前回はChina Unicomの通信速度や残高照会方法を紹介しました。
今回はChina UnicomのプリペイドSIMカードの料金プランについて、残高照会をして気づいたことを中心に紹介します。
購入時の情報
購入したお店に出ていた看板の写真を再掲します。
今回購入したのは「2」の「联通慧卡16元版」です。
説明を見ると
- 月額: 16元
- 3Gデータ通信: 100MB
- 初期残高: 50元
等となっています。
残高照会などの結果
前回紹介した残高照会やデータ通信量紹介の結果を再掲します。
残高照会:
今月の使用料金:
データ通信量:
これから判る事は
- 初期残高: 50元 (残高42元 + 使用量 8元)
- 月額: 8元
- 3Gデータ通信: 50MB (33.34MB + 16.66MB)
です。
違い
すぐ分かるように、月額と3Gデータ通信量が半分になっています。
店の看板が間違っているのかと思いましたが、購入したプリペイドSIMカードのケースにも看板と同じことが書いてありますので、正しいのでしょう。
月の下旬に購入したからか、アクティベーションか何かの必要な作業を省略してしまったせいなのか、イマイチわかりません。
次回中国に行くときに確認してみたいと思います。
お勧めのプリペイドSIMカード
さて1~5のうち、どのプリペイドSIMカードが良いのか、迷うところです。
今回私が購入したカードでは50MBしか使えない(本来は100MB使えるはずだが・・・)ので、数日つかうと使い切ってしまう可能性があります。滞在期間にもよりますが、もう少し多くのデータ通信ができるほうが良いでしょう。
データ通信を一番多くできそうなのは「5」のプリペイドSIMカードです。価格が60元で500MBの通信ができる模様です。ただし、初期残高が56元で月額36元なので、翌月に使えなくなる可能性があるので要注意です。あと、カードの名称に(3G高速上网)と書かれていないのも気になるところです。
確実性をとるなら少々高いですが、「4」の「联通慧卡36元版」が良いでしょう。価格が100元で500MBの通信ができるはずです。初期残高が100元で月額36元なので、2ヶ月は使えることになります。私が使った「联通慧卡16元版」と同じシリーズなので3G高速通信も問題なくできるはずです。
データ通信量の増加
指定されたデータ通信量を超えると1KBあたり0.001元の従量制になります。つまり1MBあたり1元です。
ユーザガイドを見るとどうもデータ通信量を増やすおまじないがあるようです(中国語から類推しているので間違っているかも)。
有効にするためには「加入コマンド」の列の文字列をSMSで10010に送ります。
データ量 | 費用 | 加入コマンド | キャンセルコマンド |
100MB | 10元/月 | KTLL10 | QXLL |
200MB | 20元/月 | KTLL20 | QXLL |
300MB | 30元/月 | KTLL30 | QXLL |
データ通信量が尽きたら試してみると良いかもしれません。
まとめ
今回は私の調べた情報を元にChina Unicomの料金プランについて紹介してみました。
しかし謎が多いので、また中国に行くときに調査したいところです。
次回は中国の通信事業(規制状況)について紹介したいと思います。
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