前回は海外通販のBanggoodで加湿器を買って失敗したことを紹介しました。
今回は新型コロナウィルス対策つながりで、スマホ用の紫外線消毒ボックスを購入したことを紹介します。
今回は海外通販のAliExpressを利用して購入しました。AliExpress
で購入してみたい方は下記を参照してみてください。
Xaiomi Youpinについて
Xiaomi Youpin (小米 有品)はXiaomiの関連会社で、スマートフォンの周辺機器を販売している会社です。
Xaiomiはスマートフォンを主力商品とするメーカーですが、Xiaomi YoupinはXiaomiが扱わない小物を販売しているという感じです。いわゆるXiaomiエコシステムを構成する会社となると思います。
私はXiaomi Youpinはメーカーというより商社と理解しています。Xiaomiのイメージに合う製品を見つけてきてはXiaomi Youpinとして販売しているという感じです。
ちなみにXiaomi Youpinのオフィシャルサイトは下記になるようです。
中国語のサイトですが、どんな製品があるのかは理解できるのではないかと思います。
Xiaomi Youpin FIVE Multifunctional Sterilizing Box
今回購入したのは。AliExpressで「Youpin FIVE Multifunctional Sterilizing Box」というタイトルで販売されている製品です。
タイトルではわかりにくいですが、紫外線を使ってスマートフォンなどを殺菌するボックスです。
ちょうど新型コロナウィルスが大きな問題になっているときに、ウィルス対策として(あるいはネタとして)購入してみました。
「FIVE Multifunctional」というのはこの製品が下記の5つの機能を有しているからのようです。
- 紫外線(UVC) LED
- 10Wのワイヤレス充電 (Qi)
- 360度消毒
- 電子製品の消毒
- 美容・メイク道具の消毒
まとめると「紫外線による消毒機能」と「Qi給電機能」の2機能のような気がしますが・・・
私が購入したときには価格が20.88ドル、送料が2.84ドルで合計23.72ドルでした。日本円ではおよそ2500円程度というところです。
イベント | 日付 |
---|---|
注文 | 2020/04/19 |
発送連絡 | 2020/04/23 |
中国輸出 | 2020/04/26 |
日本到着 | 2020/05/24 |
配送完了 | 2020/05/26 |
配送方法としては「AliExpress Standard Shipping」を利用したのですが、到着まで37日、土日を除いた営業日では27日もかかりました。
2020年4月は中国も日本も新型コロナウィルスで大混乱でした。そのため国際物流はかなり滞っており、通常よりも到着までかなり時間がかかるケースが続発していました。
このような状況で無事到着しただけでもよかったです。
到着した製品
この製品はエアキャップ付きのビニール封筒に入れられて送られてきました。中華通販ではおなじみの梱包です。
この梱包だと製品パッケージが凹むことがあるのですが、案の定、今回も角が凹んでいました。
ただ、中華通販の場合、製品パッケージはあくまでも梱包材という考えなので、細かいことを気にしてはいけません。
製品はビニールでラッピングされていました。
ラッピングをとってスキャンしたのが下の写真です。
パッケージ正面は製品イメージが印刷されており、左上にXiaomi Youpin(小米有品)のロゴがあります。
なんとなくXiaomiのスマートフォンを彷彿とさせるデザインです。
パッケージ背面には本製品の6つの特徴がアイコンで示されています。
また下の方には本製品の型番などが書かれています。ちなみに型番は「YSXDH001WX」のようです。
中身の確認
パッケージから内容物を取り出したのが下の写真です。
上から
- Xiaomi Youpin FIVE Multifunctional Sterilizing Box本体
- 取扱説明書
- 給電用のUSB Type-Cケーブル
となります。
本体
まずは本体のチェックです。
本体正面はフラットで中央部に「S (あるいは5)」の刻印があります。
フラットなのはここにQi対応のスマホを置くと無線で充電できるからです。
本体上部はフタになっていてパカッと開きます。
この中に消毒したいもの(スマートフォン)などを格納することになります。下記はGoogle Pixel 2を格納したときの写真です。
Pxiel 2のサイズは145.7×69.7mmとなります。これにカバーをつけても余裕があるので、普通のスマートフォンならば十分格納できると思います。
内側には紫外線を照射するためのLEDが埋め込まれています。このLEDは反対側にもあります。
おそらく本体内側が紫外線を反射するように加工されていて、中に入れたスマートフォン全体に紫外線を照射することができるのだと思います。
ちなみに上にある4つの金属の接点は、フタ側に内蔵されている無線給電回路に電力を供給するためのものです。
短辺側のサイドを確認するとUSB Type-Cポートがあります。これは給電用のポートになります。
長辺側のサイドには電源ボタンと動作状態を表すLEDが1個用意されています。
本体底面には滑り止めの足が4箇所ついています。
真ん中には型番やスペックが印刷されています。
取扱説明書
パッケージに入っていた取扱説明書は中国語(簡体中国語)オンリーでした。
なかなか解読が困難ですが、中身を紹介しておきます。
重要なのは「使用方法」のセクションです。
なんとなく「消毒機能(UVC-LED消毒)を利用する場合は、中に消毒したいデバイスを入れてボタンを押すと15分間消毒する」「消毒を中止したい場合は3秒間ボタンを押し続ける」「充電したい場合は天板に充電対象を置く」というような内容が書かれているようです。
使って見る
早速使って見ます。といってもやることは「消毒する」「充電する」の二つだけです。
消毒してみる
やることは簡単です。
中に消毒したいデバイス(今回はスマートフォン)を入れて、サイドのボタンを押すだけです。
するとLEDが赤色に点灯します。
あとは消毒が完了してLEDが消えるのを待つだけです。
ただ、本当に消毒ができたのかどうか、確かめるすべはありません・・・
気休め程度にはなるでしょうか。
充電してみる
私のスマートフォンGoogle Pixel 4はQiに対応しているので無線給電してみました。
やることは天板の中央付近にスマートフォンを置くだけです。結構位置合わせがシビアで少しずれてしまうと充電を開始しません。
ちゃんとした位置に置くと充電が始まり、スマートフォンのバッテリーアイコンが充電状態になります。
しばらく置いておくとちゃんとバッテリー残量は回復しました。
ちゃんと無線で充電できることがわかったので、しばらくこのXiaomi Youpin FIVE Multifunctional Sterilizing Boxを枕元に置いて、寝るときに無線充電するようにして過ごしてみました。
寝る前にケーブルを挿さなくて楽だなと思ったのですが、朝起きてみると充電ができていないことが何度かありました。
どうも睡眠中の手が当たったか何かでスマートフォンの位置がずれてしまい充電が中断してしまったようです。
この製品を使って無線充電をする場合は、充電中にスマートフォンが動かないように人の手が届きにくいところにするか、スマートフォンの位置がずれないように何か工夫をする(天板の上に壁を作るとか)必要があると思います。
もう少しスマートフォンを置く位置に柔軟性があれば良かったのですが、ちょっと残念です。
まとめ
今回は海外通販のAliExpressでXiaomi YupinのQi対応UV消毒ボックスを購入したことを紹介しました。
このところ新型コロナウィルスの流行で、身の回りの品々の衛生状態が気になる方は多いと思います。一番確実なのはアルコールを含んだ除菌シートで拭くこと(ダメな端末もあるようです)ですが、それをするほどでもないという場合にはこういう製品は役に立つかもしれません。
次回は同じくXiaomi Youpin扱いの電気シェーバーを購入したことを紹介します。
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