USB Type-Cの1 m延長ケーブルを試してみる

USB Type-Cの1 m延長ケーブルを試してみる 周辺機器・アクセサリ
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前回は充電・給電用のUSB Type-Cケーブルの長さ不足を解決するために5mのケーブルを購入し、失敗したことを紹介しました。

今回は1mの延長ケーブルを購入してこの問題を解決したいと思います。

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USB Type-Cケーブルの利用環境

このブログはMicrosoftのSurface 7 Proで作成していますが、給電にはUSB PDに対応しているチャージャーを利用しています。

100W出力対応のUSBチャージャーTQUQ PD-048PTを試す
今回は中華通販で購入した100W出力対応のUSBチャージャーを紹介します。手元にある機材では100W出力は試せませんでしたが、60W対応のSurface Pro 7やMacbook Proに対しては純正のチャージャーと変わらないスピードで充電ができました。純正のチャージャーは持ち歩きようにして、今回購入したUSBチャージャーは据え置きようとして使ってみたいと思います。

ケーブルは下記のものです。

いかにもノーブランドっぽいケーブルでしたが、60W近くの電力で供給することができました。

ただ、ケーブルの長さが3mということで、USBチャージャーの設置場所からSurface Pro 7の利用場所までギリギリの長さというのが問題でした。

そこで購入したのが前回紹介した5mのケーブルです。

5mのUSB Type-Cケーブルを購入してみた!
今回は5mのUSB Type-CケーブルをAliExpressで購入したことを紹介します。しかし結果は期待に反して充電・給電に使用することはできませんでした。私が購入したケーブルがたまたま不良品だったのか、それとも、そもそもケーブルの使用として充電できないものなのかは不明ですが、少なくても私はこのケーブルの使用を諦めました。無念です。

しかし、残念ながら全く給電できず、この5mのケーブルはボツとなりました。

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AliExpressで延長ケーブルを探す

リベンジをするために新たなケーブルを探すことにしましたが、今回は5mのケーブルではなく、延長ケーブルを購入して見ることにしました。

この手のものを安く購入するといえば海外通販のAliExpressです。そのAliExpressで見つけたのがこの製品です。

100Wの給電に対応していると明記されているので、今回の用途にはぴったりです。

延長ケーブルの長さは0.2m・0.5m・1mとありますが、今回は1mのものを購入してみました。

購入時の価格は4.8ドルでしたが、サイバー・マンデー・セールのクーポンなどがあったので支払いは4.1ドルでした。

送料無料の配送方法で購入したところ次のような日程で到着しました。

2021/11/25 注文
2021/11/28 発送連絡
2021/12/02 中国出発
2021/12/07頃 配送完了

配達完了が2021/12/07頃というのは正確な日付を記録するのを忘れていたためです。少なくてもよくある中華通販の日数(2週間程度)だったことは記憶しています。

配送時の梱包状態は簡素なものでしたが、中身はケーブルなので問題ありません。

配送時の梱包状態

購入したUSB Type-C 1m延長ケーブル

それでは到着したUSB Type-C 1m延長ケーブルを紹介していきます。

配送時の梱包を開けて出てきたパッケージは次の通りです。

購入した延長ケーブルのパッケージ 表

「USB 3.2 Gen2」や「E-Maker」などの文字がありますが、気になるのは「USB-C to USB-C Cable」となっていることです。

なんとなく、延長ケーブルのパッケージではなく、通常のUSB Type-Cケーブルのパッケージを流用している気がします。

パッケージの裏面にも「100W」「10Gbps」「4K」などの文字が見えますが、延長ケーブルであることは書いてありません。

購入した延長ケーブルのパッケージ 裏

やっぱり延長ケーブル用のパッケージではなく、流用している気がします。

パッケージの中身はUSB Type-C 1m延長ケーブルのみです。

購入したUSB Type-C 1m延長ケーブル

ケーブルにはまとめるためにマジックテープバンドが付いているので保管には便利です。

ケーブルは100WのUSB PDに対応しているためなのか、太め(実測では直径5mm程度)ですがそこそこの柔軟性はありますので、この写真の様にループ上にまとめることはできます。

