キプロスでプリペイドSIMを使う その1: 情報収集

キプロスの海岸線

前回までは北キプロスのプリペイドSIMカード事情を紹介しました。今回もう一方のキプロス(南キプロス/キプロス共和国)を紹介します。

南キプロスと北キプロスは分断されていますが、旅行者は首都のニコシア(レフコーシャ)で簡単に両国間を行き来することができます。しかし、両国は別々に統治されているため、北キプロスのプリペイドSIMカードは南キプロスでは使用できず、南キプロスのプリペイドSIMカードは北キプロスで利用できません。両国を旅行される場合は新たにプリペイドSIMカードを買いなおす必要があります。

北キプロスを含むその他の国のプリペイドSIMカード情報については下記のまとめページを参照してください。

SIMフリーのスマートフォンで海外のプリペイドSIMカードを利用しています。世界各国でのプリペイドSIMカードの購入方法・設定方法・使い方などを紹介します。

なお、ここで紹介するのはインターネット上を調べて得た情報ですが、現地で確認が取れていません。その点にはご注意ください

ドコモのローミング情報

これまでと同様に、渡航前にドコモのローミング情報を確認します。

ドコモのローミング情報で表示される携帯電話会社は少なくてもドコモのスマートフォンで使えることになります。ドコモのローミング情報は下記のページから入手できます。

北キプロスはドコモのローミングの対象外でしたが、、、、キプロスはありました。それもそのはずキプロスはEU加盟国です。

キプロス におけるNTTドコモの携帯電話による通話やネット(国際ローミング)の対応結果を表示します。お使いの機種により対応エリア/サービス/料金が異なるため、渡航前にご確認ください。

2014年6月時点でのローミング状況は下記の通りです。

docomo-cyprus

CytaとTCELLの2社は確実にドコモのスマートフォンで通信ができることがわかります。

調べてみるとキプロスの携帯電話会社はCyta・MTN・PrimeTelの3社のようです。ドコモのいうところの「TCELL」がMTNなのかPrimeTelなのかはよくわかりません。

インターネット上の情報

インターネットでもキプロスのプリペイドSIMカード情報を調べてみました。下記の2ページが情報が豊富で助かりました。

Politically the island of Cyprus is divided into two parts. The Greek-speaking Republic of Cyprus in the south which is a member of EU and the Turkish-affiliate...

また、キプロスの公用語はキプロス語と英語です。頑張れば携帯電話会社のサイトからも情報を集めることができます。

Cytamobile-Vodafone offers pay monthly & pay as you go plans, smartphones, tablets and accessories for your personal & business needs
MTN offers you a wide range of postpaid and prepaid solutions to cover your every need. Connect now with an MTN PayMonthly Up2U plan or with MTN PayAsYouGo and...

ここでは、私が渡航前に調べた情報をざっと紹介しておきます。キプロスの通貨はユーロです。

なお、ここの情報は現地で確認が取れておりませんので間違っているかもしれません。その点はご注意ください。

Cyta

  • プリペイドSIMカード:
    • 通話可能SIM : soeasy Tourist SIM
      • 価格: 2ユーロ (初期残高 1ユーロ)
      • データ通信: TOP UPした後にインターネットパッケージを申し込むことで可能
      • 有効期限: 30日間(TOP UPすると延長可能)
    • データ通信専用SIM: VMB Pay As You Go Holiday Pack
      • 価格: 14.9ユーロ
      • データ通信: 500MB
      • 有効期限: 7日間 (TOP UPすると延長可能)
  • インターネットパッケージ: Mobile Internet pay as you go plans

    通信容量 有効期間 価格 申し込み方法
    20MB 1日間 1.53ユーロ 「MI day」を「8000」にSMS
    60MB 7日間 3.05ユーロ 「MI week」を「8000」にSMS
    200MB 30日間 10.17ユーロ 「MI month」を「8000」にSMS
  • TOP UP:
    • 価格: 5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、35ユーロ
    • 有効期限の延長: 30日間 (soeasy Tourist SIMの場合)
    • 方法: *115#に発信した後に画面に従ってTOP UPカードに記載の16桁の数値を入力する
  • 設定
    • APN: cytamobile
    • ユーザ名: なし
    • パスワード: なし
  • 操作:
    • 残高確認: 「*110*1#」に発信
    • プラン確認: 「*114*3#」に発信
    • データ通信量確認: 「DLUEN」を「8000」にSMS

