711円)で販売していますので、購入にトライしようと思う方は下記サイトを参照してみてください。
Teclastについて
Teclastは中華タブレット界では有力なメーカーです。非常に多くの製品がラインナップされており、正直何が何だかわからないぐらいです。
私のTeclastタブレット歴としては、AndroidタブレットTeclast P81DとデュアルブートタブレットTeclast X98 Plus IIなどがあります。
Teclast P81Dは突然死してしまうという悲劇に見舞われましたが、Teclast X98 Plust IIの方は結構活躍してくれました。
Teclast Tbook 10 Sについて
今回レビューするTeclast Tbook 10 SはTeclastの10インチクラスのタブレット(2-in-1タブレット)です。下記が公式サイトになります。
Teclast Tbook 10 Sのスペックは次の通りです。
製品 | Teclast Tbook 10 S (カラー:シャンパンゴールド) | |
---|---|---|
写真 | ||
OS | Windows10 + Android5.1 | |
CPU | Intel Cherry Trail x5-Z8350 | |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 内部 | 64GB |
microSD | あり | |
ディスプレイ | 10.1インチ 1920×1200 | |
カメラ | あり(2メガピクセル) | |
ネットワーク | Wi-Fi | 802.11bgn |
Bluetooh | あり | |
ボディ | サイズ | 24.65 x 16.59 x 0.80 cm |
重さ | 574グラム | |
バッテリ | 6000mAh | |
価格 | 18,272円 (2017/03/16時点) |
スペックを見てみるとごくごく普通の中華タブレットという気がします。
やはりキーボードと組み合わせて2-in-1として利用することで特徴が出てくるのかもしれません。
パッケージの様子
Teclast Tbool 10 SはGearBestからDHLで送られてきました。
段ボールを開けて出てきたのは白いシンプルなパッケージです。
ちなみにTexlastのタブレットのパッケージは、サイズが異なってもデザインはほとんど一緒です。
これはパッケージにコストをかけないという思想なのだと思います。
日本だとパッケージは商品の一部ですが、中国だとあくまでも製品を梱包できれば十分ということなのでしょう。
中華通販で製品を買うとよくパッケージが破損(へこんでいる、切れている)していることがあります。
日本の基準だと不良品といいたくなるところですが、日本と考え方が違うだけだという気がしています。
パッケージの裏に至ってはさらにシンプルです。
通常はスペックが書かれているシールが貼っているのだと思うのですが、私が入手したパッケージにはありませんでした。
スペックはパッケージの側面に下記のようなシールが貼ってあるだけです。
開封!
それではパケージを開けてみます。
袋に入ったタブレット本体が入っており、左側のスペースは開けることができUSBケーブルなどのケーブル類が入っています。
これだとタブレット本体がガードされていないように思いますが、開けた蓋の方にスポンジがついていて一応保護する形になっています。
内容物はタブレット本体のほかに、マイクロUSBケーブル、USB充電ケーブル、USB OTGケーブル、Windows用マニュアルとAndroid用マニュアルになります。
付属の3つのケーブルについては後ほど説明します。
マニュアルは英語と中国語で記載されています。英語のページを紹介しておきます。
Windows版のマニュアルが下記です。
Android版のマニュアルはこちらになります。
ざっと見た感じあまり有用な情報はなさそうでした。
まあ、中華タブレットはマニュアルを使わずに使う方も多いと思うのであまり気にすることはないと思います。
本体の様子
Teclast Tbook 10 Sの本体を取り出してみます。
本体を持ってみるとひんやりして金属製っぽい筐体であることを感じます。公式サイトの記述によるとアルミ合金だそうです。また、剛性もあるようで、端を持ってもたわみは小さそうです(しかし端を持つのはお勧めしません)。
まずは正面です。まだ保護シールは外していません。反射がきつくきれいに写真が撮れなくて苦労しました。
正面には上部中央にカメラがあり、右側にはWindowsロゴがあります。このWindowsロゴはタッチセンサーになっているかもしれませんが、これは動かしてみないとわかりません。
ディスプレイ解像度が1920×1200なので16:10のワイドディスプレイになります。額縁部分は安いタブレットとしては標準~やや狭いという感じでしょうか。
背面の写真は次の通りです。背面は何もなく、ロゴなどが印刷されているだけです。なお、背面にも保護シールが貼ってありますが、こちらもまだ剥がしていません。
型番の部分には充電の規格が「5V=2.5A」と書かれています。USBチャージャーには2.5A出力対応のものを用意しておきたいところです。
次は側面を確認してみます。
まずは上部です。上部には電源ボタンとボリュームボタンが配置されています。
左側面には様々なコネクタが用意されています。
右から
- ヘッドホン端子
- microSDスロット
- マイクロUSBポート
- マイクロHDMIポート
- 充電端子
となっています。左端の穴はスピーカーです。
右側面には端子は用意されておらず、スピーカーの穴があるだけです。
最後に下側面(底面)です。下側には中央にキーボード接続用の端子が用意されているだけです。キーボード接続用端子は5ピン接続となっています。USBを応用しているのでしょうか。
左右にくぼみはありますがこれはキーボード固定用です。通信をする機能はなさそうです。
全体的に見るとアルミ合金筐体ということもあり、剛性も確保され、安っぽい印象もありません。
中華タブレットはみんな同じようなスペックのため差別化が難しくなっているのか、最近は質感の向上に力を入れている気がします。
サイズ感
サイズとしては10インチディスプレイなので結構大きいです。片手で持つのは厳しく、タブレット単体で使う場合は両手でもって使うのが基本的なスタイルです。
同じ10インチクラスのタブレットであるTeclast X98 Plus 2と比較したのが下記の写真です。右側がTeclast Tbook 10 Sです。
サイズはほぼ一緒ですが、Teclast Tbook 10 Sはワイドディスプレイなので、横幅と縦幅に微妙な違いがあります。
重さは実測で591グラムでした。スペックでは574グラムですが若干重いようです。
付属品の確認
最後に付属品の確認です。
すでに紹介したように付属品はマイクロUSBケーブル、USB充電ケーブル、USB OTGケーブルです。
このうちUSB充電ケーブルとUSB OTGケーブルはなじみがないかもしれないので紹介しておきます。
USB充電ケーブルというのは片方がUSBタイプA(普通のUSB端子)になっていてもう片方が充電用のプラグになっているケーブルです。ケーブルの長さは約70cmです。Teclastのタブレットではこのような専用ケーブルで充電できるようになっていることが多いです。
まだ確認していないのですが、マイクルUSBケーブルでも充電することができます。専用の充電ケーブルがあることで充電しながらUSBを使えるようになっています。
USB OTGケーブルというのは、マイクロUSBを標準のUSBで使えるようにするためのケーブルです。
このケーブルを使うことでTeclast Tbook 10 SでUSBメモリやマウスを使うことができます。
まとめ
今回はGearBestから提供していただいた中華タブレットTeclast Tbook 10 Sを紹介しました。
筐体は合金製でしっかりとしておりチープ感は感じられません。このタブレットはキーボード組み合わせてて利用する形で宣伝しているので、キーボードとの組み合わせがどうかというところが気になるところです。
次回はこのタブレット用のキーボードを紹介したいと思います。
海外通販サイトで販売されている無線機器は日本国内の技術基準適合証明を取得していない可能性があります。
そのような機器を日本国内で使用すると、電波法違反に問われる場合もあります。
本ブログは技術標準適合証明を未取得の機器の利用を推奨しているわけではありません。
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