2019/04/08 追記
2019年4月の情報に基づいてAIS・DTAC・TrueMoveの比較情報をアップデートしました。
前回はタイのTrueMoveのプリペイドSIMカードの使い方をまとめました。
ここのところDTAC・AIS・TrueMoveの2017年夏時点での情報をまとめましたので、それらを比較していまから買うならばどのSIMがよいかを検討してみようと思います。
3社のまとめ
まずはせっかく書いたので3社のまとめへのリンクを掲載しておきます。
すでに会社が決まっている方や、SIMカードを購入して使い方だけを調べたい方はこちらをご覧ください。
タイプ別おすすめキャリア早見表
このページで細かく各キャリアの違いを紹介していますが、そんなことはいいからどれがおすすめなのか知りたい、という方もいると思います。
そこで最初に私の独断と偏見の早見表を紹介してみたいと思います。
下記の表で、左端の列で自分が重要視する項目、渡航パターンを選択してください。そして選択した行を見て「◎」がついているのが一番のおすすめのキャリア、「○」が次点です。
AIS | DTAC | True Move |
理由・解説 | |
---|---|---|---|---|
地方に行く | ◎ | 伝統的にAISがカバレッジが広いとされている | ||
通信速度 重視 |
◎ | ○ | AISとTrueMoveはキャリアアグリゲーション対応済 実測でTrueMoveよりAISの方が高速だった |
|
番号を長く 維持したい |
◎ | ○ | DTACは日本滞在時もクレカでTOP UP可能 DTACとTrueMoveは格安で有効期限の延長可能 |
|
とにかく コスト重視 |
○ | あまり違いはない。 データ通信はTrueMoveが若干有利か? |
||
上記以外 | 空港でカウンターが 空いているキャリア |
価格差はわずかなので時間の方が大切 |
特にこだわりがなければ、到着時の空港で一番空いているキャリアを選択するのが正解です。
タイのモバイル業界は競争が正常に働いており、年々コストは下がっています。1・2週間の滞在ならば違いは数百円でしょう。
コストを気にする方もいらっしゃいますが、数百円の違いならば空いているカウンターでさっさと買ってしまい、自由に使える時間を無駄にしないことの方が大切だと思います。
以降は各キャリアの情報を細かくチェックしていきます。
早見表で納得がいかない方は、以降をチェックしてみてください。
ネットワークの情報
ネットワークで重要なのは「周波数」と「カバレッジ(サービスエリア)」です。
周波数
タイの3社の使用しているLTE(4G)の周波数は次のようになります。
- LTE
周波数(バンド) 備考 2100
(B1)1800
(B3)900
(B8)AIS 〇 〇 ○ バンド1・3・8でCAあり DTAC 〇 〇 TrueMove 〇 〇 ○ バンド1・3でCAあり。バンド8のCA対応は不明。
LTEについては各社ともB1を主力にしており、高速化にB3を利用しているようです。
LTEのバンド8については、プラチナバンドなので気になるところですが、まだ広く用いられていないようなのであまり重要視しなくて良いと思います。
LTEのバンド1については日本で発売しているLTE対応スマホならば全て対応していると思います。LTEのバンド3についてはドコモ・ソフトバンク向けのスマホならば対応しています。
また、3Gの周波数は次のようになります。
- 3G (WCDMA)
周波数(バンド) 備考 2100
(B1)850
(B5)900
(B8)AIS 〇 △ 900MHzは終了? DTAC 〇 〇 850Hzはバンド6(VI)・
バンド19(XIX)の端末でも利用可TrueMove 〇 〇 850Hzは終了?
