2019年4月の情報に基づいてAISの情報をアップデートしました。かなり詳細に記載しましたのでぜひご覧ください。!
前回まではタイのTrueMoveのプリペイドSIMカードの紹介を指摘してきました。
今回からはタイで最大のキャリアであるAISの話題です。
AISのプリペイドSIMカード
AISが販売しているプリペイドSIMカードは20個ぐらいの種類があります。
ところがこれらのSIMカードをどれでも自由に購入できるかというと、なかなかそうはいきません。
店によっては在庫を持っていない場合もあります。
また、難関なのが店員さんの対応です。
AISの直営店舗でプリペイドSIMカードを購入しようとした場合、多くの場合は店員さんはTRAVELLER SIMをすすめてきます。
ここで頑張って交渉すればTRAVELLER SIM以外を購入できることもありますが、店員さんによっては外国人にはTRAVELLER SIM以外は販売できないと拒否してくることもあります。
AISの直営店でTRAVELLER SIM以外を購入できるかどうかは運次第というところです。
50バーツでSUPER PLAY SIMを購入!
AISの直営店はなかなかガードが堅いのですが、直営店でなければ店員さんが緩くて好きなプリペイドSIMカードを購入できる場合があります。
今回見つけたのはタイ中心部のセントラルワールドプラザというショッピングモールです。
このこの4回にはAISの巨大な店舗があります。
今回SIMカードを買ったのはここではありません。
ここから反対側に数十メートル歩くと今度は「Telewiz Shop」の店舗があります。
ここはショーケースの中にSIMカードのパッケージが展示してあります。
試しにSIMカードを指さして買えるかどうかを聞いてみたところあっさりとOKがでました。
今回購入したのは「SUPER PLAY SIM」と言われるプリペイドSIMカードです。
価格は「50バーツ」で不透明な上乗せはありませんでした。
タイではSIMカードを購入したときにはパスポート番号の登録が必要なのですが、この店舗では専用のスマホアプリで済ませていました。
従って、AISショップに行って別途登録する必要はありません。
タイではプリペイドSIMカードの購入にパスポートが必要です。
SIMを購入すると店員さんはTOP UPすることを勧めてきますが、とりあえず初期状態を確認したかったのでTOP UPはやめておきました。
ちなみにここお店では、ローミング用のSIMである「AIS SIM2Fly」も販売していました。
バンコクを中継地として旅行している方は、ここでSIM2Flyを入手するのも良いと思います。
購入したプリペイドSIMカード
それでは購入したプリペイドSIMカードを紹介します。購入したのは「SUPER PLAY SIM」で価格は上述の通りわずか50バーツです。
SIMカードは標準・マイクロ・ナノの3サイズ対応です。
中には簡単な取扱説明書が入っています。
英語で記載されているのは下の写真のページだけです。
一応このページからは
- アクティベーションをするにはどこかに電話するか、インターネットを使い始めること
- TOP UPは「*120*」に続けてPIN番号を入力して最後に「#」を入力して発信すること
- 残高と有効期限を確認するには「*121#」に発信すること
ということがわかります。
アクティベーション
アクティベーションは簡単です。
説明書には電話を掛けるかデータ通信を行うように記載されていましたが、確かSIMカードをスマートフォンに挿せば自動的にSIMカードが有効になったと思います。
SIMカードが有効になると次々とSMSが送られてきます。
タイ語なのでGoogle翻訳アプリをつかって解読してみると
- タイナンバーワンのAIS One-2-Callへ用こそ! (英語にするには*700#)
- 残高不足なのでサービスを利用する前に「*120」でTOP UPすること
- 仏歴2561年6月5日(西暦2018年6月5日)まで(=開通後30日間有効)の通話に使えるボーナスが15バーツあり。詳細は「*121*2#」で確認
- 無料で30日間の着メロが「*273#」で利用可能
- 7日間の「AIS Play HOOQ Karaoke」が有効になった
ということのようです。
何度も同じ内容で送られてきているのは残高不足の警告のSMSです。
英語への切り替え
タイのプリペイドSIMカードでは様々な情報がSMSで送られてきます。
しかし、SUPER PLAY SIMの場合はデフォルトでタイ語になっていて、何を言っているのか正直なところわかりません。
外国人向けのTRAVELLER SIMの場合はデフォルトが英語にになっています。
AISのプリペイドSIMカードで言語を切り替えるには「*700#」のメニューを利用します。
しかし、手強いのがこの言語を切り替える「*700#」のメニュー自体がタイ語であることです。
このメニューが理解できるのなら言語を切り替える必要は無いような気がします。
とはいえ、ここを乗り越えなければ英語でAISのSIMカードを使うことができません。
まず、「*700#」のメニューの最初の画面では「9」を入力します。
次の画面では「7」を入力します。
これでタイ語と英語の選択になりますので「2」を入力して英語を選択します。
これで次のようなメッセージが画面に表示されるはずです。
次のようなSMSが送られてきたら英語への切り替えの完了です。
初期状態の確認
いくつかコマンドを使って購入したプリペイドSIMカードの状態をチェックしてみました。
まずはアクティベーションの時のSMSにあった「*121*2#」です。
このコマンドは通話ボーナスを確認するためのコマンドで、下記のように15バーツのボーナスが2018/06/05 (アクティベーション後30日間)まで有効であることがわかります。
続いてインターネットパッケージの確認である「*121*3#」を試してみます。
このコマンドの結果はSMSで送られてきます。
詳しくは「*121*32#」とのことなのでこれを試してみます。
有効になっているインターネットパッケージは「AIS Play HOOQ Karaoke」です。
多分、7日間は下記のアプリを使った動画や音楽が無制限で使えるのだと思います。
残念ながら通常のインターネット通信は含まれていないようです。
インターネット通信をするにはTOP UPして別途インターネットパッケージの申し込みが必要です。
まとめ
今回はタイAISのプリペイドSIMカードを50バーツで購入したことを紹介しました。
通常のAISショップでSIMカードを購入する場合は外国人向けのTRAVELLER SIMを勧められますが、Telewiz Shopで購入すれば展示されているSIMカードを自由に購入することができます。
TRAVELLER SIM以外を試したい方はAISショップ以外を狙ってみてください。
次回はAISのプリペイドSIMカードにLINE PAYでTOP UPしてみます。
コメント
はじめまして
詳しい状況を いつもありがたく拝見しております
2018/10月に訪タイします
今後も継続訪問があるため、
travellersimではない 一般SIMを購入予定です
滞在日は少ない為、
AIS SUPER PLAY SIM/50THB
を購入予定ですが、
前回BLOG#68で見れば、
インターネット1GB付属していましたが
今回BLOG#79で見れば、
インターネット7日間/1GB の特典が消えたのですか?
ネット用に強制的にTOPUPが必要なのでしょうか?
主な使用目的は タイ国内でAIS同志の通話、ネット少々
です。
通話、SMS用には残高減ればTOPUPする予定です。
番号保持継続=次回出張時には期限切れ かもしれませんが
TRAVELLER SIM 299THBに 魅力を感じず、
この選択を検討しています
ご教示頂ければ 幸甚です
コメントありがとうございます。
ボーナスなどは結構変わるので、最新の情報は公式サイトで確認されることをお勧めします。
http://www.ais.co.th/one-2-call/th/simcard/en/super_play.html
2018/09/21現在の情報だと、150バーツをトップアップすると1GB・1週間のデータ通信がボーナスとしてもらえるようです。
通信速度を気にしないのであれば4G NET SIM (88バーツ、7日間1Mbpsで無制限)でもいいかもしれませんね。