タイでプリペイドSIMを使う その20: DTACでチャージ(TOP UP)する方法

タイでプリペイドSIMを使う その20: DTACでチャージ(TOP UP)する方法 タイ
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前回はインターネットで様々な操作ができるDTACのe-serviceを紹介しました。

今回はDTACのプリペイドSIMカードに料金をチャージする方法を紹介します。ちなみにチャージすることをTOP UPあるいはRifillといいます。おそらくチャージでは通じません。このページではTOP UPと記載することにします。

ちなみに、AISのプリペイドSIMカードの場合は「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その7: AISのチャージ(TOP UP)方法」で紹介しています。

TOP UPするとSIMカードの利用期限も延長することができます。利用期限についてはまた次回(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その21: DTACの有効期限を延ばす」参照)に記事にしたいと思います。


2012/04/21 追記

クレジットカードでTOP UPできると思っていたのですが、使用できるクレジットカードは2012年4月現在では「タイの金融機関で発行されたクレジットカード」のみとのことです。
日本のクレジットカードでも支払えそうですが、最後の最後に失敗します。
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TOP UPの方法

DTACでは現在のところTOP UP方法として7つ示されています。それぞれによってTOP UP後のSIMカードの有効期限の延び方が微妙に違ってたりします。

DTACのTOP UP方法

DTACのTOP UP方法

おそらく旅行中の日本人にとって使いやすいのは「Refill Cards」「dtac center」「Counter Cashier」「Refill via Credit Card」43つだと思います。

それぞれ簡単に紹介したいと思います。

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Refill CardでTOP UPする

じつは私はこれをやったことがありません。Refillカードはコンビニなどで売っているそうです。60, 99, 100, 200, 300, 500バーツのものがあるようです。

実際のTOP UP作業は簡単で、Refill Cardをコインで削って番号がでてきたら、

  • *100*「シリアル番号」「ID番号」*9#を発信

です。

この方法による有効期限(Validity)の伸びは下記の図のとおりです。Happy Internet SIMとHappy Smartphone SIMではこの3倍になります。また、Simple SIMだと金額にかかわらず90日になります。

Refill CardによるTOP UP

Refill CardによるTOP UP

Refill CardによるTOP UPでは、有効期限の伸びが他の方法に比べてやや少ない点に注意してください。

この方法の良いところは、Refill Cardを購入してもすぐにTOP UPしなくても良いということです。例えば、帰国前にRefill Cardを買っておいて、あとで日本でTOP UPするということも可能です。ただし、Refill Cardには有効期限があったと思いますので、それには注意してください。

また、一部の通販業者を通じて日本国内でRefill Cardを買うこともできます(日本国内でTOP UPしたいのならばその23で紹介するクレジットカードを使った方法がお勧め)。

dtac centerでTOP UPする

これはDTACの直営店に言って、TOP UPしたい!と伝えるだけです。

問題なのはdtac centerがどこにあるのかわからない点です。DTACのサイトから検索することができますが、土地勘がないと難しいかもしれませんね。

しかしこの方法はRefill Cardを使った方法より有効期限の伸びが若干良いのが利点です(Happy Internet SIM/Happy Smartphone SIMならこの3倍、Simple SIMなら金額にかかわらず90日)。

dtac centerでのTOP UP

dtac centerでのTOP UP

Counter CashierでTOP UPする

セブンイレブンなどのコンビのレジでTUO UPする方法です。これが一番お手軽だと思います。私はセブンイレブンしか使いませんでしたので、そのときの経験を紹介したいと思います。

まず、セブンイレブンのレジに行き、携帯電話を見せつつ「TOP UPプリーズ」「DTAC」「金額(必要な金額のお札を渡せばOK)」を伝えます。すると店員さんがレジの横にある端末で電話番号を入力するように言うので、間違えずに自分の電話番号を入力すればOKです。

数秒で新しい残高のSMSが送られてきます。

TOP UP後のSMS

TOP UP後のSMS

この方法による有効期限の延長はRefill Cardの場合と同じになります(ちょっと短い)。Happy Internet SIM/Happy Smartphone SIMならこの3倍、Simple SIMなら金額にかかわらず90日です。

Counter CashierによるTOP UP

Counter CashierによるTOP UP

Credit CardでTOP UPする

2012/04/21 追記
2012年4月現在、使用できるクレジットカードはタイの金融機関で発行されたクレジットカードのみです。日本のクレジットカードではTOP UPできません!!
2012/12/16 追記
DTACのサイトがリニューアルされ、日本のクレジットカードでもOKになりました!

