中華スマートウォッチ No.1 S9で遊ぶ その5: フィットネストラッカーとして使う

スマートウォッチ
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前回は中華スマートウォッチ No.1 S9とスマートフォンを連携させていろいろ機能を試してみました。

今回はこのスマートウォッチをフィットネストラッカーとして使ってみたいと思います。

なお、今回は比較のため、左腕にスマートウォッチ No.1 S9を、右上のXiaomiのフィットネストラッカーをMi Band 2を装着して1日過ごしてみました。Mi Band 2については下記を参照してください。

中華アクティビティトラッカーMi Band 2で遊ぶ その1: 購入!
今回はBanggood.comのアクティビティトラッカーのMi Band 2を購入したことを紹介します。中華通販サイトは送料無料の場合は配達に時間がかかることもあるのですが、今回は10日ほどで入手することができました。入手したMi Band 2はシンプルなデザインで区政のない感じです。

今回使用しているスマートウォッチ No.1 S9は、AliExpressDT No.1 Official Storeからに提供していただきました。

DT No.1 Official Storeでは、スマートウォッチ No.1 S9は33.99ドル~36.54ドルで販売しています。

購入時にクーポンコード「nopending」を適用すると、ここから1ドル引きとなります。

AliExpressでの購入にトライしてみようという方は、下記ページを参照してみてください。

海外通販ガイド: AliExpressでの買い方を紹介!
中国の通販サイトであるAliExpressの使い方について紹介します。 海外からものを買うのは難しそうな気がしますが、少しの英単語を覚えれば結構簡単に行うことができます。最近は中国のメーカが魅力的な(怪しい!?)商品を出しているので興味がある方はチャレンジしてみましょう。
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測定できる項目

スマートウォッチ No.1 S9にはフィットネストラッカー機能がついており、下記の測定ができます。

  • 歩数計 (歩数、推定歩行距離、消費カロリー)
  • スリープモニター (睡眠時間、睡眠の質)
  • 心拍数

昔は心拍数を測定できる製品は少なかったのですが、ここのところはセンサーが安くなったので多くの製品が心拍数の措定が可能です。

大体のスマートウォッチやアクティビティトラッカーならこれらの3項目は測定できると思います。

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歩数計の利用

普通のアクティビティトラッカーは何もしなくても身につけるだけで歩数などを測ってくれますが、スマートウォッチ No.1 S9の場合は明示的に歩数計機能をオンする必要があります。

これはメニューの「Pedometer」をオンにすることで行います。

歩数計の実行

すると「START」というボタンがあるのでそれを選択します。

歩数計の開始

これでスマートウォッチを身につけている間は、歩数などをカウントしてくれます。

しばらく身につけた後にPedometerを確認にすると、次のように歩数がカウントされているはずです。

計測結果

そしてFundo Wearアプリを起動すると、次のように目標の10000歩に対してどれくらいの進捗なのかが表示されます。

画面下の方には消費カロリー・歩数・推定歩行距離が表示されます(距離はなぜかマイルです、kmには変更できません)。

スマホでの計測結果の表示

スマートウォッチ側の数値よりもスマホ側の数値が少ないときには、強制的にデータを同期させましょう。データの同期にはメニューの「同期式データ」を選択します。

データの同期

そして次の画面では「今すぐ同期」を選択します。

強制同期

データの同期ができたら、ホーム画面の「完成度の合計」の部分をタップすると詳細なデータが表示されます。

スマホでの詳細な歩数情報の表示

このグラフを見ると8~9時と12~13時で歩いていることがわかります。

そして16時以降はデータがありません。

なんと前日の寝る前にフル充電していたにもかかわらず16時前にバッテリー切れで死んでしまったようです。

この歩数計機能の最大の欠点として、バッテリーを猛烈に食うということがわかります。フィットネストラッカーと使うために歩数計を常時ONにするのは実用上難しいでしょう。

ちなみに、Xiaomi Mi Band 2の方はどうかというと、バッテリ切れを起こすことなく測定をしてくれました。測定結果をスマホアプリで表示すると次のようになります。

Mi Band 2の測定結果

Mi Band 2のアプリでは、1時間単位ではなくより10分単位でグラフにしてくれているので、より運動状況がわかります。

例えば、12時頃の山では真ん中あたりがへこんでいます(歩いていない状態がある)。これは食事中なので運動していないのです。

Mi Band 2のデータを1時間単位に集計して、スマートウォッチ No.1 S9のデータと比較してみましょう。比較はスマートウォッチ No.1 S9のバッテリーが切れるまでの間です。

