NASキット Synology DiskStation DS220jで遊ぶ その9: Time Machineを使う

NASキット Synology DiskStation DS220jで遊ぶ その9: Time Machineを使う ネットワーク
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前回はDiskStation DS220jにUSB HDDを接続してみました。

今回はこのUSB HDDを活用する方法としてMacのTime Machine用に利用してみたいと思います。

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MacのTime Machine

Time MachineとはMacが備えるバックアップ機能です。

Time Machine で Mac をバックアップする
Mac のファイルをバックアップする方法をご案内します。

このバックアップ機能は、過去 24 時間分の毎時間のバックアップ、過去 1 か月分の毎日のバックアップ、過去のすべての月の 1 週間ごとのバックアップを自動的に作成します。

このためデータ容量をかなり消費します。

RAIDで保護しているHDDをこのTime Machineに利用するのは少々もったいないので、今回は外付けのUSB HDDをTime Machine用に利用しようと思います。

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準備

USB HDDをDiskStation DS220jに接続し、このUSB HDDを「USBHDD1」という名前で供給フォルダとして利用できるようにしておきます。

さらにMacを利用しているユーザのアカウントがこの「USBHDD1」に「読み取り/書き込み」可能としておきます。

この辺は前回の記事を参考にしてください。

NASキット Synology DiskStation DS220jで遊ぶ その8: USB HDDを使う
今回はSynology DiskStation DS220jに外付けUSB HDDを接続したことを紹介します。DiskStation DS220jにはUSB 3.0ポートが2個ついているのでここにUSB HDDを接続するだけで利用できるようになります。

USB HDDをDiskStationでフルに使いたい場合はEXT4ファイルシステムでフォーマットし直した方が良さそうです。

Time Machineバックアップ先としての有効化

最近のMacOSを利用している場合は、AFPについては無効にしても問題はないかもしれません。

DiskStation DS220jがTime Machineのバックアップ先となるように設定をしていきます。

まずはDSMのコントロールパネルで「ファイルサービス」を選び、「SMB」と「AFP」が有効であることを確認します。

SMBサービスを有効化

AFPサービスを有効化

さらに「詳細」を選び、「Bonjour Time Machineブロードキャストを有効化」してきます。

Bonjourの設定

さらに「Time Machineフォルダの設定」を選択して、USB HDD(私の場合は「USBHDD1」)を選択しておきます。

Time Machine用のフォルダの設定

コントロールパネルに戻ったら「適用」選択します。

次のようなメッセージが出たら「はい」を選択しておきます。

Time Machine利用時の注意

これでDiskStation DS220jの設定は完了です。

Macでの設定

あとはMac側でTime Machineの保存先をDisk Station Ds220jの「USBHDD1」にするだけです。

Macのシステム環境設定からTime Machineを選択しましょう。

Time Machineの設定画面では「バックアップを自動作成」をチェックし、保存先としてDiskStation DS220jの共有フォルダである「USBHDD1」を選択します。

Time Machineの設定

「USBHDD1」を選択したときにユーザ名とパスワードを要求されたら、DiskStation DS220jで作成したユーザの情報を入力します。

あとはMacがDiskStation DS220jと接続できる状態であれば、Time Machineでバックアップが作成されます。

まとめ

今回はDiskStation DS220jに接続したUSB HDDをMacのTime Machineの保存先として利用する方法を紹介しました。

USB HDDを利用できれば容量的には余裕がありますし、DiskStationを保存先とすれば、いちいちMacにUSB HDDを接続することなくTime Machineが利用できます。なかなかオススメの使い方と思います。

次回はDiskStation DS220jをDLNAサーバとして利用してみます。

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