3Gのバンド1 (2100MHz)については日本で発売しているスマホなら対応しているはずです。
3Gについては、以前はAISの900MHzの3Gがドコモ向けの端末では利用できなかったので鬼門だったのですが、現在ではAISが2100MHzに移行したことによりこの問題はなくなりました。
まとめると日本で発売されているスマホでSIMロック解除対応あるいはSIMフリーのモデルならばタイで利用できると考えてよいです。さらにドコモ向け・ソフトバンク向けならばさらに良いという感じです。
3社で周波数的な違いはほとんどありません。違いはAISとTrueMoveがLTEでキャリアアグリゲーション(CA)を導入しているのに対し、DTACではキャリアアグリゲーションができない点です。
少しでも高速な通信を求める人はAISかTrueMoveにするとよいでしょう。
カバレッジ
各社カバレッジ情報をWebサイトで公開しています。
- AIS (4G/3G)
- DTAC (4G/3G一括)
- TrueMove (4G/3G切り替え可能)
AISはNo1キャリアであることから伝統的にカバレジが広いといわれています。地方に旅行に行く方はAISが一番良いでしょう。
LTEについてはTrueMoveは先行しているイメージです。LTEではタイでNo1を自称しています。
DTACはカバレッジについてはやや遅れ気味のようです。
実際のところバンコクやアユタヤ・チェンマイというメジャーどころの場合はほとんど変わらないと思います。
一方、地方に行ったり、バスを使って都市間を移動したりする場合は、AISが無難だと思います。
空港でプリペイドSIMを買う場合
3社ともスワンナプーム国際空港には店舗を持っており、売っているパッケージも同じようなものです。
2017年5月に取材したときの情報を元に作成したのが下記の表です。
期間 | データ量 | 通話 SMS |
AIS | DTAC | TrueMove |
---|---|---|---|---|---|
3日 | 1GB | 50B | – | – | 200B |
7日 | 2.5GB | 100B | 299B | 299B | 299B |
4GB | 20B | – | 299B | – | |
10日 | 2.5GB | 90B | – | 499B | – |
100B | – | – | 450B | ||
3.5GB | なし | 499B | – | – | |
15日 | 4GB | 100B | – | – | 600B |
6GB | 100B | – | 599B | – | |
30日 | 4.5GB | 50B | 549B | – | – |
85B | – | 549B | – | ||
9GB | 50B | 849B | – | 850B | |
65B | – | 849B | – | ||
12GB | 150B | – | – | 1050B | |
15GB | 50B | 1049B | – | – | |
20GB | 135B | – | 1349B | – | |
24GB | 100B | 1849B | – | – |
「通話・SMS」というのは通話やSMSに使える初期残高のことです。「50B」となっていれば50バーツ分の通話かSMSも利用できます。
この表を見ると空港で買えるプリペイドSIMカードは、コストパフォーマンスという面ではキャリア差は大してないことがわかると思います。
差があると言えばTrueMoveだけが公衆Wi-Fiが追加料金無しで利用できることぐらいです。バンコクなどの大都市だとWi-Fiが利用できるところが結構あるので、おまけとしてはうれしいところです。
結局重要なのは、待ち時間かもしれません。空港の店舗はとにかく混んでいるので、空いているところで買う、というのが一番良いかもしれません。
DTACはプリペイドSIMカードの自販機を導入しました。購入できるパッケージの種類が限定されているのが玉に瑕ですが、自販機は大体空いているので穴場ではあります。
旅行者向けのプリペイドSIMを買う場合
空港でプリペイドSIMカードを購入しなかった場合、キャリアのショップでプリペイドSIMカードを買うことになると思います。
3社とも旅行者向けのプリペイドSIMカードを発売していますので、各社のショップに行くと外国人に勧められるのはまずこのタイプです。
AIS | Traveller SIM |
---|---|
DTAC | Happy Tourist SIM |
TrueMove | TOURIST SIM |
滞在が1週間の場合と2週間の場合を考えてみましょう。
1週間用滞在の場合
もっとも激戦区と思われるのが1週間滞在用の旅行者向けプリペイドSIMカードです。
AIS Traveller SIM |
