中華スマホRedmi Note 4で遊ぶ その20: xiaomi.euが日本語対応!

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前回までは中華スマートウォッチの紹介でしたが、久ぶりに中華スマホRedmi Note 4の話題です。

2ヶ月ほど前にカスタムROMであるxiaomi.euが日本語対応するという情報を耳にしました。

そろそろRedmi Note 4用のxiaomi.eu ROMも日本語対応しているのではないかとおもい、ROMを更新してみました。

ちなみに前回のRedmi Note 4ネタは下記になります。

中華スマホRedmi Note 4で遊ぶ その19: xiaomi.euのROMをアップデートする
今回はRedmi Note 4のカスタムROM(xiaomi.eu)をアップデートしたことを紹介します。アップデートでこれまで感じていた不具合も修正されておりますし、アップデートしておいたほうがよさそうです。

今回使用しているRedmi Note 4 (64GBモデル・シルバー)は海外通販サイトEverBuying(閉鎖)から提供していただきました。

2019/03/02時点のRedmi Noteシリーズの最新機種は、Redmi Note 7となります。Redmi Note 7のGloval Versionは海外通販サイトGeekBuying239.99ドルで販売しています。

GeekBuyingでの注文方法については、下記ページを参照してみてください。

海外通販ガイド: GeekBuyingでの買い方を紹介!
中国の通販サイトであるGeekBuyingの使い方について紹介します。 GeekBuyingはスマートフォンやノートPC(特にUMPC)に強く、GearBest・Banggoodの対抗馬となるサイトだと思います。中華ガジェットを買うときには、GeekBuyingも確認してみるとよいでしょう。

既に後継機種のRedmi Note 7が発売されているので、いま買うならRedmi Note 7がおすすめです。

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xiaomi.euとは

xiaomi.euとは有志による非公式なXiaomi端末に関するフォーラムです。フォーラムでは英語でやり取りされるため、中国語が使えないユーザは公式情報よりxiaomi.euの情報を頼ることも多いようです。

Unofficial Xiaomi European Community | MIUI ROM Since 2010
MIUI ROM Global Language creators since 2010 providing support for Xiaomi MIUI and Mi Home products

xiaomi.euのカスタムROMは、このフォーラムに集う有志がMIUIをカスタマイズしたROMです。最近はRedmi Note 4用にカスタムROMがいくつか出てきているようですが、xiaomi.euが一番の老舗のカスタムROMだと思います。

今回はxiaomi.euのすでに導入されている状態で、アップデートしたことを紹介します。

公式ROMからxiaomi.euのカスタムROMに変更するにはカスタムリカバリ(TWRP)の導入などの手順が必要です。この手順については下記を参照してください。

中華スマホRedmi Note 4で遊ぶ その11: xiaomi.euのカスタムROMを焼く
今回はRedmi Note 4にxiaomi.euのカスタムROMを書き込んだことを紹介します。xiaomi.euのカスタムROMは、Redmi Note 4用に登場した最速のカスタムROMではないかと思います。公式グローバルROMの余計なアプリが気になる方はこのROMを使ってみるとよいと思います。
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準備

準備はROMファイルをダウンロードしてRedmi Note 4の内蔵ストレージかmicroSDにコピーするだけです。

ROMファイルは下記のページからダウンロードできます。

MIUI 8.3 - 7.5.11
Status: RELEASED MI6 Postponed HMNote4, HMNote3SE RELEASED MIPAD3 REUPLOADED DOWNLOAD WEEKLY DOWNLOAD STABLES Installation: Xiaomi devices: Install...

このページには対応言語が記載されていますが、一番最後に「Japanese」があります。これは期待できます。

xiaomi.euの対応言語

ただ、Redmi Note 4用のWeekly Buildは何か問題があるのか「Suspended (中断)」となっています。

Redmi Note 4はsuspended

ただ、Stableビルドの方にはRedmi Note 4用のROMがあるので、こちらをダウンロードします。

Stableビルドのダウンロード

リンク先ではバージョン毎に分かれているので「MIUIv8.2」を選択します。

ダウンロードするフォルダ

これでROMファイル一覧が出るので「MNNote4」を探します。すると全く同じファイルが2つあります。

よくわからないので私は日付が新しい方を選んでおきました。

ダウンロードするファイル

これでダウンロードページに行きますので「Begin Download」を選択して表示されたリンクからzipファイルがダウンロードできます。

私がダウンロードしたファイル名は「xiaomi.eu_multi_HMNote4_V8.2.2.0.MBFCNDL_v8-6.0.zip」でした。

このzipファイルはUSBケーブルで接続するなどしてRedmi Note 4に転送してください。

転送先は内蔵ストレージでもmicroSDでも構いません。

アップデート作業

アップデートはカスタムリカバリ(TWRP)で行えますが、Updaterアプリを使った方が簡単です。

まずは「Updater」のアイコンを選択するか、「Settings」→「About Phone」→「System updates」を選択すると、Updaterアプリが起動します。

