スマホ用ジンバル iSteady Mobileで遊ぶ その5: サンプル映像

カメラ
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前回まではスマホ用ジンバルiSteady Mobileの機能について紹介してきました。

今回はこのiSteady Mobileを使って撮影したサンプル映像を紹介したいと思います。

ちなみに撮影についてはiPhone SEを使用しました。

iPhone SEで遊ぶ その1: SIMフリー版を購入する
今回はAndroid派であった自分が初めてiPhoneを購入することを決めたことを紹介します。購入するのはSIMフリーのiPhone SEで、検討した結果、アメリカのeBayから個人輸入してみることにしました。探した結果、本体は239.99ドルで、日本への転送費用は37.5ドルで手配することができました。

今回使用しているHohem iSteady Mobleは通販サイトのTOMTOPから提供していただきました。

すでに後継機種のiSteady Mobile + (Plus)が発売されていて、TOMTOPでは2019/09/08時点で68.99ドルで販売しています。

購入にトライしてみようという方は下記のページを参照してみてください。

海外通販ガイド: TOMTOPでの買い方を紹介!
中国の通販サイトであるTOMTOPの使い方について紹介します。Webサイトも日本語化され、決済も日本円対応となっており、日本の消費者を取り込みたいという意欲を感じる作りです。スマホやタブレットなどの中華ガジェットを探すときにはTOMTOPも比較対象にするとよいでしょう。

後継機種のiSteady Mobile +(Plus)が既に登場しています。モーターのトルクが大きくなり大型のスマートフォンにも対応できるようです。

Hohem iSteady Mobile + 3軸ハンドヘルドジンバル
2019/09/08時点での最安値はTOMTOPの68.99ドル! 次点はBanggoodの73.14ドル!
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歩きながらの撮影

まずは歩きながら撮影です。

ジンバルを使った撮影では一番使用シーンが多いのではないでしょうか?

手持ちで歩きながら撮影した場合と、iSteady Mobileを使って撮影した場合を比較できるようにしてみました。

手持ち撮影 vs All Lock Mode

All Lock Modeは、iSteady Mobilがパン・チルト・ロールの3軸を制御してカメラの向きをなるべく維持しようとする動作モードです。

手持ち撮影した動画と、All Lock Modeで撮影した動画を比較したのが下の映像です。

手持ちに比べて、iSteady Mobileを使った場合は揺れが、かなり抑えられていることがわかると思います。

旅行中などで歩いている雰囲気で撮影したい場合には、iSteady Mobileがかなり役に立ちそうです。

ただし、iSteady Mobileで揺れをキャンセルできるのはパン・チルト・ロールの3軸のみです。

上下の動きはキャンセルできないので注意してください。

この映像でも左右の揺れはかなり抑えられていますが、上下の揺れは残っているのがわかると思います。

手持ち撮影 vs Pan Following Mode

Pan Following Modeは、iSteady Mobileがチルト・ロールの2軸を制御して姿勢を維持するモードです。

ただし、Pan Following Modeではパン方向(水平方向の移動)については、動きをキャンセルするのではなくカメラ(iSteady Mobile)を動かした方向にカメラも動きます。

つまり歩きながら左右を見渡すような映像を撮影することができます。

今回はAll Lock Modeとの比較を考え、まずは正面を向いたまま歩いた映像としました。

手持ち撮影した動画と、Pan Following Modeで撮影した動画を比較したのが下の画像です。

iSteady MobileをAll Lock Modeとした場合と同様に、揺れが抑えられていることがわかります。

ただ、All Lock Modeとの違いがわかりにくいので、次のセクションで比較したいと思います。

All Lock Mode vs Pan Following Mode

上の2つのサンプル画像で使用したAll Lock ModeとPan Following Modeを比較してみました。

手持ち撮影との比較ではちょっとわかりにくかったですが、Pan Following Modeの場合は画像が左右に動いていることがわかります。

これはPan Followingモードは水平方向の動きはキャンセルしないためです。

左右を振り向いたりする必要がない場合はAll Lock Modeを使うと良いでしょう。

TOMTOP
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振り向きながらの撮影

歩きながら左右を振り向きながら撮影してみました。

撮影は「手持ち」と「iStady MobileのPan Following Mode」で行っています。

正直なところこの映像は、振り向く速度が違いすぎで比較映像としてはミスってしまいました。

ボツにしようと思いましたが、もったいないのでそのまま公開しておきます。

振り向く速度が違うのでちょっと比較しにくいですが、iSteady Mobleを使った下側の映像では、振り向いた際にも揺れが少なくスムーズな映像になっていることがわかると思います。

