中華スマート体組成計YUNMAI Mini Smart Fat Scalesで遊ぶ その4: しばらく使った感想

体重計 ヘルスケア
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前回はGearBestから購入した中華スマート体組成計YUNMAI Mini Smart Fat Scalesで測定できる項目を紹介しました。

今回はこの体組成計をしばらく使ってみた感想を紹介したいともいます。

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まとめて測定データ転送

前回まではスマホでアプリを起動した状態で体重を測定した場合にスマホアプリに測定データが転送されることを紹介しました。

しかし、体重を測るときに毎回アプリを起動するのは面倒なものです。

そこでしばらくの間、アプリを起動せずに体重を測定し、後日まとめて転送できないかどうかを試してみました。

結果としては問題なくまとめてデータを転送することができました。

やり方は体重計から2・3m以内(Bluetoothの通信範囲)でYUNMAIアプリを起動するだけです。もちろん、スマホのBluetoothはONになっている必要があります。

YUMAIアプリを起動すると、画面に「Connecting…」と表示されさらに数秒待つと「Connected」表示されます。

体重計と接続完了

「Connected」となったらデータの転送が自動的に始まりデータが更新されます。画面には最後の測定がどれくらい前だったのか表示されます。

体重計からデータの転送完了

体重計側が何日間のデータを保持できるのかわかりませんが、1週間程度(7回分)は大丈夫そうです。

つまり、1週間に1回だけ体重計のそばでYUNMAIアプリを起動するだけで測定データを記録できることになります。

体重を測定するときに手元にスマホがないことは多いと思うので、これは助かる機能です。

なお、あとからまとめて転送できるのは「体重」「体脂肪率」「測定日時」だけになります。筋肉量などその他の測定データは最後に測定したときのもののみを見ることができます。

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グラフ表示

体重計からYUNMAIアプリに転送されたデータはグラフとしてYUNMAIアプリで見ることができます。

グラフを見るには右上のアイコンをタップします。

時系列データの表示へ

これでグラフ表示の画面に遷移します。

グラフ表示画面では、折れ線グラフで体重の遷移が、その下に体脂肪の遷移が表示されます。さらに画面下の「Day」「Week」「Month」「Year」でグラフの時間軸を変更できます。

グラフ表示

体重・体脂肪は変化をチェックすることが大切なので、自分でグラフ化しなくてよいので助かります。

スマート体重計ならば必須の機能と思いますが、上で説明した「あとでまとめて転送」機能と合わせるとYUNMAI mini Smart Fat Scaleの場合はかなりお手軽に利用できると思います。

二つのスマホとの連携

体重計は家族と共用することが多いと思います。

YUNMAI mini Smart Fat Scaleでも複数のユーザが登録(最大登録人数は不明です)でき、測定データから誰の測定をしているのか自動判別してくれます。もちろん、体形が似ている家族がいるとうまくいかないかもしれませんが、夫婦・親子などの場合は自動判別で問題ないはずです。

測定したデータはユーザ別に記録されているようで、「あとでまとめて転送」を行っても自分のデータ以外が送られてくるということはありません。

制限事項といえば、誰かのYUNMAIアプリとYUNMAI mini Smart Fat Scaleが接続している状態で、体重を測定すると接続中のYUNMAIアプリのほうに測定データが転送されてしまうのです。

ただ、これが発生するのはYUNMAIアプリを体重計のそばで動かしっぱなしの人がいる場合なので、実際にはほとんど発生しないと思います。

したがって複数の家族でYUNMAI mini Smart Fat Scaleを共有するというのは問題ないと考えてよいでしょう。

他のアプリとの連携

アクティビティトラッカーなどの他のヘルスケアデバイスを利用している方は、YUNMAI mini Smart Fat Scaleで測定したデータを他のデータ(歩数データなど)と合わせて管理したくなると思います。

YUNMAIアプリはGoogle Fitに対応しているため、測定したデータをGoogle Fitに転送することができますので、Google Fitでヘルスケアデータを一元管理することができます

Google Fitと連携させるためには、YUNMAIアプリの「User Settings」から「Connect to Google Fit」をオンにすることによって行えます。

YUNMAIアプリの設定画面

Connect to Google Fit

私は試していませんがiPhone版のYUNMAIアプリの場合はヘルスケアアプリと接続できるようです。

ただ、XiaomiのアクティビティトラッカーMi Bandを使っている方は、Xiaomiのスマート体重計Mi ScaleだとMi Fitアプリで一元管理ができるのでMi Scaleのほうがおすすめかもしれません。

Panasonicの体組成計との比較

このシリーズの最初に説明したように私はPanasonicの体組成計EW-FA43を使用していました。

じつはこのPanasonicの体組成計も

  • 後からまとめて測定データの転送
  • アプリでの測定データのグラフ表示
  • 複数ユーザの管理

に対応していました。

しかし、実際に使用感を比べてみるとYUNMAI mini Smart Fat Scaleのほうがずっと使いやすいと感じています。

理由は下記の2点です。

  1. YUNMAI mini Smart Fat Scaleの場合は、データの転送は体重計の近くでアプリを立ち上げるだけでよい
    Panasonic EW-FA43の場合は、データの転送はアプリを起動してタッチOK状態にしてタッチしなければいけない
  2. YUNMAI mini Smart Fat Scaleの場合は、アプリは基本的にログインしたまま
    Panasonic EW-FA43の場合は、アプリは2週間ほど起動しないと自動的にログオフしてしまい、次に使用する際にはパスワードの入力が必要

機能的には微妙な差ですが、私にとってはこれが使い勝手の大きな差になりました。

これでYUNMAI mini Smart Fat Scaleを使ったあとは、Panasonic EW-FA43に戻る気にはなれませんでした。

まとめ

今回は体組成計YUNMAI mini Smart Fat Scaleをしばらく使った感想を紹介しました。

怪しい中華体重計として購入しましたが、意外と使いやすく、いまは常用することになりました。高機能なスマート体重計はタニタから出ていますが、とりあえず試してみたい、という方は中華製で試してみるのもよいと思います。

次回は久々にRedmi Note 3 Proの話題に戻りたいと思います。

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