タイでプリペイドSIMを使う その51: DTACのまとめ 2016春版

DTACのSIMカード タイ
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前回はバンコク・スワンナプーム国際空港でDTACのプリペイドSIMカードの自販機が登場したことを紹介しました。

今回は、ゴールデンウィークに向けてDTACのプリペイドSIMカードの情報をアップデートしておきたいと思います。

かなり長い記事となりますが、このページを保存しておけばタイでDTACのプリペイドSIMカードを活用できる、、、はずです。

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DTACのプリペイドSIMカードを使う手順

タイでDTACのプリペイドSIMカードを使うためには、

  1. SIMロックフリーのスマートフォンを入手
  2. DTACのプリペイドSIMカードの入手
  3. TOP UP(チャージ)
  4. インターネットパッケージの申し込み
  5. APNの設定
  6. その後の日々の利用
    • ステータス確認
    • TOP UP
    • 番号の維持
    • ローミング

という流れになります。順々に紹介していきます。

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SIMロックフリーのスマートフォンの入手

DTACのSIMカードを使うにはSIMロックが解除されている(SIMフリー)のスマートフォンが必要になります。その際に重要になるのが「周波数(バンド)」です。「DTACが使用している周波数」と「スマートフォンが対応している周波数」が合わないと、SIMカードを差しても使えません

DTACの周波数は以下の通りです。LTEについてはエリアがまだ限定されているため、DTACのプリペイドSIMカードを快適に使うためには3G/WCDMAの周波数も対応している必要があります。

LTE

バンド 周波数(MHz) 備考
1 2100  
3 1800 新しいためエリアは限定

3G (WCDMA)

バンド 周波数(MHz) 備考
1 (I) 2100  
5 (V) 850 バンド6(VI)・バンド19(XIX)の端末でも利用可

ドコモユーザの方

DTACの使用している周波数はドコモの端末ならばすべて対応しています。DTACのバンド5を使用するには、「FOMAプラスエリア対応端末」が必要ですが、よほど古い機種でなければFOMAプラスエリアに対応してます。

したがって、ドコモユーザの方はお持ちのスマートフォンをSIMロック解除するのが一番手っ取り早いです。普段使っているスマホをそのまま海外で利用できるというのは本当に便利です。

ドコモ下記のページにSIMロック解除の案内が記載されています。

2015年5月以降に発売された機種ならば購入6ヶ月後以降という条件がある点に注意が必要です。

それ以前に発売された機種はSIMロックの解除はいつでもできますが、ドコモショップに依頼する必要があります。また、事務手数料として3000円かかります。

KDDI/AUユーザの方

下記のページでお持ちのスマホが「SIMロック解除に対応しているか」「LTEのバンド1に対応しているか」「3GのバンドIに対応しているか」を確認しましょう。iPhone 6s/iPhone 6s PlusはいずれもOKとなります。

3Gのバンド6(VI)とバンド19(XIX)は対応している方が好ましいですが、無くても何とかなると思います(特にバンコクの場合)。

なお、AUの場合も「購入後181日以上経過」がSIMロック解除の条件になっています。

ソフトバンクユーザの方

下記のページでお手持ちのスマホが「SIMロック解除に対応しているか」を確認しましょう。

ソフトバンクのSIM解除対応機種はいずれも「LTEのバンド1 (LTE対応機種の場合)」「3Gのバンド1」に対応しています。しかし、3Gのバンド 6(V)/19(XIX)に対応しているのはiPhone 6s/iPhone 6s Plus/Nexus 6Pだけです。3Gのバンド6(VI)とバンド19(XIX)は対応している方が好ましいですが、無くても何とかなると思います(特にバンコクの場合)。

なお、ソフトバンクの場合も「購入後181日以上経過」がSIMロック解除の条件になっています。

Yモバイルユーザの方

下記のページでお手持ちのスマホが「SIMロック解除に対応しているか」を確認しましょう。

ご使用の機種がNexus 5Xの場合は周波数の心配はありません。DTACのすべての周波数が利用できます。

そのほかの機種の場合の場合は「LTEのバンド1 (LTE対応機種の場合)」「3Gのバンド1」に対応しています。3Gのバンド6(VI)とバンド19(XIX)は対応している方が好ましいですが、無くても何とかなると思います(特にバンコクの場合)。

なお、Yモバイルの場合も「購入後181日以上経過」がSIMロック解除の条件になっています。

新しくスマホを買われる方

自分のスマホがSIMロック解除に対応していない、あるいは、まだ180日/6ヶ月を経過していないためSIMロック解除してもらえない、という方は日本で新しく端末を購入しておくことをお勧めします。Amazonや楽天で「SIMフリー」というキーワードで検索すると、海外から輸入したXperiaなどの有名モデルや日本向けの格安端末などが出てきます。

SIMフリーのモバイルルータ使う手もありますが、SIMカードを差した際の操作などが異なるため、今回はモバイルルータの利用は省略します。

スマホを買い換える場合

新たに購入するスマホを普段使いのスマホとして利用していく場合は、ある程度性能が高いスマホにすることをおすすめします。

現時点でお勧めなのが、Nexus 5XあるいはNexus 6Pです。性能も高く、Google純正なのでAndroidの更新も期待できます。そして何よりも、対応波数が多いため、様々な国で使える可能性が高いです。もちろんDTACの全周波数にも対応しています。旅行好きの方にはお勧めのスマホといえるでしょう。

LTE 1 2 3 4 5 7 8 9 17 18 19 20 26 28 38 39 40 41
Nexus 5X  
Nexus 6P    
3G(WCDMA) 1 2 4 5 6 8 9 19
Nexus 5X
Nexus 6P

もう少し予算を抑えたい方は、2万円台で購入できるZenFone2シリーズがお勧めです。現在主力のZeFone2 Laser (ZE500KL)は、対応している周波数も3Gで6バンド(AISの900MHzを含む)、LTEで8バンドと多いのでタイ以外の多くの国で使える可能性があります。周波数重視の場合には値段もサイズも大きくなりますが6インチ版のZenFone 2 Laer (ZE601KL)というのもあります。

