前々回、前回とようやくDTACのプリペイドSIMカードを使ってデータ通信ができるようになりました。
今回はいよいよDTACの3G通信の実力を見てみたいと思います。何せDTACに乗り換えたのはAISのプリペイドSIMカードで3G通信ができないことがわかった(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その14: AISでは3G接続できない!!」参照)からなので、重要なところです。
DTACのプリペイドSIMカードの詳細情報をまとめました。かなり詳細に記載しましたのでぜひご覧ください。
とりあえず使ってみた
MBK CenterでDTACのHappy Internet SIMカードをかったあと、バンコクのスクンビット周辺をうろうろしてみました。
しかし・・・半日ほどいろんなところをうろついても3Gにならない!!!
ステータスバーのデータ通信のアイコンが「G」のままですし、端末の状態を確認しても「EDGE (GSMのデータ通信)」になっています。ネットワークモードは「3G/GSM(自動)」となっているのですが・・・
まさかまた何か落とし穴が!?と思いつつ、とりあえず速度を測ってみました。場所はスクンビットのトンロー駅です。
やっぱり遅いです。AISの場合(「海外でプリペイドSIMを使う タイ編 その14: AISでは3G接続できない!!」参照)よりは少し早いですが、誤差の範囲でしょう。
ついに3G接続!
いやな予感を感じつつ、次の日を迎えました。
相変わらず3Gにはなりません。強制的にネットワークモードを「3G」にしても圏外になってしまいます。
エアポートリンクのマッカサン駅で、物は試しと次の操作をしてみました。
- ネットワークモードを「3G」にする
- ネットワークオペレーターを自動選択ではなく手動で「DTAC」を選択する
なんと、この操作をしたあとに見事に3Gになりました!この操作に意味があったのかどうかはわかりませんが、タイで初の3G接続に成功です!
さっそく速度を測ってみると・・・・速い!3Gユーザが少ないからか、早朝だからかわかりませんが、少なくても日本の都内でdocomo(FOMA)を使用しているより明らかに快適です。
その後
ネットワークモードを「3G/GSM(自動)」に戻しましたが、バンコク中心街でもステータスバーに「3G」と表示されている場合が多くなった気がしました。
一度3G接続に成功したらクセがついたのでしょうか!?
3Gのサービスエリアがイマイチわからないので不安なのですが、とりあえず3Gデータ通信に成功したので満足です。
空港で速度を測ったときには下りが7Mbpsを超えました。快適すぎます。
偽りの3G!?
DTACに変更して満足していたのですが、ステータスバーに「3G」と表示されていてもやたらデータ通信が遅い場合があるのに気づきました。
端末の状態を調べてみると・・・「モバイルネットワークの種類」が「EDGE」になっています! 3Gならここは「HSPA」か「UMTS」と表示されるはずです。
通信速度が遅いことからステータスバーの表示が間違っているっぽいです。AQUOS PHONE SH-12Cのバグかもしれません。
まとめ
無事にAQUOS PHONE SH-12CとDTACのHappy Internet SIMの組み合わせで、タイのバンコクで3Gデータ通信に成功しました。
3Gのサービスエリアにはまだ制限があるようですが、3G接続に成功したときは日本の都内で使用するより快適です。
かかった費用は1000円にも満たないので、これはお勧めです。
なお、DTACの3Gのサービスエリアはこちらで確認できます(タイ語)。これを見るとMBKセンターも3Gエリアに入っています。GSMのままでなかなか3G接続が有効にならない場合は、上記を参考にしてみてください。
次回はDTACのe-serviceについて紹介します。
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