ちなみに写真でわかるようにケーブル素材はナイロン編みではありません。また、コネクタ部にはUSBのロゴ等はありません。

実際に使ってみる

入手したUSB Type-C延長ケーブルを使って充電してみるのはMicrosoftの2-in-1タブレットであるSurface Pro 7です。

Microsoft Surface Pro 7で遊ぶ その1: 少し安く入手する
今回はMicrosoftのSurface Pro 7をお得に購入するためにアメリカから個人輸入したことを紹介します。アメリカのMicrosoft Storeのセールの時期を活用した結果、送料などを考慮しても日本で買うよりも29,000円ほど安く手に入れることができました。ただし、アメリカ版ではMicrosoft Officeは付属しませんので、既にライセンスをお持ちの方向けの手法ではあります。

使用するUSBチャージャーは下記のUSB PD対応のものです。

100W出力対応のUSBチャージャーTQUQ PD-048PTを試す
今回は中華通販で購入した100W出力対応のUSBチャージャーを紹介します。手元にある機材では100W出力は試せませんでしたが、60W対応のSurface Pro 7やMacbook Proに対しては純正のチャージャーと変わらないスピードで充電ができました。純正のチャージャーは持ち歩きようにして、今回購入したUSBチャージャーは据え置きようとして使ってみたいと思います。

そして下記の3mのケーブルに、今回購入した1mの延長ケーブルを付け足して、Surface Pro 7とUSBチャージャーを接続しました。

接続するとWindowsのバッテリーアイコンにコンセントのマークが表示され無事に充電が開始されました。

全く充電できなかった5mのケーブルとは大違いです。

5mのUSB Type-Cケーブルを購入してみた!
今回は5mのUSB Type-CケーブルをAliExpressで購入したことを紹介します。しかし結果は期待に反して充電・給電に使用することはできませんでした。私が購入したケーブルがたまたま不良品だったのか、それとも、そもそもケーブルの使用として充電できないものなのかは不明ですが、少なくても私はこのケーブルの使用を諦めました。無念です。

気になる充電速度ですが、下記のUSBチェッカーで確認したところ、調子が良いときは60W弱で給電できるようです。

USB Type-C対応のUSBチェッカーを入手する
今回はUSB Type-Cに対応したUSBチェッカー(USBテスター)を購入したことを紹介します。この製品はUSB Type-Cだけでなく、USB Type-Aポートの測定にも対応しているので、これを一つ持っておけば様々な環境での充電状況をチェックできるはずです。またBluetooth付きバージョンを購入すると、測定データをスマートフォンやPCで確認することができるのも便利です。

USBチェッカーのスマホアプリでグラフを書かせてみると、次のようになりました。

購入したUSB Type-C 1m延長ケーブルを使って充電した状況

上半分のグラフでは、緑が電圧、薄い青が電流、黄色が電力となっています。

これを見ると電圧は20Vで安定してしています。一方、電流は大きいときで2.8A、小さいときは1.0Aと変動が見られます。

このため電力も56W~20Wで変動していることになります。

おそらくこの変動はケーブルのせいではなく、Surface Pro 7側の充電制御によるものだと思います。

少なくても最大電力は延長ケーブルを使わないときとほぼ同等なので、今回購入したUSB Type-C延長ケーブルはちゃんと機能していると思われます。

まとめ

今回はUSB Type-Cによる充電環境を改善するために、USB Type-Cの1m延長ケーブルを購入してみました。

3mのUSB Type-Cケーブルに接続して合計4mとしてSurface Pro 7を充電してみたところ、無事に充電でき、また、延長ケーブル不使用時と同等の速度で充電することができました。

ケーブルに1mの長さが加わると、取り回しにかなり余裕ができるので、購入して正解でした。

次回はiPhone用のLightningケーブルの話題を紹介します。

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