前回まではフィットネストラッカーを紹介してきました。今回はLifeXimという会社のBluetoothイヤホンを紹介したいと思います。
1回の記事で紹介しきれると思ったのですが、思ったより長くなってしまったので全二回でお伝えします。
今回のBluetoothイヤホンはLifeXim社よりレビュー用に提供していただきました。
このBluetoothイヤホンは2018/07/01現在、Amazonで5100円で販売しています。
LifeXim社について
LifeXim社はオーディオ関係のデバイスを開発・販売している会社です。調べてみると公式サイトもちゃんとありました。
http://www.litexim.com/?lang=jp (リンク切れ)
Webサイトには特に明確には記載されてはいませんが、調べてみると中国の会社のようです。
公式サイト(日本語)を見ると製品は1個しかありませんが、Amazonを調べてみると、オーディオ関係のデバイス以外にスマートホーム関係の製品も取り扱っているようです。
中国の会社というとちょっと不安になるかもしれませんが、発送はAmazonの倉庫から行われるので特に問題となることはないと思います。
最近は深圳を中心とする中国のハードウェアメーカーの勢いはすさまじく、実はAmazonを使って日本市場に参入しているメーカーはかなりあります。LifeXimもその一つということになります。
完全ワイヤレスイヤホン Aerobuds (TW-30)
今回レビューするのは「Aerobuds (アエロバッド)」という名称のBluetoothイヤホンです。
Amazonのページは下記になります。
日本語版の公式サイトにはこの製品の情報は掲載されておらず、英語版に切り替えるとこの製品の情報を得ることができます。
http://www.litexim.com/index.php/index/goods/article/id/18.html (リンク切れ)
Amazonでの製品写真を見てわかるように、この製品の特徴は左右独立した完全なワイヤレレス設計であることです。
Appleが完全ワイヤレスのAirPodsを発売してから、同じコンセプトの製品が多く発売されています。今回のAerobudsも同じコンセプトです。
ただし、AppleのAirPodsに比べて価格が3分の1以下というのが、うれしいポイントです。
Amazonの商品説明によると
- 両耳モード・片耳モードの両方で利用可能
- Bluetooth 4.2対応
- 片耳5gの超軽量
- 充電・収納ケース付属
- 12ヶ月保証
が特徴として挙げられています。
Aerobudsのパッケージ
Amazonで注文したところ注文の翌々日あたりに到着しました。中国メーカーの製品ですがAmazonの倉庫から出荷されています。
届いたパッケージはこんな感じです。
製品が小さいだけあってパッケージもかなりコンパクトです。またパッケージがちゃんとビニールでラッピングされていることも好感が持てます。
パッケージの正面にはAerobudsの商品のイメージ図が描かれています。
パッケージの底面には「内容物の一覧」「型番情報」「認証ロゴ」「SNSリンク」などが記載されています。
注目すべきは認証ロゴです。右から2番目のロゴは日本の技適マークになります。
このためこの製品を日本国内で利用してもBluetooth電波が他の機器に悪影響を与えることはなく、電波法違反に問われることはありません。
左右の側面にはこの製品の特徴が記載されています。
パッケージを開けてみると紙が1枚入っており、Aerobuds本体はその下に入っています。
一番目につくところに入っている紙なので重要な情報の可能性があります。後でチェックしたいと思います。
この紙を取り除くとようやくAerobuds本体が見えてきます。
パッケージの内容物を全て取り出したのが下記の写真です。
左側の紙はパッケージを開けていたときに入っていたものです。
中央上部がAerobudsのケースで、その中にAerobudsが格納されています。
中央下部は左側から、充電用のmicroUSBケーブル、交換用のイヤーピース(上)、交換用のウィングチップ(下)となります。
右側は上が取扱説明書、下が購入したお礼状となります。
Aerobudsの内容物詳細
それではパッケージの中身をチェックしていきます。
Aerobudsのケース
まずはケース兼充電器の確認をしていきます。
Aerobudsのケースはとてもシンプルでロゴなどが見当たりません。
底面には各種認証ロゴのシールが貼られています。これはデザイン上は残念ですが、仕方がなさそうです。
ケースを開けるには側面のボタンを軽く押して蓋を開けることになります。これにより不意に開かないようになっています。
反対側は充電のためのmicroUSBコネクタと充電状態を示すためのLEDがあります。
サイズ的にはざっと測定したところ93×36×36mmでした。