また、HTCのDesire EYE、HuawaiのP8 Lite等も比較的対応周波数が多いスマートフォンです。

海外で一時利用用のスマホにする場合

一時利用なので安いものでよい、という方はAmazon等で「SIMフリー LTE」検索してみて安いものを探すとよいでしょう。日本の格安SIM向けのスマホならば、タイのDTACでも問題なく利用できます。たとえば、FREETELの「Priori3 LTE」は1万円前半で購入できますが、対応周波数を見る限りDTACでの利用は問題なさそうです。

DTACのプリペイドSIMカードの入手

DTACのプリペイドSIMカードを入手するには、DTACの店舗で購入するか、街中の携帯電話ショップで入手するかになります。

最近のDTACのプリペイドSIMカードは標準・マイクロ・ナノの全サイズに対応になったものになっています。しかし、古いパッケージを売っている場合もあるので、iPhoneユーザなどnanoSIMを使っている方は念のためnanoSIMをお願いするのを忘れないでください。

スワンナプーム国際空港の店舗

お勧めなのがスワンナプーム国際空港のDTACの店舗で購入することです。入国審査と税関を抜けると目の前にあるのですぐにわかるはずです。

ここの店員さんは英語も通じますし、何よりも旅行者に慣れています。旅行者に使いやすいパッケージの案内がありますので、自分の滞在期間と使いそうなデータ量に従って選ぶだけです。

2014年8月にバンコクに行った時に展示されてた案内が下記です(クリックで大きくなります)。「7days」や「30days」と書いてある欄が有効期間で、その下の欄がデータ通信量です。指をさして「Give me this」とでもいえば理解してくれるでしょう。

あとは言われた金額を払ってください。

空港の店舗に掲示内容

また、空港で購入した場合には後述のインターネットパッケージの申し込みやAPNの設定も全部やってくれるはずです。スマートフォンの言語設定を英語にしたうえで、店員さんにスマホを渡しましょう。

問題は非常に混んでいることです。常時2~3人は待っている感じなので、購入できるまでに10~30分は覚悟した方がよいでしょう。ツアーなどで行動時間に自由がない場合は厳しいかもしれません。

時間がない場合は事前予約をすることですぐに受け取ることができます。事前予約をしておいて、空いていたら店員さんに初期設定をしてもらい、混んでいたら自力で初期設定(後述します)するというのもよいと思います。

タイでプリペイドSIMを使う その43: DTACのプリペイドSIMを日本から予約する
今回はタイのDTACのプリペイドSIMカードを事前予約して空港で入手する方法を紹介します。事前予約をすると空港ですぐにプリペイドSIMカードを入手できるので便利ですが、事前にアクティベーションしてしまうため有効期限的には不利になります。滞在期間とデータパッケージの期間を比較して事前予約の利用を決めるとよいと思います。

スワンナプーム国際空港の自動販売機

2016年2月からはスワンナプーム国際空港にはDTACのプリペイドSIMカードの自販機が登場しました。この自販機はDTACの店舗に併設されています。

タイでプリペイドSIMを使う その50: DTACのSIM自販機登場!
今回はタイのDTACがスワンナプーム国際空港にSIMカードの自販機を設置したことを紹介します。 空港の店舗はいつも混んでいるので、この自販機は卒業旅行・GWと続く旅行シーズンに強い味方となりそうです。次の訪タイ時には試してみようと思います。

この自販機では旅行者向けのプリペイドSIMカードである「Happy Tourist SIM」を購入することができます。

Happy Tourist SIM

Happy Tourist SIM 299 Happy Tourist SIM 599
価格 299バーツ 599バーツ
データ通信
(超過は速度低下)
7日間 1.5GB 15日間 4GB
LTE 利用可
初期残高 100バーツ分
有効期間 35日
通話 0.99バーツ/分
SMS DTAC向け 3バーツ, 非DTAC向け 8バーツ

「プリペイドSIMカードを選択→パスポートをスキャンして→お金の投入」で購入できるそうなので、店舗が混んでいて自販機が空いている場合はこちらで購入するのがお勧めです。

この自販機でSIMカードを購入した場合は、初期設定を自分でする必要があります。初期設定はこのページの後半で説明しますし簡単なものですので心配はありません。

市内のDTACの店舗

DTACの店舗でSIMカードを購入する場合はパスポートを求められると思います。パスポートの携帯を忘れないようにしましょう。

バンコクには多くのショッピングセンターがあり、そのほとんどにDTACのショップがあります。都心部ならば空港ほどではないですが英語が通じる可能性があります。空港で購入できなかった方はDTACのショップを探すことをお勧めします。

店舗で購入する場合はまずプリペイドSIMカードの種類を選ぶことになります。この場合、まずは「Happy Tourist SIM」があるかどうかを聞いてみましょう。これが十分なデータ通信が含まれていて、旅行者には手っ取り早いです。Happy Tourist SIMがない場合は「Happy 4G SIM」か「Happy Smartphone SIM」を購入してください。

Happy
Tourist SIM
299
Happy
Tourist SIM
599
Happy
4G SIM
Happy
Smartphone SIM
価格 299バーツ 599バーツ 69バーツ 49バーツ
データ通信
(超過は速度低下)
7日間 1.5GB 15日間 4GB 7日間 500MB
(※1)
1MB 1.99バーツ
の従量制(※2)
LTE 利用可
初期残高 100バーツ分 なし 15バーツ分
有効期間 35日 30日(?) 30日(?)
通話 0.99バーツ/分 0.015バーツ/秒 0.75バーツ/分
SMS DTAC向け 3バーツ
非DTAC向け 8バーツ
2バーツ 1バーツ
  • ※1: 自動継続。2週目以降は毎週69バーツが残高から引かれ500MB使えるようになる。別のインターネットパッケージに変更することも可能。
  • ※2: インターネットパッケージ(後述)に申し込むことにより定額制に変更可能。

SIMカードによって通話料金やSMSの料金が微妙に違うのですが、気にするほどでもありません。

DTACショップで購入した場合はインターネットパッケージの申し込みやAPNの設定はお願いすればやってくれるかもしれません。ただ、英語が通じない場合は苦戦する恐れがあります。自分でできるように準備をしておいた方がよいです。

なお、プリペイドSIMカードを買おうとした場合に、複数の同じパッケージを見せられる場合があります。これは電話番号を選んで、という意味です。特にこだわりがなければ適当なものを選べばよいです。当たりはずれはありません。

