AfterShokz テレビ用骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01を試す 前編

今回はBluetoothヘッドホンの新製品を紹介したいと思います。今回紹介するBluetoothヘッドホンは「骨伝導技術」を使ったヘッドホンとペアリング済のトランスミッターのセットになります。

今回紹介する骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801-ABT01はメーカー様より提供していただきました。

この骨伝導ワイヤレスヘッドホンは2020年6月現在、メーカー直販サイトで23,880円(税別)で購入可能となっています。

AfterShokz社について

AfterShokz社は骨伝導技術を核にスポーツ中にも快適に利用できるヘッドフォンを複数投入している会社です。

本社はアメリカ・ニューヨーク州にあり、下記がアメリカ本社の公式サイトになります。

AfterShokz(アフターショックス)公式サイト。AfterShokzは骨伝導技術に専念して、2011年から毎年、骨伝導ヘッドホン新製品を発表する一方、各世代の骨伝導技術の発達に向けて、より一層の研究と努力を重ねています。AfterShokzはOpen-Earを提唱して、耳をふさがず、周りの環境音を聞きながら音楽を...

日本にも代理店があり、しっかりとした日本語サイトも開設しているので、日本人の方はこちらを見る方が参考になります。

AfterShokz(アフターショックス)公式サイト。AfterShokzは骨伝導技術に専念して、2011年から毎年、骨伝導ヘッドホン新製品を発表する一方、各世代の骨伝導技術の発達に向けて、より一層の研究と努力を重ねています。AfterShokzはOpen-Earを提唱して、耳をふさがず、周りの環境音を聞きながら音楽を...

日本語サイトで「製品」を確認する販売しているすべての製品が骨伝導タイプのヘッドホンであることがわかります。

また、防水性能を備えていたり、丈夫な材質であるチタニウムを使っていたり、軽量であることを特徴としているなど、スポーツシーンでの利用をメインターゲットにしていることがわかります。

実はAfterShokz社の製品は以前にAeropexという骨伝導ワイヤレスヘッドホンをレビューしたことがあります。

今回は骨伝導テクノロジーを採用したヘッドホンであるAftershokz社のAeropexを入手したことを紹介します。このヘッドホンはパッケージ・本体デザインともに凝っていてかなりコストをかけて作られていることがわかります。また、骨伝導を利用していると言うことで耳を塞がないデザインであることも目を引きます。

今回のレビューはこのAeropexに続く第二弾となります。

テレビ用骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01

今回レビューするのはAftershokz社の新しい製品で、骨伝導ワイヤレスヘッドホンとトランスミッターのセットとなります。

製品仕様 品番: AS801 電池: リチウムポリマーバッテリー スピーカータイプ: 骨伝導変換器 バッテリー駆動時間: 最大8時間 周波数特性: 20Hz~20KHz 待機時間: 最大10日 感度: 105 ± 3dB 充電時間: 2 時間 マイク特性: -38dB ± 3dB 重量: 26 g 対応プロファイル: ...

トランスミッターのセットということで「テレビ用」となっておりますが、ワイヤレスヘッドホン自体はBluetoothでスマートフォンやPCなどと利用することができます。

なお、ワイヤレスヘッドホン自体は単品で発売されているAeropexというモデルととてもよく似ています。

Aeropexはこのブログでもレビューしているので、比較をしながら今回の製品の紹介をしていきたいと思います。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01のパッケージ

さっそく骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01の紹介をしていきます。まずはパッケージです。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01のパッケージ

トランスミッターとのセットになっているためパッケージは結構大きいです。ざっと測ってみると18×14×9.5cmでした。

パッケージをスキャナで読み取ってみました。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01のパッケージ 正面

パッケージの正面には製品のイメージ画像が印刷されており、右上にはBluetoothだけでなく「aptX」のロゴがあります。このことからAS801-ABT01は高音質・低遅延と言われるコーデックaptXに対応していることがわかります。

パッケージの背面にはこの製品の特徴が日本語で記載されています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01のパッケージ 背面

以前レビューしたAfterShokz Aeropexのパッケージでは説明が7言語で記載されていましたが、今回のAS801-ABT01では日本語のみです。

このため日本市場向けに用意されたモデルであることがわかります。

パッケージの底面には各種認証ロゴや・シリアルナンバー・日本代理店の情報などが記載されています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01のパッケージ 底面

