タイでプリペイドSIMを使う その37: TrueMoveの無料SIMカードの使い方

タイでプリペイドSIMを使う その37: TrueMoveの無料SIMカードの使い方 タイ
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前回は無料で入手したTrueMoveのプリペイドSIMカードをアクティベートして使えるようにしました。

今回はこのプリペイドSIMカードの細かい使い方と使い勝手について紹介します。

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プリペイドSIMカードの使い方

通常のプリペイドSIMカードと同様に、特別な番号に発信することにより、画面の情報が表示されるか、SMSが送られてきます。

主要なコマンド(番号)とは下記の通りです。画面に表示される内容、あるいは、SMSの内容については前回紹介しているのでそちらを参考にしてください。

残高確認 #123#あるいは*123#
通話ボーナス確認 *510*05#
データ残量確認 *900#
プロモーション(プラン)確認 *935#
自分の電話番号確認 *933#
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TOP UP(チャージ)の仕方

TrueMoveのプリペイドSIMカードの初期残高は0バーツで、そのままではインターネットパケージなどを申し込むことができません。最初の20MBを使い切った後はインターネットパッケージを購入する必要があるので、TOP UPする必要があります。

TOP UPにはいくつか方法があるのですが、ここではTrueMoveが押していると思われる二つの方法を紹介しておきます。

セブンイレブンでTOP UP

プリペイドSIMカードのパッケージに同梱されているカードで進められている方法です。

セブンイレブンのレジに行って「TrueMove TOP UP」といって金額を伝えます。受け付けてくれる金額は50・90・150・300・500・1000バーツです。

店員さんがレジの近くの機械で番号を入力するように言ってくるので、その機械で自分の電話番号を入力します。電話番号がわからなくなった場合は「*933#」で確認しましょう。

TOP UPに成功すると、しばらくして最新の残高と有効期限が記載されたSMSが送られてきます。なお、セブンイレブンでTOP UPした場合は金額にかかわらず、有効期限は30日伸びます。

topup

コミュニケーションが苦手な方は、SIMカードのパッケージについてきた紙を店員さんにみせれば手伝ってくれると思います。

TOP UPを説明するカード

クレジットカードでTOP UP

アクティベーションに成功したときに送られてくるSMSで紹介されている「Easy Top up」です。

404 Not Found

このURLにアクセスすると、クレジットカードによるTOP UPができるページに飛ばされます。

このWebページによると、VisaとMasterのクレジットカードが使えるようです。TOP UPできる金額は300・500・1000バーツのいずれかで、TOP UPした金額にかかわらず有効期限が60日間伸びます。100バーツのような少額のTOP UPができない点には注意をする必要があります。

表示されたWebページの下部にAcceptのチェックボックスがあるので、これをチェックすると「Next」のボタンが表示されますので、これを選択します。

Screenshot_2014-12-23-20-32-14

次の画面では、「電話番号」「TOP UPする金額」「4文字のパスワード(下記の画面の例では”143X”)」を入力して、Nextのボタンを選択します。

Screenshot_2014-12-23-20-37-30

次に確認画面が出るので、電話番号と金額に間違えがないことを確認して「Next」を選択します。

Screenshot_2014-12-23-20-38-20

すると、銀行のWebサイトに飛ばされてクレジットカード情報を入力するように要求されます。上から「クレジットカードの番号」「有効期限」「名義人の氏名(カードに記載の通り)」「発行国(Japanを選択)」「発行銀行(Othersの方のラジオボタンを選択してから発行会社名を入力」「裏面のセキュリティーコード(数値3桁あるいは4桁)を入力します。

クレジットカードの発行銀行(発行会社)についてはカードの裏面に書いてあります。たとえばクレジットカードがANAカードでも、発行会社は全日空ではなく、三井住友カード(SUMITOMO MITSUI CARD CO., LTD.)とかなので気を付けてください。

最後にSubmitを選択すれば完了です。

Screenshot_2014-12-23-20-39-10

なお、クレジットカードによってはこの後にクレジットカード独自の決済画面に飛ばされる場合もあります。

有効期限の延長方法

TrueMoveの無料SIMカードの有効期限は30日間あるので、普通の旅行でしたら有効期限については気にする必要はないと思います。

また、TOP UPの方法にもよりますが、TOP UPすると有効期限を30~60日延ばせます。年に何度かタイに訪れる予定がある人はあらかじめTOP UPして有効期限を延ばし、次回の訪タイ時にも使えるようにするのもよいかもしれません(もしかしたら最長90日のような上限があるかも)。

