前回はフランクフルトで購入したLycamobileのプリペイドSIMカードをアクティベーションしました(挿入しただけですが)。
今回はこのプリペイドSIMカードでインターネットに接続できるようにデータ通信の設定を行います。
Lycamobileのインターネットパッケージ
その14で紹介したインターネットパッケージを再掲しておきます。この情報はLycamobileのパンフレットに書かれていたものです。
データ通信量 | 価格 | 有効期間 | 申し込み方法 |
---|---|---|---|
500MB | 6.9ユーロ | 30日 | 「11500」を「3535」にSMS |
1GB | 11.9ユーロ | 30日 | 「11000」を「3535」にSMS |
3GB | 14.9ユーロ | 30日 | 「13000」を「3535」にSMS |
5GB | 19.9ユーロ | 30日 | 「15000」を「3535」にSMS |
ほかにも種類があるかもしれませんが、この4種類がわかれば十分そうです。
インターネットパッケージの申し込み
購入直後の残高は7.5ユーロだったので、一番安い500MBのパッケージを申し込むことにします。1週間程度の滞在であれば500MBもあればなんとかなると思います。
申し込むにはパンフレットに書かれているように、「11500」という内容のSMSを「3535」へ送信します。するとすぐにSMSが返ってきて、申し込みに成功したのがわかります。
文中の「15-09-2014」は有効期限です。申し込みをした日が8月17日なので30日後=9月15日で計算が合っています。
データ通信の設定
データ通信を行うにはAPNの設定が必要です。
APNの設定は事前に確認した通りでした。「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を開き、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。そして次のように設定します。
名前 | Lycamobile (なんでもよい) |
---|---|
APN | data.lycamobile.de |
ユーザ名 | lmde |
パスワード | plus |
ローミング設定
本来は上記の設定でデータ通信ができるようになるのですが、私のスマートフォンAQUOS PHONE ZETA SH-02Eの場合はもうひと手間必要でした。
スマホの不具合かどうかわからないのですが、一部のプリペイドSIMカードでローミング中でない身も関わらず「ローミング中」になってしまうことがあるのです。
具体的にはステータスバーのアンテナアイコンのところに「R」が表示されてしまいます。また、「設定」→「端末情報」→「端末の状態」を確認すると「ローミング」と表示されます
この状態になってしまうとそのままでではデータ通信を行うことができません。
そこで「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」をオンにします。これでデータ通信ができるようになります。
LycamobileのプリペイドSIMカードをドイツ内で使っている限りは、ローミング費用は発生しないので心配する必要はありませ。しかし、この設定のままドコモのSIMカードに入れ替えると、データローミングで課金されてしまいますので注意してください。
まとめ
今回はフランクフルトで購入したLycamobileのプリペイドSIMカードでデータ通信ができるように設定を行いました。
初期残高が7.5ユーロあったおかげで、TOP UPすることなく500MBのインターネットパッケージを使用することができました。これは結構お得だと思います。
次回はLycamobileのプリペイドSIMカードのステータス確認方法などを紹介します。
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