Updaterアプリの起動

Updaterアプリが起動したら右上のメニューアイコンを選択します。

Updaterアプリのメニュー

メニューが表示されたら「Choose update package」を選択します。

Choose update packageを選択

ここでExplorerにストレージへのアクセスを許可することを求められる場合があるので、その場合は許可をします。

これでファイル選択画面になるので、先ほどRedmi Note 4にコピーしたzipファイルを選択して画面下の「OK」を選択します。

アップデートするファイルを選択

これでRedmi Note 4は再起動して自動的にリカバリモード(TWRP)に移行します。そして自動的にROMの更新を開始します。

TWRPでの書き込み

そのまま放置しておくとROMの更新が完了し、再起動して新しいROMで起動します。

新しいROMの起動には、5分ぐらいはかかりますので待ちましょう。

これでROMアップデート作業は完了です。

アップデート後の状態

再起動すると、私の場合はすでに日本語の状態になっていました。どうもMoreLocale2というアプリを入れていたためと思います。

日本語になっていない場合は「Settings」→「Additional settings」→「Language & input」→「Language」で日本語を選択しましょう。

アップデート後の言語リスト

なお、MoreLocale2を導入している場合はアンインストールしても問題ありません。

端末情報を確認してみるとMIUIバージョンは8.2.2となっていました。

端末情報

ざっと触った感じあまり変わりませんが、やはり日本語で設定メニューが使えるのは楽です。

すでにxiaomi.euを導入しているならば簡単なのでアップデートしておいた方が良さそうです。

既に後継機種のRedmi Note 7が発売されているので、いま買うならRedmi Note 7がおすすめです。

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まとめ

今回はRedmi Note 4のカスタムROM(xiaomi.eu)をアップデートしたことを紹介しました。

xiaomi.euについに日本語リソースが統合されたため、xiaomi.euをアップデートしたところ設定メニューなのどがすべて日本語になりました。これでMoreLocale2はもう不要です。

次回は私が所有しているもう一つの中華スマホMi5sの話題です。

コメント

  1. お気に入り より:

    「LineageOS 15」が発表された後、いつの日か「Redmi Note 4」のrom書き換え方も記事にして頂けると嬉しいなと思っているnikel愛用者です。
    メモ置場読み物として楽しませてもらっています。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      Redmi Note 4のLineage OSは試してみたいとおもっています!
      MediaTek CPUの端末はカスタムROMが少なめでさみしかったですが、これから増えてくるかもしれませんね!

  2. ルイ より:

    Redmi Note 4のプラスエリア化も記事にしてほしいです。
    類似のブログサイトを訪れてもRedmi Note 4のプラスエリア化の記事がなく、途方にくれています。ご検討お願いします。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      プラスエリア化として紹介されている方法はQualcomm専用のツールを使うので、MediaTekのCPUを使っているスマホには適用できません。
      私も以前(半年ぐらい前)に、LTEのバンドを増やせないかといろいろ調べたのですが、見つけることができませんでした。

  3. iwao より:

    さっそく、記事のようにやりました。

    次のzipだと、エラーになります。
    xiaomi.eu_multi_HMNote4_V8.5.5.0.MBFCNED_v8-6.0.zip

    エラーメッセージは、次のような内容です。
    can’t verify update
    it’s not allowed to upgrade to unofficail rom packge

    端末は、
    android version
    7.0です。

    7.0になっているからでしょうか?
    お手数をおかけしますが、教えていただけますでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます。

      私のROMはECRModの「V8.2.1.0.MBFMIDL」でしたが、無事にxiaomi.eu_multi_HMNote4_V8.5.5.0.MBFCNED_v8-6.0.zipを書き込むことができました。

      おそらく現在使用しているROMに問題があるのではないかと思います。
      もしかして買ってきたままの状態(公式ROMが動作していて、ブートローダがアンロックされていない状態)?
      もしそうだとすると、アンロック→カスタムリカバリ(TWRP)の導入→TWRPでROM焼きという手順を踏む必要があると思います。
      https://scratchpad.jp/xiaomi-redmi-note4-11/

      なお、「it’s not allowed to upgrade to unofficail rom packge」でググるいろいろ出てきますので、参考にすると良いと思います。

  4. iwao より:

    ご連絡ありがとうございます。
    アンロックといった手順はやっていませんでした。
    仕切り直します。
    ありがとうございました。

  5. cazz より:

    お世話になります。

    上記手順でMIUIを更新しようと思うのですが
    現在Mi5sでMIUI 8.3 7.4.27です。
    このままMIUI 9.7.8.17しようと思っています。
    それともMIUI 8.6.7.7.20にしてから
    MIUI9にした方がいいでしょうか?
    教えていただければと思います。
    よろしくお願いします。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます。

      私はMi5sではカスタムROMのLineageOSを使っているため、回答が難しいです。

      私ならば、面倒なので最新のバージョンに一気に書き換えてしまうと思います。
      Updaterアプリがアップデートを拒否するようでしたら、TWRPで書き換えてしまいます。
      ただし、Factory Resetが必要になる可能性が高いので、データは事前に全てバックアップしておきます。

      保証はできませんので、くれぐれもご自分の責任で実施してください。

  6. cazz より:

    回答ありがとうございます。

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