日本国内での利用

この無料SIMカードをそのまま日本国内に持ってきたのですが、残念ながら使えませんでした。

TrueMoveショップに行って、国際ローミングを有効にしてもらう必要があるのかもしれません(有効にできるかどうかわかりません)。

まとめ

今回は無料で入手したTrueMoveの無料SIMカードの使い方について紹介しました。

使い方は通常のTrueMoveのプリペイドSIMカードと同様のようです。無料SIMカードに固有の制限事項があるかどうかは確認することができませんでした。

次回はTrueMoveのプリペイドSIMカードでのインターネット利用について紹介したいと思います。

コメント

  1. 報告 より:

    True Move Hの4G通信(LTE)は、従来、ポストペイドSIMカード契約者のみが利用可能でしたが、昨年後半から、プリペイドSIMカード契約者にも4G通信の利用を開放したという情報があったので、今回久し振りのバンコク訪問の折、従来から使っている手持ちのTrue Move HのプリペイドSIMカードで4G通信を試してみました。
    (なお、DTACのSIMカードも持っているので、DTACのSIMも、DTACショップにて無料で4G/3G対応の最新Trinet SIMカードに交換してもらいました。古い3G対応SIMのままでは4G通信を使えないからです。タイでは、日本と違って無料でSIMカードを交換してもらえるだけでもうれしいのに、私のように、DTACの「Happy Simple SIM」カード所有者で、金額の多寡を問わず1回トップアップするごとにSIMカードの有効期限が90日ずつ延長される、つまり、たとえば20バーツずつ4回トップアップすれば、有効期限が360日延長される(これだけで通常は上限の365日に到達する)という魅力的なSIMカードを保有している場合は、その魅力的な条件も、交換後の新しい4G/3G対応のTrinet SIMカードに引き継がれていたのは感激です。DTACの4G通信エリアは非常に広く、交換後のSIMカードでは、バンコク市内においてはどこでもアンテナ表示は「LTE」のままで、3G通信を示す「H」や「H+」に変わることはありません。スピードも超速いです。)
    さて、True Move Hの4G通信の利用方法について、ネット上で情報が混乱しているようなので、今回実際に経験して、わかったことを以下に報告します。
    ネット上のブログで、4G通信非対応の手持ちの古いSIMカードであっても、True Move HのHPに掲載されている4G通信対応の料金プランに申込みしさえすれば(わざわざ4G対応のSIMカードを使わなくても)4G通信を利用できると断言しているものを拝見しました。一方、その情報どおりに試してもうまくいかなかったとの経験談も投稿されています。
    結論から言うと、当該ブログ主が、4G通信非対応の従来のSIMカードのままでも4G通信が利用できたのだとしても、それは一部のSIMカードに限った例外ケースだと思います。例外ケースを除き、4G対応の新しいSIMカードに交換してもらわないと4G通信を利用することはできないと思います。(Trueショップ店員の言として、従来のすべてのSIMカードについて該当するかのように断言されているために、その情報を信頼して多くの旅行者に混乱が生じているのではないかと思います。)
    私の場合もそうでした。上記情報を信頼して従来のSIMカードのままで、True社のHPに記載されている最新の4G対応料金プランをスマホから申し込んだところ、「このSIMカードでの申し込みは受け付けられない。TrueショップにてSIMカードをアップグレードしてください」というSMSが返ってきました。上記、うまくいかなかったという方の投稿にあるのと同じメールです。
    DTACのSIMカードと同様、True Move HのプリペイドSIMカードでも4G通信を利用するためには(一般に)、新しい4G通信対応SIMカードに交換してもらう必要があると考えた方がよいと思います。両社とも、交換手数料は無料で、従来の電話番号も残高も有効期限その他もそのまま新しいSIMカードに引き継がれました。
    私の場合、まず、宿泊ホテルに近いシーロム通りの、バンコク銀行本店に向かって2つ左側にあるUnited Centerビル1階にあるDTACセンターでSIMカードを無料で交換してもらい、上記のように首尾よくLTE通信を使えるようになりました。
    続いて、同ビルの同じ階にあるTrueショップに行き、SIMカードの交換を依頼したところ、担当の若い女性店員は、持って行った「3G+」対応のSIMカードを調べて、「このカードは4G通信をサポートしていません」と言って来ました。だから新しい4G対応SIMに交換してもらいに来たんだ、と言うと店員は「交換という制度はない。299バーツで新しい4G対応SIMカードを買ってください。」と言う。(ネット上でも別のTrueショップにて同じ経験をされた方の投稿を拝見しました。)299バーツ出せば、同じ電話番号のままで、残高も引き継がれるのか聞いたところ店員は、「電話番号は新しいものに変わる。残高も引き継げない。」と言う。隣のDTACでは無料で新しい4G対応SIMと交換してくれた、電話番号も残高も引き継がれた、と主張すると店員は「Trueには、そういう制度はない」という。よく分かる人に確認してくれないかと頼むと、上司らしき男性社員に確認し、「やはりDTACのような制度はTrueにはないので、新しく4G対応SIMカードを買う以外に方法はありません。」との最終回答。業務知識が乏しく前に進まないという事態はタイでは珍しいことではなく、そういった場合は、ねばっても無駄なので、別のショップに行くことにしました。
    ネット上では、MBKのTrueショップにて無料で交換してもらったという投稿が複数あったので、時間をかけてもMBKまで行けば確実だと思い、MRTサラディーン駅に行く途中、United Centerから3軒隣のCP Towerビル1階にもTrueショップがあったので入ってみました。同ビルは、シーロム通りを挟んで有名なパッポンの向いに位置するビルで、1階に大きなマクドナルドが入っているのですぐにわかります。今度も担当は女性でしたが、拍子抜けするほどあっさりと「無料で交換できます。電話番号も残高もすべて引き継げます。」との回答。その女性店員は過去に何度も同様の依頼に対応している様子で、てきぱきと作業をこなし、1~2分で、見るからに高そうなシルバーメタリックのケースに入った新しいSIMカードを渡してくれました。ニッコリ微笑みながら。なお、ケースは封印が付いたままで手つかずの新品のSIMカードが渡されたので、おそらく、パソコン上で、ケース表面に印刷された新旧のシリアル番号を入力するだけで、すべての情報の移行が完了するのだろうと思われます。
    MBKまで行く時間と手間が省けてラッキーでした。それにしても、ショップによって全く回答が違うとは、まさにアメージング・タイランドですね。
    これで、Trueでも首尾よくLTE通信を利用できるようになりました。
    なお、Trueショップの店頭にコインが使えるTrue専用セルフトップアップ機が置かれていたので、試しに持っていた10バーツコインを1枚だけトップアップしてみました。結果、何と、たった10バーツで有効期限が30日延長されました。トップアップ手数料は無料です。有効期間延長のために、今度からは、このトップアップ機を活用しようと思います。
    バンコク市内に限りますが、DTACとTrue Moveの4G(LTE)通信を使った感想です。
    カバーエリアはTrueの方がDTACより狭いようです。Trueでは、ときどきアンテナ表示が3G通信に変わることがありました。
    何か所かで通信速度を図ってみたところ、今回測定したすべての場所でDTACの方が速かったです(東京におけるドコモのLTE並みかそれ以上の数値でした。利用者数等の違い等が影響しているのかもしれません。)