DTAC Happy Tourist SIM |
TrueMove TOURIST SIM |
||
---|---|---|---|---|
価格 | 299バーツ | 199バーツ | 299バーツ | 299バーツ |
データ 通信量 |
7日間 2.5GB (超過時速度低下) |
7日間 0.5GB (超過時2B/MB) |
8日間 2.5GB (超過時速度低下) |
8日間 2.5GB (超過時1.5B/MB) |
Wi-Fi | 不可 | 不可 | 利用可 (無制限) |
|
有効期間 | 30日 | 30日? | 30日? | |
初期残高 | 100バーツ | なし | 100バーツ | 100バーツ |
通話 | 1バーツ/分 | 0.99バーツ/分 Touris SIM間は 無料 |
0.99バーツ/分 | 0.99バーツ/分 |
SMS | 3バーツ | 3バーツ | 2バーツ |
DTACの199バーツのパッケージを除けばほとんど横並びです。
あまりデータ通信を使わない場合は、DTACの199BのTourist SIMという手もありますが、初期残高がなく使い勝手に劣る気がします。
1週間滞在の場合は、よほどのことがなければ299バーツの旅行者向けSIMから選択すると良いでしょう。
バンコク市街に滞在する時間が多い方は、TrueMoveのTOURIST SIMがお勧めです。このプリペイドSIMカードには無制限のWi-Fi (TrueMoveのWi-Fiホットスポット)がついています。TrueMoveはショッピングセンターなどでホットスポットサービスを展開しているので、バンコク市街に滞在する時間が多い人には便利だと思います。
TrueMoveのWi-Fiを使う場合は「*871*4#」でパスワードを入手し、電話番号をユーザ名としてログインしてください。Wi-FiのSSIDには「TRUEWIFI」という文字が入っているのでわかると思います。
それ以外の方は、299バーツの旅行者向けのSIMならばそれほど使い勝手は変わらないと思います。
1週間ではなく8日間滞在する場合(土曜着で翌週土曜帰りなど)は、データ通信が8日間使用できるDTACとTrueMoveがおすすめです。
2週間滞在の場合
夏休みや年末年始の連休ですと1週間を超えて10日間程度滞在する方もいると思います。
このような方向けには各社15日間データ通信が可能な旅行者向けSIMを用意しています。
AIS Traveller SIM |
DTAC Happy Tourist SIM |
TrueMove TOURIST SIM |
|
---|---|---|---|
価格 | 599バーツ | 599バーツ | 599バーツ |
データ 通信量 |
15日間 4GB (超過時速度低下) |
15日間 6GB (超過時速度低下) |
15日間 8GB (超過時1.5バーツ/MB) |
Wi-Fi | 不可 | 不可 | 利用可 (無制限) |
有効期間 | 30日 | 30日? | 30日? |
初期残高 | 100バーツ | 100バーツ | 50バーツ |
通話 | 1バーツ/分 | 0.99バーツ/分 | 0.99バーツ/分 |
SMS | 3バーツ | 3バーツ | 2バーツ |
価格は599バーツで横並びとなっていますが、データ通信量に着目するとTrueMoveのお買い得具合が目立ちます。
これでWi-Fiも使えるので旅行者用のSIMを入手して2週間の利用ならばTrueMoveがお得でしょう。
一般のプリペイドSIMカードを使う場合
次にあえて旅行者向けのプリペイドSIMカードではなく一般用のプリペイドSIMカードを利用する場合です。
旅行者用のプリペイドSIMカードに比べ少々敷居が高いですが、うまくすると安く利用することができます。
この場合はまず各キャリアのショップでプリペイドSIMカードを入手します。
今回は初期状態で多くのデータ通信ができるプリペイドSIMカードを入手できたとします。具体的には下記のSIMカードを利用したとします。
AIS | DTAC | TrueMove | |
---|---|---|---|
Super Play SIM | Super 4G SIM | 4G+ Net SIM | |
価格 | 50バーツ | 49バーツ | 79バーツ |
データ通信 | 7日間 1GB | なし | 500MB |
AISには「4G NET SIM」というSIMがあり、これは1週間無制限でデータ通信ができるのですが、通信速度が1Mbpsに制限されるため除外しました。
あとはこれらのSIMカードを使って
- 1週間の滞在で1.5GBが必要な場合
- 2週間の滞在で3GBが必要な場合
- 1ヶ月の滞在で5GBが必要な場合
というケースについて調べてみたいと思います。
