前回はインドネシア・バリ島のウブドでTelkomselのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを初期設定して使えるようにしたいと思います。
購入したプリペイドSIMカード
購入したプリペイドSIMカードを紹介しておきます。
購入したのはTelkomselのプリペイドSIMカードで価格は150,000ルピーで2GBのデータ通信込みです。通話が含まれていないため、10,000ルピーを12,000ルピー支払ってTOP UPしています。したがって支払ったのは合計で162,000ルピー(約1500円)です。
SIMカードのサイズは標準サイズで、店員さんがマイクロサイズにカットしてくれました。
パッケージを裏や内側に簡単な説明が書かれています。
裏面には「全機能にアクセスするためには”*999#”かTelkomselのアプリを使用する」と書かれています。
内側には「無制限のデータパッケージについては”*363#”」「さらにSNSを活用するには”*363#”」と記載されています。「*363#」から各種パケージを申し込めるようです。
さらにアクティベーション方法も書いていあります。
- SIMカードを電話に入れる
- 電話の電源をいれ「4444」で登録するためのメニューが表示される
- あとはメニューに従う
- あるいは4444に「DAFTAR」をSMSで送る
とのことです。
また、いくつか有用な番号についても記載されていました。
*888# | 残高と有効期限の確認 |
---|---|
*887# | 最後に使った金額 (?) |
*889# | ボーナスの残量確認 |
*808# | 電話番号確認 |
アクティベーション
SIMカードのパッケージによるとアクティベーションはSIMカードをセットして「4444」に電話するとのことでしたが、実際にはSIMカードを差すだけで使えるようになりました。
SMSが3通、送られてきます。翻訳してみましたが特に重要な情報はないようです。
TOP UP(チャージ)
今回はTOP UPを店員さんにお願いしました。この場合は、店員さんがお店の携帯電話から残高を転送してくれます。
TOP UPが完了した知らせはないので、「*888#」で残高確認をしてみます。
残高は10425ルピーです。10000ルピーをTOP UPしてもらっているので、初期残高は425ルピーあるということでしょうか。
データ通信の設定
実際にデータ通信を行うためにはAPNの設定が必要です。
「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を開き、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。そして次のように設定します。
APN | intenet |
---|---|
ユーザ名 | なし |
パスワード | なし |
私のNexus5にはあらかじめAPN情報がセットされており、自動的にAPNが有効になりました。
データ通信の設定を終えた後のステータスは次の通りです。モバイルネットワークの種類は「HSPA+」となっていますが、「UMTS」にになることもしばしばありました。
このプリペイドSIMカードは2.0GBのデータ通信が付属しているとのことなので、「*889#」でボーナスの残量を確認すると、次のように表示されます。
ローカル(おそらくバリ島内)でのデータ通信が1529MB、それ以外のデータ通信が500MBあることがわかります。これで合計2.0GBということのようです。2.0GBをインドネシア内のどこでもつけるわけではないので注意が必要です。
ちなみに、そのあとに25600kB Dataというのが二つありますが、これが何を示しているのかはちょっとわかりません。
まとめ
今回はインドネシアのTelkomselのプリペイドSIMカードの初期設定を紹介しました。
今回購入したプリペイドSIMカードはあらかじめインターネットパッケージが組み込まれているので、SIMカードを差してAPNを設定するだけで使えるようになるのでお手軽です。
次回はこのプリペイドSIMカードの使い方について紹介したいと思います。
コメント
[…] インドネシアでプリペイドSIMを使う その17: Telkomselの初期設定 […]
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