インターネットパッケージで利用できるデータ容量が小さいのが難点です。

短期滞在で出費を抑えたいなら7ユーロでsoeasy Tourist SIMと5ユーロのTOP UPカードを購入し、インターネットパッケージの7日間用のプランをを購入するのがよいでしょう。

データ通信をたっぷり行いたい場合には、通話はできませんがVMB Pay As You Go Holiday Packを買って500MBのデータ通信をできるようするのがよさそうです。

MTN

  • プリペイドSIMカード:
    • MTN PayAsYouGo Pack: 2ユーロ
      • 初期残高: 1ユーロ
      • データ通信: 不明
      • 有効期限: 30日間?
    • Holiday Prepaid Pack: 2ユーロ
      • 初期残高: 1ユーロ
      • データ通信: TOP UPした後にインターネットパッケージを申し込むことで可能
      • 有効期限: 30日間
    • APOEL FC Mobile Pack: 9.5ユーロ
      • 初期残高: 2ユーロ
      • データ通信: 200MB
      • 有効期限: 不明(90日?)
    • MTN Mobile Broadband PayAsYouGo: 10ユーロ
      • データ通信専用(音声通話不可)
      • データ通信: 100MB
      • 有効期限: 30日間
  • インターネットパッケージ: PayAsYouSurf

    通信容量 有効期間 価格 申し込み方法
    20MB 1日 1.52ユーロ 「data on day」を「6040」にSMS
    80MB 1週間 4ユーロ 「data on week」を「6040」にSMS
    200MB 1ヶ月 10.19ユーロ 「data on month」を「6040」にSMS
    500MB 1ヶ月 15.13ユーロ 「data on month 500」を「6040」にSMS
  • TOP UP:
    • 価格: 5ユーロ, 10ユーロ, 20ユーロ, 35ユーロ, 50ユーロ
    • 有効期限の延長: 価格により30~150日
    • 方法: 「*202*」に続けて14桁の番号と「#」を入力して発信
  • 設定
    • APN: internet
    • ユーザ名: なし
    • パスワード: なし
  • 操作
    • 残高確認: 「*202#」に発信

滞在期間にもよりますが、短期の旅行者であればAPOEL FC Mobile PackというプリペイドSIMカードが一番バランスが良いです。

しかしこのプリペイドSIMカードはサッカークラブと提携したちょっと特殊なプリペイドSIMカードのようです。普通に旅行者が入手可能かどうかはわかりません。

PrimeTel

  • プリペイドSIMカード:  PAY AS YOU GO
    • 価格: 7.5ユーロ(?)
    • 初期残高: 2ユーロ
    • データ通信: 5MB
    • 有効期限: 30日
  • インターネットパッケージ: Pay As You Go mobile internet plans

    通信容量 有効期間 価格 申し込み方法
    20MB 30日 2.5ユーロ 「DATA20」を「8133」にSMS
    100MB 30日 6ユーロ 「DATA100」を「8133」にSMS
    250MB 30日 12ユーロ 「DATA250」を「8133」にSMS
    500MB 30日 20ユーロ 「DATA500」を「8133」にSMS
  • TOP UP:
    • 価格: 10ユーロ, 20ユーロ, 35ユーロ, 50ユーロ
    • 有効期限の延長: 30日?
    • 方法: 「*133*」に続けて16桁の番号と「#」を入力して発信
  • 設定:
    • APN: ip.primetel
    • ユーザ名: なし
    • パスワード: なし
  • 操作:
    • 残高確認: 「*133#」に発信

調べた限りではCytaやMTNより高く、PrimeTelを積極的に選ぶ理由はないような気がしました。

現地にて

携帯電話会社のお店はたくさんあります。町の大通りに行けばCytaやMTNのお店を見つけることができるでしょう。実際ニコシアの中心のリドラス通りで何件か見かけました。

しかし、私が北キプロスからキプロスに移動したのは夜中だったのでお店はすべてしまっておりました。また、翌日以降も時間が取れずプリペイドSIMカードを購入することができませんでした。

キプロスは英語が通じるのでプリペイドSIMカードの購入の敷居は低いと思うのですが、確認できなくて残念でした。

まとめ

今回はキプロス(南キプロス)のプリペイドSIMカード情報を紹介しました。せっかく調べたのに現地で確認できなかったのは残念でしたが、調べた情報は役に立つかもしれないと思い公開することとしました。

どなたかプリペイドSIMカードの購入に成功した方がいたら、この情報が正しいか教えていただきたいところです。

海外プリペイドSIMカード情報はいったんお休みで、次回以降はWordpressネタにしたいと思います。