携帯電話ショップ/コンビニ

プリペイドSIMカードはDTACの店舗以外でも購入可能です。コンビニならばぼられる心配はないのですが、小さな携帯電話ショップの場合はぼられることもありますし、サポートもありませんので慣れていな方にはなかなか難しいかもしれません。最後の手段と考えてください。

DTACの店舗以外で買った場合は、DTACの店舗などに行ってパスポート情報の登録が必要になります。
登録しなくても短期間なら使えるかもしれませんが、トラブルを避けるためDTACの店舗で購入することをお勧めします。

有名どころではバンコクのMBKというショッピングセンターです。BTSのナショナルスタジアムから歩いてすぐになります。このショッピングセンターの3階だか4階には携帯電話ショップがずらっと並んでいます。

たいていの携帯電話ショップの店頭にはプリペイドSIMカードのパッケージが並んでいますので、自分でほしいプリペイドSIMカードを探して購入します。

このようなお店で買う場合にはまず「Happy Smartphone SIM」を探してください。

Happy Smartphone SIM
定価 49バーツ
データ通信 1MB 1.99バーツの従量制(※)
LTE 利用可
初期残高 15バーツ分
有効期間 30日(?)
通話 0.75バーツ/分
SMS 1バーツ
  • ※: インターネットパッケージ(後述)に申し込むことにより定額制に変更可能

次に値段を確認しましょう。定価は49バーツなのですが、それ以上の値段で売っていることはざらにあります。

たいていはパッケージの上にシールが貼ってあり値段が書いてあります。これが50バーツならOKです。100バーツならまぁまぁ、150バーツならぼられているのでやめた方がよいでしょう。

このような携帯電話ショップで購入した場合は、インターネットパッケージの購入やAPNの設定などは手伝ってくれません。自力で行う必要があります(このページの内容を参考にしてください)。

日本で購入する場合

実は輸入業者がいて日本でもDTACのプリペイドSIMカードは購入することは可能です。

Amazonや楽天で「DTAC SIM」で検索すると出てきます。値段はまちまちです。

いま調べたところ、Happy Tourist SIM 299が1000円程度で売っていました。タイで買う場合の数百円増し程度なので、現地で探す手間が省けることを考えると悪くないと思います。

チャージ(TOP UP)

下記の方はこの項は読み飛ばしてOKです。

  • 空港でプリペイドSIMカードを購入した方。
    店員さんがすべてやってくれるのでTOP UPは不要です。
  • Happy Toursit SIMを入手できた方。
    インターネットが最初から含まれているため、追加のTOP UPは不要です。

DTACの店舗か携帯電話ショップで、Happy Smartphone SIMを購入した方がTOP UPをする必要があるということになります。また、Happy 4G SIMの場合も初期残高が全くなく、電話もSMSも使えないのでTOP UPしておいた方がよいでしょう。

まずTOP UPする金額を決めます。これは後述のインターネットパッケージの一覧を見て、申し込みたいインターネットパッケージの価格+100バーツ程度としておきます。+100バーツとするのは、電話する場合を考えてということもありますが、後述する有効期限の延長や、次回にタイに来た時にすぐにインターネットパッケージを申し込めるようにしておくためです。

DTACの店舗で購入した場合

これは簡単です。店員さんに「TOP UP Please」といって金額を書いた紙を見せましょう。

あとはその金額を払えば店員さんがやってくれると思います。TOP UPの作業には電話番号が必要なので、プリペイドSIMカードのパッケージを渡してあげましょう(パッケージに電話番号が書いてあります)。

携帯電話ショップで購入した場合

プリペイドSIMカードを買ったお店で、「TOP UP Please」といって金額を書いた紙を見せてみてください。

運が良ければ店員さんがTOP UPしてくれます(数%の手数料を取られる場合もある)。

TOP UP方法として、店員さんの携帯電話の残高から移してくれる場合と、リフィルカード(スクラッチを削るとTOP UP用の数値が出てくるカード)を使ってTOP UPをする場合があります。

後者の場合はプリペイドSIMカード自体が必要なので、店員さんにプリペイドSIMカードを渡しましょう。店員さんの携帯電話にプリペイドSIMカードを差してTOP UP作業をしてくれます。

運が悪いとリフィルカードを売りつけられるか、拒否されます。この場合は後述するTOP UP方法を参照して自力でTOP UPする必要があります。

インターネットパッケージの申し込み

下記の方はこの項は読み飛ばしてOKです。

  • 空港でプリペイドSIMカードを購入した方。
    店員さんがすべてやってくれるので自分でインターネットパッケージの申し込む必要はありません。
  • Happy Toursit SIMを入手できた方。
    インターネットパッケージに申し込む必要はありません。
  • Happy 4G SIMを入手した方。
    最初の1週間は500MBを使えるので、この範囲内でしたらインターネットパッケージを申し込む必要はありません。

「Happy Smartphone SIM」を購入した場合は、自分でインターネットパッケージを申し込む必要があります。

また、インターネットパッケージ付のプリペイドSIMカードを購入した場合にも、そのインターネットパッケージを使い切ったり有効期限が来た場合には、自分でインターネットパッケージを申し込む必要があります。

インターネットパッケージは自分の滞在期間とデータ通信量を考えて選択します。

以前は速度の上限やLTEの有無などで細かく分かれていたのですが、現在のそのような違いはなくなったようです。純粋に期間とデータ量で選択してよいと思います。

2016年3月現在に利用できるパッケージは下記の通りです。おすすめなのは「Happy Internet 99」か「Happy Internet 299」あたりです。また、乗り継ぎなどで短時間の滞在の際は期間1日のインターネットパッケージが便利でしょう。

