前回、docomo Wi-Fiの通信速度を測って、やや安定しないものの、速度は十分速いことを確認しました。
この測定は土曜日というかなり空いている状態で行ったので、今回は日常生活でdocomo Wi-Fiが有効かどうかを検討してみます。
何が問題だったのか?
そもそも、なぜいまさらdocomo Wi-Fiを使おうと思ったかというと・・・朝の移動中での3G通信が以上に遅いからです。
具体的には朝8時頃の東急東横線 武蔵小杉駅付近では3G通信がほとんどできない場合もあります(詳しくは「docomoの3G(FOMA)ネットワークの惨状」の記事を参照してください)。
docomo Wi-Fiを使えばこの時間帯にも何とか通信できるのでは?と期待したわけです。
実際に使ってみた
東急東横線にのって、武蔵小杉駅が近づき減速してきたころにおもむろにdocomoのかんたん接続アプリのウィジェットをタップします。
あとはdocomo Wi-Fiに接続するのを待つのみです。接続したらSpeedtest.netで通信速度を測ってやろうと待ち構えます。
1秒, 2秒, …, 5秒,…, 10秒,…なかなかつながりません!
ようやくdocomo Wi-Fiにつながったころには乗客の乗り降りも終わって出発しようというころ。WiFiの電波の強さもギリギリ。
あわててSpeedtest.netで通信速度を測ろうものにも、すでにdocomo Wi-Fiの圏外、という状況でした。
次の日も試してみましたが、まったく同じ状況でした。
どう見ても
- 電車内ではさすがに電波が弱い
- 電波の弱いせいもあるが、なかなかつながらない
- つまり駅構内のdocomo Wi-Fiを停車中に使うのは無理がある
ということです。
せっかくdocomo Wi-Fiのセッティングをしたのですが、使うことはなさそうです。そして無料キャンペーンが終わったら解約することでしょう。
まとめ
駅でdocomo Wi-Fiを活用できる人は、待ち合わせで時間がある人とか、電車の待ち時間がある人ということです。
首都圏の幹線では電車がひっきりなしに来るので、なかなか活用する機会はないかもしれません。
それに電車で移動中の場合、Wi-FiをON/OFFするのはやはり面倒です。ドコモが本気で3Gの通信をWi-Fiに誘導したいというのであれば、電車内でずっとWi-FiをONにして使えるようにするしかないかもしれません。
とりあえずこれにてdocomo WiFiシリーズはいったんおしまいです。
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