前回はトルコのAveaのプリペイドSIMカードで使えるAndroidアプリを紹介しました。
今回はトルコ・Avea編の最終回として、これまで紹介できなかった雑多なことを紹介します。
TOP UPの仕方
プリペイドSIMカードを利用する上で必要になるのがTOP UP(チャージ、リチャージ)です。
長期に滞在するとなるとTOP UPをせざるを得ないと思います。今回の滞在は7週間程度だったのでTOP UPをすることなく帰国しましたが、念のために調べたTOP UP方法を紹介しておきます。
AveaのWebページでは下記で紹介されています。トルコ語ですが、翻訳して見比べれば何とか理解できるとおもます。
TOP UPをするには、TOP UP用の16桁のTOP UP番号を入手して、そのTOP UP番号をAveaに登録することで行います。
このTOP UP番号は、カルフールなどのスーパーなどで入手可能なようです。カードになっていて、裏面のスクラッチを削ると16桁の数値が出てきます。金額は、12, 20, 30, 50, 100, 200トルコリラがあるようです。
TOP UP番号を登録するにはSMSを利用します。「YUK+スペース+TOP UP番号」を「9333」にSMSで送信します。たとえば「YUK 1234567890123456」というテキストを送信することになります。
また、SIM Toolkitが使える場合は、SIM Toolkitを使ってTOP UPすることができます。SIM Toolkitについてはその8を参照してください。
テザリング
このサイトには「このプリペイドSIMカードでテザリングはできますか?」という質問が来ることがあります。
そこで試してみました。
- スマートフォン: AQUOS PHONE ZETA SH-02E (SIMロック解除済み)
- プリペイドSIMカード: Avea
- クライアント: Nexus 7 (2012)
もちろんスマートフォンがアクセスポイント役になります。
試したところ・・・問題なくNexus 7からインターネットにつながりました。テザリングはできます。
あまりに普通にできすぎてこれ以上記載するネタはありません。
サービスエリア
最後にAveaのサービスエリアについてです。
AveaのWebページを探したのですが、見つけることができませんでした。
なので、ドコモから提供されている情報を紹介しておきます。画面の下のほうに「GSM 1800」と「3G 2100」の選択があり、これで「GSM(2G)のエリア表示」と「3Gのエリア表示」を切り替えることができます。
実際使った感じだと、ある程度人が住んでいる場所なら3Gが使えそうでした。地球の歩き方の地図に名前が出ている都市・村なら3Gは大丈夫でしょう。
ただ、距離が長い都市間だとGSMになってしまいます。
私はレンタカーで移動したので、都市間は運転中なのでGSMでも気になりませんでした。バスや電車で移動しているときにGSMになってしまったら少し気になるかもしれません(バスだとWiFiサービスをしている可能性はあります)。
まとめ
今回はここまで紹介できなかったAveaのプリペイドSIMカードの情報をざっと紹介しました。
AveaのプリペイドSIMカードはテザリングもできますし、サービスエリアも実用上は問題ありませんでした。TurkcellやVodafoneが強気の値段設定なので、節約派にはAveaがお勧めといえると思います。
トルコのプリペイドSIMカード情報については今回でいったん終了です。次回は北キプロスのプリペイドSIMカード情報について紹介します。
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