USB Type-C対応のLightningケーブルを買って見た

USB Type-C対応のLightningケーブルを買って見た 周辺機器・アクセサリ
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前回に続きケーブルネタです。

今回はiPhone等に使用するLightningケーブルを購入したことを紹介します。

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Lightningケーブル

ここ数年モバイル機器の充電用の端子はUSB Type-Cになりつつあります。

その中で独自路線をひた走るのがご存じAppleです。Appleの主力商品であるiPhoneシリーズではLightningというコネクタが採用されています。

Lightning (インターフェイス) - Wikipedia

そしてAppleが取り扱っているLightningケーブルはLightningの反対側のコネクタはUSBスタンダードAになっています。

Lightning - USBケーブル(1m)
Lightning - USBケーブル(1m)を使えば、iPhone、iPad、iPodをMacまたはWindowsパソコンにつないで充電やシンクを行うことができます。

このケーブルを使って充電をするときは、USBスタンダードAのポートをもつUSBチャージャーなどを使う必要があります。

私の場合は、USBスタンダードA×2ポート・USB Type-C×2の合計4ポートを持つUSBチャージャーを利用しています。

100W出力対応のUSBチャージャーTQUQ PD-048PTを試す
今回は中華通販で購入した100W出力対応のUSBチャージャーを紹介します。手元にある機材では100W出力は試せませんでしたが、60W対応のSurface Pro 7やMacbook Proに対しては純正のチャージャーと変わらないスピードで充電ができました。純正のチャージャーは持ち歩きようにして、今回購入したUSBチャージャーは据え置きようとして使ってみたいと思います。

ところがこのUSBスタンダードAポートが埋まりつつあり、iPhoneを充電する際にはケーブルを差し替えることもしばしば出てきてしまいました。

一方、USB Type-Cポートのうち1ポートは使用していないので、USB Type-Cポートを使ってiPhoneを充電できればケーブルの差し替えが不要になります。

そこで、USB Type-C対応のLightningケーブルを探すことにしました。

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AliExpressでUSB Type-C対応のLightningケーブルを購入

この手のケーブルで圧倒的に安いのはAliExpressです。

AliExpressで探して見つけたのがこの製品です。

20W Fast Charging Data Sync Cord 5A PD USB C Cable
2022年1月時点で約290円(1m)と約330円(2m)

今回は1mのケーブルを購入しました。購入時の価格は2.49ドルで送料は無料です。

注文が2021/10/18で荷物を受け取ったのが2021/11/08なので21日かかったことになります。

ちょっと遅い気がしますがまあ許容範囲というところです。

配送時の梱包状態はかなり簡素です。

配送時の梱包状態

中華通販ではおなじみの封筒に入っているだけです。まあ中身はケーブルということでこのような梱包でも破損の可能性は少ないと思います。

購入したUSB Type-C対応のLightningケーブル

それでは到着したUSB Type-C対応のLightningケーブルを紹介していきます。

配送時の梱包を開けて出てきたパッケージは次の通りです。

ケーブルのパッケージ

どうやら「FUKABO」というブランド(?)の製品の様ですが、FUKABO自体が謎です。

このパッケージにはいっているのはケーブルのみです。

購入したケーブル

ケーブルは紙のバンドでちゃんと固定されており好感が持てます。

ケーブルはiPhone用なのでLightning端子になっています。

Lightning端子

反対側の端子はUSB Type-Cになっています。

USB Type-C端子

USB側がUSB Type-Cになっていること以外は普通のLightningケーブルです。

実際に使ってみる

入手したUSB Type-C対応のLightningケーブルを使って充電してみるのはiPhone SE (第二世代)です。

iPhone SE
圧倒的にパワフルなチップ。スター級のカメラ。進化したバッテリー。5Gのスピード。4.7インチのポケットサイズ。そのすべてを62,800円(税込)で。

使用するUSBチャージャーは下記のUSB PD対応のものです。

100W出力対応のUSBチャージャーTQUQ PD-048PTを試す
今回は中華通販で購入した100W出力対応のUSBチャージャーを紹介します。手元にある機材では100W出力は試せませんでしたが、60W対応のSurface Pro 7やMacbook Proに対しては純正のチャージャーと変わらないスピードで充電ができました。純正のチャージャーは持ち歩きようにして、今回購入したUSBチャージャーは据え置きようとして使ってみたいと思います。

このチャージャーにはスタンダードAポートが2口、Type-Cポートが2口あります。

このUSB Type-Cポートに購入したケーブルを挿し、Lightning端子側にiPhone SE (第二世代)を接続してみると・・・無事に充電が始まりました。

USB Type-C側を表裏ひっくり返しても充電できます。Lightning側も同様です。両端の表裏を気にする必要がなく、地味に便利です。

充電速度は下記のUSBチェッカーで確認して見ました。

USB Type-C対応のUSBチェッカーを入手する
今回はUSB Type-Cに対応したUSBチェッカー(USBテスター)を購入したことを紹介します。この製品はUSB Type-Cだけでなく、USB Type-Aポートの測定にも対応しているので、これを一つ持っておけば様々な環境での充電状況をチェックできるはずです。またBluetooth付きバージョンを購入すると、測定データをスマートフォンやPCで確認することができるのも便利です。

USBチェッカーのスマホアプリでグラフを書かせてみると、次のようになりました。

購入したケーブルでの充電状態

上半分のグラフでは、緑が電圧、薄い青が電流、黄色が電力となっています

これを見ると電圧は5.12V程度で安定してしています。一方、電流は1.7A付近で若干の変動があります。

結果として8~9Wの間で充電できていることになります。

比較のためにAnkerのLightningケーブルを利用してみました。

このAnkerのLightningケーブルと今回購入したケーブルを比べると、Ankerの方が一回り太かったです。

こちらのケーブルを同じUSBチャージャーのスタンダードAポートに差し、同じiPhone SE (第二世代)を充電した結果が次の通りです。

Ankerのケーブルでの充電状態

充電のし始めの頃に若干大きめの変動がありますが、それ以降は8~9Wの間で充電されています。

今回購入したケーブルとほとんど一緒と考えて良さそうです。

ただ、USB PD対応のUSBチャージャーのUSB Type-Cポートを使っても、20Wで充電することができなかったのは残念です。

まあ、手持ちのケーブルと同程度の早さで充電できそうなので、受け入れることにしました。

手持ちの機材ではこの原因がケーブルにあるのか、USBチャージャーにあるのかを判別することはできませんでした。

ちなみにこのケーブルを使ってWindows PCのUSB Type-CポートにiPhone SE (第二世代)を接続してみたところ認識したので、データ通信もできると思います。

20W Fast Charging Data Sync Cord 5A PD USB C Cable
2022年1月時点で約290円(1m)と約330円(2m)

まとめ

今回はUSBチャージャーのType-Cポートを活用するために、USB Type-C対応のLightningケーブルをAliExpressで購入したことを紹介しました。

USB PD対応のチャージャーを使っても20Wで充電はできなかったのですが、手持ちのLightningケーブルと同じぐらいの早さでは充電できそうでした。

AliExpressだと価格もかなり安いので、iPhoneユーザの方は1本持っておくと便利かと思います。

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