なお、ここには日本の認証マークである技適マークがありませんが、技適マークについては本体にありますので問題ありません。

パッケージを確認したので開封していきます。パッケージの外側は筒状になっており、横から引き出すようにすると内側の箱が出てきます。

パッケージの開封

この箱を開くと骨伝導ワイヤレスヘッドホン(AS801)が出てきます。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801の登場

このヘッドホンの下にはケース等のアクセサリーの入った箱があり、その下にはトランスミッターABT01が入っています。

内容物をすべて取り出したのが下の写真です。トランスミッターとセットなだけあって多くのものがパッケージに入っています。

内容物一覧

内容物は

  1. 骨伝導ワイヤレスヘッドホン本体 AS801
  2. キャリーケース
  3. 保証書
  4. 骨伝導ワイヤレスヘッドホン単体の取扱説明書
  5. 耳栓
  6. 充電ケーブル
  7. アンケートはがき
  8. 骨伝導ワイヤレスヘッドホンの補助説明書
  9. トランスミッターの補助説明書
  10. トランスミッター ABT01
  11. 骨伝導ワイヤレスヘッドホンとトランスミッターの取扱説明書
  12. microUSBケーブル
  13. オプティカルオーディオ(光デジタル端子)ケーブル
  14. AUX 3.5mm オーディオケーブル
  15. AUX 3.5mm-RCA オーディオケーブル

となります。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT01の内容物詳細

それではパッケージの中身をチェックしていきます。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801本体

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801はブラックのボディーで、首の後ろに回す部分は濃いブラック、耳にかける部分はやや薄いブラックとなっています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801

落ち着いたカラーリングでスポーツシーンだけでなく、オフィスなどでも利用できそうです。

この写真で左下の部分が音が出る部分で、この部分を耳の手前に当てることで音を聞くことができます。

この耳に当てる部分を撮影したのが下の写真です。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801 耳に当てる部分

ちょっとピンボケになってしまいましたが、普通のイヤホン・ヘッドホンと異なり、音が出るための穴がないことがわかります。

これが骨伝導ヘッドホンの特徴です。穴がないため汗や水などにも強くなります。この骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801の防水性能はIP67となります。

ちょっと写真ではわかりにくいですが、右側の耳に当てる部分には小さな穴が二ついています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801 右側

この穴はマイクです。このヘッドホンをつけて通話する際にはここから声を拾ってくれます。

マイクが2つあることでノイズキャンセリングが働いて、つい和字のノイズを軽減することができます。

このAFTERSHOKZと書かれている部分にはバッテリーが内蔵されており、底部には操作するためのボタンが2つ用意されています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801 ボタンと充電コネクタ

ボタンは「+」と「-」に分かれていて、ボリュームの上下に対応します。また「+」ボタンは電源ボタンを兼ねています。

ボタンの隣に充電端子が用意されています。ここには付属の専用充電ケーブルを接続して充電します。この充電方法については後ほど紹介します。

左耳側にはボタンが一ついています。このボタンは通話着信時に応答する場合などに利用します。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801 左側

またこの内側にはモデル名であるAS801が記載されています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801 モデル名と認証ロゴ

また日本の技術基準適合証明を通過した証明である技適マークが記載されています。認証番号は201-190880となります。

日本の基準を満たしていることから安心して国内で利用することができます。

ちなみにこの部分の底部には「not for sale」と記載されています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801 not for sale

これは今回評価用のサンプルとして提供されたからだと思いますが、もしかしたらこのヘッドホン(AS801)は単体で発売されていないからかもしれません。

重量はスペック通り26gとなります。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801 重量

装着はカーブになっているところを耳にかけるだけです。これで音が出る部分が自然に耳の前の部分に当たり、音が聞こえるようになります。

実際に装着してみると

  • かなり軽量で装着時の負担が少ない
  • 耳にかけるだけで装着が簡単 (インイヤー型のように耳にねじ込む必要はないし、オンイヤー型のように位置合わせをする必要がない)