時間帯 スマートウォッチ No.1 S9 Mi Band 2
7:00 394 820
8:00 2165 1398
9:00 167 124
10:00 132 0
11:00 54 245
12:00 835 439
13:00 25 12
14:00 21 0
15:00 354 245

全体的にスマートウォッチ No.1 S9の方が歩数が多く表示されるようです。確かに、スマートウォッチの画面を見ながら歩くと、歩数カウントがどんどん上がっていくように見えます。

スマートウォッチ No.1 S9の方が敏感なのかもしれません。

歩数計の結果は「何歩歩いた」とというような絶対的な見方ではなく、「前日よりたくさん歩いた」という相対的な見方をする方がよいでしょう。ただ、Fundo Weareアプリには各日の歩数を一覧で比較できる画面やグラフがないのでそれも難しいのですが・・・

スリープモニターの利用

睡眠時間の測定もメニューでオンに設定する必要があります。睡眠時間測定をオンにした状態にしておくと、スマートウォッチが寝たことを自動的に認識して、就寝時刻・起床時刻や睡眠の質を測定してくれます。

スリープモニターの実行

これで次のような画面になるので上スワイプします。

スリープモニターの画面

これでメニューが出るのでStatusを選択します。

Statusを選択

ここでONにすればスリープモニターが有効になります。

スリープモニターの開始

測定結果は先ほどのメニューの「History】でも確認できますが、当然ながらスマートフォンでも見ることができます。

ただ測定したデータがなかなかスマホでは見れないことがあります。どうも、夜中の12時を過ぎると、前日の睡眠データが確定してスマホに表示されるような気がします。

その睡眠データはホーム画面で「スリーピング」を選択してから、その上の日付をずらして確認します。

スマホでスリープモニターの測定結果へ

ある日の睡眠データはこんな感じです。

スリープモニターの測定結果

画面の下の方に、浅い眠りだった時間、深い眠りだった時間、そう睡眠時間が表示されます。そして睡眠の質を「エクセレント」や「グッド」などのキーワードで指摘してくれます。

睡眠の質はどうも浅い眠りの時間と深い眠りの時間の比率で判定しているようです。

しかし、アクティビティトラッカーとしてはちょっと情報が少ない気がします。眠りについた時刻もわかりませんし、眠りが浅くなった時間帯もわかりません。そもそも、この日は8時間も寝ていないのでご認識しています。

これがアクティビティトラッカーが本業のMi Band 2のアプリだと次のように表示されます(別の日のデータです)。

Xiaomi Mi Band 2での測定結果

Fundo Wearアプリでは表示されない情報がたくさん表示されていることがわかると思います。

スマートウォッチ No.1 S9のスリープモニターは使えないこともないですが、はやり専門のアクティビティトラッカーにはかなわない感じです。

心拍数の測定

スマートウォッチ No.1 S9には心拍数を測定する機能がついています。これはスマートウォッチで「Heartrate」を選択して行います。

心拍数測定へ

スマートウォッチの画面は次のようになるので「Start」を選択して心拍数の測定を開始します。

心拍数の測定

10秒ほど待つと画面が更新され、測定した心拍数が表示されます。

注意しなければいけないのは、このスマートウォッチ No.1 S9には心拍数を継続的に測定する機能はないと言うことです。ジョギング中の心拍数変化を記録する、というようなことはできません。

ただ単にユーザが操作したタイミングで心拍数を測定するだけなのです。

一応スマホアプリに測定結果を表示させることはできますが、あまり意味があるとは思えません。

心拍数の測定結果

なお、アクティビティトラッカー Mi Band 2も発売当初は心拍数のモニタリングはできませんでした。しかし、スマホアプリとファームウェアの更新で心拍数のモニタリングができるようになり、ジョギング中の心拍数をグラフ表示できるようになりました(下記の画面の下側のグラフ)。

Xiaomi Mi Band 2での測定結果

スマートウォッチ No.1 S9のファームアップも期待したいところです。

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まとめ

今回は中華スマートウォッチ No.1 S9のアクティビティトラッカー機能を試してみました。

しかし当然かもしれませんがアクティビティトラッカーと本業としているデバイスには使い勝手・機能としてはかなわない感じです。バッテリー消費も激しくなりますので、あくまでもおまけ機能程度に考えた方が良さそうです。

次回はこのスマートウォッチをカスタマイズしてみます。

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