SIMカードに付属していたデータで不足している場合は、適当なインターネットパッケージを組み合わせて利用するとします。
組み合わせるインターネットパッケージは「速度制限がないもの」「LTE(4G)が使用できるもの」とします。
インターネットパッケージの選択の仕方は人それぞれだと思います。
今回は期間とデータ量から選択しましたが人によっては期間が短いインターネットパッケージを繰り返し申し込む方もいると思います。
ここで紹介したインターネットパッケージの選択は一例だと思っていただけるとよいと思います。
1週間滞在の場合
ぴったり1.5GBにすることができないものもあったので、1.5GB前後になるようにプリペイドSIMカードとインターネットパッケージを組み合わせてみました。
AIS | DTAC | TrueMove | ||
---|---|---|---|---|
プリペイド SIMカード |
名称 | Super Play SIM |
Super 4G SIM |
4G+ Net SIM |
価格 | 50バーツ | 49バーツ | 79バーツ | |
データ 通信量 |
7日間 1GB |
なし | 500MB | |
追加 インターネット パッケージ |
価格 | 99バーツ | 199バーツ | 59バーツ |
データ 通信量 |
5日間 1GB |
7日間 1.2GB |
7日間 800MB |
|
申込 方法 |
*777*7041# | *104*28*9# | *900*1925# | |
合計 | 金額 | 140バーツ | 248バーツ | 138バーツ |
データ 通信量 |
2GB | 1.2GB | 1.3GB | |
1GBあたりの費用 | 70バーツ | 206.7バーツ | 106.2バーツ |
こんな比較のをする方がいるかどうかわかりませんが、1GBあたりの費用で見ると、AISのSuper Play SIMを購入して5日間 1GBのインターネットパッケージを追加するのが圧倒的にコストパフォーマンスがよいことがわかります。
AISのNet SIMで追加するインターネットパッケージは5日間だけなので、最初のうちはNet SIMに付属するデータ通信を利用して、途中でこの5日間2GBのインターネットパッケージを追加する形になります。
続いてお得なのがTrueMoveで、DTACはプリペイドSIMカードにデータ通信が付属していない分だけ不利となっています。
旅行者用向けのプリペイドSIMカードの場合は299バーツで2.5GBで横並びで、1GBあたり約120バーツになります。
一般のプリペイドSIMカードを買って自分でインターネットパッケージを追加するほうが得であることがわかると思います。
2週間滞在の場合
2週間の場合もぴったり3GBにできなかったので、3GB前後になるようにプリペイドSIMカードとインターネットパッケージを組み合わせてみました。
AIS | DTAC | TrueMove | ||
---|---|---|---|---|
プリペイド SIMカード |
名称 | Super Play SIM |
Super 4G SIM |
4G+ Net SIM |
価格 | 50バーツ | 49バーツ | 79バーツ | |
データ 通信量 |
7日間 1GB |
なし | 500MB | |
追加 インターネット パッケージ |
価格 | 99バーツ | 99バーツ | 59バーツ |
データ 通信量 |
7日間 1GB×2 |
7日間 1GB×3 |
7日間 800MB×3 |
|
申込 方法 |
*777*746# | *104*884*9# | *900*1925# | |
合計 | 金額 | 248バーツ | 297バーツ | 259バーツ |
データ 通信量 |
3GB | 3GB | 2.9GB | |
1GBあたりの費用 | 82.6バーツ | 99バーツ | 89.3バーツ |
1週間の例に比べ差はかなり縮まりました。それでもAISが若干有利という状況です。
ちなみに旅行者向けのプリペイドSIMカードは各社とも599バーツで15日間のデータ通信が可能です。この旅行者向けSIMカードで1GBあたりの価格を計算すると次のようになります。
- AIS: 149.8バーツ
- DTAC: 99.8バーツ
- TrueMove: 74.9バーツ
TrueMoveのTOURIST SIM 599はデータ通信が8GBもできるので1GBあたりで計算するとかなり有利になります。さらにWi-Fiが無料で使えます。
このためデータ通信量が多い方は、TrueMoveのTOURIST SIM 599を入手するのもありだと思います。
1ヶ月(30日)滞在の場合
30日の場合もぴったり5Gにならなかったので、5GB前後になるようにプリペイドSIMカードとインターネットパッケージを組み合わせてみました。
