中華カーナビHizpo AD601で遊ぶ その1: 購入!

前回はSSL証明書プロバイダについて紹介しました。

今回からは中華カーナビの話題です。

私はこれまでスマホ・タブレット・アクションカムと中華ガジェットを使ってきました。今度はカーナビに手を出してみます。

中華カーナビとは

カーナビのメーカーといえば、カロッツェリア・ケンウッド・パナソニックなどが思い浮かぶと思います。

日本メーカによるカーナビは日本国内用に開発されているため、地図や検索などはすぐに使うことができます。一方で、自分でアプリが追加できなかったり、地図の更新が有料であったりと、柔軟性に欠けるところがあるのも確かです。

また、価格が高いのも悩みです。

そこで最近出てきているのが中国製のカーナビ、いわゆる中華カーナビです。

中華カーナビはOSにAndroidやWindows CEを採用して、標準状態ではカーナビ機能は最低限しかない場合が多いです。

しかし、アプリを自由にインストールできるので、拡張性は無限大です。何よりも数万円からという価格も魅力的です。

Amazonで「カーナビ Android」や「カーナビ Windows」で検索すると出てくるのはまず中華カーナビです。

中華カーナビの選択

中華カーナビを導入しようと思ったものの、問題はどの製品を買うかということです。

条件

中華カーナビを購入するに当たり、私は下記のような条件で候補を探しました。

  • OSはAndroidであること
  • サイズは1DINであること
  • ディスプレイの解像度が高いこと
  • RAM 2GB以上、ROM 16GB以上
  • 地デジチューナーは不要

OSについては、Andoirdスマホを利用しているので、Windows CEよりもAndroidの方が良いと考えました。また、自分でアプリを導入してカスタマイズする前提で考えると、Androidの方が断然良いことは確かです。

サイズについては、私の車の事情によります。これまでは「1DIN カーナビ」+「1 DINオーディオ」というセットで使っていて、これを置き換えるので2DINカーナビも装着できます。

しかし、私の車はナビを装着できる位置が下の方にあるため、2DINでは視認性が悪くなってしまうのです。1DINならばディスプレイが上方に立ち上がるので、視線を下げずに済みます。

実は2DINの方が選択肢が多いのですが、私の場合は使い勝手を考えると1DINのナビが必須でした。

ディスプレイの解像度については「1024×600」の機種と、「800×480」の機種があるようでした。地図を表示することを考えると解像度は「1024×600」は欲しいところです。

RAM/ROMに関しては容量が大きいに越したことはありません。私が調査したとき(2018年4月)には、RAM 1GB/ROM 16GBの機種が主流で、一部の機種がRAM 2GB/ROM 16GBという感じでした。

今後はスマホと同様に容量は増えてくると思いますが、少なくてもRAMは購入時点の大容量のものを選んでおきたいところです。

最後に地デジチューナーですが、一部の中華カーナビには搭載しているものもあるようです。しかし、地デジチューナー搭載製品は日本専用モデルということで値段が高くなる可能性があり、中華カーナビのうまみがなくなってしまいます。

TVが必要なら、地デジチューナーを別途用意してライン入力から入れれば良いと考えました。

候補

上述の通り、Amazonには中華カーナビがいくつか出品されています。

しかし、Andorid・1DINで絞るとそれだけでかなり候補が少なくなります。

私が調査したときには下位の2機種が惜しい感じでした。

前者の「XTRONS D711A」は、RAM 2GB/ROM 32GBが魅力ですが、ディスプレイの解像度が残念ながら800×480と記載されています。

後者の「KSC-9505」は、RAM 1GB/ROM 16GBでちょっと頼りない感じです。またAndroid OSが5.1というのもイマイチです。

日本のAmazonで購入できれば良いのですが、2018年4月時点では私の条件に合う製品はありませんでした。

そこで中華ガジェットの本場である、AliExpressを調べてみることにしました。AliExpressは中国版楽天市場的な通販サイトです。

購入の仕方などは下記を参照してください。

今回は中国の通販サイトであるAliExpressの使い方について紹介します。 海外からものを買うのは難しそうな気がしますが、少しの英単語を覚えれば結構簡単に行うことができます。最近は中国のメーカが魅力的な(怪しい!?)商品を出しているので興味がある方はチャレンジしてみましょう。

AliExpressではいくつか製品が出てきますが、私がピックアップしたのは下記の4機種です。

AliExpressで290ドル!

Pumpkinは日本のAmazonでも2DIN機種を販売しているので気になるところですが、ディスプレイの解像度が800×480と低いのがイマイチです。

残るは「Erisin」というメーカーの機種と、「Hizpo」というメーカーの機種の2つです。

両社ともディスプレイの解像・RAM・ROM等の諸条件は希望を満たしています。

この2台を比べると機能的にはErisin製の方が多そうですが、価格が60ドルぐらい上がってしまいます。また、写真を見るとErisinの電源コネクタがISOコネクタになっていて自分の車にはそのまま合いそうにありません。

ここはHizpo製のカーナビを選択することにしました。

Hizpo AD601を購入

購入するカーナビを決定したら、あとはAliExpressで注文するだけです。

AliExpressでの注文の仕方は下記を参照してみてください。

今回は中国の通販サイトであるAliExpressの使い方について紹介します。 海外からものを買うのは難しそうな気がしますが、少しの英単語を覚えれば結構簡単に行うことができます。最近は中国のメーカが魅力的な(怪しい!?)商品を出しているので興味がある方はチャレンジしてみましょう。