名称 通信量 価格 期間 LTE DTAC
Wi-Fi
申し込み方法 超過時 自動
継続
Happy Internet
19 bath/day
500MB 19B 1日 YES NO *104*881*9# 64Kbps 不明
Happy Internet
29 bath/day
1GB 29B 1日 YES NO *104*882*9# 64Kbps 不明
Happy Internet
49 bath/day
1.2GB 49B 1日 YES NO *104*29*9# 384Kbps なし
Double
Happy Internet
79 baht/week
600MB 79B 1週間 YES NO *104*883*9# 128Kbps あり
Happy Internet
99 bath/week
1GB 99B 1週間 YES NO *104*884*9# 128Kbps あり
Happy Internet
199 baht/week
1.2GB 199B 1週間 YES NO *104*28*9# 384Kbps あり
Happy Internet
299 baht/month
2.5GB 299B 30日 YES NO *104*353*9# 128Kbps あり?
Happy Internet
399 baht/month
4.5GB 399B 30日 YES YES *104*21*9# 128Kbps あり
Happy Internet
699 baht/month
9GB 699B 30日 YES YES *104*344*9# 384Kbps あり?
Happy Internet
799 baht/month
12GB 799B 30日 YES YES *104*343*9# 384Kbps あり?
Happy Internet
100MB 9 baht
Free Facebook.
100MB 9B 1日 YES NO *104*851*9# 通信不可 不明
Happy Internet
400MB 59 baht
Free Facebook.
400MB 59B 1週間 YES NO *104*852*9# 通信不可 不明
Happy Internet
1.5GB 199 baht
Free Facebook.
1.5GB 199B 30日 YES NO *104*853*9# 通信不可 不明

使用したいインターネットパッケージが決まったら、通話アプリを立ち上げて申し込み方法に書いてある番号を入力して発信します。

申し込みに成功するとしばらく(数分後)して次のようなタイ語のSMSが送られてきます。これで申込み成功です。

Double Net Package 299Bの申し込み完了

このSMSはHappy Internet 399(当時の通信量は3GB)を申し込んだときのものです。「3GB」と「399」という数字で何とかわかると思います。

ただし、何度かインターネットパッケージの申し込み成功のSMSが送られてこなかった場合がありました。

インターネットパッケージの申し込みが完了したかどうか確実に確認するには「*101*1*9#」で、インターネットパケージのステータスを確認するのがよいと思います(後述します)。

APNの設定

DTACの店舗でプリペイドSIMカードを購入した場合は、店員さんがAPNの設定を行ってくれます。店員さんにスマートフォンを渡す際は「設定」→「言語と文字入力」→「言語の選択」を「英語」にしてから渡してあげてください

その他の場合はAPNの設定を行います。

Andoridの場合は「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」でAPN設定画面が開きますので、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。そして次のように設定します。名前の欄はDTACなど適当に設定して大丈夫です。

APN www.dtac.co.th
ユーザ名 なし (空欄のまま)
パスワード なし (空欄のまま)

DTACのAPN設定

設定が終わったらメニューボタンを押して「保存」を選択します。するとAPNの一覧に先ほど作成したAPN(DTAC)があるので、これを選択しておきます。

これでWiFiがオフになっていればステータスバーのアンテナアイコンに「LTE」「H」「3G」などのデータ通信が利用できることを示す文字が表示されるはずです。

その後の日々の利用

ここまでの手順でタイでモバイルインターネットができるようになったと思います。

あとはこのプリペイドSIMカードを活用していくだけです。また、タイリピータの方は同じSIMカードを使い続けたいということもあると思います。

以降はDTACのプリペイドSIMカードを利用していくにあたって必要な情報を紹介します。

ステータス確認

DTACのプリペイドSIMカードの状態を調べるには次のようなコマンドがあります。

確認したい内容 確認方法
自分の電話番号と使用日数 *102*9#
現在の料金プラン *103*8*9#
残高と有効期限 *101*9#
インターネットパッケージの状態 *101*1*9#
あるいは *101*4*9#

いずれも英語で結果が提示されるので何とか意味が分かると思います。

なお、インターネットパッケージの状態だけは結果がSMSで通知されます。

TOP UP

プリペイドSIMカードの残高が減ってきた場合はTOP UP(チャージ)を行って残高を回復させる必要があります。また、TOP UPすることによって、プリペイドSIMカードの有効期限も伸びます(伸び方はTOP UPの金額と方法で異なります)。

TOP UPの方法にはいくつかありますので、簡単に紹介しておきます。お勧めの方法はクレジットカード(VISAかMasterのみ)です。クレジットカードなら日本にいてもTOP UPすることができ大変便利です(もちろんタイにいる時も利用可能です)。タイにいるのならば「TOP UP機」「コンビニのレジ」も手軽かと思います。

いずれの方法もTOP UPに成功すると、新しい残高と有効期限が書かれたSMSが送られてきます。

クレジットカードでのTOP UP (お勧め)

以前はいろいろ面倒だったのですが、最近はかなり簡単になり、大変おすすめの方法です。DTACのサイトでも「Refill now」としてクレジットカードによる方法を押しています。やり方はたったの3ステップですので、紹介していきます。ただし、受け付けるのはVISAカードかMasterカードだけなので注意してください。

まず、PCでもスマホでもよいので、DTACのサイトにアクセスします。

そして「Refill now」のアイコンを選択します。

クレジットカードでのTOP UP 1

次の画面では「自分の電話番号(08から始まる10桁の番号)」「自分のメールアドレス」を入力し、TOP UPする金額を選択して、「I read and accept the Terms and Conditions」をチェックしてします。Payment Methodは「Credit / Debit Card」のままにしておいてください。

クレジットカードでのTOP UP 2

そして「Continue」をタップすると、クレジットカード情報を入力する画面になります。英語が苦手な方は右上の日の丸をタップして日本語表示に切り替えてください(下記は日本語に切り替え後の画面)。

クレジットカードでのTOP UP 3

この画面ではまず画面の左側でクレジットカードの種類(VISAかMaster)を選択します。

次に右側にクレジットカードの情報を埋めていきます。電話番号は空欄のまま、メッセージは変更しなくてよいです。通常の通販と同じですが、「カードの発行国」と「発行会社(この画面では引き落とし銀行名)」を選択する必要があるので注意してください。

日本のクレジットカードならば、発行国は「Japan」です。

発行会社(引き落とし銀行名)は、クレジットカード料金を引き落とす口座の銀行名ではなく、クレジットカードの発行会社です。クレジットカードの発行会社は、クレジットカードの裏面(多くは磁気ストライプの上)に書いてあるので確認してみてください。たとえば、三井住友VISAカードならば、「SUMITOMO MITSUI CARD CO., LTD.」になります。

クレジットカードの情報を入力して「次へ」を押すと、クレジットカードの認証画面になります。これは利用するクレジットカードによって画面が異なります。クレジットカードの認証が完了すると、すぐにTOP UP完了を知らせるSMSが送られてきます。

