前回はニューヨークのタイムズスクウェアは近くのT-MobileショップでプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
今回はこのプリペイドSIMカードを使えるようにしたいと思います。
購入したプリペイドSIMカード
最初に購入したプリペイドSIMカードを紹介しておきます。
購入したのはT-Mobileのツーリストプランです。価格は33.66ドルです。SIMカードはナノ・マイクロ・標準の3サイズ対応のものでした。
アクティベーション
T-MobileのプリペイドSIMカードを使えるようにするためにはアクティベーションという作業が必要になります。
T-Mobileの店舗でSIMカードを購入した場合
T-Mobileの店舗で買った場合は特に自分で作業する必要はありません。おそらく店員さんが店の端末でアクティベーション処理をしてくれたのだと思います。
SIMカードをスマホに装着してしばらく待っていると次のようなSMSが送られてきます。
これでアクティベーション完了です。SMSには割り当てられた電話番号が記載されています。
私の場合は割り当てられた番号は店員さんがSIMカードの台紙にも書いてくれました。
通販等でSIMカードを購入した場合
通販や非正規ショップでプリペイドSIMカードを購入した場合は自力でアクティベーションをする必要があります。
私は店員さんにやってもらったので、自力でアクティベーションする方法は調べただけとなります。ここで紹介している手順は実際に確認していない点に注意してください。
まず、T-Mobileのアクティベーション用のWebページにアクセスします
あとはここからダウンロード(リンク切れ)できる日本語マニュアルに従って登録を進めます。
なお、日本語マニュアルには「携帯電話のシリアル番号(MIEI)」と書かれていますが、これはIMEIの間違えだと思います。
データ通信の設定
データ通信をするためにはAPNの設定が必要です。
「設定」→「ネットワーク設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を開き、メニューボタンを押して「新しいAPN」を選択します。そして次のように設定します。
スマホによってはあらかじめAPN情報がプリセットされているかもしれません。
名前 | T-Mobile US LTE(なんでもよい) |
---|---|
APN | fast.t-mobile.com |
ユーザ名 | なし (空欄のまま) |
パスワード | なし (空欄のまま) |
これでしばらく待っていれば、アンテナピクトのところに「3G」「H」「LTE」「4G」などのデータ通信を示す文字が表示されるはずです。
表示されない場合はAPNの設定を見直すか、スマホを再起動してみましょう。
私のスマホの場合はHSPA+ (高速3G)でデータ通信が有効になりました。
T-Mobileのツーリストプランはデータ通信が2GB含まれているので、インターネットパッケージを別途購入する必要はありません。
APNを設定するだけですぐにインターネット接続ができるようになります。
まとめ
今回はアメリカ・ニューヨークで購入したT-MobileのプリペイドSIMカードをアクティベーションしてデータ通信をできるように設定しました。
T-MobileのツーリストプランのSIMカードはアクティベーションは店員がしてくれますし、設定するのはAPNだけです。これならばすぐに使うことができるのではないかと思います。
次回はT-MobileのプリペイドSIMカードのステータス確認方法について紹介します。
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