重さはAerobudsを格納した状態で53gでした。
これくらいのサイズ・重さならカバンに放り込んでおいても気にならないのではないかと思います。
さてケースの蓋をパカッと開けるとAerobuds本体を目にすることができます。
このケースの蓋の裏を確認すると緩衝材が貼られていました。Aerobudsを格納中に位置がずれないようにするためのものともいます。結構細部まで作り込んでいることがわかります。
最後にAerobudsを取り出した時の写真を載せておきます。
ケースとAerobudsにはそれぞれ磁石が入っているようで、ひっくり返しただけではAerobudsを取り出せません。
ケース側に金属端子があることがわかります。ここからAerobuds本体に給電することになります。
Aerobuds本体
ようやくAerobuds本体の紹介です。
Aerobuds本体はとても小さく、写真を撮るのがなかなか大変で、あまりきれいな写真にはなりませんでした。
正確なデザインを確認したい場合はAmazonのページを見た方が良いかももしれません。
またコム材質の部分にホコリがついていますが、これは私の撮影した環境のせいです。取り出した時にはホコリはついていませんでした。
まずはAerobuds本体を外側から見た写真です。
外側には「LifeXim」というロゴがあることがわかると思います。この部分はプッシュスイッチになっています。また、LifeXimロゴの右隣の丸いぽっちはLEDです。
別角度からとったのが下の写真です。側面に小さな穴が空いていることがわかると思います。おそらくこれはマイクなのではないかと思います。
内側を撮影したのが下の写真です。金属端子が2個ありこの設定がケースの端子と接触することで充電されます。
またその隣には「R」と印刷されており、これが右耳用であることがわかります。もちろん左耳用の場合は「L」と書かれています。
重さは左右合計で10gです。かなり軽量であることがわかります。
イヤーピース
Aerobudsで使用するイヤーピースは合計3ペア付属します(一つは最初からAerobudsに装着されています) 。
サイズはS・M・Lとなっているので、自分の耳のサイズに合わせて選択することができます。
ウィングチップ
ウィングチップはAerobudsを耳に固定するためのパーツです。 こちらも合計3ペア付属します(1つは最初から装着されています)。
こちらもS・M・Lの3サイズになっています。
取扱説明書
取扱説明書は英語やフランス語など複数の言語で記載されています。
もちろん日本語もあります。ただ日本語は機械翻訳と思われ、ところどころ怪しいところがあります。
多少日本語が怪しいところがありますが、理解はできると思います。
ただ、「製品仕様書」のところのモデル名が「エロパッド」になっているのは直しておいた方が良い気がします・・・
お礼状
Aerobudsのパッケージには下の写真の様なお礼状が入っています。
日本語のお礼状が入っているということは、Aerobudsを生産するときに国別に仕分けて、日本出荷用のパッケージにだけ入れていることになります。
コストを追求する場合は、全世界同一のパッケージにして効率を上げるのが定石です。しかし、LifeXim社はコストを追求するよりもおもてなしを選んだということになります。
ペアリングに関する注意書き
最後にパッケージを開けたときに入っていた紙ペラの内容を紹介しておきます。
ステレオで使うための左右のペアリング方法を説明しています。わざわざ目立つ場所に紙を入れているということはユーザからの問い合わせが多い項目なのでしょう。
内容は次の通りです。
- 両方のイヤーバンドを充電ケースから取り出し、マルチファンクションボタン(LifeXimのロゴがある部分)を、2秒間(「パワーオン」という音声を聞くか、LEDが白点滅するまで)押し続ける
- イヤーバンド間の距離が1mいないであることを確認し、「コネクティッド」という音声が両方のイヤーバンドから聞こえるまで(あるいは右側のイヤーバンドのLEDが赤点滅し、左側のイヤーバンドのLEDが8秒毎にしろ点滅するまで)まつ
- スマートフォンのBluetoothを有効にして「Aerobuds」と接続する
まず左右をペアリングしてから、スマートフォンとペアリングするのがポイントのようです。
LifeXim AeroBudsは片耳モードでも使用できるので、両耳モードの場合はこのようなステップになるのだと思います。
まとめ
今回は完全ワイヤレスイヤホンのLifeXim Aerobudsを入手したことを紹介しました。
中国のメーカーの製品ですが説明書なども日本語で書かれていて簡単に使うことができそうです。
イヤホン自体はかなり小型で、充電ケースも軽量なことから日常ユースとして快適に使用できそうです。
次回はこのワイヤレスイヤホンを実際に使ってみます。
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