スマホ用ジンバル iSteady Mobileで遊ぶ その6: しばらく使った感想

カメラ
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前回はスマホ用ジンバル iSteady Mobileのサンプル映像を紹介しました。

今回はこのiSteady Mobileをしばらく使った感想を紹介したいと思います。

ちなみに、私がジンバル(スタビライザー)を使ったのはこの製品が初めてでした。そのため、多の製品と比べての善し悪しという物は判断できません。

ジンバル初心者の感想として受け止めてもらえればと思います。

今回使用しているHohem iSteady Mobleは通販サイトのTOMTOPから提供していただきました。

すでに後継機種のiSteady Mobile + (Plus)が発売されていて、TOMTOPでは2019/09/08時点で68.99ドルで販売しています。

購入にトライしてみようという方は下記のページを参照してみてください。

海外通販ガイド: TOMTOPでの買い方を紹介!
中国の通販サイトであるTOMTOPの使い方について紹介します。Webサイトも日本語化され、決済も日本円対応となっており、日本の消費者を取り込みたいという意欲を感じる作りです。スマホやタブレットなどの中華ガジェットを探すときにはTOMTOPも比較対象にするとよいでしょう。

後継機種のiSteady Mobile +(Plus)が既に登場しています。モーターのトルクが大きくなり大型のスマートフォンにも対応できるようです。

Hohem iSteady Mobile + 3軸ハンドヘルドジンバル
2019/09/08時点での最安値はTOMTOPの68.99ドル! 次点はBanggoodの73.14ドル!
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満足している点

短期間ながら使ってみて満足している点を紹介します。

価格・コストパフォーマンス

iSteady Mobileは海外通販のTOMTOPで購入すると73.99ドルで購入することができます。

後継機種のiSteady Mobile +(Plus)が既に登場しています。モーターのトルクが大きくなり大型のスマートフォンにも対応できるようです。

Hohem iSteady Mobile + 3軸ハンドヘルドジンバル
2019/09/08時点での最安値はTOMTOPの68.99ドル! 次点はBanggoodの73.14ドル!

日本円にすると為替レート次第ですが8000~8500円ほどです。

厳密に調べたわけではありませんが、おそらくスマートフォン用のジンバルとしてはおそらく最安値になる製品だと思います。

スマホ用ジンバルとして定番と言われるDJIのOsmo Mobile 2の場合はAmazonで16700円です。

iSteady Mobileの場合、その約半額となりますのでその安さがわかると思います。

さらに細かい話になりますが、iSteady Mobileの場合は、キャリーケース・ミニ三脚もついてくるので、本体を購入するだけで旅行などでもすぐに使うことできます。

iSteady Mobile

一方、DJI Osmo Mobile 2の場合はキャリーケースは別売りになるので、さらにお金がかかります。

iSteady Mobileのコストパフォーマンスが優れていることがわかると思います。

動画のクオリティ

ジンバルを使うのは映像の揺れを抑えるためです。

知識としては知っていたものの実際に使ってみてその効果は絶大でした。

最近は安いアクションカムでもジャイロによる手ぶれ補正が効く製品も増えていますが、ジャイロによる電子的なジンバル制御は周辺画素を余らせる必要があるので画角が狭くなってしまいます。

その点、iSteady Mobileのようなジンバルを使用すると、カメラの画角を損なうことなく撮影することができます。

多少荷物が増えてしまいますが、きれいな映像を撮りたい場合はiSteady Mobileのようなジンバルを使いたいところです。

簡単な操作

初めてジンバルを使ったのでちょっと戸惑うところもありましたが、単にカメラ(スマホ)を安定させたいだけなれば非常に簡単に使えます。

電源を入れる前にスマートフォンをiStady Mobileに固定することだけ覚えておけば大丈夫でしょう。

いくつかモードがあり、用語を理解しないとちょっととっつきにくいですが、デフォルトのPan Following Modeで大体の撮影はうまくいくのではないかと思います。

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不満な点

実際に使ってみて感じた不満な点は次の通りです。

スマホアプリの完成度

今回の使用はiPhone SEで行いました。

iPhone SEで使っていて期待通りに動かなかったのは下記の点です。

  1. iSteady Mobileのボタンで動画撮影の開始はできるが停止ができない
  2. パノラマ撮影モードで撮影を開始しない

あたりです。

1については、iPhoneの画面で停止すればなんとかなるのですが、2・3についてはちょっと困りました。

最初パノラマ撮影はできないものかと思っていたのですが、Androidで試したところあっさりと成功しました。

パノラマ写真 (360度)

単にiPhone版のアプリの不具合だったようです。いずれ修正されると思いますが、これはちょっと残念でした。

顔・物体トラッキングに失敗する?

iSteady Mobileで期待していた機能の一つが自動的に被写体を追っかけて動画撮影する機能でした。

しかし実際に試したところいくつか気になる動作がありました。

  • 常に被写体が中央に来るようにトラッキングするのではなく、被写体が画角の端にきてから初めて動き出す
    → 結果として被写体が早く動くと見失ってしまう。
  • なんかのきっかけ(被写体を見失ったら?)で、暴走したかのようにiSteady Mobileが動き出しあさっての方向を向いてしまう

前者はアプリの仕様で正常な動作かもしれません。

ただ、私としてはトラッキング機能を有効にして動画を撮影すると、その被写体を中央にとらえ続けると期待していただけにちょっと残念でした。

後者は明らかにアプリの不具合だと思います。

パノラマ撮影はAndroid版の方が正常に機能したので、Android版のアプリの方が完成度が高いと思ったのですが、Andoid版のアプリでこの不具合が発生しました。

物体トラッキング機能はスマートフォン用のジンバルならではの機能のはずなので、是非アプリを改善して欲しいところです。

後継機種のiSteady Mobile +(Plus)が既に登場しています。モーターのトルクが大きくなり大型のスマートフォンにも対応できるようです。

Hohem iSteady Mobile + 3軸ハンドヘルドジンバル
2019/09/08時点での最安値はTOMTOPの68.99ドル! 次点はBanggoodの73.14ドル!

まとめ

今回はスマートフォン用のジンバル iSteady Mobleをしばらく使った感想を紹介しました。

iSteady Mobileはスマートフォン用のジンバルとして最も安いクラスの製品ですが、歩行時の揺れなどはしっかりとキャンセルして安定した動画を撮影することができます。

制御アプリはちょっと完成度が低く残念ですが、ジンバルを試してみたいという方には良さそうな製品です。

次回はキーボードを購入したことを紹介します。

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