TOP UP成功

なぜかタイ語ですが、TOP UP後の残高が「513.51バーツ」で、有効期限が2014/11/12になったことを意味しています。

コンビのレジでのTOP UP (お勧め)

セブンイレブンなどのレジで「TOP UPプリーズ」「DTAC」「金額(必要な金額のお札を渡せばOK)」を伝えます。

すると店員さんがレジの横にある端末で電話番号を入力するように言うので、間違えずに自分の電話番号を入力すればOKです。コンビニでは他のキャリアのTOP UPもできますので、”DTAC”であることを必ず伝えてください。

電話番号は「*102*9#」で確認できますので、あらかじめ画面に表示させておきましょう。

この方法はかなりお手軽なので私はタイの滞在中はほとんどこれを使っています。

スワンナプーム国際空港の地下にあるセブンイレブンのレジではTOP UPができません。ただし、後述するリフィルカード(後述)を入手は可能との情報をいただきました。渡航前にTOP UPし忘れた&到着ロビーのDTACのカウンターがとても混んでいる場合は地下のセブンイレブンにあたってみるのがよいかもしれません。

セルフトップアップ機でのTOP UP

コンビニの入り口や駅で液晶画面のついた機械を見た方も多いと思います。

この機械とを使うとトップアップを行うことが出ます。トップアップ機はいくつか種類がありますが、使い方は基本的に「携帯電話会社(DTAC)の選択→自分の電話番号の入力→金額の選択→お金の投入」という流れになります。

ただ、機械の種類によって、あるいは、トップアップ金額によって手数料(3バーツ程度)とられる場合があるようです。

私はトップアップ機はほとんど使ったことがないのですが、利用する方も結構いらっしゃるようなので、次回訪タイの際には調べてこようと思います。

DTACショップでのTOP UP

DTACショップが近くにある場合は、DTACのショップに行って「TOP UP please」といって金額を指定してください。電話番号を聞かれたら「*102*9#」で電話番号を画面に表示させてみせましょう。

あとは店員さんがやってくれます。自分で行う作業はありません。

リフィルカードでのTOP UP

携帯電話ショップやコンビニなどで「リフィルカード」というものが売っています。クレジットカードの半分ぐらいのサイズの紙で裏に削る部分がついています。削ると数値が出てきますので、

「*100*」「リフィルカードの番号」「*9#」と続けて入力して発信するとTOP UPすることができます。

しかし、私はタイのDTACではこれを一度もやったことはありません。

有効期限の延長

有効期限の最長は365日です。これ以上は有効期限は延ばすことができませんのでご注意ください。

通常プリペイドSIMカードには有効期限があり、有効期限を過ぎるとその電話番号が無効になってしまいます。

この場合新しいプリペイドSIMカードを買わなければならず、また電話番号も変わるのでタイで連絡先を交換したときに困るかもしれません(最近はLINEで通話できたりするのであまり気になりませんが・・・)。

電話番号を維持するためには、プリペイドSIMカードの有効期限を延長し続けなくてはなりません。

TOP UPによる有効期限延長

TOP UPをすると有効期限が延長されます。ただし、TOP UPをした方法やTOP UPした金額によって延長される日数が異なる点に注意してください。

300バーツをTOP UPすると大体30日ぐらい有効期限が伸びます。100バーツだと延長は7~10日程度です。

いただいた情報によると、セルフトップアップ機を使った場合の方が有効期限が伸びやすいようです(少額のTOP UPでも有効期限が30日伸びる)。効率よく有効期限を延ばしたい方はセルフトップアップ機で小分けにしてTOP UPしてみてください(ただし手数料には注意が必要です)

Day Giveawayによる有効期限延長

DTACには格安で有効期限を延ばす方法があります。

この「Day Giveaway」といわれるサービスは次の条件のいずれかを満たした人が2バーツで30日の有効期限延長ができるサービスです。

  • 通算で200バーツ以上を消費
「200バーツ以上の消費」とは「プリペイドSIMカードから引かれた金額の累積が200バーツ以上」ということです。インターネットパッケージの購入や通話・SMS等のでの残高の消費も含まれます。

たとえば、199バーツのインターネットパッケージを購入した方は、どこかに電話するなりSMSするなりしてあと1バーツを消費すれば、この条件を達成したことになります。

Day Give-awayでは、30日、90日、180日の延長ができます。申し込み方法は下記の申し込み方法の番号に発信するだけです。

延長日数 料金 申し込み方法
30日延長 2バーツ *113*30*9#
90日延長 6バーツ *113*90*9#
180日延長 12バーツ *113*180*9#

申し込み成功すると次のようなSMSが遅れてきます。

Day Give-awayによる有効期限延長成功

これもタイ語ですが、2バーツで30日の延長がされたことを示しています。

「*101*9#」でDay Give-awayの申し込み前後をくらべると次のようになります。確かに残高が2バーツ減って、有効期限が30日伸びているのがわかると思います。

Day Give-awayによる有効期限延長結果

なお、DTACのe-serviceに登録している方は、e-serviceでMy Servicesを選ぶとDay Give-awayが出てくるので、それを選択して、延長する日数を選べば同じことができます。

e ServiceによるDay Give-awayの申し込み 1e ServiceによるDay Give-awayの申し込み 2

ローミング

最近発売されているDTACのプリペイドSIMカードはローミングがオフになっています。

DTACのプリペイドSIMカードを日本を含むタイ国外で利用したい場合は、DTACの店舗に行って店員さんにローミングが使いたいと伝えて設定を変えてもらってください。

コマンド「*118*9#」によって自分でローミングをオンにできるとの情報を頂いています。ローミングを有効にしたい方はまず「*118*9#」を試してみてください。

日本でDTACのプリペイドSIMカードを使ってもデータ通信料などはかなり高くなるのでメリットはありません。

しかし、ローミングが有効になったDTACのプリペイドSIMカードをスマホに差すことによって、各種コマンドが使えるようになったり、DTACからのSMSを受信できるようになります。

したがってGive Dayawasyで有効期限を延ばしたり、DTACのe-Serviceにログインするためのパスワードが受信できるようになります。また、クレジットカードでTOP UPした結果を受信することもできます。

長くDTACのプリペイドSIMカードを付き合っていく予定の方は、ローミングをオンにすることをお勧めします。

まとめ

今回は2016年3月時点でのDTACのプリペイドSIMカードの使用方法をまとめました。

現時点で調べられた内容はすべて盛り込んだつもりです。このページをご覧頂けば、タイでDTACのプリペイドSIMカードを使って過ごせるはずです。

間違いやDTAC側の変更などにお気づきの点がありましたら、コメント欄にお願いいたします。

次回はタイAISのSIMカード情報をまとめます。

コメント

  1. UKON より:

    初めまして。
    タイにちょくちょく行くものですから・・・大変参考になります。

    ご存知でしたら教えていただきたいのですが・・・・。
    知人が今度バンコクに一緒に遊びに行くことになったのですが
    彼は非スマホ派で、ノキアのSIMフリー携帯です。

    当然、通話とテキスト専用で頑張りたいといっておりますが、
    そんな彼が空港で携帯電話用のSIMって売ってますか?

