前回は中華WindowsノートPCのChuwi LapBook 12.3のディスプレイの紹介をしました。
今回はバッテリーについて紹介です。
今回使用しているChuwi Lapbook 12.3は通販サイトのGearBestから提供していただきました。
GearBestではChuwi LapBook 12.3は2017/07/20時点で31706円で販売していますので、購入にトライしようと思う方は下記サイトを参照してみてください。
このノートPCはクーポン・フラッシュセール対象となることも多いので、購入前にはクーポン・セール情報を忘れずにチェックしましょう!
LapBook 12.3のバッテリースペック
Chuwiの公式サイトによるとLapBook 12.3のバッテリー容量は36.48Wh (36480mWh)となっています。
これがどれだけ持つかというと、スペック表では5~6時間使用できると言うことになっています。
また説明によれば1日中使っても持つとされています。
そこでベンチマークソフトを使って実際にどれくらい持つかを調べてみたいと思います。
バッテリーのベンチマーク
バッテリーのベンチマークは定番とされているBBenchを利用しました。
BBenchの設定
BBenchの設定は、
- 10秒毎にキー入力
- 1分毎にWeb巡回
としておきます。
Web巡回はIEを使用しますが、タブがどんどん増えるとメモリを消費してしまうので、「タブブラウズの設定」で「現在のタブまたはウィンドウ」を選択してタブが開かないようにしておきます。
本体の設定
バッテリーのベンチマークを実行するにあたり、バッテリーに影響しそうな設定は決めておきます。
まず、ディスプレイの明るさは40%に固定しておきます。
また、通常の動作を想定して、バッテリー残量が20%を切ると省電力機能が動作するようにしました。
電源オプションについては「バランス」を選択しておきます。
LapBook 12.3での測定結果
それではLapBook 12.3を100%充電してからBBenchを動かした結果を紹介します。
バッテリー残量が5%になるまでは6時間5分となりました。
おおよそスペック通りというところでしょう。
ディスプレイの明るさ40%いかにしても普通に使えると思いますので、実際にはもう少し動作時間を延ばすことができそうです。
参考: Jumper EzBook Airでの測定結果
私はJumper EzBook Airという中華ノートPCを持っています。
このノートPCはCPUがCherry Trail Z8350となるためLapBook 12.3と比べるとかなり非力です。しかしその分バッテリ駆動時間が期待できます。
ちなみにバッテリ容量は8000mAhなので、LapBook 12.3の4分の1以下となります。
このEzBook Airでの実行結果は次の通りです。
バッテリー残量が5%になるまでは約7時間となりました。
バッテリ容量が4分の1以下になっているにもかかわらず、動作時間が1時間近く伸びる伸びていますので、明らかにCherryTrailの方が低消費電力です。
さすがにタブレット用のCPUの方が省電力という面では優秀なことがわかりました。
ただし、操作感はCherryTrailからApolloLakeで向上しています。動作時間をとるのか処理速度をとるのか難しいところです。
まとめ
今回は中華ノートPCのChuwi LapBook 12.3のバッテリ性能を調査してみました。
定番のBBenchで測定したところ、スペック通りにバッテリで約6時間動作することを確認しました。6時間と言えば国際線でバンコクあたりまで飛べる距離です。これくらい動作すれば困ることは少ないのではないかと思います。
まぁ、筐体が重い分、大きいバッテリを積んでいるのだと思いますが・・・
次回はLapBook 12.3のキーボードとタッチパッドについて紹介します。
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