ディスプレイアーム(モニタアーム)を導入してみた

ディスプレイアーム(モニタアーム)を導入してみた ディスプレイ・TV関係
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前回までは4KモバイルディスプレイGMK-KD1の紹介をしてきました。

今回は同じディスプレイつながりということでディスプレイアームを購入したことを紹介します。

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ディスプレイアーム(モニタアーム)とは

ディスプレイアームとは、ディスプレイの設置するための周辺機器で、モニターをディスプレイアームに固定すると、ディスプレイの位置を自由に調整することができるというものです。

モニタアームという場合もあるようですが、この記事ではディスプレイアームで統一します。

一般的には「VESA規格(VESAマウント)」という規格に従っている製品がほとんどです。VESA規格ではネジ穴の位置とサイズを規定したもので、ディスプレイ側もVESA規格に合っていれば、メーカを問わず装着することができます。

ディスプレイアームを購入する際にはディスプレイとディスプレイアームの両方がVESAマウントに対応していることを確認しましょう

また、ディスプレイアームには重量制限があるので、利用するディスプレイの重量も確認しておきましょう。

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購入したディスプレイアーム

今回は二種類のディスプレイアームを購入してみました。

一つはAmazonで購入できるグリーンハウスのGH-AMCF01という製品です。

公式サイトは下記になります。

1画面 | GH-AMCF01 | GREEN HOUSE グリーンハウス
最大30インチの液晶ディスプレイに対応した液晶ディスプレイ用アーム

私が購入したときにはこの製品は1616円とかなり安い値段となっていました。いま調べると値上がりしてしまっているのが残念です。

もう一つは中華通販のAliExpressで購入してみました。

「NB」という効いたことがないメーカーの製品ですが、ガス・スプリング式というのがポイントです。ガス・スプリング式だとネジを緩めたり・締めたりする必要なくディスプレイのポジションを調整できるのが便利です。

こちらは海外通販ということで配送時間が気になりますが、この製品は次のような日程で到着しました。

イベント 日付
注文 2021/03/08
発送連絡 2021/03/10
中国輸出 2021/03/11
日本到着 2021/03/19
配送完了 2021/03/21

注文から到着まで日数にして13日、土日を除いた営業日だと10日で届きました。新型コロナで物流が混乱している中、かなり順調な配送でした。

なお、AliExpressでの注文方法については下記で紹介していますので参考にしてみてください。

海外通販ガイド: AliExpressでの買い方を紹介!
中国の通販サイトであるAliExpressの使い方について紹介します。 海外からものを買うのは難しそうな気がしますが、少しの英単語を覚えれば結構簡単に行うことができます。最近は中国のメーカが魅力的な(怪しい!?)商品を出しているので興味がある方はチャレンジしてみましょう。

グリーンハウスGH-AMCF01

このディスプレイアームはAmazonで注文したのですぐに届きました。Amazon段ボール入りなので当然ながらパッケージにへこみや破損はありません。

グリーンハウスGH-AMCF01

いつもならばパッケージを開封した写真や組み立て中の写真を撮るのですが忘れてしまいました。

日本の会社の製品なのでちゃんと日本語の説明書は入っています。説明書は公式サイトからダウンロード可能なので、どんな製品か知りたい方は確認してみてください。

1画面 | GH-AMCF01 | GREEN HOUSE グリーンハウス
最大30インチの液晶ディスプレイに対応した液晶ディスプレイ用アーム

また、付属品の中には六角レンチの他に各種ネジも入っています。この辺はさすがに親切な日本製品です。

グリーンハウスGH-AMCF01の内容物

組み立ては説明書通りにやればそれほど難しくありません。完成するとこんな感じになります。

グリーンハウスGH-AMCF01を設置した状態

もちろんディスプレイアームは回転させることができます。

グリーンハウスGH-AMCF01を設置した状態

ちなみにこの製品はC型クランプなので机にはこのように固定します。

クランプの固定

机に空いている穴に固定する方法(グロメット式)には対応していないので注意してください。

あとは液晶ディスプレイの背部のVESA規格のネジにディスプレイアームを固定すればOKです。

取扱説明書によるとディスプレイは最後に固定することになっています。

しかし、一人で組み立てる場合は、ディスプレイアームを組み立てた状態でディスプレイをネジ留めするのはとても難しいです。

一人でやる場合は

  1. ディスプレイアームのポールを机に固定する
  2. アームをセットしたい高さの部分にストッパーをセットしておく
  3. ディスプレイアームのアーム部分にディスプレイを取り付ける
  4. ディスプレイ取り付け済のアーム部分をポールにセットする

という順番の方が良いと思います。

今回はDELLの2001FPという古いディスプレイを搭載してみました。このディスプレイは8.5kgと液晶ディスプレイとしてはかなり重い部類ですが、しっかりと支えてくれました。

