中華タブレットTeclast Tbook 10 Sで遊ぶ その9: Android側のベンチマーク

中華Androidタブレット
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前回は中華タブレットTeclast Tbook 10 SのAndroid側を初期設定してみました。

とりあえずこれで使えるようになはなったので、今回はベンチマークソフトを動かしてみたいと思います。

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Antutuベンチマーク

AntutuベンチマークはAndroidでは定番のベンチマークソフトです。3Dの性能を見るためAntutu 3DBenchもインストール済みです。

AnTuTu Benchmark
AnTuTu Benchmark
開発者: AnTuTu
金額: 無料
Antutu 3DBench
Antutu 3DBench
開発者: AnTuTu
金額: 無料

Antutuベンチマークソフトを実行した結果は下記の通りです。

Antutuの実行結果

これまで私が実行した結果を比較すると次の通りです。

Teclast
Tbook
10 S
Teclast
X16 Plus
Teclast
X98 Plus 2
Chuwi
Hi8 Pro
Xiaomi
Mi5s
Xiaomi
Redmi
Note 4
Xiaomi
Redmi
Note 3
Pro
CPU Intel Atom
x5-Z8350
Intel Atom
x5-Z8300
Intel Atom
x5-Z8300
Intel Atom
x5-Z8300
Qualcomm
Snapdragon
821
MediaTek
Helio X20
Qualcomm
Snapdragon
650
トータル 59780 61736 62299 65064 146650 84917 76188
3D 13787 15506 15747 17232 59329 16255 18398
UX 21440 22190 20957 21781 46553 36436 26366
CPU 19828 18791 19739 19882 30241 25494 24686
RAM 4725 5249 5856 6169 10527 6732 6738

残念ながら私が持っているAndroidスマホ・タブレットで最低となってしまいました。

同じIntel Atom系のCPUを積んでいるタブレットに負けているのも残念です。メモリ周りが遅いようです。BIOSのチューニングができていないのでしょうか。

なお、Antutuベンチマークではシステム情報を表示することができますので紹介しておきます。スマホと違ってセンサーが全然入っていません。

Antutuによる情報 (基本)

Antutuによる情報 (ストレージ)

Antutuによる情報 (CPU)

Antutuによる情報 (ディスプレイ)

Antutuによる情報 (バッテリー)

Antutuによる情報 (OS)

Antutuによる情報 (機能)

Antutuによる情報 (ネットワーク)

Antutuによる情報 (センサー)

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Vellamo Mobile Benchmark

古いベンチマークソフトですが、Vallemo Mobile Benchmarkでも測定してみました。

アプリはストアにありませんでした。 :-(

まずはブラウザのベンチマークです。このブラウザのベンチマークでは「WebView」を使うようにしています。

Vellamoの結果 (WebView)

続いてCPU性能のベンチマークです。

Vellamoの結果 (Metal)

最後にマルチコアに関するベンチマークです。

Vellamoの結果 (Multicore)

これもこの値だけ見てもわからないので私の手持ちと比較してみます。

Mi5s Teclast
Tbook
10 S
Teclast
X16 Plus
Teclast
X98 Plus 2
Xiaomi
Mi5s
Xiaomi
Redmi
Note 4
Xiaomi
Redmi
Note 3 Pro
CPU Intel Atom
x5-Z8350
Intel Atom
x5-Z8300
Intel Atom
x5-Z8300
Qualcomm
Snapdragon
821
MediaTek
Helio X20
Qualcomm
Snapdragon
650
WebView 2992 3009 3012 5375 5229 4289
Metal 1222 1328 1261 3554 2632 2538
Multicore 1471 1494 1491 3216 3362 2672

またしてもXiaomiのスマホにはかなわない結果となりました。

一方タブレット同士の比較ではほぼ一緒となりました。

GeekBenchmark 4

Vellamo Mobile Benchmarkはだいぶ古いようなので、GeekBench 4も実行してみました。

Geekbench 4
Geekbench 4
開発者: Primate Labs Inc.
金額: 無料

結果は次のとおりです。

GeekBenchmarkの結果

もう少しこのスコアをブレークダウンした内容は次のとおりです。

GeekBenchmarkの結果 (Single-Core)

GeekBenchmarkの結果 (Multi-Core)

これだけだとわからないのでスマートフォンのスコアと比較してみます。

Teclast
Tbook
10 S
Xiaomi
Mi5s
Xiaomi
Redmi Note 4
Single-Core Total 875 1690 1544
Crypto 315 736 1106
Integer 975 1471 1505
Floating Point 643 1583 1220
Memory 1141 2584 2226
Multi-Core Total 2007 4216 4669
Crypto 1077 2014 4392
Integer 2379 4580 5925
Floating Point 2079 4708 4471
Memory 1294 3213 2211

他のタブレットのスコアがないのはGeekBench 4で測定していないからです。

AntutuとVellamoと同様にスマホには全くかなわない結果となりました。およそ半分という感じです。

PC Mark

PC MarkはWindows用のベンチマークソフトとして有名ですが、Android版もでたようなので試してみました。

PCMark for Android Benchmark
PCMark for Android Benchmark
開発者: UL LLC
金額: 無料

スコアは「3368」です。

PC Markの結果

ただ、このスコアが高いのか低いのかなんともいえません。

今後新しいブレットを入手したらPC Markでも測定してみようと思います。

Teclast Tbook 10 S - 10.1インチ Windows10 + Android
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まとめ

今回は中華タブレットTeclast 10 SのAndroid側でベンチマークソフトを動かしてみました。

結果としてはあまり振るわず、Cherry Trail採用の他の中華タブレットより微妙に遅いという結果になりました。まだ発売されたばかりなのでBIOSやファームウェアの最適化が進んでないのかもしれません。

次回はAndroid側でのキーボードについて紹介したいと思います。

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