という感じです。

従来のイヤホン・ヘッドホンとはかなり装着感が違うので、最初に使った方はびっくりするかもしれません。

充電ケーブル

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801の充電端子は特殊な形をしているので、充電ケーブルが1本付属します。

兄弟モデルのAeropexではケーブルが2本付属していました。

今回のモデルはテレビ用ということで持ち歩かない前提なのか、ケーブルが1本になっています。

充電は通常のUSBポートから行います。このためモバイルバッテリーを使っても充電できることになります。

専用充電ケーブル

ヘッドホン側に装着するコネクタ(上の写真の左側)は特殊な形をしていてマグネットが埋め込まれています。

このマグネットのおかげで骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801に充電端子を近づけるとピタッと接続することができます。

充電ケーブルを接続

マグネットですので反対向き(間違った向き)に装着しようとしても反発してできません。このため誤装着がなく安心です。

キャリーケース

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801には専用のキャリーケースが付いてきます。

キャリケース

素材はシリコーンゴムで柔らかい素材ですが、ちょっとホコリがつきやすいのが難点だったりします。

このキャリケースには骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801と充電ケーブルを納めることができます。

キャリケースに骨伝導ワイヤレスヘッドホンと充電ケーブルを収納

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801と充電ケーブルを格納した状態で重さを測ってみるとちょうど100グラムです。

収納した状態の重量

これくらいの重さならばカバンに入れておいても気にならないはずです。

耳栓

骨伝導ワイヤレスヘッドホンは耳ではなく骨を伝って音を伝えるので耳を塞ぎません。

このため外部の音を確認しつつ音楽が聴けるというメリットがあるのですが、読書や勉強など没入感を高めたい状況ではこの特性は邪魔になります。

そのような場合には耳栓をしてしまえば外部音を遮断することができます。

耳栓は100円ショップでも買えますが、今回の製品にもちゃんと付属します。

耳栓

耳栓はついついなくしがちなのでこのようなケースに入っていると持ち運びやすくてありがたいと思います。

トランスミッターABT01本体

今回レビューする「テレビ用骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS80-ABT01」は、既に紹介した骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801と、この骨伝導ワイヤレスヘッドホンとペアリング済のトランスミッターABT01とのセットになります。

このトランスミッターABT01が下の写真になります。サイズは6.7×5.6×1.7cmと結構コンパクトです。

トランスミッターABT01

照明と反射の関係で明るく写っていますが、実際には光沢のある黒色です

上面にはボリュームを制御するためのプラスとマイナスのボタン、ヘッドホンを選択するための1と2のボタンが用意されています。

また中央の「USB AUX OPT」というのはオーディオ入力を示すインジケータです。

その下の「SBC FS APTX LL」というのはコーデックを示すインジケータです。このインジケータにより骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801とトランスミッターABT01間がどのようなコーデックで音声が転送されているのかがわかります。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801と組み合わせて使う場合は「APTX」が点灯するはずです。

底面にはABT01というモデル名などの情報が記載されています。

トランスミッターABT01 底面

このトランスミッターにも技適マークがついており、ちゃんと日本の規格に準拠していることがわかります。

背面側には各種コネクタが用意されています。

トランスミッターABT01 背面

一番左はmicroUSBコネクタで「DC IN」と書かれているように、トランスミッターABT01への電源供給に利用します。ただ、取扱説明書を見るとPCのUSBポートに接続するとオーディオについてもUSBケーブルで送ることができるようです。

左から二番目は光デジタル端子、三番目は3.5mmオーディオジャック、一番右は電源ON/OFFスイッチとなります。

このトランスミッターABT01はかなり軽量で実測でわずか33gでした。

トランスミッターABT01 重量

そのため持ち運びも簡単です。出張等で滞在する骨伝導ワイヤレスヘッドホンを使いたい場合はこのトランスミッターも一緒に持って行くというのもありだと思います。

各種ケーブル

今回のパッケージにはトランスミッターABT01で使用するためのケーブルが4本付属します。

  1. MicroSDBケーブル
  2. オプティカルオーディオ(光デジタル端子)ケーブル
  3. AUX 3.5mm オーディオケーブル
  4. AUX 3.5mm-RCA ケーブル

トランスミッターABT01のケーブル

この4種類があればほとんどの機器(PC・TV・オーディオアンプなど)と接続可能で、トランスミッターABT01をすぐに使い始めることができると思います。

ケーブルが別売りという機器も多い中、これだけの種類のケーブルを付属しているのはありがたいと思います。

取扱説明書

取扱説明書は骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801用のものと、AS801とABT01をセットにして利用する場合用の2冊が入っています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801の説明書ではAS801単体の操作方法などが詳しく記載されています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801の説明書

