2019年4月の情報に基づいてAISの情報をアップデートしました。かなり詳細に記載しましたのでぜひご覧ください。!
前回はタイのバンコクでAISのプリペイドSIMカードを購入したことを紹介しました。
このプリペイドSIMカードを購入したのはAISのLINE PayでのTOP UPを試すためです。この結果を紹介します。
LINE Payを使ったTOP UPのメリット
AISのプリペイドSIMカードのTOP UPは、AISショップやファミリーマートなどで行うことができます。
ところが日本に帰国したあとに有効期限を延ばすためにTOP UPしようとすると、AISショップに行くわけには行けません。
そこでクレジットカードを使ったオンラインTOP UPを使えば良いわけですが、AISのオンラインTOP UPでは日本のクレジットカードは拒否されてしまいます。
タイのキャリア(AIS・DTAC・TrueMove)の中で、オンラインTOP UPで日本のクレジットカードが使えるのはDTACだけです。
このため旅行者でも維持しやすいプリペイドSIMカードとしてDTACを推奨していました。
そこで出てきたのがスマホアプリLINEで決済できる「LINE Pay」です。
このブログの読者からAISがLINE PayによるTOP UPをサポートしたという情報をいただきました。
LINE Payならば日本にいてもTOP UPできるはずですので、AISのプリペイドSIMカードの維持が簡単になります。
準備 – My AISのインストール
AISでLINE Payを使うためにはAISのスマホアプリ my AISをインストールする必要があります。
今回はAndroidの画面で紹介していきます。iOS版も大体同じような物だと思います。
my AISアプリをインストールして起動すると、下のようなタイ語の画面になりますので「EN」を選択します。
これで英語になりますのでAISの電話番号を入力して「OK」を選択します。
初回はこれでOTP(ワンタイムパスワード)がSMSで送られてきます。
受信したワンタイムパスワードを入力してOKを選択します。
これでログインに成功し、下記のように利用規約が表示されます。問題がなければ「Accept」を選択します。
初回ログイン時は画面の説明が表示されます。以外と操作感に癖があるのでちゃんと読んでおくことをお勧めします。
ログイン時にはいろいろメッセージが表示されますが、ここは「Cancel」しても良いと思います。
これでmy AISの画面になり、残高や有効期限が確認できるようになります。
また、my AISアカウントを作っておくとワンタイムパスワード(OTP)を使わずにログインできるようになります。
時間があれば作っておくと良いでしょう。私の場合はmy AISアプリの画面でアカウントを作ることを勧めるメッセージが表示されました。
このようなメッセージがでない場合はmy AISアプリのメニュー(左上のアイアコンで表示されます)で「my AIS Account」を選択すれば登録画面になるのではないかと思います。
my AIS Accountの作成を選択すると次のような画面になるので「Create my AIS」を選択します。
次の画面では電話番号とメールアドレスを入力して「Next」を選択します。
次に設定したいパスワードを入力します。
このパスワードはちょっと面倒くさいルールがあります。
パスワードは、長さ8~30文字で、
- アルファベット大文字 (A-Z)
- アルファベット小文字 (a-z)
- 数字 (0-9)
- アルファベット・数字以外 (!, @, #など)
の少なくても3種類を混合させる必要があります。例えば「Test1234」という感じです。
ルールに沿ったパスワードを設定すると利用規約が表示されるので確認して「Accept」を選択します。
最後に確認のため情報が表示されるので「Confirm」を選択します。なお2つ以上AISの番号を持っている方はここで追加すると一元管理できるようです。
これで完了です。
なお、確認のメールが送られてきていると思いますので、リンクをアクセスしてメールアドレスを確認しておきましょう。
「click here」のリンクにアクセスすると次のような画面になりメールがアドレスが確認できたことがわかります。
ここまでやればmy AISアプリの設定は完了です。
LINE PayでのTOP UP!
LINE Payは銀行口座などからチャージした金額で支払うこともできますが、AISのTOP UPについてはクレジットカードしか使えないようです。
ここからが本題です。LINE Payを使ってTOP UPしてみます。
まずはmy AISアプリを立ち上げてログインします。
そして画面上部のメニュー(左右に動きます)から「Top Up/Payment」を選択し、表示された「Top Up」を選択します。
これでTOP UP画面に映りますので、支払い方法として「Rabbit LINE Pay」を選択したのち、支払金額を選択します。今回は実験なので10バーツとしてみました。
なお、電話番号は自動入力されているので変更する必要は無いでしょう。ただ、宛先の電話番号を変更することで友人のSIMカードにTOP UPすることもできます。
決済方法と金額を設定したら「Next」を選択します。
TOP UP内容の確認がでるので間違えがなければ「OK」を選択します。
ここからはLINEの画面になります。初回決済時は少し入力する情報が多くなります。
まず、クレジットカードの情報 (クレジットカード番号・有効期限・セキュリティーコード)を入力します。
さらに次回の決済用に新規登録にチェックをします(チェックを入れたあとパスワードの設定画面が表示されたと思います)。
さらに画面下の2つのチェックボックスにチェックを入れるとようやく一番下の緑のボタンが選択できるようになります。
「10バーツの決済を行う」を選択すると下のように確認画面が表示されますので「決済」を選択します。
LINEの画面で決済が完了するとmy AISの画面に戻り決済が成功したことがわかります。
「OK」を選択するとTOP UPが成功したと表示されます。
LINEはAISへの支払いが完了したというメッセージが送られてきます。
また、通常のTOP UPと同様にSMSでTOP UPした結果が送られてきます。
LINE Payにる10バーツのTOP UPで残高が10バーツ増え、有効期限が30日伸びたことがわかります。
ちなみにクレジットカードの利用明細を観ると次のようになっていました。
1バーツ 3.5114円はあまり良いレートではありませんが、他の買い物でも同じレートが適用されていたので、LINE Payだからといって特別に悪いレートではないようです。
AISの有効期限を伸ばす
LINE Payを使うことによってタイ国外からも簡単にTOP UPすることができます。
LINE Payの決済も、クレジットカードの情報を記憶させておけば、2回目から簡単に行うことができます。
AISの場合、10バーツのTOP UPで30日伸びますので、合計12回のTOP UP(120バーツ)で約1年の延長が可能になります。
これまでAISの有効期限を延ばすにはタイでこまめにTOP UPするか、日本にいてTOP UP業者に依頼してTOP UPする必要がありましたが、LINE Payがあれば自分で簡単に有効期限を延ばすことができます。
AISの弱点の1つが、SIMカードの維持が面倒ということだったのですが、LINE Payによりこの弱点も解消したのではないかと思います。
DTACの場合は、Give Day Awayというサービスで、2バーツで30日の延長が可能です。この点を考えると、SIMカードの維持という面ではまだ若干DTACの方が有利かもしれません。
まとめ
今回はタイAISのプリペイドSIMカードでLINE Payを使ってTOP UPする方法を紹介しました。
LINE Payを使うことで、AISのSIMカードに日本国内からでもTOP UPすることができます。10バーツをTOP UPすれば有効期限が30日伸びるので、AISのSIMカードの維持が格段にしやすくなったのではないかと思います。
次回はAISのプリペイドSIMカードのその他の情報を紹介します。
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