また、iSteady Mobileを使った場合は、振り向く方向を切り替える際にもスムーズに方向転換するような映像となっています。

これはPan Following Modeでは、パン(水平方向の回転)はユーザが動かした方向に従って動きますが、ユーザの動きがそのまま反映されるのではなく、動きがスムーズになるようにiSteady Mobileが調整してくれているからです。

特に動く方向を切り替える場合は、いったん減速してから方向を切り替えるように動くので、撮影した映像はスムーズに見えます。

ただ、ユーザが動かした動きと、実際にカメラが向くタイミングにずれがあるのでちょっと慣れが必要です。

パンニング撮影 (左右)

次は歩かずにその場で左右に振り向く映像を撮影してみました。

手持ち撮影 vs Pan Following Mode

まずは手持ち撮影の時と、iSteady Mobileを「Pan Following Mode」にしたときの映像を比較してみます。

上が手持ち撮影、下がiSteady MobileのPan Following Modeです。

手持ち撮影の場合も立ち止まって撮影する場合は揺れがでにくいので、あまりiSteady Mobileを使った時と差を感じません。

強いていえば、iSteady Mobileを使った場合は水平が保たれているということぐらいでしょうか。手持ちの場合は後半はわずかに傾いている気がします。

手持ち撮影 vs ジョイスティック操作

iSteady Mobileにはジョイスティックがあり、ジョイスティックで水平方向に回転させることができます。

下の映像は、手持ち撮影の時と、iSteady Mobileをジョイスティックで左から右にパンさせた場合の比較映像です。

これまた差がわかりにくい物となってしまい↓。

実はiSteady Mobileでジョイスティックを使った撮影は何度かやり直しています。というのも、回転するスピードを制御するのがとても難しいのです。

全速力で回転させるのはジョイスティックを思いっきり動かせば簡単にできるのですが、全速力では早すぎて映像としてはかなり見にくくなります。

ジョイスティックを動かす量を小さくすれば、回転速度も遅くなるのですが、その加減がかなり難しい物があります。

Pan Following Mode vs ジョイスティック操作

最後にiSteady Mobileを使って撮影した映像を比較してみました。

あまり差がないと思いますが、ジョイスティックを使った方が速度が一定に見えるかもしれません。

TOMTOP

チルト撮影 (上下)

今度は上下に動かしてみました。

こちらも手持ちで上下させた場合とiSteady Mobileを使った場合を比較してみます。

手持ち撮影 vs Pan Tilt Following Mode

まずは手持ち撮影の時と、iSteady Mobileを「Pan Tilt Following Mode」にしたときの映像を比較してみます。

上が手持ち撮影、下がiSteady MobileのPan Tilt Following Modeです。

左右のパンニング撮影のときと同様に手持ち撮影でもぶれにくい状況なのであまり差が出ませんでした。

iSteady MobileをPan Tilt Following Modeで使うと動きの加減速をiSteady Mobileが調整してくれるので動き始めと停止時の動きがスムーズになります。

このため、iSteady Mobileを使った場合は、上移動から下移動に切り替わるときが心なしかスムーズになっていると思います。

手持ち撮影 vs ジョイスティック操作

iSteady Mobileのジョイスティックでは撮影方向の上下も変更することができます。

下の映像は、手持ち撮影の時と、iSteady Mobileをジョイスティックで上下にパン(チルト)させた場合の比較映像です。

ジョイスティック操作の場合、スピードの制御が難しいという面があるものの、親指1つで操作できるため、iSteady Mobileを動かす必要がありません。

そのため、映像が左右にぶれることなく、かなり安定していることがわかると思います。

Pan Tilt Following Mode vs ジョイスティック操作

最後にiSteady Mobileの映像同士で比較してみました。

正直なところ、差はわかりにくいと思いますが・・・

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まとめ

今回はスマホ用ジンバルiSteady Mobileで実際に撮影した映像を紹介してみました。

歩きながら撮影する場合など、手ぶれが多く生じる様な状況でも、iSteady Mobileを使うことによって安定した画像を撮影することができます。

旅行などで観光地を歩きながら撮影する場合などに力を発揮してくれることでしょう。

次回はiSteady Mobileをしばらく使った感想を紹介します。

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