    XXMBのデータ通信・・・なんて彼には不要なんですが・・・どうしたらいいでしょうか?
    49バーツのハッピーSIMなんてものも空港にありますでしょうか?

    ご教授戴ければありがたいです。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      実は最近タイに行っていないので正確なことは言えないのですが・・・
      確か空港ではデータなしのSIMは売っていなかった気がします。
      ただお店で売っているは通常のSIM(tourist SIMでないSIM)にインターネットパッケージを組み合わせたものであるはずなので、
      早朝とかでお店が暇そうなときに聞くと49バーツでインターネットパッケージなしで購入できるかもしれません。

      あと、まだやっているかわからないのですが、以前は地下のエアポートリンクの改札付近で無料SIMを配っていました。
      もしまだ配っていればこれが一番よさそうですね。
      https://scratchpad.jp/prepaid-sim-in-thailand-32/
      ただ、まだ配ってたとしても、時間帯によっては係員がおらず無料SIMがおいていなかったりします。こればかりは運次第です。

      早朝着ならダメもとで店員さんに49バーツで売ってくれないか聞く、
      日中なら多分お店が混んでいるので、エアポートリンクの改札で無料SIMを探す。
      両方とも失敗なら市内で買う、という感じでしょうか。

      • UKON より:

        管理人様

        大変丁寧なご教授ありがとうございます。
        半年ぐらい先の訪問ですが、彼が交渉してどうなったか、顛末を報告させて頂きます。 m(_ _)m

        • scratchpad より:

          ぜひ結果を教えてください!

          最近訪タイのペースが落ちているので、読者の皆様からの情報が頼りです!

  2. タイスキ より:

    happy tourist simのデータ容量を使い切った場合、別の月額固定通信プランに変更することはできるのでしょうか?
    それとも、SIMを買い直す必要がありますか?

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      確か普通のインターネットプランを申し込めたはずです。間違っていたらすいません。

    • オズのマンボ使い より:

      dtacアプリをインストールすると簡単に追加できます。
      TopUp残高を確認してから希望のパッケージを選択するだけです。
      ただ、happy tourist simではFull Speed 4G/3G non-stopは購入できないようです。
      私はUnlimited Social & Full Speed 4G/3Gを購入していました。
      100MB daiy = 9B
      400MB weekly = 59B
      1.5GB monthly = 199B
      です。

  3. オズのマンボ使い より:

    昨年の11/24に空港でDtacのツーリストSIMを購入し2/5までTopUpを繰り返して
    使っていました。TopUpは主にプルンチットセンターかセントラルワールドの
    Dtacショップで行っていました。最後のTopUpは2/1で有効期限は2017/1/31と
    SMSが届いています。有効期限は365日と書かれていますが、365日を超えても
    使用できるようです。
    来週からまたバンコクに行く予定なので、再度TopUpして有効期限がどうなるか
    確認してみます。

    • オズのマンボ使い より:

      今日500Bトップアップしたら2017年3月22にちまでになりました。ツーリストSIMでも365日以上使えるようです。

      • オズのマンボ使い より:

        5/25に再度TopUpし有効期限は11-05-2017になりました。
        去年の11月購入ですから約1年半の使用となります。
        パッケージはHappy tourist SIMです。30日のプランを購入しました。
        次の渡航予定は来年の3月ですからまだ同番号で使えそうです。
        スマホだとdtacアプリをインストールすると残金確認、パケット残確認、
        インターネットパッケージの追加等が簡単にできます。

        • scratchpad より:

          コメントありがとうございます。

          「有効期限は最大365日」と記載したのは、「最後にトップアップ(あるいはDay Give Away)をしてから365日」という意味です。
          定期的に(有効期限が切れる前に)TOP UPしたり、Day Give Awayをしたりすれば、無限に有効期限を延ばすことができます。

          たとえば、2016/1/1に何度もTOP UPしたりDay Give Awayを購入しても、有効期限は2016/12/31以上は伸ばせません。
          しかし、半年たって2016/7/1に再びTOP UPしたりDay Give Awayをすれば、そこから365日後の2017/6/30まで有効期限は延ばせます。

          実際、私も同じDTACのSIMカードを、有効期限の延長を繰り返しながら、3,4年ぐらい使っています。

  4. yoshix60 より:

    最近dtac shopで知ったのですが、一回トップアップチャージするごとに一ヶ月延長されるみたいです。私派窓口で 20バーツを10回って言って 十ヶ月延長二為りました。どうも Aisに対抗してのサービスみたいです。すごく助かります。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      おお、窓口での小額のトップアップでも30日伸びるのですね。トップアップ方法を悩む必要がなくなりそうですね。

      タイの携帯電話は競争があってどんどんサービスが改善されていくのがうらやましいですね。
      日本の3社はいつも横並びで競争なんてあってないようなものですのので・・・

  5. naichan より:

    DTAC *104*881*9#
    前回までなかったけど、今回知りました。
    1day packageですが19B、申し込みから24時間有効で継続されません。改善されましたね
    容量は500M接続は LTE H 3Gで以降は64KB
    テザで使ってますが十分です。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      試してみた方の情報をいただけてうれしいです。24時間で500MB使えて19バーツとはかなりお得ですね。
      タイは健全に競争が働いていて、どんどん新しいプランが出てきてうらやましいですね。

      海外を見ると日本の3キャリアがいかに談合しているかわかりますね(笑)