詳しくは「その23」を参照してください!

https://scratchpad.jp/prepaid-sim-in-thailand-23/

これには若干の手続きとパソコンが必要となりますが、日本にいてもTOP UPできます。日本にいてTOP UPしたい場合や有効期限を延ばしたい場合にはこの方法が一番良いでしょう。ただし使用できるクレジットカードはVISAかMasterだけです。

クレジットカードでTOP UPするには下記のページから行います。

  • https://services.dtac.co.th/HppyCrdtRfllWeb/bp3/bin/HappyCrdtRfllLogin.html?lang=E
クレジットカードによるTOP UP
クレジットカードによるTOP UP
2012/04/21追記
「Remark: For only Visa and MasterCard credit card issued by a Thai financial institution 」と書いてありました!

重要なポイントとして、上記のページで入力するパスワードはe-serviceのものとは違うということです。クレジットカードでTOP UPするには、前回登録したe-serviceとは別に、新たに登録作業を行わなければいけません。私はこれに気づかず、何度もe-serviceのパスワードを入力してしまいました。

Refill via credit cardサービスに登録する

まずは、上記のページのLoginボタンの少し下にある「Apply」を選択します。

クレジットカードによるTOP UP(登録)

クレジットカードによるTOP UP(登録)

ここでももう一度「Apply」を押します。

クレジットカードによるTOP UP(電話番号の入力)

クレジットカードによるTOP UP(電話番号の入力)

自分の電話番号を入力して「Submit」を押すと、次のページでは使用条件などが示されますので「Agree」を押します。

その次のページはサービス中断の可能性がある旨の注意書きが出ますので、「Next」を押します。

クレジットカードによるTOP UP(e-serviceパスワードの入力)

クレジットカードによるTOP UP(e-serviceパスワードの入力)

ここでは、前回設定したe-serviceのパスワードを入力して、「Submit」を押します。

クレジットカードによるTOP UP(個人情報の入力)

クレジットカードによるTOP UP(個人情報の入力)

個人情報を入力します。e-serviceの登録のときに入力した情報は自動的に入力されています。誕生日の入力のところの落とし穴があって、年、月、日の順(右から左の順)に選択しなければうまく入力できません。

入力して「Submit」を押すと確認ページが出るので、もう一度「Submit」です。

クレジットカードによるTOP UP(個人情報の入力の完了)

クレジットカードによるTOP UP(個人情報の入力の完了)

ここまで終わったら、先ほど設定したメールアドレスを確認します。DTACからメールが届いているはずです。このメールには「Your Password is …」と仮パスワードが書かれています。

この仮パスワードを使ってhttps://services.dtac.co.th/HppyCrdtRfllWeb/bp3/bin/HappyCrdtRfllLogin.html?lang=Eからログインします。

クレジットカードによるTOP UP(パスワードの変更)

クレジットカードによるTOP UP(パスワードの変更)

新しいパスワードの入力が求められるので、入力します。ここで設定するパスワードは、アルファベットと数値が混在した8文字である必要があります。パスワードを入力したら「Save new password」を押します。

ここで入力したパスワードを使ってログインすればようやく「Refill via credit card」のサービスにたどり着けます。

クレジットカードでTOP UPする

ようやくここまでたどり着きました。Refill via credit cardサービスにログインすると、下記の画面が表示されます。

クレジットカードでTOP UPする

クレジットカードでTOP UPする

選択できる金額は200・300・400・500・800バーツです。

金額による有効期限の延長は下記のとおりです。ただし他の方法と同様に、Happy Internet SIM/Happy Smartphone SIMならこの3倍、Simple SIMなら金額にかかわらず90日だと思います。

クレジットカードでTOP UPする(有効期限)

クレジットカードでTOP UPする(有効期限)

金額を選択して「Submit」を押すと確認画面が出ますので「Debited via credit card」を押します。

クレジットカードによるTOP UP(カード情報の入力)

クレジットカードによるTOP UP(カード情報の入力)

すると決済システムにつながりますので使用するクレジットカード情報を入力します。これで「PAY NOW」を押せばOKです(カードによってはカード会社独自の認証システムに飛ばされる)。

2012/04/21 追記
残念ながら日本のクレジットカードでは認証後(カード会社独自の認証システムヶある場合は認証後)に拒否(Reject)されてしまい、TOP UPできません。