AIS | DTAC | TrueMove | ||
---|---|---|---|---|
プリペイド SIMカード |
名称 | Super Play SIM |
Super 4G SIM |
4G+ Net SIM |
価格 | 50バーツ | 49バーツ | 79バーツ | |
データ 通信量 |
7日間 1GB |
なし | 500MB | |
追加 インターネット パッケージ |
価格 | 189バーツ | 399バーツ | 399バーツ |
データ 通信量 |
15日間 1.5GB×3 |
30日間 4.5GB |
30日間 4GB |
|
申込 方法 |
*777*7057# | *104*353*9# | *900*8818# | |
合計 | 金額 | 617バーツ | 448バーツ | 478バーツ |
データ 通信量 |
4.5GB | 4.5GB | 4.5GB | |
1GBあたりの費用 | 137.1バーツ | 99.6バーツ | 106.2バーツ |
大容量のインターネットパッケージがあるため、ここに来てDTACが一番お得となりました。
僅差でTrueMoveですがTrueMoveは30日のインターネットパッケージではWi-Fiが無制限に使えますので、人によってはTrueMoveの方がお得かもしれません。
タイリピータの場合
最後にタイリピータに向いたプリペイドSIMカードについて考えてみたいと思います。
タイリピータのパターンとして、乗り継ぎなどで繰り返し短期間(1日程度)の訪タイを繰り返す人と、1週間程度の滞在を年数回する人を考えてみたいと思います。
繰り返し短期間タイプ
このタイプのユーザにとって重要なのは、短期間でお得なインターネットパッケージがあるかどうか、ということです。
ここでは例として各社の1日あるいは24時間で500MB前後使えるパッケージについて比較してみたいと思います。
AIS | DTAC | TrueMove | |
---|---|---|---|
価格 | 49バーツ | 19バーツ | 15バーツ |
データ通信量 | 320MB | 500MB | 400MB |
期間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 |
申し込み方法 | *777*1# | *104*881*9# | *900*1923# |
以前はAISには19バーツで24時間500MB使用できるインターネットパッケージがあったのですが、2017/08時点ではなくなっています。
そのため短期利用ではDTACとTrueMoveが明らかに有利です。
さらにDTACでは最大1.2GB、TrueMoveでは最大1.5GBを24時間で使用できるインターネットパッケージがあります。
短期利用を繰り返す方には、DTACかTrueMoveがおすすめです。
電話番号を維持したい方
近年はLINE等のメッセンジャーソフトで電話番号不要で連絡をとれるようになっているので、電話番号の維持はそれほど重要ではなくなっている気がしますが、中には電話派の人もいると思います。
電話番号を維持するためにはSIMカードが無効にならないように工夫をしなければいけません。
このような方にはDTACのプリペイドSIMカードがお勧めです。DTACのプリペイドSIMカードにはDay Giveawayという2バーツで30日の有効期限の延長ができる仕組みがあります。AISとTrueMoveに対しても圧倒的に有効期限を延ばしやすいです。
また、DTACは国際ローミングがONになっていれば、日本にいてもクレジットカードでTOP UPが可能です。SIMカードの維持という面では、一番楽なのがDTACです。
電話番号の維持が不要な方
このような方は、毎回訪タイするごとにSIMカードを新調してよいのではないかと思います。
訪タイ毎に滞在期間を勘案して最適なプリペイドSIMカードを選択しましょう。
まとめ
今回は2017年夏時点の情報でタイのAIS・DTAC・TrueMoveのプリペイドSIMカードを比較してみました。
旅行者向けプリペイドSIMカードを利用する場合は3キャリアでそれほど差はありません。
しかし、一般のプリペイドSIMカードを使用する場合は、大容量のインターネットパッケージがなくなってしまったようで、AISの使い勝手が若干悪くなってしまいました。
空港で旅行者向けのプリペイドSIMカードを買うなら空いているキャリアが、一般のプリペイドSIMカードを使用するならDTAC・TrueMoveがおすすめかと思います。
次回は話題を変えてBluetooth機器を紹介したいと思います。
コメント
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