  6. TryTryTry より:

    年に1・2回訪タイするリピーターです。これまでは毎回ツーリストsimを使い捨てていました。最近空港のサービスセンターが異常に混んでいるので、こちらの情報を基に電話番号を維持するべくトライして来ました。

    まずセントラルワールドのDTACサービスセンターでSuper4G sim を購入しようとしましたが、「ツーリストにはツーリストSimしか売れない」的な事を言われ強制的に7日間のツーリストSimを買わせられました。ついでに国際ローミング設定を要求するも「お前はツーリストだろう。なぜローミングしたいか理解出来ない」と取り合ってくれません。
    窓口でのローミング設定は結構時間が掛かるので、忙しいと断られるようです。

    しかし国際ローミング設定のコマンド*118*9#で、「インターナショナルローミング ナウ アクティブ」のメッセージが返って来て無事成功。ちなみにTRUEとAISのSimは、ローミング設定のコマンドを実行しても「サービスセンターへ行くかコールしろ」的なメッセージが出て撃沈しました。

    滞在中はDay Give-awayが使えなかったので少額トップアップを繰り返し、保険的に有効期限を1年に延長。AISとTRUEは地下鉄駅やどこのサービスセンターにもトップアップ機がありましたが、DTACだけはサービスセンターにもトップアップ機が無く、エムクオーティオのDTACサービスセンターでやっと発見。窓口では「オンリー20B?」なんて感じで露骨に嫌な顔をされましたが、トップアップ機では最小10Bからトップアップが可能でした。

    TRUEとAISも試しましたが、長くなるのでそれぞれのまとめの方にコメントしますね。

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      確かに外国人とみるとまずツーリストSIMを売りたがりますね。
      店員さんはそれが一番楽なのでしょうね、、、、

      上のTGさんの情報とともに「*118*9#」でローミングオンにできたというのは貴重な情報です。記事のほうにも追記しておきました。
      自分で設定できると何かと楽ですね。

  7. TG より:

    初めまして
    先週、タイから戻ったので最新情報を書き込みさせてください。
    ①スワンナプームの到着ロビーのDTACでHappy Tourist SIM 7dyas 299バーツを購入しました。その際パスポートを提示したところ「不要」だといわれました。
    ②インターナショナルローミングは現地で「*118*9#????」=Active International Roamingのアクティベーションコードの送信で設定完了しました。
    帰国後、電源ONでDTACから各種SMSを受信しましたので、問題ないと思います。
    機種はiphone5SEです。
    以上、ご参考まで。(タイはしょっちゅう制度が変更になるので2016/8月現在)

    • scratchpad より:

      情報ありがとうございます!

      「*118*9#」で自分でローミングをオンにできるのですね!貴重な情報ありがとうございます。
      記事に追記しておきました。

      DTACのローミングをオンにするコマンドについては依然調べたことがあったのですが、確信が持てなかったので記事にできませんでした。
      実際に成功したという方がいると心強いです。

      しかし、本当はパスポートは必要なはずなんですけどね・・・
      短期間利用だと思って店員さんが登録作業をさぼったのかもしれません。
      未登録ということでSIMが無効にならなければよいのですが・・・

  8. hiro より:

    初めまして。貴重な情報を提供くださり誠にありがとうございます。
    ご教示いただきました内容に基づき次のとおり試してきましたので、ご参考までにコメントさせていただきます。因みに、昨年通常の「happy SIM」から交換入手した「Happy Smartphone SIM」を使用しています。
    ①パッケージ無しのネット接続 →
    (多分)「あなたのネット利用料は現在○THB、49THBを上限に容量500MBの高速通信を深夜まで利用できるが一日19THBのパッケージを*104*881*9#で提供する」というような内容のSMSが届きました。
    ②Happy Internet 99 bath/weekを申し込んだ場合 →
    (多分)「52週間自動更新で、申し込みを受け付けた」というような内容のSMSが届きました。因みに、自動更新はDTACのマイページにログインして簡単に解約できました。
    ③Day Give-awayの実行 →
    30日延長 2THB *113*30*9#、90日延長 6THB *113*90*9# いずれも成功しました。90日は6THBと安かったですが、SIMパッケージによっては12THBになるのではないでしょうか。
    拙い読解力のため、SMSを正確に理解できておりませんが、このような感じかと思います。ご確認いただけるようでしたら画面キャプチャを提供します。
    また、リフィルカードについては、セブン、ファミマともに販売をやめたと言われました。ファミマではAIS 1,2callであれば販売しているとのことです。タイ人の知人に聞いたところセブンとAISのCEOが喧嘩して売らなくなったといっておりますが、正確な情報かは判りません。

    • scratchpad より:

      情報ありがとうございます。

      1) パッケージなしのインターネット利用
      インターネットパッケージを申し込まないと従量制かと思ったのですが49バーツ 500MBなのでしょうか。49バーツあれば1日1.2GB使えるので損しているといえば損していますが、500MB使えれば良心的ですね。

      2) Happy Internet 99 bath/week
      自動継続かどうか確信が持てなかったので、このページでは自動継続「不明」としていました。
      自動継続ということでこのページの表を修正しておきました。

      3) Day Give Away
      30日あたり2バーツ固定ではないでしょうか? 30日延長で2バーツ、90日延長で6バーツ、180日延長で12バーツです。
      https://www.dtac.co.th/en/prepaid/services/jai-dee.html
      SIMの種類(プロモーション)によって単価が違う問い情報は発見できませんでした。申し情報があれば教えてください。

      リフィルカードは8月の時点では空港のセブンイレブンで購入することができました。→ https://scratchpad.jp/prepaid-sim-in-thailand-55/
      それから状況が変わったのでしょうか。
      まあ、実際にはリフィルフィルカードではなく、レジの端末でTOP UPすることができますのであまり問題ないと思いますが・・

      • hiro より:

        ***Day Give Awayにつきまして***
        大変お世話になっております。
        日本国内からDay Give Away(90日)を2回ほど実行しましたが、いずれも成功しました。
        料金については、こちらのサイトでご紹介いただいているとおり、30日あたり2バーツ固定でした。
        定期的に訪タイを繰り返していますが、時々1年以上間が開いてしまうため、国内から利用日数が延長が出来るようになって大変助かっています。
        貴重な情報提供に重ねて感謝申し上げます。