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801をスマートフォンとペアリングして使う場合には、AS801のマルチファンクションボタン(左耳側のボタン)を使って様々な操作を行うことができます。

スマートフォンと組み合わせて使おうという方は一読しておくことをお勧めします。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801をトランスミッターABT01とスマートフォンの両方とペアリングする場合は「マルチポイント接続機能」を有効にする必要があります。

このマルチポイント接続機能の使い方もこの説明書に記載されています。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801とトランスミッターABT01を組み合わせて利用する場合の取扱説明書の表紙は次のようになります。

トランスミッターと組み合わせる場合の説明書

この取扱説明書もトランスミッターABT01のセットアップから骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801と組み合わせての使い方、たのBluetoothイヤホンとの組み合わせ方まで詳細に記載されています。

海外ブランドにありがちなおかしな日本語も特に見つけられませんでした。

さらにQRコードで表示されているサイトには動画も用意されています。

AfterShokz(アフターショックス)公式サイト。AfterShokzは骨伝導技術に専念して、2011年から毎年、骨伝導ヘッドホン新製品を発表する一方、各世代の骨伝導技術の発達に向けて、より一層の研究と努力を重ねています。AfterShokzはOpen-Earを提唱して、耳をふさがず、周りの環境音を聞きながら音楽を...

これだけしっかりと説明されていれば骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801とトランスミッターABT01を使いこなせると思います。

また取扱説明書を補助するカードが別途2枚入っています。

1枚目は骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801に関する注意で「ペアリング設定方法」と「漏電防止アラート」について記載されています。

ペアリング設定方法

漏電防止アラート

2枚目はトランスミッターABT01に関する注意でパワーアンプを組み合わせて使う場合の注意事項が記載されています。

使用上の注意

取扱説明書を見なくても重要なポイントがわかりやすく記載されており、すぐに使い始めたい方には助かるのではないかと思います。

保証書

保証書もちゃんと入っています。保証期間は2年間です。

保証書 表紙

保証書

Aftershokz社は海外の企業ですが、並行輸入品ではなく日本代理店経由での入手であれば、国内サポート(日本語サポート)をしてもらえます。

Aeropexとの比較

私はAfterShokzの骨伝導ワイヤレスヘッドホンAeropexという製品を持っています。

今回は骨伝導テクノロジーを採用したヘッドホンであるAftershokz社のAeropexを入手したことを紹介します。このヘッドホンはパッケージ・本体デザインともに凝っていてかなりコストをかけて作られていることがわかります。また、骨伝導を利用していると言うことで耳を塞がないデザインであることも目を引きます。

このAeropexと今回の骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801を比較してみました。

Aeropexとの比較

左が骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801、右側がAeropexです。

カラーリングは異なりますが、サイズ・形はそっくりです。左側のボタンや、右側にあるマイクの位置も同じです。充電端子も同じなので充電ケーブルも流用できます。

それもそのはずで、Aeropexのモデル名はAS800で、モデル番号で1文字しか変りません。

外見上は両者に違いはなく、この両者の違いは

  • 骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801のみが低遅延コーデックAptXに対応している
  • AeropexのみがFCCなど海外の電波適合ロゴが記載されている

ぐらいのようです。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801は、Aeropexの上位(あるいは後継)になるモデルで、まず日本市場に投入されたという形なのでしょうか。そのうちAS801単体でも発売されるかもしれません。

まとめ

今回は骨伝導ワイヤレスヘッドホンとトランスミッターガセットになった、テレビ用骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801-ABT01を入手したことを紹介しました。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンAS801は、単体で発売されているAeropexというモデルを、低遅延コーデックAptXに対応したものです。また、ペアリング済のトランスミッターABT01はかなり小型で設置場所を選ばなそうです。

次回は実際にこの製品を使って見ます。