前回は中華タブレットTeclast X16 Plusをセキュリティソフトでチェックしました。
今回はこのタブレットにベンチマークソフトをインストールして性能を見てみたいと思います。
なお、今回使用しているTeclast X16 Plusは海外通販サイトのGearBestから提供していただきました。
GearBestでの購入方法については下記をご覧ください。GearBestではTeclast X16 Plusは139.89ドル (日本円で約1万5千円…2016/05/23の価格)で発売しています。
購入にトライしようと思う方は下記サイトを参照してみてください。
Antutuベンチマーク
AntutuベンチマークはAndroidでは定番のベンチマークソフトです。3Dの性能を見るためAntutu 3DBenchもインストール済みです。
Antutuベンチマークソフトを実行した結果は下記の通りです。
ランキングを見ると23位となりました。
なお、同じCPUを使っているChuwi Hi8 Proでの結果は下記の通りです。若干Teclast X16 Plusの方がスコアが低く出ていますが、測定誤差というレベルかもしれません。ただ、RAMのスコアが1割り近く違っているのが気になります。
なお、Antutuベンチマークではシステム情報を表示することができますので紹介しておきます。
Vellamo Mobile Benchmark
Vallemo Mobile Benchmarkでも測定してみました。
まずはブラウザのベンチマークです。このブラウザのベンチマークでは「WebView」を使うようにしています。
他のデバイスとの比較は下記の通りです。ZenFone2に近い性能のようです。
続いてCPU性能のベンチマークです。
この値だけではわからないので比較グラフを表示すると次のようになります。このベンチマークでもZenFone2よりやや早い程度になっています。
最後にマルチコアに関するベンチマークです。
このベンチマークでもほぼZenFone2と同じスコアで、Nexus5より遅くなります。
Vellamo Mobile BenchmarkではTeclast X16 PlusはZenFone2(ZE551ML)よりやや早い程度という結果となりました。
ZenFone2(ZE551ML)はIntelのCPUで上位機種はクロック2.33GHzのAtom Z3580を搭載しています。Teclast X16 PlusのCPUのAtom x5 Z8300 (CherryTrail)は通常1.44GHz、Max 1.84GHzです。
最大クロックが低いにもかかわらずほぼ同じ性能ということは、システムとしてかなり効率がよくなっていることを示しているので、決して悪い結果ではありません。
まとめ
今回はTeclast X16 Plusのベンチマークテスト結果を紹介しました。
ベンチマークのスコアは最新のスマホと比べるとさみしい感じで、おおむね1年から1年半ほど前の上位スマホレベルというところでしょうか。それでも価格を考えれば十分な性能です。
次回はこのタブレットでmicroSDカードを使ってみます
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