2019年4月の情報に基づいてAISの情報をアップデートしました。かなり詳細に記載しましたのでぜひご覧ください。!
前回はタイのAISでついに3G通信することに成功しました。
今回はその3G通信の速度を測ってみたいと思います。また、DTACとの比較もしてみます。
ただ、後から調べると、購入したインターネットパッケージが2G向けのパッケージのようでした。もしかしたら速度制限がかかっているかもしれませんので、ここで紹介する値は参考としてお考えください。
スワンナプーム国際空港での測定
プリペイドSIMカードを入手したのは帰国する直前だったので、買った後は空港に向かうしかありませんでした。
途中で測定しようと思ったのですが、どこかで余計な操作をしたらしくAISから送られてくるSMSがすべてタイ語になってしまい、これを英語に戻すのに大変苦労しました。
結局落ち着いたのは空港についてからで、空港建物内で測定してみることにしました。
1回目
さっそく1回目の測定結果です。アンテナは全部立っていて、アンテナアイコンのところには「H」が表示されているので、高速3Gモード(HSPDAやHSPA)になっています。
ちょっと物足りない!?
一定の速度が出ていて安定しているようですが2Mbpsというのは3Gとしては少し物足りない感じです。
2回目
たまたま調子が悪かったのかもしれないと思い、同じ場所で再度測定してみました。
今度もダウンロードは2Mbps以下。いまいちな感じです。しかも序盤は全然通信ができておらず怪しい感じです。
一方、アップロードの速度は倍増し、3Mbpsを超えました。基本的に携帯電話のデータ通信はダウンロードが早くなるように設定されてるのですが、アップロードのほうがダウンロードよりずっと早くなるというのは少し珍しいです。
AISのユーザが周囲に多くて混んでいるのか、速度制限がかかっていてダウンロードの速度が抑えられているのかもしれません。
DTACとの比較
これだけだとつまらないので、同じ場所でDTACと比べてみました。
場所はANAの羽田行きの飛行機の中(もちろん搭乗中)です。登場してからドアが閉まるまで時間があったので自分の座席でSIMカードを入れ替えて測定してみました。
まずはAISです。
またもいまいちです。しかもPINGが長くなっており、状況としては悪化しております。
一方のDTACはというと・・・
圧勝でした。ダウンロードのスピードはAISの2倍を超えています。ちなみにDTACの3Gはスワンナプーム国際空港の地下で10Mbpsを超えたこともあります。
この結果だけで比較するとDTACのほうが優秀と思います。
まとめ
今回はタイのAISのプリペイドSIMカードの通信速度を測定して、DTACと比較してみました。
測定が空港だけ、また、AISのインターネットパッケージは2G時代の方法で申込み、といくつか考慮の余地はありますが、今回の結果ではDTACのほうが圧倒的に優れているという結果になりました。
DTACの方がお勧めですが、AISは地方で強いという特徴もありますので、ご自分の行動予定に合わせて選択してください。
次回はAISの情報をまとめてみます。
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