送料は配送業者にFedexを使用しながらも無料とかなり良心的です。AliExpressのページを見ると日本への配送は9~15日ということでした。

実際の配送状況は次の通りです。

日付 イベント
2018/04/06 注文
2018/04/10 出荷連絡
2018/04/12 到着

注文から入手までは日数で6日、土日を抜いた営業日は5日間です。

出荷までちょっと時間がかかりましたが、出荷後はあっという間に到着しました。さすがFedexです。

製品は無骨な段ボールにはいって届きました。

梱包の状態

ちなみにこの段ボールの側面には誇らしげに「MADE IN CHINA」とデカデカトか書かれていました。

梱包にあるMade In China

かつては「Made In China」といえば安かろう悪かろうで堂々と記すものでもなかったのですが、最近は品質が急激に上がっており、もはや隠すようなことではないということでしょう。

Hizpo AD601のパッケージ

段ボールを開けるとHizpo AD601のパッケージが出てきます。パッケージはこんな感じです。

パッケージ

若干ヨレヨレになっていますが気にしてはいけません。海外通販だとだいたいこんなものです。

日本人はパッケージも商品の一部と考えますが、海外だとあくまでも梱包材という扱いなのだと思います。

パッケージの側面には主な機能がリストアップされています。

パッケージ上の説明

パッケージの中身

それではパッケージを開けてみます。

ドキュメント類以外を取り出して並べたのが下記の写真です。

内容物一覧

いろいろ入っています。

  1. フロントパネル (カーナビ本体から取り外し可能です)
  2. 取り付けスペースが広めの車のためのスペーサー
  3. リモコン
  4. カーナビ本体
  5. 配線ハーネス (電源・信号系)
  6. ステー (用途不明)
  7. 配線ハーネス (音声系)
  8. GPSアンテナ
  9. バックカメラ用配線 (画像信号用)
  10. バックカメラ用配線 (電源用)
  11. バックカメラ

本体の様子

いろいろありますが、本体が気になると思いますのでチェックしていきます。

本体は周囲にカバーがついていますがこれは外すことができます。

ナビ本体

カバーがない状態が標準的な1DINサイズだと思います。おそらく取り付けスペースが広めの車はこのカバーを使って調整するのだと思います

本体上部には配線図が貼り付けられています。

ナビ本体上の接続図

ちなみに配線を説明する情報はこれだけです。これを見て配線ができない方は購入を避けるか、業者(中華カーナビを受け付けてくれる業者があるのか不明ですが・・・)に頼んだ方が良いでしょう。

下が本体正面の写真です。

ナビ本体 正面

本体の正面には、DVD/CDを入れるためのスロット・SDカード用スロット・マップデータ用スロット等があります。

「DVD/VCD/CD/CD-R/CD-RW/MP3/MP5」と書かれている部分は液晶パネルで電源を入れるとせり上がります。

右下のコネクタはフロントパネルと接続するためのコネクタです。

ここにフロントパネルを接続すると下の写真の様になります。これでカーナビらしくなったと思います。

ナビ本体 正面 (パネル装着済み)

ボリュームなどの操作はフロントパネルを介して行うことができます。

側面は下の写真の様になっています。

ナビ本体 側面

注意していただきたいのがネジ穴の少なさです。これがこのカーナビを設置する場合に問題になる可能性があります。

自分の車と合うかどうかが重要です。これはあとで調査したいと思います。

本体背面の写真は下になります。

ナビ本体 背面

ケーブル類はハーネスを介して接続するのでコネクタは少なめです。

飛び出しているケーブルはUSB接続用のコネクタとDTV接続用のコネクタです。ただこのDTV接続機能はヨーロッパ用のTV規格のみに対応しているので日本では使えません。

ドキュメント類

この製品には様々なドキュメントがついてきます。

まずは取扱説明書です。説明書は英語ですがカラーのそこそこしっかりしたものがついてきます。

取扱説明書 1

取扱説明書 2

取扱説明書 3

取扱説明書 4

取扱説明書 5

取扱説明書 6

取扱説明書 7

取扱説明書 8

取扱説明書 9

取扱説明書 10

取扱説明書 11

取扱説明書 12

FAQについては大きなサイズ一枚にまとめられていました。

FAQ 1

FAQ 2

このカーナビにはバックカメラが付属しており、バックカメラのマニュアルは別途用意されていいます。

バックカメラの説明書 1

バックカメラの説明書 2

バックカメラの説明書 3

バックカメラとカーナビとの接続に関しては別途説明がついてきます。こちらの方がわかりやすいかもしれません。

バックカメラとナビの接続

そのほかに、FCCの認証を説明する紙や、キャンペーンの紙がありますが、それは省略しておきます。

まとめ

今回はHizpo AD601という中華カーナビをAliExpressで購入したことを紹介しました。

中華カーナビというと品質や使い方などが心配になりますが、届いた製品を見る限りはまともそうです。あとはちゃんと設置できるかと、ちゃんと動くかが気になるところです。

次回は動作確認をしていきます。