前回はタイのDTACのプリペイドSIMカードでLTEを使用した結果を紹介しました。
今回はTrueMoveでLTEを利用することを目指してプリペイドSIMカードを購入したいと思います。なお、この記事は実は2015年8月に試したことをもとにしています。タイの携帯電話事情は変化が速いので少し異なることがあるかもしれません。
TrueMoveの店舗
TrueMoveの店舗はバンコク市内のいたるところにあります。特にショッピングセンターであれば間違えなく入っていることでしょう。
今回はBTSプロンポン駅の北側にできた新しいショッピングモールのTrueショップに行ってみることにしました。
なお、スワンナプーム国際空港にもTrueMoveの店舗はありますが、こちらはいつも混んでいることと、決まったパッケージの販売がメインとなっていることから、今回紹介するプリペイドSIMカードは購入できないかもしれません。
お決まりのパッケージで問題ない場合は空港で、ちょっと変わったプリペイドSIMカードを買いたい場合やいろいろ相談したい場合は市内の店舗で、とした方がよいと思います。
プリペイドSIMカードの選択
今回の目的は「TrueMoveのLTEを調べる」ということなので「なるべく安くLTEが使えるSIMカードを入手する」ということが重要になります。
そこで事前に調査していたのが4Gが使えると明記されている79バーツのプリペイドSIMカードです。
ところが、店員さんに1週間程度使うプリペイドSIMカードを欲しいと相談したところ、Tourist SIMを進められました。
このTourist SIMは3G用なので、LTE(4G)を使いたいといったところ、LTE対応のプランの書かれたチラシを見せられこの中からプランを選択してくれと言われました。
Truemoveのサイトだと下記で説明されているプランです。
http://truemoveh.truecorp.co.th/4g/packages/inet/entry/1246?ln=en (リンク切れ)
これでは49バーツのTourist SIMを買ったとしても、一番安い4G INet 299と組み合わせると合計で約370バーツになってしまいます。単にお試し買うにはもったいない感じです。
そこで渋る店員さんに無理を言って事前に調査した79バーツのプリペイドSIMカードを売ってもらうことにしました。
店員さはこの79バーツのプリペイドSIMカードを買っても、別途4G iNetパッケージを申し込む必要があると心配しておりましたが、私の読みではプリペイドSIMカードに500MBのデータ通信がついてくるので追加パッケージは不要と考えていました。したがって、本当にプリペイドSIMカードのみを購入して、TOP UP(チャージ)をすら行いませんでした。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードのパッケージは下記になります。支払いは79バーツのみです。
パッケージを開けると当然ながらSIMカードが入っています。マイクロ・標準の兼用タイプです。私のスマホはマイクロSIMなのでこれでもんだありませんが、ナノサイズが必要な場合は店員さんに事前に伝えればナノサイズを出してくれるのではないかと思います。
取扱説明書もついてきます。英語で記載されているページを掲載しておきます(クリックで拡大します)。
なお、購入にはパスポートの提示が必要でした。これはタイではプリペイドSIMカードの利用にIDが義務づけられたためです。あとから登録もできるようですが、タイでプリペイドSIMカードを購入しようとする場合はパスポートを持っていた方がスムーズだと思います。
まとめ
今回はタイでLTE通信を目指してTrueMoveのプリペイドSIMカードを購入しました。
旅行者だと店員さんにはTourist SIMを進められますが、LTE接続を安く実現したいのであれば、今回紹介した79バーツのSIMカードがお勧めです。
次回はこのプリペイドSIMカードの初期設定をして状態を確認したいと思います。
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