前回はタイDTACのプリペイドSIMカードをSIMフリーのiPhone SEで使用したことを紹介しました。
もう少しDTACネタを続けたいと思います。今回はDTACのインターネットパッケージをキャンセルする方法を紹介したいと思います。
DTACのプリペイドSIMカードの詳細は下記を参照してください。
インターネットパッケージのキャンセルの必要性
DTACのインターネットパッケージをキャンセルする必要が出てくるのには下記の2パターンがあります。
- 自動継続のインターネットパッケージが不要になった場合
- 使用中のインターネットパッケージに代えて新しいインターネットパッケージを申し込みたい場合
1のパターンは、1週間あるいは1ヶ月間のインターネットパッケージを旅行者が申し込んだ場合によく発生します。
DTACの場合、1週間・1ヶ月間のインターネットパッケージは自動継続となります。そのため、残高をある状態で帰国してしまうと、日本にいるにもかかわらずインターネットパッケージが自動継続されてしまい、残高が減っていってしまいます。
このため、帰国前にはインターネットパッケージをキャンセルするか、残高がギリギリになるように調整する必要があります。
2のパターンは、使用しているインターネットパッケージを変更したい場合に生じます。例えば、インターネットパケージのデータ量が不足した場合などです。
以前はあとから申し込んだインターネットパッケージが優先して自動で有効になったような気がしましたが、先日試したところ次のようなエラーとなってしまいました。
このエラーメッセージは後述のDTACアプリで別のインターネットパッケージを申し込んだときに表示されました
これは1日1.2GBのインターネットパッケージが有効な状態で、別のインターネットパッケージを申し込んだときに発生したエラーです。
このようなケースでもインターネットパッケージのキャンセルが必要ということです。
DTACアプリの導入
インターネットパッケージのキャンセルにはDTACのモバイルアプリを使いますのでこのアプリを導入しておきましょう。
DTACアプリをインストールしたら実行してログインします。ログインIDはDTACの電話番号です。このときWi-FiなどDTACのモバイル通信以外でインターネット接続をしている場合は、SMSでワンタイムパスワードを受信する必要があります。
電話番号を入力して「Request OTP code via SMS」を選択すると、タイムパスワードが送られてきます。
このワンタイムパスワード(上記の例では1363)を入力するとDTACアプリにログインすることができます。
Androidの設定でDTACアプリにSMSへのアクセス許可をしておくと、ワンタイムパスワードのSMSを受信すると自動的にワンタイムパスワードを入力してログインしてくれます。
インターネットパッケージのキャンセル
DTACアプリにログインすると「ADD-ON PROMOTIONS」という項目がありますのでこれを選択します。
「ADD-ON PROMOTIONS」を選択すると現在のインターネットパッケージのステータスが表示されます。この画面に「Remove」というボタンがあるのでこれを選択しましょう。
すると画面には下記のように表示されます。
「Next billing cycle」は次回更新時にインターネットパッケージをキャンセル、「immediately」は即時にインターネットパッケージをキャンセルすることになります。
インターネットパッケージの自動更新を止めたい場合は「Next billing cycle」を選択すると良いでしょう。
「Success」と表示されたらキャンセルの成功です。
「Next billing cycle」を選択した場合は、次回の自動更新のタイミングになるまでインターネットパッケージは使えます。
自動更新のないインターネットパッケージをキャンセルする場合は、インターネットパッケージのステータスの右上にある「Remove」を選択します。
「Remove」を選択すると「Package Cancellation」というメッセージが表示されますので、ここで「Immediately」を選択するとインターネットパッケージをキャンセルすることになります。
自動更新でないインターネットパッケージの場合は即時キャンセルしかできません。
キャンセルに成功すると次のように表示されます。
即時キャンセルの場合は下記のようにキャンセル完了のSMSが送られてきます。
まとめ
今回はタイのDTACのプリペイドSIMカードでインターネットパッケージをキャンセルする方法を紹介しました。
以前は自動更新のインターネットパッケージを使っていると帰国前に残高を調整する必要がありましたが、DTACアプリで簡単にキャンセルすることができるようになりました。
DTACの使いやすさがさらに一歩進んだ感じです。
次回はDTACのTOP UPについて簡単に紹介します。
コメント
キャンセル出来るか心配でしたが、このまとめのおかげですぐ出来ました。ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
役に立ったようで良かったです。また、タイSIMカードのネタができたら記事にしようと思います。