安定度もよく満足がいく製品です。

NB F80

こちらの製品は海外通販で購入したので国際小包として送られてきます。

配送時の状態はビニールに入っているだけというシンプルなものです。

配送時の梱包

開けてみるとビニールでラッピングされているパッケージが出てきました。

NG F80のパッケージ 表

表側は大丈夫そうですが、裏側を見るとしっかりとダメージを受けていました。

NG F80のパッケージ 裏

ディスプレイアームは精密機器でもないので、中華通販的にはこれくらいのダメージは許容範囲です。

日本人の感覚だと製品のパッケージも含めて製品(=パッケージのダメージは許容できない)となると思いますが、どうも中華通販的にはパッケージあくまでも梱包用ということのようです。

このため、パッケージに破損があっても中身が無事であれば正常に配送されたということになります。

パッケージ開けてみると段ボールでしっかりとカバーされているので製品本体にはダメージはなさそうです。

NG F80の中身

中身を取り出したのが下の写真です。

NG F80の内容物一覧

取扱説明書は英語と中国語の2部入っています。

ディスプレイアームはマジックテープのバンドで止められています。

このバンドが外れると一気にアームが伸びるので注意してください。

取扱説明書は次のようになります。絵も多いので英語が苦手でもなんとかなるのではないでしょうか。

NG F80の英語取扱説明書 1NG F80の英語取扱説明書 2

NG F80の英語取扱説明書 3

NG F80の英語取扱説明書 4

このNB F80は組み立てとかはなく机に固定するだけとなります。机はクランプ式の固定とグロメット式の固定に両方対応しています。

私はクランプ式で机の端に固定しました。

NG F80を設置した状態

この製品も取扱説明書上は最後にディスプレイを装着するようになっています。しかし、一人でアームにディスプレイを装着するのはかなり難しいです。

私は一人で設置する必要があったので次のような手順で設置しました。

  1. ディスプレイアームを机に仮に固定し、机への取り付け方を把握する
  2. ディスプレイアームにディスプレイを装着する
  3. ディプレイを装着したディスプレイアームを机に固定する

この手順だと、机に固定するときにはディスプレイを片手で支えながら、反対側の手でディスプレイアームを机に固定する必要があります。

そのため片手での固定方法をあらかじめ把握しておくことが重要です。

このディスプレイアームはガス・スプリング式のため、ポジションを修正するためのネジがありません。

最初は高さを変える方法がわからなくて困ったのですが、手で少し負荷を掛けるとすっと位置を変えることができます。もちろん手を離せばその位置で固定されます。

いちいちネジを回したりする必要がないので、ポジションの修正はかなり容易です。この辺がガス・スプリング式のディスプレイアームのメリットと思います。

なおこの製品にも8.5kgのDELL 2001PFを装着してみました。よくよく見ると制限重量を超えていますが、とりあえず問題なく使えています。

2製品の比較

今回はAmazonで購入したグリーンハウスGH-AMCF01とAliExpressで購入したNB F80を試してみました。

二つのディスプレイアームの大きな違いは、アームの調整機構です。

グリーンハウスGH-AMCF01は4軸の可動軸でディスプレイの位置・姿勢を調整できます。ただ、上下方向の高さの移動に関してはネジで固定しているので自由に調整できるというより、半固定と考えた方が良さそうです。

一方、NB F80はガス・スプリング式のため自由に高さを変えることができます。指で少し力を与えると高さの調整ができます。もちろん左右のスイングも可能です。

この2製品を比較してみると、ディスプレイ位置の調整の自由度・お手軽さはガス・スプリング式のNB F80の方が上です。

一方、安定度ではグリーンハウスGH-AMCF01の方が上です。NB F80に装着したディスプレイは、キーボードのタイピングの影響で若干揺れたりしますが、グリーンハウスGH-AMCF01の方はそのような揺れはありません。

いずれの製品もディスプレイのスタンドが不要になったため、机の上がすっきりし、広く使える用になります。

ディスプレイの位置をほとんど変えないのならばグリーンハウスGH-AMCF01の方がオススメです。一方、ディスプレイの裏に引き出しがあるなどのケースで、ディスプレイの位置を動かす必要がある場合はガス・スプリング式のNB F80がオススメとなります。

まとめ

今回はディスプレイアーム(モニタアーム)をAmazonとAliExpressで購入したことを紹介しました。

ガス・スプリング式かどうかで特徴が変るので、設置条件に応じて選ぶと良さそうです。

それにしてもディスプレイアームを導入することで、机の上を広く使えるようになり快適度が上がりました。ディスプレイアームはもっと早く導入すべきでした。

次回は自宅のネットワーク環境を改善するべくWi-Fi中継機を購入したことを紹介します。

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