TOP UP失敗


まとめ

お手軽ならセブイレブンのレジでのTOP UP、日本などタイ国外にいるのならばクレジットカードでのTOP UPがお勧めです。

次回はDTACのプリペイドSIMカードの有効期限を延ばす方法について紹介します。

2012/12/16 追記

DTACのサイトがリニューアルされ、日本のクレジットカードでもOKになりました!
詳しくは「その23」を参照してください!

https://scratchpad.jp/prepaid-sim-in-thailand-23/

コメント

  1. DUM より:

    クレジットカードでのTOP UPは、タイの金融機関で発行されたカードしか使えないかと思います。
    着信することがあるので、日本にいてTOP UPする方法はないのかとDTACにメールで質問したら、タイにいる知り合いに頼んでくれと返事がありました。
    手数料をとってTOP UPするサービスを行っている会社があるわけですね。
    http://jp.mirakar.com/refillcard.php

    とりあえず Refill Cardを 数枚買って帰国するというしか対策はなさそうです。

    • scratchpad より:

      ご指摘ありがとうございます!

      確かに「Remark: For Only Visa or MasterCard credit card issued by a Thai financial institution.」って記述がありますね・・・

      クレジットカードでTOP UP画面で、発行国で日本が選べて、なおかつちゃんと三井住友VISAの決済画面にリダイレクトされたので、できるものと思い込んでいました。

      その先に進もうとしたら確かに「Reject: Refer to Card Issuer, Sorry this transaction cannot be completed」となって失敗してしまいました。
      日本のMasterカードがついた別カードで試してもダメでした。

      ちゃんと国際決済サービスには接続しているみたいなんですけどね・・・ 確かに日本のクレジットカードではダメなようですね。

      本日中に記事を訂正しておきます!
      ありがとうございました!!

  2. DUM より:

    DTACのホームページが一新されて 日本のクレジット
    カードでもチャージできるようになりました!

    http://www.dtac.co.th/en/prepaid/services/irefill.html

  3. 旅行者 より:

    バンコク等の大都市にある大規模SCや繁華街のファミリーマート店外に置かれている「My Pay」というセルフ・トップアップ機でトップアップするのが良いですよ。
    1回20バーツからチャージでき、1回のチャージでSIMの有効期限が30日(Happy Simple SIMなら90日)延びますのでお得です。使い方は、液晶画面上で英語表示に切り替えれば簡単です。手数料は無料です。(セブンイレブンの前に置かれているオレンジ色のトップアップ機は有料で、1回3バーツの手数料を取られますので注意してください。)

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます。

      いつもアソークでBTSからMRTに乗り換える時に「My Pay」という機械が気になっていました。

      今度、試してみようと思います。

  4. 新型MyPayでは手数料徴収 より:

    最近、コイン投入口が新設されたMyPay機が大型SC内等に登場しています。この新型機械でトップアップすると1回の金額が100バーツ以下だと手数料をとられるので注意してください。
    一方で、ファミマの前には未だ従来型の紙幣専用のMyPay機が残っていて、それを使えばこれまで通り手数料は無料です。

  5. 新型MyPay機で手数料有料化 より:

    最近、セルフトップアップ機MyPayに導入されている新型機は、紙幣投入口に加えてコイン投入口が付き、100バーツ以下のトップアップには手数料を徴収されるようになりました。
    しかし、ファミマ等の前には、未だ紙幣専用の従来機が置かれていて、こちらは100バーツ以下でも、これまで通りトップアップ手数料は無料です。
    従来機でも、タッチ画面からトップアップ金額10バーツを選択できるようになりました。20バーツ紙幣を入れて10バーツだけトップアップすると、お釣りが出る代わりに、残りの10バーツを次にトップアップする際に画面上で入力が必要となるパスワードがSMSで送られてくるので、次回はお金を入れなくても10バーツのトップアップができます。つまり、20バーツ紙幣1枚で10バーツ×2回のトップアップが可能となり、一般SIMカードなら有効期限は60日延びます。DTAC simple SIMなら180日延びます。(新型機では手数料を徴収されるので、この方法は使えません。)

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      タイの携帯電話事情も日々変わっているので情報を提供していただけると助かります。
      今後は少額TOP UP時に手数料がかかるようになるとすると、有効期限を延ばしたい場合にDay Give Awayを使うか、手数料覚悟でTOP UPするか迷うところですね。

  6. oba より:

    インターネットでのトップアップが変更されてますが一部方法が分かりませんのでご解説お願いいたします

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