ようやくアップグレードできてAndroid 4.0(ICS)に更新できました。
今回はICSの初期状態がどうなっているかを確認してみます。購入直後の状態は「中華Pad(TECLAST P81HD)を試す その1 初期状態調査」で確認していますので、興味がある方はそちらと比較をしてみてください。
なお、調べるにあたっては言語を日本語に変更しています。その他は変更していません。
アプリケーションの状況
「設定」→「アプリ(すべて)」でインストールされているアプリケーションを見てみます。
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入力にすっごい疲れました。(*)は購入直後のファームウェアでも存在していたアプリケーションです。
購入直後に比べて、ESファイルエクスプローラーのようなサードパーティのアプリがなくなった一方、システム関係のアプリがかなり増えています。日本語入力のOpenWnnもはじめから入っています。
TECLAST P81HDにはBluetoothやNFCなどの機能はないにもかかわらず、Bluetooth関係・NFC関係のアプリが入っているのが気になります。
やはりTECLAST P81HD用にカスタマイズされたファームウェアなのではなく、オリジナルのAndroid 4.0(ICS)のファームウェアをほぼそのまま流用したものなのでしょう。
なお、内部ストレージの状況は「77MB使用中/427MB空き」となっています。これは購入直後の状態とほぼ同じです。
RAMの状況
同様に「設定」→「アプリ」で実行中のアプリケーションを見てみます。
- 設定
- Googleサービス
- RKUpdateSerivice
- Androidキーボード
この時点でのRAMの状況は「184MB使用中/88MB空き」となっています。購入直後の状態では「73MB使用中/159MB空」だったので
- ICSはかなりメモリを食う(使用中のメモリが110MB増えた)
- 使えるメモリが増える(232MB→272MBに拡大。40MBが増えた?)
ということがわかります。
空きメモリが減っているのが痛いです。Android 4.0(ICS)の推奨メモリサイズは790MB以上といううわさもあるので、メモリサイズ512MBのTECLAST P81HDでは厳しいかもしれません。
内蔵ストレージ
「設定」→「ストレージ」で表示される「INTERNAL STORAGE」を確認すると、「合計容量 6.21GB/アプリ 46.77MB/空き容量 6.21GB」と表示されました。
「アプリ 46.77MB」というのが良くわかりませんが、内蔵ストレージは今のところほとんど使われていないようです。
端末情報 (再掲)
これは前回記載したものと同じです。
購入直後のFW | 今回更新したAndroid 4.0 FW | |
モデル番号 | P81HD | Full AOSP on Rk29sdk |
Androidバージョン | 2.3.1 | 4.0.1 |
カーネルバージョン | 2.6.32.27 root@sc-server-desktop #146 |
3.0.8+ yick@yick-desktop #158 |
ビルド番号 | rk29_gingerbread_v2.00.00 V1.00_20111129 | rk29sdk-eng 4.0.1 ITL41D eng.root.20111226.123354 test key |
まとめ
やはりAndroid 2.3からAndroid 4.0に進化したのでだいぶ中身が変わっています。
心配なのはメモリサイズ。明らかに余裕がありません。それに操作感もだいぶモッサリしています。
次回はAndroid 4.0化したTECLAST P81HDをセットアップしたいと思います。
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