        • scratchpad より:

          コメントありがとうございます。

          DTACの良いところは、Day Give AwayとクレジットカードによるTOP UPで番号の維持しやすいところだと思います。

          私も訪タイの頻度が低いですが、DTACの番号が維持できているのはこのおかげです。

  9. ねはん0606 より:

    非常に丁寧な説明でありがたい。ところで、プリベイドSIMでタイ国内での電話番号を付与してもらえるが、メールアドレスについては触れていません。電話番号と一緒にメールアドレスも付与されますか。(日本ではメールはデータ通信量を多少使うだけで、無料?のはずですが)

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      メールアドレスは、docomo.ne.jpのようなキャリアメールのことでしょうか?
      私の知る限りタイではキャリアからメールアドレスの付与はありません。
      他の国でもSIMカードの購入でメールアドレスが付与されるようなことはなかったと思います・・・と言うか、気にしたこともありません。
      メールが必要ならば、Gmailなどの普通のインターネットメールアドレスが使えますので、それを使えばよいだけです。

      タイだとテキストの連絡が必要ならば、SMSやLINEが普通で、スマホでメールを使うのは仕事で必要がある人ではないかと思います。

      ちなみにキャリアメールというのは日本独特のシステムのような気がしますね。
      (2回書き込んでいただいたようですので、もう一つのコメントは削除しておきます)

  10. ねはん0606 より:

    なるほど、よくわかりました。タイではキャリアメールアドレスは付与されないということですね。Gmailは使えますが、その際はインターネット可能なSIMを購入すればいい。
    ただ、LINEは無料ですが、お互いに登録が必要だし、SMSは別料金が発生するので確認させていただきました。ありがとうございます。

    • scratchpad より:

      キャリアメールというのは日本独特の仕組みなのだと思います。

      スマホ以前にインターネットに接続できる携帯電話が広く普及していた、日本語ではSMSでは文字が足りない、などの事情からだと思います。

  11. おーちゃん より:

    このサイトで大変お世話になりましたので、最新情報を報告させていただきます。
    先週(2017.3.1~5)訪タイ時に検証。まず日本のAMAZONで購入したハッピーツーリストシム(980円也-現地とほぼ同額)が機能するか? 到着1時間前に機内で装着。着陸前には電波を拾って見事アクティベーション完了。続いて国際ローミングコマンド「*118*9#」を送信。これまたすんなり成功しました。試しに日本の自宅に電話しました(004発信)がちゃんとコールしました。あとは期限の延長。食事のついでにプロンポンのエムクォンティ3階のdtacショップへ行き自動トップアップ機で50THBを2回。試しに100THBを投入して50THB分をトップアップしましたが、当然おつりは出ず、そのまま続けて50THB分を追加し合計4回。これで120日分の期限延長になるはずですが、なぜかSMSは2017.7.27まで。(なんか得した感じ^^)AMAZONの日本語マニュアルには2017.11まで有効と書いてありましたが、これは??? まっいいかということで、もしこれからタイに行かれる方は日本からジャパエモのハッピーシムを購入するのもお勧め。帰国後WEBからVisaを使って100THB(手数料なし)を2回リファイルしましたが、期限は今年9月まで延長に成功。(やはり1回のリファイルで30日延長されるみたいです。)AISゃTRUEは使っていないので何とも言えませんが、日本に居てシムの期限をコントロールできるのは有難いです。端末はZEN FONE 2 LATHER 。これでポケットWifiともお別れできそうですww

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      お役に立ったようで良かったです。
      スワンナプームの携帯電話会社のカウンターは混んでいることが多いので、多少の上乗せがあっても日本で購入しておくのも良いと思います。

      あと、日本語マニュアルに書いてあった「2017.11まで」というのは、おそらく開通期限ではないかと思います。
      定期的にTOP UPしたり、Day Give Awayで有効期限を伸ばせば使い続けられると思いますよ。

  12. onm より:

    昨夜までタイ、バンコクとパタヤにいっておりました。
    スワンナプームの自販機は相変わらずガラガラでカウンターは数人ですが並んでいました。
    299バーツのツーリストSIMでしたが
    キャンペーン中?で1G get by freeでしたので7日間で2.5G使用することができました。
    通信事業者にdtac 4GtriNETというものがでてきて気になりましたが、APN設定以外は触っていません。
    このサイトのおかげで快適に通信環境を得ることができました。ありがとうございました。

    • scratchpad より:

      情報ありがとうございます!

      7日間で2.5GBとはかなり贅沢ですね。タイは3事業者間で競争があるのでどんどんサービスがよくなっていて消費者にはうれしいところです。
      日本の3事業者も見習ってほしいですね!

      通信事業者のdtac 4G trinetは特に気にしなくて大丈夫です。DTACが4G(LTE)に参入するときにできた子会社のようです。
      最近のDTACのSIMだとDTACとTrinetの両方につながるので自動にしておけばOKです。

  13. 稲葉 より:

    お勧めのTopUp方法のクレジットカードが最近できなくなっているようです。
    TopUp画面で番号入力、TopUp金額、アドレスでコンティーニュウして進むと、DTACカードの選択しかできません。
    3月まではお勧め方法でTopUpが出来たのですが。
    困ったもんです。

  14. おーちゃん より:

    2017.05.07 09:30 時点で My DETAC から Visa を使ってリファイルできました。100THBをTop Up して30日の期限延長完了しました。ひょっとしたらホームからのリファイルではDETACカードに誘導されるのかもしれませんが、検証していないので不明です。

    • scratchpad より:

      情報ありがとうございます。

      「ホームからのリフィル」というのは、DTACのWebサイトの「Prepaid」のページにある「Refill now」を使うと言うことでしょうか?
      その場合も同じ決済画面に飛ばされますので、同様に日本のクレジットカードでも決済できるはずです。

      日本のクレジットカードが使えるのは、いまはDTACの数少ない強みです。

  15. 稲葉 より:

    おーちゃん様
    管理者様

    どうも、サイトの画面が変わってしまったみたいで、入力する箇所が違っていますが、なんとかRefill nowからTopUp出来ました。
    毎回タイに到着して新規にSimを購入するのはスワンナプームのカウンターに並ばなければなりませんので、Simの延長が出来るのは嬉しいです。

    ありがとうございました。

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