    • scratchpad より:

      情報ありがとうございます!

      店員の対応のゆるさがさすがタイですね。その分、できる店員さんにあたるととても感激するものなのですが(笑)

      バンコクはあっという間にLTE対応が進んでいるようですね、ぜひとも私も次回はタイでLTEを成功させてレポートしたいと思います。

  2. 匿名 より:

    クレジットカードでのトップアップを行おうとしたらカードが情報が有効ではありません。
    と表示されトップアップが行えませんでした。
    使用したクレジットカードは楽天カードと三井住友VASAカードです。
    日本のクレジットカードではトップアップは行えなのでしょうか?

    • scratchpad より:

      コメントありがとうございます!

      https://scratchpad.jp/prepaid-sim-in-thailand-53/
      こちらにも書いているのですが、TrueMoveの場合は私は決済直前までやって処理を止めているので、確認まではしていません。
      TrueMoveのサイト(https://www.truemoney.co.th/cpg/AOTWeb/aotService.do?mode=init)でも国際対応のVISA/Masterは使えると書いてあるし、決済画面で日本が選べるので、日本で発行されたクレジットカードでも行けると思ったのですが、、、
      お使いのクレジットカードが海外でのショッピング枠があるのに失敗したとなると、タイ発行のクレジットカードに限定されているのかもそれません。

      なお、私が試した結果は、AISはタイ発行のクレジットカードのみで日本のカードは使えず(ためいたのはだいぶ前です)、DTACは日本発行のクレジットカードでOKという状況です。

  3. shigeo より:

    trueのsimですが有効期限の延長は90日が最長でした。
    これ以降はいくらトップアップしてもだめでした。
    simは空港の販売店で150バーツで3日間1gb利用できるプランで利用されているツーリスト向け無料simです。

    • scratchpad より:

      情報ありがとうございます!

      TrueMoveはあまりチェックできていないのですが「simは空港の販売店で150バーツで3日間1gb利用できるプランで利用されているツーリスト向け無料sim」というのは、下記で案内されている「TOURIST SIM」とは別物という意味でしょうか?
      http://truemoveh.truecorp.co.th/international_service/visit_thailand/en

      また、パスポート情報は登録済みでしょうか?

      90日だけだとすると使い捨てということになりますね。
      まぁ、タイの場合はSIMは安いので気になりませんが、毎回空港で入手するのは時間がかかるので、リピータなら維持したいところですね。

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